横手の積雪ゼロに

本日、横手の測候所での積雪がゼロとなりました。過去には４月上旬まで残ったこともあり、今年過去２番目の大雪でしたので、４月にも残るだろうと思っていましたが、昨日も書きましたように予想外に早い雪どけになっています。

というわけで、もう積雪もほとんどないだろうという判断の下、建物をほぼ一周していた消雪パイプを撤去。さらに日中の暖かさで小虫が出始めたので、窓の雪囲いの撤去を一気に行い、網戸の取り付けを行いました。取り付けには数時間かかりましたが、外すだけなら手間はそんなにかからず２時間ほどの作業で終わりました。

作業の際に駐輪場に行くと、初冬に掘り出して、手抜きしてそのまま放置していたネギがきれいになくなっていました。１月の雪かきの際にはしっかりありましたので、２～３月になくなったようで、跡が綺麗すぎるので、誰か人間がもって行った？とも考えましたが、あんな貧弱なネギを持っていく人はいないでしょうし、雪の間は駐輪場にいくのも大変だったはず。

以前、保存していたジャガイモがネズミにやられたことがあったので、今回もネズミか、このところうろついていたタヌキか、たぶんそういったところでしょう。それにしても枯葉まできれいに持って帰ったようで。それにネギすらも食べないとならない野生動物のたくましさと、冬の厳しさを再認識しました。

残雪と建物被害のチェック

昨日は埼玉から戻って来て、それで終わった状態でした。今日は気温の違いを慣らすため、一日ゆっくり過ごし、昼間には雪や建物の総点検。建物屋根の北側と南側の２カ所で、段差になった部分の外壁が欠落し、北側にはぽっかり穴が開いています。駐輪場の南側の外壁も、１２月からの大雪が落ちた影響で、内側に押されてしまい、柱の一部が折れてしまったようです。

雪は建物南側はほぼなくなっており、北側も母屋裏は消雪したこともあり、ゼロになり、駐輪場裏にはまだ残っていましたが、それでも、月初には屋根とつながっているのではと心配するほどでしたが、残り少なくなっていて、太陽のパワーを痛感しました。

１月に桜の開花予想をした時には、どうなることかと思っていましたが、予想外に雪どけが早く、この調子なら桜の開花も早そうとかと体感しました。

 

秋田に戻る

本日の昼の秋田新幹線で、埼玉から大曲まで戻ってきました。今月３往復、６回も秋田新幹線に乗りましたが、次は５月中旬まで埼玉に行く必要がなくなりましたので、昨日も書きましたように今週末から宿泊を再開するため、また体調を確認しつつ、雪囲いの撤去など、必要な準備を行います。

昨年も臨時休館を行いましたが、その時は季節は春から初夏に向けてでしたので、畑と敷地内の草刈りに追われ、空いた時間には温泉巡りとなりましたが、今回は雪の時期の休館で、まして今年は大雪でしたので、施設の修繕もいくつかの場所で必要な状態。ようやく落ち着きましたので、大工さんと早々に相談して、作業を行ってもらいます。

ほぼ一週間ぶりに戻った大曲は、まだ雪が残るものの、かなりなくなっており、当YHの畑も７割ほどで地面が出始め、そろそろばっけ（フキノトウ）の収穫が出来そうです。

のち時々（大曲）　時々（大宮）

４/３（土）から営業再開します

1月より臨時休館し、今月初旬に３/２１まで延長し、その後期限なしでの臨時休館とさせて頂いておりましたが、４/３（土）より営業再開できることとなりました。

新型コロナに関しては、首都圏などの緊急事態宣言は解除となりましたが、一方で仙台や山形などで感染拡大がみられます。このため、相部屋ではなく個室使用など、まだ通常通りの営業というわけには行きませんので、３月初めにお願いしたことを引き続き、ご配慮頂ければと思います。

昨日には、秋田県から宮城県や山形県の新型コロナ感染拡大を受けて、両県との「不要不急の往来を当分の間、避けてほしい」との県民向けメッセージを発表しています。入学や転勤、業務上止むを得ない場合に行き来する際も「特段の注意を払ってほしい」とし、首都圏や関西圏並みに注意の度合いを引上げています。

のち（大曲）　のち（大宮）

大宮・盆栽だー

この3月は半分以上、埼玉県で時間を過ごし、その要件も目処が付きましたので、明後日には秋田に帰ります。

先日は市の施設で、「大宮・盆栽だー」なるものを頂きました。秩父で作っているようで、味は地元秋田のニテコ・サイダーに似たような感じ。こちらはネーミング勝負の商品？！

秋田と大宮では最低気温がかなり違うので、戻ったら風邪ひきそうですが、今の時期、そもそも首都圏への不要不急の往来は自粛との県からのメッセージが出ていますので、いらぬ土産を持ち帰ると、大変なことになりますし、「普通の風邪」を引いただけでも要らぬ疑いを掛けられてしまいます。秋田に戻っても、２週間ほどは、外出を控えて自宅で自主待機状態になります。

こちらは秋田県では自主待機の状態ですが、県外から来られるお客様とは同じ土俵の上ですので、毎日検温を実施し、感染防止に心がけながら、お客様を受け入れる準備をします。

新観光支援策？

GOTOトラベルキャンペーンが年初に中断し、緊急事態宣言がようやく解除となったことを受けて、GOTOトラベルも再開を模索する動きが出ましたが、第４波懸念の中で当分先の話となったようです。しかししぶといもので、その代替案として同一都道府県内の旅行に最大5,000円の支援を4/1から5月末まで行うということになるようです。

今回は宿泊代金の半額が上限とされており、当YHの場合、一泊二食5,500円（会員外）ですので、2,750円しか出ません。そうなると今回も比較的料金の高い宿泊施設が中心となりそうです。前回のGOTOトラベルも、秋田県独自のプレミアム宿泊券も当YHでは、対応しないという判断を行いました。元々県内のお客様の利用というのは、当YHの場合、多くはありませんので、今回の支援策でも同様に手を挙げない予定です。

そもそも、これだけ外出自粛期間が続いているのですから、資金援助をしなくとも、新型コロナが沈静化すれば、自ずと外出する人が多くなるでしょうから、新型コロナ流行の沈静化を待つばかりです。

のち（大曲）　一時（大宮）

【お知らせ】当分の間、臨時休館します

当YHでは2021/3/21まで臨時休館としていました。今回、新型コロナに伴う緊急事態宣言が、3/21に首都圏で解除となる見込みとなりましたが、のっぴきならない個人的な事象が、当分時間がかかりそうな状況になりました。

このため、今回は期限を決めずに、「当分の間」臨時休館とさせて頂きます。

できることなら、桜の時期に間に合えばとか、5月の連休にはとも思っていますし、可能であれば、できるだけ早く再開したいと考えています。その際には、即座にブログにてご連絡いたします。

すでに何名かのお客様にはお断りする事態になっており、申し訳ありません。また秋田県内で唯一のユースホステルですので、必ず再開しようと思っています。

緊急事態宣言解除、桜前線北上中と旅行にはもってこいの季節が近づいており、ご利用を考えているお客様の有るかと思いますが、ご迷惑をおかけして申し訳ございません。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

 

東北デスティネーション・キャンペーン2021

埼玉でテレビを見ていると、JRグループでこの4月から９月まで開催する大型観光キャンペーン「東北デスティネーション・キャンペーン（DC）2021」のテレビCMが盛んに流れており、こんなに東北を宣伝しているんだと感じます。今回は外出を控えているためわかりませんが、駅のポスターなども多くのDC関連の物が掲示されているかと思います。

いつもなら、東北に観光客が来て頂く、興味を持って頂ける良いきっかけになりますが、今年に関しては時期的に微妙な感じです。ここ数日、仙台市や山形市で新型コロナ感染者の急増が顕著で、この分は地域内での感染が多いようですが、これから首都圏からの旅行者がDCで増加するとどうなるだろう？、都会と比べて脆弱と言わざる得ない医療体制は大丈夫だろうか？、などと考えてしまいます。

とはいえ、新型コロナを恐れていたら、これから先も商売にならない状態ですし、多くの観光関連の人は、観光客が来てくれた方がうれしいという意見（建前？）のようですね。

（大曲）　（大宮）

大仙／ローズメイ・オレンジスライス・ジャム

今回、埼玉に戻ってくる際に、知人に紹介されたのが、東京に本社がある（株）ローズメイが大仙市の秋田工場で作っているオレンジスライス・ジャム（＠1620円）。ふたを開けると、ジャムに浸かったオレンジ（国産ネーブルオレンジ）の輪切りが積み重ねてあります。味はレモン味もつけてあり、甘さ控えめでコッテリのジャムではなくさっぱり系。そもそも味云々よりも、インパクトはその見た目なのでしょう。食パンなどに載せて食べるにはもってこいです。

手作り、有機栽培、期間限定商品（1月～7月頃）ということもあり、テレビや雑誌でも紹介されることが多く、場合によっては入手困難ともいわれるようです。ジャムと考えると、少し割高感があるようですが、瓶を開けた時やパンに載せた時などのインパクトは大きく、一度試してみる価値はありそうです。道の駅や地元スーパーの一部で販売しているようです。

時々（大曲）　（大宮）

時刻表にない駅（？）

今朝、急遽３度目の埼玉行きとなりました。さすがに１か月に３度も秋田新幹線に乗ると、写真を撮るのもさぼり気味になり、夜に確認したところ、あまり絵になる写真がありませんでした。

ただ、田沢湖駅を出て、仙岩峠の間で撮ったのが、志度内（しどない）駅（？）の写真。厳密にいえば「信号場」ですので、駅とは言えず、そのため時刻表などにも記載がありません。それでも現地には、ほんのわずかですが車掌が移動できるようにプラットホームのようなものがあり、全然知らない人なら駅と勘違いする光景でした。

ここは在来線の時代、田沢湖駅と赤渕駅の間の距離が長く、単線だったため、途中で列車の交換が必要になることからこの間に作られた信号場の一つ。現在では在来線は一日２往復程度しかありませんので、在来線の交換は不要なのでしょうが、同じ線路を秋田新幹線が一時間に一往復程度走っており、新幹線の交換も行われることがあるようです。

（出発時の飯詰駅）

4時間ほどで雪景色の残る大曲から、桜の咲く埼玉まで移動すると、体もビックリです。大宮駅で秋田新幹線から降りてくる人の格好は。ほとんどが冬服で、大宮駅構内では少し浮いた感じにも見えてしまいます。緊急事態宣言解除初日の大宮駅の人混みは、いつもと同じように多くの人がいました。

時々（大曲）　一時（大宮）