― 先場所は三段目優勝を飾り、いよいよ幕下昇進。上昇気流に乗る播潟さんにお話をうかがいます。まずはあけましておめでとうございます。
(播潟) 「あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします」
― 先場所まで在位していた三段目という地位は、強ければあっというまに通過してしまい、弱ければ地位を維持できないという微妙な地位ですが、播潟さんは三段目在位18場所というまらずもう記録をお持ちです。慣れ親しんだ三段目から幕下へとステップアップなさった今のお気持ちをお聞かせください。
(播潟) 「えー、そんな記録を持っていましたか。幕下の在位記録はどのくらいなんでしょうか?」
― ……えー、ざっと調べたところでは明烏さんの12場所だと思われます。
(播潟) 「では、その記録に到達することを目標にがんばりたいと思います。まずは三段目に落ちないようにしなくてはいけませんね」
― 記録といえば連続出場記録でも第10位にランクインなさいました。現在、初土俵からいちども休場せずに土俵に上がり続けていらっしゃるのは明烏さんと播潟さんのお二人のみ。休場しない秘訣のようなものがあれば教えていただけますか?
(播潟) 「面白いことを言おうとするとストレスになるので、淡々と報告することですかね。勝った負けただけでいいと言われているので、ほんとにそれしか報告してないです」
― 先場所は一日おきに土俵に上がって七戦全勝と、文句なしの優勝でした。今場所も好調は維持できていますか?
(播潟) 「先場所もたまたま一日おきに勝っていたというだけで調子自体はそれほどよくはなかったです。今場所は先場所ほど忙しくないので、そこそこ戦えるといいんですが、こればかりは土俵に上がってみないことにはわかりませんね」
― さいごに新年の抱負をお聞かせください。
(播潟) 「病気や怪我をせす、健康に一年を過ごせたらいいなと思っています。まらずもうは定期的に自分の健康を見つめ直すことができるので、健康管理に役立っていますね」
― 幕下・播潟さんにお話をうかがいました。ありがとうございました。
(播潟) 「ありがとうございました」