光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

三菱電機、連続駆動光出力2.1Wを実現した赤色高出力半導体レーザー

2016年12月28日 | 新現象・新技術

 三菱電機は12月14日、連続光を使用する大型プロジェクターの光源として、赤色高出力半導体レーザー「ML562G85」を発表した。


 同製品はレーザー素子の層構造や発光領域サイズの最適化により、従来製品比4.2倍となる連続駆動光出力2.1Wを実現。視感度の高い波長639nmと連続駆動光出力2.1Wにより、レーザーダイオード1個あたり約250ルーメン相当の光源の構成を可能としている。また、電力変換効率は約41%(ケース温度25℃、連続駆動2.1W時)を実現し、消費電力を低減している。パッケージは大型のφ9.0mm TO-CANパッケージを採用し、放熱性を改善。これにより、連続駆動光出力2.1Wで、0~45℃の動作温度範囲を実現した。


 発売は2017年2月1日を予定しており、サンプル価格(税別)は5000円となっている。


詳しい情報はこちら。
三菱電機、連続駆動光出力2.1Wを実現した赤色高出力半導体レーザー | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2016/12/14/302/
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太陽光で発電する道路がフランスで開通--「世界初」

2016年12月26日 | 新現象・新技術

 フランスのノルマンディーにある小さな町が地元の街灯の電力をまかなうため、世界で初めて太陽光発電道路を敷設したという。


 The Guardianの報道によると、この長さ1kmの太陽光発電道路は500万ユーロの費用をかけて、フランスの小さな村Tourouvre-au-Percheに敷設され、同国のSegolene Royalエコロジー・持続可能開発・エネルギー相が開通を宣言したという。


 この道路には、2800平方メートルのソーラーパネルが敷き詰められており、毎日通行する約2000台の自動車から道路を保護するコーティングで覆われている。


詳しい情報はこちら。
太陽光で発電する道路がフランスで開通--「世界初」 - CNET Japan


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光ファイバーで即時検出=橋やトンネルなどの異常発生-東工大

2016年12月21日 | 新現象・新技術

 光ファイバーを橋やトンネル、ビルの外壁などに敷設した場合に、異常の発生をリアルタイムで検出できるシステムが開発された。変形して引っ張られたり温度が上昇したりした位置と度合いを直ちに特定し、対策が取れるという。


 東京工業大の水野洋輔助教や中村健太郎教授らが開発した。論文は16日付の国際的な光学専門誌ライト・サイエンス・アンド・アプリケーションズに発表される。


 建造物の老朽化や地震による損傷を検出するほか、堤防に敷設して洪水を警戒したり、航空機の翼やロボットのアームに取り付けて接触や温度変化を感知する「神経」にしたりするなど、新たな用途が考えられるという。


詳しい情報はこちら。
光ファイバーで即時検出=橋やトンネルなどの異常発生-東工大:時事ドットコム


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気球とドローンで雪崩遭難者を探す――ソフトバンクが北海道で公開実験

2016年12月19日 | 新現象・新技術

 ソフトバンクは12月19日、北海道・倶知安町で気球とドローンを使った実験を公開した。どちらも基地局と端末の中心を中継する「中継局」で、雪山での遭難者を探索するのが目的だ。


 実験は、試験事務として総務省北海道総合通信局が主催しており、これをソフトバンクが8月31日に受注した。「雪崩などでの遭難事故が増えており、雪に埋もれた状態の遭難者を、迅速に救出するのが非常に大事になっている」(総務省北海道総合通信局 局長 中道正仁氏)のが、その背景だ。


 ソフトバンクはこの解決策として、災害時などに活用している係留気球型の中継局を活用。雪上車に搭載し、「移動するという概念を取り入れた」(ソフトバンク 研究開発本部 フェロー兼特別研究室長 藤井輝也氏)。これに加えて、「急きょ、ドローン中継システムを新たに取り入れた」という。藤井氏によると、雪の中に埋まった際の生存時間は最大で20分程度とのこと。気球は「準備に数時間かかる」ため、迅速な対応を考え、ドローンを採用したという。


詳しい情報はこちら。
気球とドローンで雪崩遭難者を探す――ソフトバンクが北海道で公開実験 - ケータイ Watch


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「Bluetooth 5」がコア仕様として正式に採用--通信の高速化と範囲拡大を実現

2016年12月16日 | 新現象・新技術

 Bluetooth SIGは米国時間12月7日、「Bluetooth 5」を次世代のBluetoothコア仕様として正式に採用したと発表するとともに、同仕様に対応した新製品が向こう数カ月以内に市場に投入される見込みだとした。


 Bluetooth 5は2016年の夏に初めて発表されており、「Bluetooth 4」に比べるとデータ転送速度が2倍、通信範囲が4倍、ブロードキャストメッセージの容量が8倍という性能を有しているという。またBluetooth 5には、その他のワイヤレス機器との干渉を低減するための改良も施されているという。


 この新仕様は、スマートホーム向けのデバイスやフィットネストラッカーといった、IoT時代におけるワイヤレス規格に大きく依存するデバイスを念頭に置いたものだ。今回の発表によって、IT企業はBluetooth 5対応デバイスの製品化に向けた作業を開始できるようになった。


詳しい情報はこちら。
「Bluetooth 5」がコア仕様として正式に採用--通信の高速化と範囲拡大を実現 - ZDNet Japan


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JVC、4K/HDR放送のHLGに対応したD-ILAプロジェクタ。コントラスト最大130万:1

2016年12月13日 | 新製品

 JVCケンウッドは、4K/60p映像入力やHDR信号のHybrid Log-Gamma(HLG)方式に対応したJVCブランドのホームシアタープロジェクタ「DLA-X770R」と「DLA-X570R」を12月下旬に発売する。価格はX770Rが90万円、X570Rが70万円。カラーはX770Rがブラック(B)で、X570Rはブラック(B)とホワイト(W)の2色。


 パネルは0.7型で1,920×1,080ドットのフルHD D-ILAデバイス、ピクセルシフト(画素ずらし)技術の「e-shift」を組み合わせて4K表示を実現するD-ILAプロジェクタ。'15年モデルの「DLA-X750R」や「DLA-X550R」に比べて輝度やコントラストを向上させたほか、HDR画質の放送向けにHLGに対応し、HDR 10信号が入力されると自動で切り替わる「HDRオートピクチャーモード」も採用したのが大きな特徴。


 両機種の主な違いは輝度やコントラスト比のほか、上位機種のDLA-X770Rは、THX3Dディスプレイ規格認証を取得。オリジナル映像に忠実な“フィルム画質”を実現するという独自の「Real Color Imaging Technology」も備える。


詳しい情報はこちら。
JVC、4K/HDR放送のHLGに対応したD-ILAプロジェクタ。コントラスト最大130万:1 - AV Watch


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「4K」早くも値崩れが始まった DMM、50型ディスプレイで6万円

2016年12月09日 | 新製品

 インターネットでの通信販売やビデオ・オン・デマンドなどを手がけるDMM.comが、デジタル家電に参入。その第1弾として、「DMM.make」ブランドの4K液晶ディスプレイ 「DMM.make DISPLAY」(50インチと65インチの2機種)を発売した。


 驚くのは、その値段。「DMM.make DISPLAY」は50インチが5万9900円、65インチが15万9900円(いずれも税別)という圧倒的な低価格だ。インターネットで話題になっている。本格的な4K放送はまだまだ先だというのに、早くも値崩れが始まったのか。


詳しい情報はこちら。
全文表示 | 「4K」早くも値崩れが始まった DMM、50型ディスプレイで6万円 : J-CASTニュース


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ソニー、手術中の視野を記録する1型の4Kビデオカメラ。血管や神経を高精細撮影

2016年12月07日 | 新製品

 ソニーは、手術部位の視野(術野)を4Kで高精細に撮影できる医療用ビデオカメラ「MCC-S40MD」を2017年3月1日に発売する。価格はオープンプライスで、想定売価は三軸雲台やコントローラーとのセットで約280万円前後。


 開胸・開腹など、手術における手術部位の視野を撮影するカメラ。撮影された映像は、主に学術集会での発表や医師の教育などの場で活用され、医療技術の向上に繋がる。その一方で、非常に細かい血管や神経をつなぎ合わせるような手術の映像では、細い糸や針先の位置関係、どのくらいの力で操作されているのかなど、細部まで再現する事が求められている。


 そこで「MCC-S40MD」では、1型で総画素数約2,090万画素、有効画素数約1,420万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載。カメラ開発で培った高度な画像処理エンジンも搭載し、「見たままの質感や細部までをより忠実に再現する」という。


詳しい情報はこちら。
ソニー、手術中の視野を記録する1型の4Kビデオカメラ。血管や神経を高精細撮影 - AV Watch


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ソニー、最上位4K TV「BRAVIA Z9D」の100型モデルを受注開始。700万円

2016年12月05日 | 新製品

 ソニーは、4K液晶テレビの最上位シリーズ「BRAVIA Z9D」の100型モデル「KJ-100Z9D」の受注生産を開始した。価格は700万円。8月の製品発表時には11月下旬受注開始予定としていたが、12月5日からの受注開始となった。なお、65型の「KJ-65Z9D」と75型「KJ-75Z9D」はすでに店頭販売を開始している。


 4K HDR時代の新フラッグシップBRAVIAと位置づけられており、パネル背面に高密度にLEDを敷き詰め、そのLEDの一つ一つを分割駆動し、コントラストや色表現を向上する「Backlight Master Drive」によるハイコントラストな映像表現力が特徴。映像処理エンジンも、新開発の「X1 Extreme」を搭載している。


 OSはAndroid TVで、映像/音楽配信サービスや写真やゲームアプリ、検索などに対応。Google Playからのアプリダウンロードや、Google Castによるスマートフォンからのコンテンツ出力操作に対応する。Z9Dシリーズのうち100型の「KJ-100Z9D」のみ受注生産。


詳しい情報はこちら。
ソニー、最上位4K TV「BRAVIA Z9D」の100型モデルを受注開始。700万円 - AV Watch


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YouTubeが4Kライブ配信に対応、360度4Kも。「The Game Awards」が初

2016年12月02日 | 新現象・新技術

 YouTubeが、新たに4K解像度のライブストリーミング配信に対応。米国時間の12月1日より開催されるイベント「The Game Awards 2016」が全編4Kでライブ配信され、日本時間の2日10時30分から視聴できる。


 YouTubeでは'10年より4K動画の配信と視聴に対応しているが、新たに4K(3,840×2,160ドット)のライブ配信もできるようになる。対応したデバイスを利用することで、ストリーミング配信や視聴が可能。360度の4K映像もサポートする。


 4K(2160p)映像のフレームレートは最大60fps、ビットレートは最大51Mbps。4Kだけでなく、2,560×1,440ドット(1440p)の30p/60pもサポート。映像コーデックはMPEG-4 AVC/H.264で、音声はAACまたはMP3。


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