光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

Alpine、400G PAM4 SiPho光エンジン製造

2021年01月12日 | 注目の光通信製品

Tower SemiconductorとAlpine Optoelectronics, Inc.は、Tower SemiconductorのPH18シリコンフォトニクス技術プラットフォームで 400G PAM4 nCP4光エンジンの製造を開始した。AlpineのnCP4チップは、4レーンの56Gbaud電気入力を4レーンの光出力に変換して、400 Gbps DR4トランシーバで利用し、データセンタアプリケーションにおける高速接続をサポートする。 


「Alpineは、2年前にファンドリパートナーとしてTower Semiconductorを選択した。同社の技術開発力を信頼し、シームレスに増産できると考えたからである」とAlpine OptoelectronicsのCEO、Dr. Tongqing Wangはコメントしている。「当社は、ウエファレベルテストおよび、レンズ結合とファイバアレイ取付の両方で機能する、柔軟であるが効率的なエッジカプラを可能にする独自設計を開発することができた。一部は、Towerのpnジャンクションドーピング選択により、われわれの変調器の高OE帯域に満足している」。
LightCountingの最新集積光デバイスレポートでは、シリコンフォトニクスベースの光トランシーバは、2019-2025年に年率45%で成長し、2025年には市場規模は39億ドルに達する見込である。


さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
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光技術や光産業の情報交流フォーラム
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菅首相がNICTの次世代の情報通信に係る 研究をご視察

2021年01月12日 | 新技術開発

2020年12月23日(水)、菅首相が東京都小金井市にある国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)を訪問され、次世代の情報通信に係る研究について、武田総務大臣、徳田理事長の案内によりご視察されました。 


最初に、理論上、どんな計算機も解読できないことが保証されている量子暗号技術について、研究装置(実機)のある実験室に入られ、説明をご聴取いただきました。
次に、Beyond 5G関連技術に関する説明をご聴取されました。Beyond 5Gとは、5Gの次の世代の通信規格のことであり、その実現に必要な超高速・大容量通信等の研究開発が、今後ますます重要になります。その研究で使用される、人間の髪の毛よりも細い光マルチコアファイバの実物を、手に取ってご覧いただきました。
記者団の取材には、「NICTや民間が総力を結集して研究開発を進め、次世代のデジタル化にしっかり対応し、世界をリードしていける。そうした実感を得ることができた」、またBeyond 5Gについては「2030年の日本の社会産業基盤であり、研究開発を加速し、海外展開をできるよう対応していきたい」とお話されました。


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