新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

宿がとれない!全国旅行支援の影響?

2022-10-11 23:03:25 | 経営

新型コロナ感染拡大の沈静化により、本日より全国旅行支援が始まったようです。当YHは先にも書きましたが、対応はしていませんが、諸々の理由でおこぼれが頂けているようで、本日は満室で、お断りしたお客様も何件かありました。お断りしたお客様、ごめんなさい。

来られたお客様に聞くと、秋田では全然宿が見つからず、新潟も近い週末には若手人気歌手のコンサートがあるため、新潟周辺の宿の空がほとんどないとのこと。また八戸では、急遽アイススケートの羽生選手のリサイタルが決まったため、その後は一気に宿が埋まり、中にはその前に予約していた人にキャンセルの連絡が宿側からあり、取り直そうとしたら値段が10倍になっていたとの噂まで(未確認ですが)。また今日から始まった全国旅行支援も岩手県、宮城県などの宿泊施設で枠完了と初日から爆発的な需要になっているようです。

当YHでも、本日から新しい仕事のお客様が平日に入っているため、残り部屋数が少なくなっています。またここ何日かは、数人で人数分の部屋、数日という問い合わせが複数来ておりますので、お断りする場合がありますが、なにとぞご容赦ください。逆にビジネスホテル状態で、週末には当YHでも空きがあるようです。

時々

 

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菊の処理・後半戦/火災から資料を守る

2022-10-09 23:57:58 | 季節

本日も午前中に先日収穫分の食用菊の処理。残り分の解体作業に2時間。続いてこれを洗って茹でてを繰り返すこと1時間半。とりあえずここまで来れば、容量も小さくなりますので、冷蔵庫での保存が可能になりますので、一安心です。悲しいかな、3連休ですがお客様が少ないからこれだけの作業に時間が割ける現実。

さて、先週大曲図書館で、酒造会社関係の資料を借り出して、空いた時間にはパソコンで入力して、データとして保存していましたが、本一冊、300頁もあり、ようやく終わりました。300頁といっても、古文書をそのまま掲載している部分も多く、古文書は読んでも理解不能です。幸い、必要なことは現代文にて解説してくれてますので、助かります。

先にも書きましたが、古い時代の酒造会社(酒造家)の多くは地元の大地主や庄屋、お金持ちなどが多く、そうしたところでは古い文書が伝えられているものがあるようです。一方で名家でも古い資料のない所もあり、その理由として火災による焼失が多く見られます。火災だけでなく、水害、土砂崩れ、雪害、地震など日本は自然災害が多く、当YHでは古文書などはなく、貴重なものもほとんどありませんが、過去の宿帳などお客様の貴重なデータなど、天災等から守るためにはどうしたものかと、ついつい考えてしまいます。

酒造家の歴史など入力したものは、これからが肝心。今まで集めた資料などと共にどういう形で整理するかの検討に入ります。

のちその後

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今年最後の3連休

2022-10-08 23:54:03 | 季節

本日から今年最後の3連休の始まりです。今回はお陰様で少しはお客様がいる状態でホッとしています。戻ってきたお客様に聞くと、今回も玉川温泉、藤七温泉は駐車場待ちの状態だったとのこと。テレビでは栗駒山の温泉駐車場が朝10時で満車になったそうです。

それでも午前中はまだ時間に余裕があったので、昨日収穫した食用菊の解体作業。さすがに量が多すぎたので、3時間かけても収穫した分の6割程度までしかできませんでした。お客様がいなければ、一日中菊の処理に割けますが、今回、連休直前に収穫してしまったのは大失敗。次はその辺も考慮して収穫しようと思いました。

さて、8月上旬の青森と秋田県北での大雨で、多くのJRが運休・代行バス輸送となっていますが、一番ニーズが高い奥羽本線の鷹巣~大館間が昨日、ようやく復旧し、通常通りの運行に戻ったとのこと。これで少しは秋田に来る観光客が増えてくれることを祈ります。

のち一時

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食用菊(紫色)の初収穫/久々の図書館

2022-10-07 23:47:46 | 畑・工作

このところ畑作業は放置状態になってしまいました。そろそろ食用菊の収穫をしないともったいないことになってしまうので、今日の午前中に久しぶりに畑作業。早く咲く紫色の食用菊がかなり開花していました。いつもなら15~30分程度で終わるのですが、本日は1時間弱かかりました。スーパー袋で最初は採っていましたが、入りきれずゴミ袋出動。結局ゴミ袋半分ほどになりました。このあとこれを処理するのはいつも以上に時間がかかりそうです。

さて、事前にネットで調べたら、見たい本があるとのことで、今日の昼間、買い出しの途中で久しぶりに大曲図書館に寄ってきました。本が置いてあったのは以前も利用した郷土資料室。秋田のこと、県南のことを調べるには、非常に有用な場所で、ネットに上がっていないものがほとんどで、見方によっては「宝の山」です。

まだ発酵文化を調べ始めて序盤戦ですので、ネットや本で知識を集めると云うことが多くなりそうですので、これから冬にかけて、何度か図書館に通うことになりそうです。鉱山のお勉強も山形県で頓挫しており、秋田大学の図書館も学生以外に早く公開して欲しいものです。

戻ってから空いた時間には、図書館で写してきたデータをPCで入力する作業になりました。

のち

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釜石ツアー③ 橋野鉄鉱山(高炉)跡

2022-10-06 23:38:43 | 鉱山

鉄の歴史館を見た後、同じ道を変えるのは芸がないということで、海沿いを鵜住居(うのすまい)まで北上し、県道35号線を帰ることにしました。鵜住居は東日本大震災でも大きな被害があった地区。海沿いには大きな水門と堤防があり、街中には復興住宅なのか、新しいマンション的な建物がいくつかあり、大曲よりも高い建物が多かったような気がしました。

このルートを選んだ理由は、県道の途中、ちょうど釜石鉱山の北側にあたる場所に釜石製鉄所の基礎を作った橋野製錬所跡があり、数年前に「橋野鉄鉱山跡」として「明治日本の産業革命遺産群」の一つとしてユネスコの文化遺産に登録された場所があるためです。

入口にインフォメーションセンターがあるのですが、閉館4時半。他で時間を使い過ぎて、到着がギリギリ4時になってしまいました。ザっと中を見回しましたが、目新しいものはなさそうで、少し話を聞かせて頂いて、現地を視察。江戸末期にここで鉄鉱石を使った鉄精錬の基礎技術の開発が行われ、それが釜石製錬所や九州の八幡製錬所で生かされて、大規模に生産されたいわゆる日本の近代鉄鋼精錬の発祥の地とも云える場所。江戸末期までは古くから日本で使われた砂鉄を主材料にした「たたら製錬」が主力で、その遺跡は岩手県南部の栗木鉄山跡や大東町のたたら製鉄資料館、青森県八戸から久慈にかけての南部鉄器の生産地区などで見ることが出来ます。

高炉跡は3基あり、残っているのは基礎の土台石のみ。この上に炉がついて、フイゴ(空気送風装置)などもあったとのことですが、なかなか想像するのは難しいかも。エリアの奥には鉄鉱石を露天掘りした跡も残っているとのことですが、そちらは立入禁止エリアになっています。

ここの名称も鉄鉱山とするより高炉跡とした方がインパクトがあったのではと思い、センターの方に話したら、文化遺産登録の際に鉱山部分も入れるためには鉄鉱山んとする必要があったとのことで、大人の事情のようでした。

本日、鳥海山、岩手山で初冠雪となったそうです。また八幡平山頂近くの駐車場でも積雪が見られたとのこと。これから来られる方はお気を付けください。

一時

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年末までの連続営業開始

2022-10-05 23:36:08 | 経営

本日よりいつもの長期滞在のお客様の長期滞在が始まりました。昨日も一般のお客様がいましたので、実は昨日からなのですが、後半の連続営業開始です。今回も年末までの予定とのことですし、年末年始は少しはお客様もあるかと思いますので、次にゆっくりできるのは1月10日以降になるでしょうか。暇で今後の経営に悩むよりは連続営業の方が、体力的には厳しくなってきましたが、大黒字になるわけではありませんが、お客様が居てくれた方が精神的には気が楽です。

飛び込みは連続営業中はいつでも対応可能だと思いますが、一昨年あたりから10-12月に他にも仕事で利用されるお客様が増えており、また新型コロナ感染防止の観点から、2023年5月頃までは相部屋での使用をしないつもりでいますので、お断りすることもありますが、御理解頂けたらと思います。

また最近は夜8時、9時に飛び込みの連絡を頂くケースが出ていますが、あまり到着が遅くなるようだとお断りせざる得ませんので、早い時間にまずはご連絡頂けると助かります。

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釜石ツアー② 釜石鉄の歴史館

2022-10-04 23:27:06 | 鉱山

鉱山跡を最初に見て、次に向かったのが海沿いにある釜石市立鉄の歴史館。白い観音様の近くにあることは以前通った時に見ていました。入館料500円、火休み。入ってすぐに映像を流すと係の方に云われましたが、時間的にパス。

展示は鉄の製錬やそれにかかわった人、技術のパネル展示と、当時の道具、文書などが中心で、興味ある人には非常に面白いものでしたが、一般の観光客には少しハードルが高いように感じました。特に当時の文書類は、余程知識があり、かつ古い文章に慣れている人でないと、見てもわからない状態なのかと。

釜石の鉄関係の場所を見る際に、取っつきづらいかもしれませんが、最初にここに来ることをお勧めします。ここもなじみのない話が多くありますが、現地は更になじみのないことが多く、時間の経過とともに残骸も厳しくなってきていますので、それが元あった姿がどうだったのかなどは、ここで頭に入れてから行った方がよさそうです。

(歴史館前・少し違う鉄分補給)

のち

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釜石ツアー① 釜石鉱山跡、旧釜石鉱山事務所

2022-10-03 23:35:15 | 鉱山

昨晩検討した結果、本日は朝から釜石を目指しました。湯田から北上までの国道107号が災害通行止めでまたも秋田自動車道がう回路扱いで無料となっており、また北上の先も田勢湖近くから釜石道がつながり、無料とのことでいい機会。当YHから約3時間で釜石の西にある道の駅釜石仙人峠に到着。

ここから戻る形でJR釜石線の陸中大橋駅が最初の目的地。この駅にはかつての鉄鉱石積み出し設備が残っているとのことでした。無人駅についてみると、ホームの向かい側と、北側に2カ所設備跡があり、またホームにも引込線があったと思われる場所も見られました。

続いては、線路沿いに北上する形で鉱山があった時代に各種施設があった跡地が続き、一番奥に旧鉱山事務所が残っていました。最近まで使われていたこともあり、外見は学校の校舎のような建物で、秋田県小坂町にある古い時代の雰囲気が残る鉱山事務所とは大違いで少しがっかり。入館料300円、火・水休み、12月~3月閉館。

入口付近は昭和の時代に実際に使われていた状態に復元、他に館内は各種鉱石や機械、装置などの展示から鉱山診療室の再現などもあり、ゆっくり1時間ほど見て廻ってしまいました。

この建物の奥には、巨大ダムのように見える堆積場の端。鉱山から鉱石を掘り出し、近くの選鉱場で有用な鉱石だけを取り出し、低品位なのやただの岩などは選鉱場からベルトコンベアで運ばれ、ここに積み上げられました。炭鉱などではボタ山として山積みされましたが、ここでは量が多いことと平地がないことから、谷を埋める形で堆積場が出来たとのこと。山を挟んで2つ見られ、左が中ノ沢堆積場、右が板塀沢堆積場。鉱山事務所前で車止めがありますが、歩いて近づくなら、ロープが張ってある前までは行ってもいいとのことでした。

堆積場を見て、戻る際に右手に見えるのが選鉱場跡。今は基礎のコンクリートだけになっていますが、20年前には建物も残っていたとのことで、もっと早く来たかったです。鉱山事務所の駐車場からも見えますが、更に先にも同様の跡があり、事務所内の資料によれば、鉱山事務所近くの選鉱場は1992年まで稼働していた銅鉱石の選鉱場跡。国道沿いに見える選鉱場跡は鉄鉱石の選鉱場跡とのことで、上部に白いガードレールが見えますが、かつてそこに坑道に続く軌道があったようです。まだ周辺の緑が濃く、少し時期的に早かったようでした。

この先国道が大きくU字になる処に、最後まで使われていた坑道が現在、地下水(仙人秘水)を採取して販売する工場となっているようですが、入口で立入禁止となっていましたので、戻ってきました。あとで事務所の方に聞いたら、過去には6月と9月に体験入坑が出来る見学会がありましたが、2020年にブラタモリのロケの後に軌道は撤去されて、現在は電動カートでの作業となってしまったとのこと。トロッコ電車で坑道に入ることはもうできず、ブラタモリの映像は貴重なものになってしまったと話していました。鉱山事務所前の駐車場の脇に、当時使用されていた車両機器が展示(?)してありました。

のち

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全国旅行支援再び?

2022-10-02 23:33:19 | 経営

新型コロナの沈静化もあり。GOTOトラベル改め、全国旅行支援が11日より再開になることが本決まりになったようです。今回も宿泊料の割引と商品券の配布ということで、これまで遠出を控えていた人たちの多くが動くきっかけになりそうです。

当YHとしては、今までのGOTOキャンペーンや県民割と同様、今回も対応しないことにしています。既に何度か同様の割引がここ2年行われてきて、そのシステムを流用する形なのでしょう、新規に募集と云うことは積極的にはないようで、今から入るのは予算的にも微妙なようですし、そもそも最低利用料金が平日5000円となっており、当YHの宿泊代金でみると一般は5,500円は対象になり、会員4,950円は対象外になってしまうようです。

さて、明後日から長期滞在のお客様を含めて年後半の連続営業が続く予定になっています。明日が自由に動ける唯一の日と云うことで、夜になって慌てて何をしようか考え始めました。当YHから2時間圏内(北上、新庄、酒田、能代、大館、盛岡等)などはお客様があっても行くことが出来ますので、それより遠くに日帰りをと考えています。

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秋本番

2022-10-01 23:30:27 | 季節

今日から10月。山頂部から始まった北東北の秋が里まで下りてくる時期です。NHKによると、今年の紅葉は平年より10日ほど遅めとの話。奥入瀬渓谷で10/27、鳴子峡で11/9とのことです。例年、玉川温泉や栗駒山では10/10-15日頃が見頃ですが、今年はこれより少し遅くとも十分に楽しめそうです。

更に、今日明日は湯沢のうどんEXPO、横手やきそば四天王決定戦、翌週末には大館きりたんぽ祭り、22日の週末はジャンボうさぎフェス(中仙)、全国発酵食品サミット(横手)などと美味しい祭りが目白押しになります。

これらのイベントは新型コロナが始まってから中止となっており、どれも今年が3年振りの開催となります。また新型コロナの沈静化(?)と政府の「WITHコロナ」宣言で全国旅行支援の再開などと云う話も出てきましたので、かなりの来場者が予想されます。開催者もどうなるか、予想しにくい状態ですので、人混みを避けるというのであれば、来年再びチャレンジ、ということも念頭に置いて、出掛けてみるのがよさそうです。(写真は過去のものです)

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