「大当たり」の大晦日

本日は満室御礼。お断りするほどにはなりませんでした。

さて、クリスマスから降り始めた雪は、昨日は積雪量も増えませんでしたが、昨晩から本気モードになり、昨日朝8時に24cmだったのが、今日の朝には40cmになり、今日は日中も降りやまず、８時には58cm、更に夜11時には67cm、強風で地吹雪状態になってきました。今回秋田県南、特に横手・大曲周辺が降雪の「当たり」地域になってしまったようです。

年越しのお客様で車で来られた方々は、そんなに到着予定時間から遅れずにほとんどの方が到着しましたが、鉄道でお越しの方は、大変な思いをされて来られた方が多かったようです。中でも北上線で秋田県に来られた方は、途中の黒沢駅で途中運休になり、黒沢駅から横手駅までタクシーの代行輸送となったとのこと。

これから年越しとなりますが、何をしようかまだ迷っています。また外は地吹雪状態になっていますので、外に出られるかどうかも問題です。

 

年末年始のお客様開始

本日から一般のお客様の利用が始まり、YH本来の姿に戻りました。一般のお客様とビジネスのお客様の違いは、夕食後のお話しの時間があるかどうか、が大きく異なります。ビジネスのお客様は、遊びに来たわけではないので、観光にもそんなに興味はなく、むしろ明日の仕事のことが関心事。このため食後はすぐに部屋に行くことがほとんどです。

一方、一般のお客様は、明日どうするか、どこに行こうかと考えている方も多く、こちらから地元ならではの情報を提供することで、当YHの評価が上がります。またユースホステルに泊まる最大の理由が、宿の人や他のお客様とそうした会話を楽しめると云うこともあります。このため「長年の伝統（？）」を重んじで、お客様が一人でも、夜10頃までお話しをすることが多くあります。

昨年２月以降、新型コロナが流行して、密室で大声で大人数で話をすることはタブーとされ、YHの良さのひとつが封じられる形にもなっていますが、当YHは飛沫防止のアクリル板を挟んで距離を取り、換気を行いながら、細々と続けてきています。かつては15名以上の満室なんてことも多くありましたが、昨２月以降、個室利用としており、最低５名で満室となる状況ですので、食堂で話すにしても数人という日々がほとんどです。

時々

全ての長期滞在のお客様、出発

今朝、最後のビジネスの長期滞在のお客様の出発で、年内のビジネスのお客様は終わりとなりました。明日からは年末年始の一般のお客様が来始めますので、全館清掃やら寝具の洗濯などに加え、お節料理の買い出しやその準備など、お客様がいないにもかかわらずバタバタ状態で一日が終わりました。

一方で昼間には気温が4日ぶりにプラスになり、雪も一休みで夕方から降ったのは雨。このために、駐輪場の屋根の雪が夕方、一気にすごい音を立てて落下。落ちた雪は消雪パイプに処理を任せるとして、明日からのお客様で駐車場を使うため、今日落ちてくれて、明日以降に落雪の心配をしなくて済むので助かります。

部屋割については、もう一部屋空きが出ましたが、すぐに予約で埋まってしまいました。２階の屋根から落ちた雪がこの部屋の窓の外を埋め尽くすばかりになってしまったので、午後に窓から雪ヘラを出して雪を先送りして、窓の視界を確保すると同時に次の積雪の落ち場所確保の作業が必要になりました。30分ほどの作業でどうにかこの問題もクリアし、お客様受け入れ態勢が整いつつあります。

仕事のお客様がいなくなると、年末を実感します。

のち

今年の温泉は３湯のみ

本日、10月中旬から長期滞在していたいつものビジネスのお客様が出発となりました。ただ、他に明日朝に出発のビジネスの方の滞在が今日もあるので、まだ気を抜くわけにはいきません。

さて、今年も押し詰まって来ましたが、例年この時期には今年いくつの温泉に入浴したなんてことを書いていましたが、残念ながら今年は１年で県南内陸3カ所の温泉にしか入浴せずに終わりそうです。昨年までは2014年以降６年連続で100カ所の温泉に入浴したのですが、さすがに今年は新型コロナの感染流行が年初から県南で散見されたため、余計なことをして感染するのを避けるために、じっと我慢の１年になってしまいました。その分、同じ水関連（？）ということで、湧き水や農業用ため池巡りはかなりの数になりました。

来年はもう少し温泉に行けるといいなと思っています。温泉の入浴数が少なかったためか、体の至る所にガタが来ています。当ＹＨの風呂も家庭用の２倍の大きさがあり、お客様からは広い風呂と云って頂く方もいますが、温泉施設の風呂にはかないませんし、そもそも当ＹＨは沸かし湯ですので、大地のパワーを直に味わえる温泉のお湯とは比較にならないと思っています。

のち

屋根の雪下ろしのタイミング？

ニュースで新潟、青森、北陸などの大雪を伝えています。ここ大曲は今回はまだ雪が少ない「はずれ（？）」地区になっているようで、今朝の積雪は40cm弱。それでも風が強く、気温が低いので、吹き溜まりが出来て、屋根の上にもそこそこの雪。軒の先にはリーゼントのように雪庇が成長中。

本来なら、正月前に一度、予防的雪下ろしをしておきたいところですが、長期滞在のビジネスのお客様がまだ続いており、駐車場を使用不能にして雪下ろしをすることが出来ませんし、体力的にも雪下ろしのあと、夕食の用意は気が進みません。最後のビジネスのお客様が29日朝に出発して、一晩ゆっくりできるものの、翌30日から年末年始のお客様のご利用が始まる予定です。雪国で雪に対応するために肝心なのは、時間と気持ちに余裕をもって計画的に行うこと。これを怠ると事故のもとになります。

今年はオミクロン流行の兆しがあるものの、この時ぞとばかりに、大晦日と元日は満室御礼で感謝感激。４日まではお客様が続きますので、それまで屋根の雪下ろしは待ってもらえるでしょうか。31日からまた年末寒波との予報。ほどほどにしてほしいものです。

時々

年末寒波の到来？！

昨日からの降雪は、今日も一日降り続き、午後3時には29cmの積雪になってきました。このため羽越線、五能線は終日運休、午後から奥羽線（横手-新庄）も運休となりました。高速道路も秋田-二ツ井、にかほ-岩城で通行止めとなりました。

事前に寒波到来は予報されていて、秋田県内陸部も大雪とのことで、覚悟していましたが、今回は沿岸部と県北が当たりのようで、県南では予想していたほどの大雪にはなりませんでした。

それでも寒波の襲来はこれで終わったわけではなく、まだ始まったばかり。次は早くも30日頃から来て、年末年始に大当たりになりそうな予報になってきました。正月を秋田（当YH）で迎える予定の方は、覚悟して来てください。今度の元日も早々にそろって車の雪下ろしになりそうです。

東北は大丈夫？

（青森県三沢市の米軍住宅）

クリスマス当日のニュースにはそぐわないものですが、新型コロナのオミクロン株の市中感染が本格的になってきたようです。東京や大阪などの大都市は人口が多いのでわかりやすのですが、今回は沖縄や岩国などの米軍基地からの「しみ出し」が感染拡大のひとつとも云われ始めています。

米軍基地と云えば、東北にも青森県三沢にあります。三沢は基地の街ともいえ、街には英語の看板や沖縄料理の店などもあり、東北の中でも雰囲気が他とは大きく違う街。それだけに街に基地の関係者が自由に出入りし、街の方との距離も近いはず。

東北では、それぞれの街の間での人の移動は都会とは異なり、そんなに多くはないでしょうが、一方で小さなコミュニティの密接度は高く、三沢で米軍基地から「しみ出す」ようだと、東北一円に広がる懸念があります。都会と違って医療体制が脆弱な東北で同様のことが起ると一大事。そうならないことを離れた秋田から祈るばかりです。

今日は午後から風も強くなり、明日には一部のJR路線で今から運休宣言が出ています。

快晴のクリスマスイブ

今日は朝晩に少し雪が舞いましたが、日中は快晴で、買い物の際に東の奥羽山脈の雪山を見ることが出来ました。まだ積雪が今朝８時（横手）で10cmしかなく、山の手前の田んぼではあぜ道がどこにあるかとか、稲の切株が見られました。去年は15日から22日までの大雪で、12/20には120cm、クリスマスイブでも81cmの積雪があったことを考えると、今のところは、まだ楽なクリスマスになっています。

夕方からは数がいつもより少し多めに花火工場の試し打ち花火があがり、当YHの食堂窓から見ることが出来、花火師さんからのクリスマスプレゼントを頂きました。

時々

この時期の事務作業

海外で新型コロナの再拡大が報じられ、国内でも大阪で昨日、オミクロン株の市中感染が確認され、だいぶ怪しげな状況になってきました。当YHでは、まだ一般のお客様がほとんどいない状況が続いており、新型コロナへの感染リスクも低い状態なのかなと、思っています。

昨年、この時期に大騒ぎになった雪も先日の雨でほぼ一掃され、肉体労働からも少し解放されている時期ですので、この時期に必要な事務処理を坦々とこなしています。その一つが年賀状。これはいつものことですので、気合で25日までに仕上げます。

もう一つが青色申告の準備。この時期にある程度の作業を行っておけば、来年２月頃に大雪であっても、そんなに時間を取られずに税務申告が出来ます。今年は一般のお客様が低水準で推移したものの、ビジネスのお客様がいつもより少し多めであったことと、新型コロナに伴う緊急事態宣言の影響から支援金も幾ばくか頂いたことで、どういう帳尻になるか不明瞭でした。ここまでの実績と、残り１週間ほどの想定で大体のところは把握できました。結果は芳しいものではありませんが、来年１年間は少なくとも続けて行けそうです。

のち夜半に

 

この時期の雨には感謝

土曜から降り始めた雪は、昨晩から雨に代わり、今回は積雪は20cm手前でストップ。朝には大雨状態になり、夕方６時には横手の積雪はゼロにまで。この雨が雪になっていたら、かなり積もっただろうと、雨に感謝（？）です。屋根の雪も傾斜があって落ちるべきところはほとんど落ち、去年は既にこの時期に１度屋根に登り、それだけでは処理しきれずに業者にお願いしたことと比べると、楽勝という感じです。それでもまだ始まりで、雪の時期はあと２か月あります。

今週末にもまた寒気団が来るとのことで、出来ることなら年内に屋根の雪下ろしは避けたいところです。でも、年末年始のお客様もあることだし、お客様の対応をしながら屋根の雪下ろしと、駐車場確保のため落とした雪の処理というのは、物理的にも体力的にも厳しいので、必要があれば、年末前に「予防的」屋根の雪下ろしも考えておく必要がありそうです。何事も計画的に、急遽やると無理が出る、と考えるのは、やはり年を取ったせいでしょうか？

のち