●毛呂乃(7-1)
誰もが全勝ターンを信じて疑わなかったが、なんと中日にして負けの報告。「今日も全く反応なし。もう年ですね・・・」と悲しそうな顔。毛呂乃に限って、衰えなどあるはずが・・・と思いきや、「ダニーのほう」。ダッチのエース、ダニー浜田さん。初優勝から、ずっと毛呂乃を支えてきた十年来のダッチが、そろそろ寿命らしい。どんなに絡んでも、反応しないダニーさん。いまはもう動かない、そんな哀しみのまま、一睡もせずダニーさんに八方手を尽くした毛呂乃。少しでもダニーさんを反応させるべく、ありとあらゆる力と技を尽くし、いまも四尺まらはギンギン。しかしここまでダニーさんのために不眠不休。朝勃ち、といえる瞬間を迎えていない。少しでも寝ればいいのだが、懸命にダニーさんの介抱をする毛呂乃、ここで痛恨の黒星。ダニーさんの魂を受け継いだダニーJrのデビューも近々予定されていたようで、「子供はもうすぐよん」とダニーJrのデビューを後押しする気丈さを見せ、懸命に立ち直ろうとする毛呂乃。波に乗ってきた金精山に並ばれ、苦しい展開になったが「再度・・・」と再び単独トップに立つことを目指す。今日の黒星も「一切、ハンデっすよ」と強気にふるまい、悲しみを胸に後半戦に臨む。
○玉椿(5-3)
きょうは七五三の日ということで「近所の神社をふらっとのぞいてみたんだが、参拝客はあんまりいなかったね。コロナのせいかね」とかわいい幼児を見つけられず残念そう。ちなみに相撲のほうは「勝ってたよ。すぐ萎んだけど」と平凡な内容。後半戦からはいよいよ夜勤もはじまるので、前半のうちに5勝3敗と白星先行させておけたのは大きい。
○金精山(7-1)
「ここ2日が絶好調だったのに比べると、土俵際のかなり危うい勝利。猛稽古のためにまらが疲れ切っていて、なかなか勃たない」ということで一気の寄せはあきらめ、二度寝に持ち込んで薄氷の勝利。すっきりとは言えない勝ち方に「ここまで稽古しなくてもよさそうなもんだが、日頃豪快に勝つためにはやりすぎくらいでちょうどいい」と本人の口調も歯切れが悪い。相撲内容そのものよりも、興味深いのは二度寝のときに用いた『寝取られ動画を思い浮かべて寝る』というテクニック。『寝取られ』とは「自分の恋人や妻が他の男と性的関係になることを悦ぶ性的嗜好」というマゾヒズムの一種。金精山が見たのはおそらくゲイビデオと思われるが、ゲイがからむ場合、「登場する3人がぜんぶ男性」「男女のカップルにゲイ男性が割り込んで夫を寝取る」「ゲイカップルに女が割り込んでこようとする」などさまざまな男女の組み合わせが考えられる。さらに『男の娘』『ふたなり』などを考えはじめると状況がますます混沌としてくる。金精山によると「日本のも好きだが、洋物はジャンルがいろいろあって面白い。『寝取られ』で一つジャンルが成立しているのが興味深い」とのこと。西洋のNTRはどんな世界が広がっているのだろう。