光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

実売3千円台のSFP+対応10GbEケーブルやQSFP - SFP+変換モジュール

2016年07月29日 | 新製品

 安価なSFP+対応10GbEケーブルやQSFP端子をSFP+端子に変換するモジュールが登場。SFP+に対応した10GbE用のダイレクトアタッチケーブル。長さは1m、2m、3mの3種類で、店頭価格(以下、税込表記)は順に3,456円、3,672円、3,888円。SFP+対応の10GbEケーブルとしては比較的安価。


 これらは、SFP+コネクタを備えた銅線ケーブル。銅線ケーブルは光ファイバーケーブルと比べ低コストというメリットがあるが、本製品は他社の銅線ケーブルと比べても非常に安価だという。


詳しい情報はこちら。
実売3千円台のSFP+対応10GbEケーブルやQSFP - SFP+変換モジュール - AKIBA PC Hotline!


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スカパー、マンション居住者に地デジ3chでコミュニティ放送。六本木ヒルズが採用

2016年07月25日 | FTTH

 六本木ヒルズレジデンスでは、光ファイバーを用いた「スカパーJSAT施設利用サービス」が既に導入されており、契約者した居住者は4Kを含む有料多チャンネル映像を「スカパー! プレミアムサービス光」で視聴できる。


 RCTVは、この施設利用サービスに接続している既設館内テレビ共視聴設備を利用し、エリアごとや棟ごとに個別の情報をタイムリーに配信できるというコミュニティ情報配信サービス。六本木ヒルズレジデンスが初の導入事例となる。


 今回の新サービスでは、居住者は特別な端末を追加することなく、手持ちのテレビとリモコンを使って、従来は使っていなかった地デジの3チャンネルにおいて、災害情報や広報番組、お知らせ、緊急情報(不審者情報、新型インフルエンザ、光化学スモッグ情報など)といった、港区から提供されるエリア限定の情報を視聴できる。


詳しい情報はこちら。
スカパー、マンション居住者に地デジ3chでコミュニティ放送。六本木ヒルズが採用 - AV Watch


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テラヘルツ波帯無線、通信速度は光通信の領域に

2016年07月22日 | 新現象・新技術

 世界が注目するテラヘルツ波帯無線通信。機器間の通信では有線(光ファイバー)からの置き換えを狙う。8K映像を非圧縮で伝送でき、フルHD動画であれば1年分のデータを1時間で転送することが可能だ。将来は、静止軌道衛星に搭載された「Zetta」スーパーコンピュータと、地球に設置された装置間でテラヘルツ波帯無線通信なども可能になるという。


 広島大学先端物質科学研究科の教授を務める藤島実氏は、「Keysight World 2016 東京」(2016年7月14~15日)において、「光通信の速度をめざす300GHz帯超高速無線」をテーマに招待講演を行った。テラヘルツ波帯と呼ばれる275GHz以上の周波数帯域は、一般にまだ利用されていない(割り当てられていない)周波数資源である。テラヘルツ波帯の信号を用いると、光通信で実現されている100Gビット/秒級の無線通信が可能になるという。


 藤島氏は、情報通信研究機構(NICT)やパナソニックと共同で、CMOSプロセスを用いた300GHz帯の送信回路技術を開発した。その研究成果は、「ISSCC(International Solid-State Circuit Conference)2016」で発表している。テラヘルツ波帯無線通信システム実用化に向けた基盤技術の1つである。招待講演では、共同研究の成果を踏まえ、300GHz帯CMOS回路技術及びこの技術を用いた無線実験、実用化に向けた課題などについて語った。


詳しい情報はこちら。
より高速/大容量化へ、革新続く無線通信技術:テラヘルツ波帯無線、通信速度は光通信の領域に (1/3) - EE Times Japan


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IECがUSB Type-C、USBパワー・デリバリー、USB 3.1の仕様を正式に採用

2016年07月20日 | 注目の光通信製品

 ジュネーブ & 米オレゴン州ビーバートンIEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)とUSBインプリメンターズ・フォーラム(USB-IF)は本日、高速データ転送を実現し、機器充電の利便性を高めるための最新USB-IF仕様をIECが正式に採用したと発表しました。具体的には、USB Type-Cのケーブル/コネクター、USB Power Delivery(USBパワー・デリバリー)、USB 3.1(スーパー・スピードUSB、10 Gbps)の各仕様です。これらの仕様は、オーディオ/ビデオ、データ、電力供給のための真のシングルケーブルソリューションのあり方を規定しています。


 これらの規格は、幅広い電子機器における電子廃棄物の削減と電源装置の再利用性向上の問題で、世界的取り組みを前進させると期待されています。この分野で進められている標準化作業に対するIECのアプローチは、外部電源装置の再利用性向上によって消費者の利便性を支援し、製品の信頼性・安全性を維持するとともに、将来の技術革新に備えるという究極目標が原動力になっています。さらに、策定した国際規格が広く採用されれば、劣悪な設計・製造のアフターマーケット代用品の流入を抑えることができます。これらは規制要件に準拠している電子機器の操作に影響を与えることがあります。


 USBパワー・デリバリーが開発された目的は、充電の高速化と最大100Wまでの給電容量の向上を実現することで、柔軟性と双方向性を実現することにありました。USBパワー・デリバリー仕様は、相互運用性のある電源装置の世界的採用を支える標準的機能を規定することで、電子廃棄物を削減し、消費者向け電子機器のアダプターと充電器の再利用性を向上させることに貢献します。


詳しい情報はこちら。
IECがUSB Type-C™、USBパワー・デリバリー、USB 3.1の仕様を正式に採用 | Business Wire


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PC用ゲーミングコントローラーで操作する防爆仕様ロボ「桜II号」の構成

2016年07月15日 | 注目の光通信製品

 三菱重工業と千葉工業大学が共同開発した、国内初の防爆仕様遠隔操縦ロボット「桜II号」は、バッテリー、クローラー、カメラ、ガス検知器、無線アンテナなど、12のおもなユニットで構成され、自分自身が発火しないという「防爆性」を備えている。


 桜II号は、縦71センチ、横42センチ、高さ54センチ、重さは60キログラム、「人の手で持ち運べる」というサイズ。千葉工大が開発した「櫻弐號(サクラニゴウ)」がベースで、東京電力福島第一原子力発電所内部で建屋最上階まで到達・調査した「Quince」をルーツとしたモデル。


 構成は、バッテリー、メインクローラー、サブクローラー、PTZカメラドーム、無線アンテナ、内圧室、光ファイバーリール、ガス検知器、前方照明、後方照明、前方監視カメラ、後方監視カメラが組、それぞれに防爆型式規定に沿った加工が施されている。


詳しい情報はこちら。
PC用ゲーミングコントローラーで操作する防爆仕様ロボ「桜II号」の構成 | レスポンス(Response.jp)


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アンテナ使わずセシウム原子で電磁波を測る技術

2016年07月13日 | 新現象・新技術

 産業技術総合研究所は2016年7月11日、セシウム原子の共鳴現象を利用して電磁波の強度を測定する技術を開発したと発表した。電磁環境測定(EMC試験)の高度化や空間電磁界の可視化といった応用が期待できるとする。


 原子は特定の周波数の電磁波を受けると、電磁波に共鳴する2つのエネルギー状態の間で遷移(せんい)を繰り返す。この現象は「ラビ振動」と呼ばれ、その周波数は「ラビ周波数」と呼ばれる。


 ラビ周波数と電磁波の強度は比例関係にあり、その比例定数は原子の構造や基礎物理定数で決まるため、測定者や時期に依存しない。この性質を利用すると、アンテナを使わなくても、電磁波の強度をラビ周波数を測定することで求められる。


詳しい情報はこちら。
EMC試験の高度化や空間電磁界の可視化へ:アンテナ使わずセシウム原子で電磁波を測る技術 - EE Times Japan


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光通信の最先端 朱鷺メッセで議論 国際会議に研究者600人集う

2016年07月11日 | 光市場

 光通信などの最先端技術について話し合う「第21回光エレクトロニクス・光通信国際会議」が7日までの5日間、新潟市中央区の朱鷺メッセで開かれた。国内外の研究者が、大容量のデータを瞬時に送受信できる次世代通信網の構築などについて意見を交わした。


 大学や関連企業の研究者でつくる運営委員会が主催。国内外から研究者約600人が参加した。


 会議では、省電力で大容量のデータを送る技術や、次世代の高速通信網の構築などをテーマに6つの分科会を開催。現在の200倍のデータを送ることができる最新の光ファイバーや大学の研究事例なども展示され、議論を深めた。


詳しい情報はこちら。
光通信の最先端 朱鷺メッセで議論|社会|新潟県内のニュース|新潟日報モア


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ニフティ、電力サービス「@niftyでんき」を8月より提供

2016年07月08日 | 通信市場

 ニフティは1日、@nifty接続会員向けの電力サービス「@niftyでんき powered by eREX Spark Marketing」を全国6エリア(東北、関東、中部、近畿、中国、九州)で8月30日から提供開始すると発表した。1日から事前登録の受け付けを開始した。サービスは、イーレックス・スパーク・マーケティング(ESM)との協業により提供される。


 ユーザーの電気使用量に応じて割引を行われ、電気とインターネット、スマートフォンの契約を@niftyにまとめることで月々の支払いを一元管理でき、合計で毎月最大400円が割り引きされる「まるっと割」が適用される。


詳しい情報はこちら。
ニフティ、電力サービス「@niftyでんき」を8月より提供|ニフティニュース


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体内に注射できる極小カメラ、3Dプリンターで作製 独大学

2016年07月04日 | 新現象・新技術

 ドイツの技術者チームがこのほど、塩1粒ほどの大きさのカメラを作製した。これにより、画像検診や、秘密の監視活動の未来が変わるかもしれない。独シュツットガルト大学の研究チームは、3つのレンズを備えたカメラを3Dプリンターで作製、直径が毛髪2本分の光ファイバーの先端に取り付けた。


 英科学誌「ネイチャー・フォトニクス」に発表した研究論文によると、こうした技術は、侵襲性を最小限に抑えた内視鏡としての活用も期待できるとされ、さらには、実質的に目に見えないセキュリティー向けの監視装置や、「自律視覚」を持つミニロボットなどにも搭載できる可能性があるという。


 研究チームは、医療分野での重要な用途に適用できるほどの小型のレンズについて、従来の方法では技術的な限界から作製できないことを指摘しつつ、今回開発した3D印刷技法が「パラダイムシフト」を起こすかもしれないと説明する。


詳しい情報はこちら。
体内に注射できる極小カメラ、3Dプリンターで作製 独大学 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News


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「現在売られている4Kテレビでは、2018年からの4K・8K実用放送が見られない」と総務省

2016年07月01日 | 新政策

 総務省は、2018年からBSと110度CS(衛星基幹放送)で始まる4K・8K実用放送について、現在市販されている4Kテレビ・4K対応テレビではそのまま見ることができないことを通知。現行の衛星放送とは異なった仕組みで放送されるため、今後発売される予定の「外付けチューナー」等の機器が別途必要だと説明しています。


 4K・8K実用放送は、2016年8月からの4K試験放送を経て、2018年からBS(右旋、左旋)・110度CS(左旋)で家庭向けに放送を開始。そのため、アンテナも「右旋左旋対応」のものが必要になる場合があるとしています(124/128度CS放送、ケーブルテレビ、IPTVによる4K放送、インターネットによる4K配信サービスは現在販売されている4Kテレビで視聴可能)。


詳しい情報はこちら。
「現在売られている4Kテレビでは、2018年からの4K・8K実用放送が見られない」と総務省 チューナー等が必要に - ねとらぼ


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