新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

連続営業開始、写真が当然の今の時代に

2019-09-30 23:44:15 | YH


本日からまたいつものビジネスのお客様の長期滞在が始まりました。今回は年末までとのことで、年末年始の一般のお客様を考慮すると、年明け、1/10頃まで連続営業が続くことになる予定です。この間、降雪期が始まりますが、飛び込みのお客様は大歓迎です。

古いYHのハンドブックを見ていると、ついつい時間が過ぎてしまいます。初期のハンドブックでは、残念ながら建物の写真はほとんどありませんでした。調べてみると、建物の写真がそれぞれで掲載され始めたのは、1967年版からで、それ以前に閉館してしまったものは、写真すら残っていません。



今では手軽にカメラやスマホで写真が撮れる時代になりましたが、よく考えてみると、カメラが一般的になったのは1975年頃(?)からで、特に60年代ではカメラは高価なものだったようです。一部で写真がないのは残念でしたが、写真がないことが確認できたことは、それはそれで成果とも云えます。



62年版では自転車店の広告ページがありますが、自転車の値段がスポーツタイプの高級車で25,000円。これだけを見れば、今の普通の自転車と遜色ない値段に見えますが、当時の宿泊代が素泊まり200円、二食付き450円という相場ですので、今の約15分の1とすると、自転車の値段の高さが理解しやすくなります。当時はいわゆる貧乏旅行の見方だったYHの広告にこれは、銅かとも思いますが、今頃云っても仕方ない話です。


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YHハンドブックの最古、1956年版

2019-09-29 23:36:24 | YH


先日大量にお借りしてきた古いYHハンドブックですが、中で一番古いものは1956年版でした。ユースホステルが国内に最初に出来たのが、1951年ですので、5年後のハンドブックということになりますが、一緒にお借りしたYH20年史を見ると、この56年版が一番古いものとなっていました。



当時はネットなどももちろんありませんので、その間の5年はどうやってYHの存在を知ったのだろうかなと、余計なことを考えてしまいました。またその後のハンドブックでは北海道から九州へと地域別に記載されていますが、この最初の版では、順番もバラバラだし、製本時に間に合わず、後で挟み込んだ分などもあったりと、体裁や厚さ、内容など無茶苦茶な状態でした。



令和の時代になった今では、昭和は古き良き時代、まして1956年は昭和27年で、太平洋戦争後の日本の終戦のドサクサがまだ残っている頃だったのでしょう。そんな匂いが古いハンドブックからも感じられます。

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焼走り温泉・焼走り国際交流村

2019-09-28 23:32:28 | 温泉(岩手)



週明けにはビジネスの方の長期滞在が始まりますので、今日はその準備をぼちぼち着手しましたが、ついつい昨日借りてきた古いYHのハンドブックが気になって、準備に集中できない状態。今回も滞在は年末までということで、部屋の模様替えやその間掃除しにくい押し入れの中などもきれいにしておく必要があります。また今日のお客様の準備もありますが、どれも散漫状態。

さて、先日の松尾鉱山ツアー後の温泉巡り、七時雨憩いの湯まで3湯をこなし、4湯目は、国道282号、東北自動車道の西根ICから岩手山に向かったところにある2湯のうち、遠めの焼走り国際交流村・焼走りの湯。ICから思ったより距離がありました。



入浴料600円(岩手温泉三段本で半額)。アルカリ性単純戦で源泉26.3℃、pH7.6のお湯を加水なし、加温、循環、消毒ありで使用。内湯1、サウナ1で、露天はないものの設備的には充実していました。

古い分析表ではギリギリ成分表示がナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉となっており、源泉36.0℃、pH8.1となっており、20年でお湯の状態もかなり変わった感じでした。ここでは行く前から銭湯代わりと考えておりましたので、それはそれで十分に満足のできる温泉でした。のち

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古いYHのハンドブック、大量発見!

2019-09-27 23:51:31 | YH


昨日の尾去沢鉱山ツアーでは、鉱山見学であっという間に時間が過ぎて、さらに温泉とも考えたのですが、せっかく鹿角まで来たのだから、数年前に閉館した大湯温泉黒森YHにご挨拶。経営者の方は健在で、一応日帰り入浴の受付も続けていました。

こちらに来た理由は、古いYHのハンドブックをお借りすること。年賀状にもその旨書いておいたので、快くお貸し頂きました。それもなんと1956年の第一号からほぼ揃っている状態で、予想以上の成果となりました。今回は初期の分で77年までの約20年分。

興味のない方には古本の山ですが、探していた人間にとってはお宝の山でした。つい長話しをしてしまったこともあり、また温泉もさらに考えてみましたが、心は古いハンドブックに傾いてしまい、鹿角から国道341号、玉川経由で一気に帰路となりました。



往路も同じ道だったのですが、既に八幡平の中腹、大場谷地周辺では紅葉も始まっていました。


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史跡・尾去沢鉱山

2019-09-26 23:43:49 | 鉱山


先日は松尾(硫黄)鉱山を見学に行きましたが、冬になると峠越えが厳しくなるので、今日は県北の鹿角市まで。目指すは尾去沢鉱山、ここも秋田の鉱山をお勉強するうえでは真っ先に来なくてはいけなかった場所です。道の駅かづのから尾去沢鉱山までは車で10分ほどの距離。



観光施設となっている史跡・尾去沢鉱山につく前に、かつての選鉱場跡などが見えてきて気持ちが高まります。観光坑道に入る前に、隣にある鹿角鉱山歴史館で事前勉強。入館無料。興味のない観光客なら所要時間は10分程度でしょうが、ついつい長居して1時間ほどウロウロ。



観光坑道は入館料1000円(JAF会員所で900円に)。バブルの頃に観光で来た記憶があるのですが、その時は、直線坑道がコテコテにデコレーションされていたような記憶があります。今回は元あった状態にということで、普通でした。坑道は全長1700mが公開されており、途中ショートカットの標準コースで1100m、30分とのことですが、せっかくだからとフル(特別)コース1700m40分を目指しました。



数か所、リアルに再現されているところもあり、実に面白かったのですが、安全性確保のためか、坑道の壁面の大部分はモルタルが吹き付けてあったようです。



40分のコースを、出てみれば90分かけてゆっくり見学となりました。坑道内で追い越されたのは、2組ほどで、他は静かでいい雰囲気を楽しめました。それでも、場所によっては多くの作業員の方がいて、少しびっくりもしました。鉱脈に沿って掘った跡を見ると、人間の欲望というか、執念はすごいものだと、いつも思わされます。


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八幡平市、七時雨冷泉・七時雨憩の湯

2019-09-25 21:38:23 | 温泉(岩手)



先日の松尾鉱山ツアーでは、松尾鉱山後、綿帽子の湯、七時雨山荘と2つはしごして、帰路の道なりにある七時雨憩いの湯にも立ち寄り。こちらは7年ぶりの入浴。以前よりも建物全体が綺麗になっていました。入浴料も600円と7年前より170円の値上がり。含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉で源泉14.2℃、pH6.2のお湯を加温あり、加水、循環、消毒なしの掛流で使用。浴室には内湯2、一つは温泉槽、一つは沸かし湯槽がありました。

温泉槽では薄白濁、無臭、弱塩味のお湯で相変わらずのお湯でしたが、湯口から出る温泉の量がかなり減っていて、別な入浴客が桶に溜めていましたが、桶がいっぱいになるのに5分以上かかるようです。ちなみに湯口からは冷たい源泉が出ていて、こちらもスチームで加温する形ですが、その湯口の源泉は無色透明、強い硫黄臭、塩味もしっかりあり、眼に効果があるとのことでした。



出てみて分析表を再確認すると、こちらもメタケイ酸の量が2340mg/kgと先の七時雨山荘の温泉の5倍以上と飛びぬけた数字になっていました。この七時雨憩いの湯と七時雨山荘は距離的に10キロ近く離れており、源泉もちなみに田代の湯と七時雨の湯と別表記になっており、別源泉のようでした。

のち

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八幡平市、七時雨冷泉・七時雨山荘

2019-09-24 23:29:40 | 温泉(岩手)



先日の松尾鉱山ツアーでは、鉱山跡をみて、安比の綿帽子の湯に入浴後、さてどうしようと現地で作戦会議。安比高原の温泉は近いけどまた来る機会はありそうだし、新安比は以前来たし、二戸方面に行こうかとも思いましたが、そんなに時間もなかったので、まず行く機会が少ない七時雨山の2湯を目指すことにしました。安代町から県道30号線、通称七時雨カルデララインを南東に進んだところにある七時雨冷泉、七時雨山荘。牧草地の真ん中にポツンとある山小屋風の建物でした。

入浴料450円。ナトリウム-塩化物泉で源泉9.5℃、pH5.5の弱酸性泉。表示にはありませんでしたが、加水、加温あり、循環、消毒なしの掛流使用かと。薄茶濁、強金気臭、無味のお湯で湯口からは源泉の冷たいものがチョロチョロと出ており、こちらでは硫黄臭も残っていました。加温はボイラーの蒸気を吹き込む形で、思ったよりも早く湯舟が熱くなりました。新安比温泉に近いこともあるのか、メタホウ酸の量が499.7mg/kgと他の地域の温泉に比べるとかなりの量。



浴室には浴槽一つ、、蛇口とシャワーはありましたが、シャンプーなし、固形石鹸ありで、広さも浴槽は4人も入れば少し圧迫感を感じるほどで、決して設備的にいいという状態ではありませんが、お湯は浴後も金気臭が体に残るほど個性的なお湯で、大満足でした。

のち

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八幡平市、綿帽子の里温泉・あずみの湯

2019-09-23 23:21:33 | 温泉(岩手)



さて昨日の松尾鉱山の見学の際に、その先八幡平アスピーテラインに入り、少し先の御在所温泉がすぐでしたので、様子見に行きました。ここにはかつて八幡平YHがありました。何年も来ていませんでしたが、今では御所湖温泉は取り壊され、その場には地熱発電所が出来ていました。またその隣の八幡平YHがあった場所は更地になり、端を発電所の配管が通っていました。



ここから山を下りて、安比高原レインボーラインなる道を通り、安比高原から国道近くに進んだところにある2つの温泉施設が目指す最初の温泉施設。最初は手前にある、オレンジ色の湯という安比豊畑温泉・フロンティアの湯に入りたかったのですがお休みで、よく見ると営業日は土日祝のみになっているようでした。すぐに気分を切り替えて、すぐ隣にある綿帽子の里温泉・あずみの湯で入浴。



入浴料600円。ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉で源泉55.6℃、pH7.4のお湯を加水、加温なし、循環、消毒ありで使用。内湯2、サウナ、露天とあり、薄黄緑色、強消毒臭、無味のお湯で、浴槽内ではかなりの勢いで循環装置が稼働していました。長距離ドライブのあとでしたので、それでも気持ちよく入浴して、気分転換となりました。

一時

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山形の鉱山の勉強 ②山形県南

2019-09-22 23:16:39 | 鉱山
3連休の中日ですが、台風接近でキャンセル発生のため、時間に余裕が出来てしまいましたので、引き続き山形県の鉱山のお勉強。ようやく山形県南を調べることになりましたが、上ノ山以南はまだ温泉でも手付けずで、そのため土地勘もほとんどありません。

出てくる地名を地図で調べることも度々。南陽市北部の奥羽線とフラワー長井線で挟まれた狭い地区に多くの鉱山がかつてあったというのは、初めて知りました。この地区は観光地もないし、温泉もありませんので、一般の観光客もめったに立ち入らない場所で、鉱山を調べていなかったら、まず行くことを考えない場所でしょう。

いずれ機会を作って、ゆっくり山間部をウロウロしてみたいと思いました。また米沢から南の山岳部は、小野川、白布、滑川、姥湯といった有名な温泉もある場所ですが、当然のことながら鉱山も多くあったようです。こちらにも足を延ばせればとか、いろいろ妄想して楽しんでいます。

時々
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食用菊の柵上げ、3回目

2019-09-21 23:10:15 | 畑・工作


秋の行楽シーズン、2度目の3連休が始まりました。残念ながら、今回の3連休も天候悪化のため、一般のお客様の状況は芳しくありません。明日以降はキャンセルも発生して、ガラガラです。

時間的にも気分的にも少し余裕がありましたし、明日以降台風の影響を秋田県でも受ける可能性があるとの予報ですので、今日は午前中に久しぶりに畑に行き、もう少ししたら収穫の食用菊の柵を上げる作業。



仕組みはすでに作ってありましたので、作業自体は30分ほどで終了。黄色の菊は3段に上げてもその上に花が出るような高さになりましたが、紫色の菊は、花の高さがちょうど3段目に当たりそうな位置になってしまい、2段目を取り付けただけで、今回は様子を見ます。運が悪ければ(予想より風が強ければ)、既に開花が始まった花の重さで、柵のところからポキッと折れてしまうかもしれません。

(一応ネギ畑です)

隣のネギ畑は、一面の雑草で、どこにネギがあるのかすらわからない状態になってしまいました。早めの対処が必要なのですが、今回の台風ではこの雑草がむしろ支えになる可能性があり、いずれにしても対処はもう少し後になってしまいます。

時々
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