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新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

台湾からのグループ旅行のお客様

2025-07-17 22:01:46 | 経営

昨晩は、当YHには珍しい台湾からのグループのお客様の滞在がありました。去年の2月の横手のかまくら祭りの際にご利用頂き、気に入って頂けたようで、今回2回目。前回よりも倍の人数でお越し頂きました。

グループ内に日本語が流ちょうな方がいて、通訳付きでの食後のお話タイムも2時間近く、秋田についてのお話となりました。台湾の話もいろいろ聞きたいところでしたが、こちらに来て頂いたこともあり、こちらの情報を提供するのが中心になってしまいました。食事も外国の方に合うか心配でしたが、夕食も、朝食もきれいになくなっていました。今朝は提供しませんでしたが、台湾では納豆も食べられているということは初めて知りました。

台湾からということで、中華圏のあのやかましく、遠慮のない方だと、あまりうれしくないとは思っていましたが、中華圏でも中国本土の方とは大きく異なり、非常に丁寧だし、物静かだしで、日本人とほとんどかわらない感じで、こんな外国人観光客ばかりならいいのに、なんてことも考えてしまいました。

最寄りの駅までの送迎は人数が多かったこともあり、2回戦となり、最後に慌てて記念撮影させていただきました。

さてビジネスの長期滞在のお客様は、今日明日が延長最終日となる予定でしたが、再び1週間の延長戦が決まりました。経営的には大助かりです。

時々

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緊急補修工事/ 庭木の伐採

2025-07-16 22:57:52 | 畑・工作

一昨日、懸案だった脱衣所とトイレの床板の張替えを大工さんにお願いして、昨日、急遽都合が空いたので、今日工事に来るとのことで、今朝、8時から緊急補修工事となりました。

床を剥がしてみると、床板支えの根太だけでなく、それを支える大引きと呼ばれるものまで痛んでいたので、全部交換。どうにかお客様到着前の5時には作業が終って、きれいになり、これで夏のお客様にも不安なく使ってもらえそうです。

とはいえ、見積もりもとらずでの発注、緊急工事となりましたので、いくらの請求書が来るか、少し不安です。

発注した作業には、玄関前の松の木の伐採もありました。炎天下の作業で申し訳なかったのですが、バッサリ半分に切ってもらいました。こちらに来たときは、ちょうど切った高さの松の木でした。それが20年を過ぎて倍の高さに育ちました。以前、排水路の設置で松の木の下を掘ったところ、かつて小屋があったようで、コンクリの平基礎が残った上に土が盛られ、そこに松が植えられた感じになっており、根が張りようがなく、強風で倒れる恐れがありました。

思ったよりバッサリといった感じで、枯れてしまったら、それはそれであきらめるつもりです。育つのに20年が切るのは1日で終わるということに悲しさを感じてしまいました。

ついでに畑の脇で伸びた木も1本、丸々切り倒してもらいました。木を1本倒して、枝などの処理、さらにそれを処分してもらうと、今の時代、1本10万円程度するとのこと。背が伸びる前に大丈夫かどうかもう少し考えて植えることにしましょう。

10日ぶりに朝方に夕立のような雨がありましたが、その後は快晴、気温も34.9℃まで上昇。そんな中で一日作業していた大工さんたちに感謝です。

のち

 

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フェーン現象で35℃予報

2025-07-15 22:54:09 | 季節

先日の冷たい空気もどこかに行ったようで、今朝は最低気温でも明け方24℃台ともう少しで熱帯夜状態。スタートが気温が高かったので、10時には30℃を越えてしまいました。

先日の草むしりの続きを今日は考えていたのですが、気が付けば午前中でも暑さ爆発で、外作業は危険と(勝手に)判断、草むしりは後日に延期となりました。

予報では午後に夕立があるかもとのことでしたが、結局雨は降らず。本日で9日連続の快晴となり、畑もカラカラになっています。そのため、先日から50mのホースを運び出し、畑の水撒きを始めました。今年の4-5月には雨続きで困ったのですが、今度は雨が少なく困っています。

建物の中の気温は、トタン屋根が焼けるようになっていて、外よりも蒸し暑く、掃除するにも、料理するにも命がけになってきました。お客様がご利用する客室は昨年までに全室エアコンがありますので、到着後は快適にお過ごし頂けるかと思いますが、日中、お客様がいない時には客室エアコンを稼働することはありませんので、掃除の際にはご機嫌に暑くなっています。

時々

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選挙演説では耳障りの良いことだけ?

2025-07-14 22:51:50 | 季節

今週末の参議院議員選挙を前に、テレビでは盛んに選挙の話。聞こえてくるのは物価対策とのことですが、消費税減税/廃止などの話だけで、他の策はないのかと云いたくなります。

一昨年秋に、物価は今後10年で倍になるという無謀な(?)想定をしました。ここ数年物価は上昇していますが、そのペースはまだ5%以下と想定の半分程度。物価上昇の要因として考えられるのが、原材料費、ガソリン代など光熱費、そして人件費の上昇などでしょう。特に人件費の上昇は製造コストだけでなく運搬費、原材料費でも反映されていると考えるべきでしょう。

選挙の中で、物価上昇以上の給与所得の増加を謳っている候補者もいるようですが、本気で実現すると思っているのでしょうか。人件費等の上昇は、少し遅れてそれ以上の率で製品価格に転嫁されているため、毎月月初に商品の値上げが数千点などと報道されています。人件費が上がっても製品価格をあげないためには、企業が利益率を犠牲にするか、それを補填するため内部留保を取り崩すかとなりそうです。

政治家は後者の600兆円とも云われる企業の内部留保を狙っているようですが、そんなのがあるのは一部の大企業だけ(トヨタ自動車の内部留保は20兆円とも)。そもそも人の懐に手を突っ込んで、というのはお行儀のよいことではありません。選挙で賃金の継続的な引き上げと云っている候補者は、それに伴う物価上昇をどう説明するのでしょうか。

またこの物価対策として、消費税減税などと云っていますが、目先の物価上昇には一定の効果があるかもしれませんが、その先の物価上昇に対して、仮に消費税をゼロにしてしまったら、次の手を何に求めるのでしょうか。目先の選挙対策の政策としか思えません。またそれを面白がって同じことばかり取り上げるマスコミ(既存のテレビ局)にも大きな責任がありそうです。

どの話を聞いていても、目先の話だけで、10年先の日本をどういうものにするかとか、少し長い話を具体的にしてくれるといいな、とも思いますが、一方で今の政治家に10年先の話をされても責任を持たない政治家がほとんどなので意味のない話にもなりかねません。

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夏野菜の支柱立て、ネット張り

2025-07-13 22:48:46 | 畑・工作

今朝まで冷気が入って、朝の気温は17℃。明日から最低でも25℃とか予報で出ているし、台風がかすりそうなので、外作業ラストチャンス。ということで、お客様に朝食を出して、畑にGO!

最初にトマト、キュウリの畝に支柱を立てる作業。えっちらおっちらで1時間で完成。今年はどうも敷地内にタヌキが住み着いたようだし、家付きカラスたちもキュウリやナス、更にはネギを食い始めて収穫に繋がらなくなっているので、ここ数年サボっていた防鳥ネットをキュウリ、トマト畝の支柱の上に張り巡らせました。その作業に45分ほど。これでキュウリも人様の口に入れるかなと。

休憩中に先日収穫したジャガイモを保存ケース(農業用コンテナ)に収納。

さらに少し時間が余ったので、思い切って炎天下の中でネギ畝の雑草処理のテスト。どのくらい手間で時間がかかるかをチェック。一畝の片側だけで45分ほどかかり、延長戦は危険な状態ということがわかりました。

作業したのは写真の畝手前のみ。この時期、ネギ畝が雑草で埋もれてしまうなんて、あまりなかったし、今年はネギ畝自体が少なく、タヌキと競争になっているので、せっせと雑草を抜きてやらないといけないようです。

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梅雨は何処に行った?

2025-07-12 22:46:19 | 季節

西日本方面は、6/27に過去最早の梅雨明けが発表されましたが、東日本から北日本はまだ梅雨明け宣言は出ていません。秋田県では先日も書きましたが、梅雨のはずなのですが、雨が全然降らず、畑が悲鳴をあげています。

旅行客にとっては、雨が降らなければ、旅行するにはいい状態ですが、連日30℃を越える気温は少し暑すぎるようです。車での移動ならエアコンを効かせて、涼しい中でとなりますが、当YHの車は、どうもエアコンのご機嫌がよろしくなく、近場の買い出しでも、炎天下で出ると、全然涼しくありません。どうも数年前からそんな傾向が強くなっていて、以前県北に出かけた際には運転中に熱中症になりかけました。また車の中が涼しすぎると、出たり入ったりの際の大きな温度変化で体調を崩す恐れもあります。

更に一番危険なのは、バイクで来られるお客様。熱中症寸前になり、早い時間に避難的に到着される方がここ何年かいらっしゃいます。当YHでは一応チェックインは16時からとお願いしています。それでも体調がすぐれなかったりした場合は、緊急避難的に受け入れることは可能ですが、直前にでも電話頂けると、エアコンを稼働させて避難所を作っておくこともできますし、こちらの諸々の準備もある程度しておくことが可能なので、大助かりです。

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ジャガイモの収穫、続き

2025-07-11 22:40:31 | 畑・工作

今週は秋田でも最高気温が30℃を越え、初めての熱中症警戒アラート発令となっていました。さらに先週で終わるはずだったビジネスのお客様の長期滞在が2週間延長となり、身動きが取れない状態が続いています。

タイムリミット間近だったジャガイモの収穫作業は、日曜日に開始したものの、作業45%の所で雨天サスペンドとなりました。本日、そろそろやばいということで、延長戦を強行。作業1時間でイモ掘りはどうにか終わりました。昨年より1畝少なかったので、その分収穫量は減りましたが、2畝分で6箱ほどになりましたので、1畝辺りでは去年より多かった感じです。これだけあれば、これからのお客様にはとりあえず充分かなと。写真の上の列が日曜に収穫した分、下の列が本日収穫分です。

本当はこのあと、夏野菜畝に支柱を立てる予定でしたが、暑さ(28℃ほど)と本日の飛び込みのお客様の連絡で、本日の作業はここまでとなりました。

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秋田でも暑さ爆発中

2025-07-09 22:36:45 | 季節

昨日は今年初めて、秋田県に熱中症警戒アラートが発令され、気温は横手で34℃、大曲33.7℃まで上がりました。県北では35℃近くまで上昇し、雪国で夏も涼しいと思われがちな秋田県で、昨日は熱中症で5名病院に搬入されたとのことです。ただ、明日以降冷たい空気が入り、朝晩は20℃を下回るとのことですので、その涼しさに期待したいものです。

暑さの原因である快晴、今年の4-5月には雨ばかりで晴れる日がほとんどなく、畑作業に大きな影響が出ました。その際には早く晴れてほしいものだと思いましたが、6月以降は雨が少なく、今回は6/26に雨が降ってから、7/5までほとんど雨が降らずで、5日にまとまった雨がありましたが、その後も晴れの日が続いています。この時期、雨が降らないと、やはり畑にはダメージがあります。夏野菜にとっては今が一番成長が大きな時期。水が枯れると、成長が止まる恐れがあり、また食用菊なども成長が止まります。

このため、先日から長いホースで畑の水撒きが夕方の必要業務に加わってしまいました。部屋着(半袖、半ズボン)で行うと、15分ほどの作業なのですが、必ず蚊に刺されてしまい、後で後悔することになります。

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大曲北部の石塔巡り⑥ 諏訪神社その2

2025-07-08 22:30:49 | 修験道

先日の大曲北部の石塔巡りで行った大曲の諏訪神社。昨日は、諏訪神社創建の時期について考えてみましたが、次の突っ込みどころ、仙北地域にはもう一つ、美郷町六郷にも諏訪神社(正式には現在、秋田諏訪宮)がありますが、つい考えてしまうのは、どっちが先ということです。大曲の諏訪神社の縁起は先に書いたもの。

一方、六郷の秋田諏訪宮は、坂上田村麻呂が東征の際に諏訪大社を奉じて国家鎮護の祈りをこめて創建したとのこと。このくだりはかなり眉唾ですが、次には建久年間(1190-99)に二階堂氏が出羽国六郷の地頭職を得て当地を管領し、1192(建久3)年に諏訪神社の大規模造営が行われたと記録にあるとのこと。その後、至徳年中(1384-87)には六郷に城を築くにあたり、諏訪神社を近隣の総鎮守として社殿を修復したとのこと。

江戸時代を見てみると、久保田(佐竹)藩3国社、12社というのが佐竹家崇敬社として取り上げられています。この中にこの地域で出てくるのは六郷・熊野神社と金沢・八幡神社の2つで各諏訪神社は出てきません。ということで、どちらが先とか、どちらが大きいというのは、素人には判断できないようですし、また、神様に順番をつけるのも失礼なようです。

本殿に関しては、先に述べたようにこの地域では数少ないコンクリート造りのものとなっていて、立派と云える反面、味わいは少ないのかなとも。こちらの宮司様は、当YHのある藤木地区の八幡神社も兼任宮司となっていて、2代にわたってお世話になりましたし、今の宮司様は市議会議員もやられていたりします。街中で氏子も多く豊かな方が多いようだし、正月の初詣は行列ができるほどなどからなのか、神社なのですが、お寺のような少しお金の匂いを感じてしまいました。

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大曲北部の石塔巡り⑤ 諏訪神社その1

2025-07-07 22:22:18 | 修験道

③諏訪神社 大仙市大曲上大町12-20

先日の大曲北部の石塔巡りでは、伊豆山神社(里宮)、大川寺の次に、その日のメインの一つであった大川寺からすぐそばにある諏訪神社を訪ねました。駐車場がないので、鳥居前の道路に路上駐車となりました。

鳥居をくぐった参道の左に石塔群がありました。石の祠のほか、複数の庚申塔(文化6他)、青面金剛像、馬頭観音碑のほか、摩利支天碑(大正15)がありました。

摩利支天(まりしてん)は仏教の守護神で陽炎を神格化したものと云われ、護身や蓄財などの神として中世以降信仰を集め、武将の中にも信仰する者が多かったほか、忍者などにも重んじられたとのこと。多くの石塔が神道や道教に基づくものなので、今まで摩利支天碑を見たことがなかったのかもしれません。

さて、この諏訪神社は、2月中旬に大曲の綱引きと鳥子舞が行われる神社としても地元では知られ、大仙市内では有数の知名度。諏訪神社の縁起では、平安時代初めの801(延暦20)年に創建とのこと。ヤマト王権の蝦夷征伐の際、坂上田村麻呂がこの地に来て、真昼山(岳)の賊徒を討伐した。凱旋時に時の陣所に神殿(神社)を作ったのがこの諏訪神社の発祥、とのこと。

その後1501(文亀元)年、前田又左衛門道信が居住し、この神社を修繕し、道信の二男利信が深く崇敬し、また数々の戦功を挙げたという。江戸時代になると1685(貞享2)年には秋田藩主佐竹(義処)氏が本陣をこの地に定め、神社も遷座したという、江戸時代以降、数度の炎上し、現在の本殿は1969(昭和44)年、秋田県内で初めての耐火耐震の鉄筋コンクリート構造で作られたもの、とのこと。

先に出た坂上田村麻呂の話は、真昼岳の由来として知られた話。秋田神社庁でも山頂にある真昼山三輪神社の縁起として、807(大同2)年に真昼岳の賊徒を退治して山頂に神社を建立したが、田村麻呂が山頂に到着したのがちょうど昼だったことから山の名となったとあります。

また平安時代の柵跡とされる払田柵が出来たのが、800年頃と云われており、近隣に開拓村があった可能性も時期も十分にあり得る話。ただし坂上田村麻呂は奥羽山脈を越えたという史料は残されておらず、一般的に現秋田県に坂上は来なかったというのが通説になっているようですが、一部では払田柵が出来て、視察などには来たのでは、との説もあるようです。

後の話で出てくる前田氏は、丸子川対岸西にあったという大曲城が明応年間(1492-1501)には横手を中心とした小野寺氏の配下、前田道信が城主であったとの話で、およそのところ辻褄が合いそうです。

話が長くなったので、続きは明日。

一時

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