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春場所の見どころ

2018-03-10 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

 まらずもう春場所がいよいよ間近に迫ってきた。
 「春」の名を冠する場所だけに、力士たちの気合いの入りようもひとしおのはず。

 やはり大本命は理事長・毛呂乃だろう。大相撲と異なり、理事長として安定政権を築いている毛呂乃、股間はつねに春、頭の中身のいつでも春とあって、春にはめっぽう強い。より正確には、毛呂乃自身が相撲を取ることによって春を呼び込んでいるのであって、春場所の成績はずば抜けている。正式復帰後、現在に至るまで、春場所だけは唯一パーフェクトレコードを維持している。今の今まで、春場所では一度も負けたことがなく45戦全勝。今場所もぶっちぎりの優勝が期待される。しかし一方でこのところ毛呂乃の化け物じみた強さにも陰りが見えてきているのも事実。この半年間、全勝を逃し続け、優勝は1回のみ。特に初日や千秋楽に星を落とすことが多く、千秋楽は3連敗中とあって、今場所も初日から白星を並べたとしても、千秋楽まで気を抜けない。上得意の春場所で、今年も変わらぬ強さを見せつけるのか、あるいはこの春場所でも星を落とすようであれば、いよいよ毛呂乃神話崩壊ともなりかねない。「強いのが当たり前」と思われていた毛呂乃だが、この半年を見ると、今場所は正念場だ。

 もしも、もしも世代交代があるとすれば、それは大相撲の栃ノ心と同じく西の関脇に位置する金精山をおいてほかに ない。敬愛してやまない毛呂乃の尻を追い続け、この1年で大躍進、昨年の十両の11枚目から負け越し知らずで関脇に定着。先場所は新三役で9勝を挙げながら三賞見送り。新三役での勝ち越しは立派なものだが、その程度で三賞が来ないというのは期待の大きさの表れといえよう。入門当初は花粉に悩まされ、春は鬼門だったが、もはや花粉より自らの子種の方が強くなったのか、場所前も自信に満ちたコメントを寄せている。平幕3場所、関脇2場所という出世ペースは上がってきたときの毛呂乃と全く一緒。そして毛呂乃はこの関脇2場所目で、初優勝を手にしている。花粉をものともせず大爆発を期待したい。一気に優勝となれば、新たな時代の扉が開く。優勝が望みすぎだとしても、今場所は大関とりの足固めとして大事な場所。3日目には節目の350回出場、9勝を挙げれば幕内50勝の区切り、そしてその先に進めば2ケタ、大関とりの起点となる。ずっと毛呂乃の尻を追いかけまわしてきた金精山。いよいよ毛呂乃との直接対決と考えてよい場所になりそうだ。

 毛呂乃対金精山という明確な対立軸の中、残る大関・玉椿だが、これはまあ、そこそこに勝ちそうだ。カド番ではなく尻に火がついたわけではないが、夜勤があるわけでもなく不利でもない。3月に負け越したことはなくそれなりの成績を収め目立たず場所を終える公算が高い。2ケタ勝利は固いとみるが、どうせなら終盤までは連勝して場所を盛り上げてほしい。

 毛呂乃が例年通りの毛呂乃なら、今場所は並外れて強いはずだが・・・。毛呂乃本来の強さが見られるか、金精山がいよいよ開花するかに注目の集まる場所になる。毛呂乃に立ち向かう力士たちは、妨害工作でメンタルをやられないこと、そして最後まであきらめないことがカギになる。ここのところ土日に負けたり不戦敗になったりすることの多い毛呂乃だけに、中盤1差程度なら十分逆転は可能なはず。今場所は千秋楽までもつれる展開が期待できそうだ。

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玉椿理事の春場所展望

2018-03-10 09:55:55 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

 

― 大黒柱事業部長の展望記事とはべつに、玉椿理事の展望インタビューも載せようかと思うんですが。

(玉椿) 「ああいいよ」

― まずは玉椿関ご本人の調子はいかがでしょうか?

(玉椿) 「さいきん天気が悪いからさ。低気圧のせいか、あんまり調子はよくないね」

― 低気圧だと勃起しないんですか? 

(玉椿) 「頭痛もするし睡眠も浅くなるような気がするね。春は天気が変わりやすいから、意外と戦いにくいんだよね」

― ではやはり本命は毛呂乃関、対抗は金精山関という構図になるんでしょうか。

(玉椿) 「そうねえ、金精山がどこまで戦えるかがポイントかね。金精山は花粉症なんだっけ? いちおう去年の三月は十両優勝してるけど、あんまりこの季節に強いイメージはないからね。ぎゃくに、毛呂乃のほうは三月場所得意にしてるっぽいね。まあ毛呂乃は三月に限らずいつも強いんだけどさ」

― 毛呂乃関の弱点や穴などは見当たらないんですか?

(玉椿) 「毛呂乃の弱点、穴……ねえ。尻の穴は弱点かもしれんけど、そこ責めると興奮してますます強くなりそうだからねえ」

― では、玉椿関の予想は『毛呂乃関の独走』ということになりますか?

(玉椿) 「んー、んでも金精山には一皮むけてほしいところだよね。ちんぽだけにさ」

 

― ……えー、十両以下の力士はいかがでしょう? まずは蒼狼関が十両に復帰していますが、どのくらい戦えそうですか?

(玉椿) 「そもそも蒼狼は土俵に上がれるかね。あいつ、1月にビットコインで大損ぶっこいてまだ立ち直れてないだろ。3月はぜいきんとの戦いもあるし、まらずもうに集中できないんじゃないかね」

― 幕下の萬海さんは?

(玉椿) 「あいつ、いまスリランカにいるんだけど、スリランカっていま政情不安で非常事態宣言がでてるらしいじゃねえか。そもそも連絡とれんのか、そこから不安だよ」

― 三段目の播潟さんについてはいかがでしょう?

(玉椿) 「播潟はとりあえず土俵には上がってくれそうだね。期待するとすれば播潟しかいない状況ってことになるね。かれにしか期待できないってのは、まらずもう界は人材不足も甚だしいね」

― 序二段の明烏さんはどうでしょうか?

(玉椿) 「あいかわらず酒びたりらしいから、まずはそこを改善するところからだね。せめて路上で缶チューハイじゃなくて、まともな場所でまともな酒をのんでくれればいいんだけどね」

― ほんと、ひどい有様ですね。

(玉椿) 「だろ? そろそろ新弟子が入ってくれないと、この組織、もたないと思うんだよ。これ読んだやつは入門を真剣に考えてくれよ、まじで」

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