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夏場所をふりかえる

2020-06-08 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

ー きょうは玉椿理事に夏場所を振り返っていただきましょう。まずは十五日間おつかれさまでした。

(玉椿) 「おつかれ。4月のオープン戦からずっと場所がつづいてるような感覚だったから、ようやく一息つけるよ」

ー コロナウイルスも一段落ですかね?

(玉椿) 「わからんねえ? 第二波がくるって噂もあるし、あと蒼狼から連絡がないのも心配だね。死んでないといいけど」

 

― 金精山関の優勝でした。

(玉椿) 「本人はずっと調子はよくないってコメントを残してたけど、負けそうにない雰囲気があったよね。優勝争いの相手としては毛呂乃よりも金精山のほうが手ごわいイメージすらあるよ。毛呂乃と競ってるだけなら毛呂乃のミスを待とうって気になるけど、今場所の金精山はミスしなさそうで、もう逆転は無理って絶望感があるね」

ー 来場所は綱とりですね。一部関係者からは三月場所も優勝次点だったので今場所昇進させてもよかったのでは、との声もあります。

(玉椿) 「んー? 金精山はいいときと悪いときの波が大きいからねえ。一月場所は5勝10敗とかだったろ? 横綱は負け越しが許されない地位だから長期的な安定感も見たいよね。やっぱり来場所の成績を見て、ってことになるよ」

 

― いっぽう、毛呂乃関は終盤3連敗と意外な展開になりました。

(玉椿) 「融解? 液状化? まるでターミネーターだよな。やることが気ちがいすぎて意味わからんよ」

― どろどろに溶けたらしいですけど、七月場所は大丈夫ですかね?

(玉椿) 「まああいつのことだから、ターミネーターみたいに復活するとおもうよ」

 

― 今場所は三段目優勝の播潟さんが目をひきました。

(玉椿) 「大相撲中止の影響で優勝ラインが6勝1敗に下がったタイミングだったのがラッキーだったね。相撲内容もよかったしね。運と実力と作戦がうまく噛み合ったいい優勝だね」

― 播潟さんは序二段優勝1回、三段目優勝2回となりました。各段優勝3回以上の力士を見ると錚々たる名前がならんでいますが、今後播潟さんも大力士へと成長するのでしょうか?

(玉椿) 「摩羅の川とか家満とか汚痔とかは1年くらい負けなしで一気に幕内に昇進してるからね。播潟みたいに勝ったり負けたりで三段目をうろうろしてたわけじゃないから、あいつらと比較するのは違う気はするね」

 

― では、夏場所の総括をおねがいします。

(玉椿) 「序二段の明烏も勝ち越して、報告のない蒼狼以外は全員勝ち越しのいい場所になったね。5月のさわやかな気候が勝ちやすいってのもあるけど、コロナ騒ぎで落ち込んでいる国民の心理を盛り上げたいっていう力士たちの心意気がこういう結果につながったと思うよ。力士たちには最大のねぎらいの言葉をかけてあげたいね」

ー 玉椿理事にお話をうかがいました。ありがとうございました。

(玉椿) 「じゃ、また七月にな」

コメント
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