本日大みそか。当ＹＨで年越しという奇特な方は、今年4名、ある意味いつものメンバー状態となりました。この年末年始は長い方で28日（土）から5日（日）までの9連休と5月連休、お盆休みに続いての長期連休。ということでいつも行けないところにという方も多かったのか、今年は初めてという方がいませんでした。
朝方は雪も全くない状態でしたが、昼から降り始めて、夜にはしっかりの雪道が出来上がりました。今年は夜10時過ぎに出発して、大曲駅前の商工会で年越しそばの振舞をご馳走になって、一度ＹＨに戻ってきました。
これから二度目の出発で、六郷の寺で除夜の鐘を打たせてもらって、その後当ＹＨのある地域の神社で初詣と、結局いつものコースになりそうです。
大みそかを明日に迎え、今日は大量買い出しとなりました。今日から年末年始のお客様が始まりますし、連泊の方もいますので、メニューを考えて、その分をまとめ買い。さらに正月料理の準備もあります。合間に今年最後の温泉は近場で隣町横手の西にある雄川荘に。すでに年末で都会から帰ってきた方もいるようで、雄川荘も賑やかで、入浴客はいつもより多めでした。
明日の大みそかの夜は何ができるか、いろいろまだ模索中です。どうもレギュラーメンバーが多くなりそうなので、少し変わったことがあれば良いのですが、イベント的なものは天候と年末の過ごし方自体が都会と少し違うので、考えもまとまらずに、なかなかなくて苦戦中です。
時々
のち一時
今月の上旬に仕込んだハタハタ鮨がそろそろ食べ頃になってきましたので、本日の夕食時に試食となりました。万が一のため、お客様に出す１時間ほど前に、こちらで試食し、腹痛などにならないことを確認して、提供となりました。
今年はほぼすべてに濃厚「五倍酢」というのを使ってみましたので、魚の骨やひれなどは殆ど感じられなく食べられますが、酸っぱさが強く残り、健康食品的になったようです。後で漬けたものは、米麹の発酵時間が1日長かったので、トロトロに発酵しており、かつて道の駅で購入した地元の方の作ったものに似た感じになっていました。
年明け１月の中旬には発酵もだいぶ進んでいい感じになるだろうと思いますので、その頃、小分けして冷凍保存する予定です。今年は例年よりハタハタの量が多かったので、5月連休のお客様にも十分に提供できるかと思います。
本日、週末釣り師となっていた長期滞在のビジネスのお客様が出発となりました。今回は9月末からでしたので３か月。次は３月初めとのことですので、２か月ちょっとありますが、これから２週間ほどは年末年始の一般のお客様が続く予定ですので、それまで気が抜けません。
例年だと、12月中は毎朝、車の雪下ろしに苦労しますが、今年はそれも少なく、凍結防止のために夜、水道を止めることもほとんどありませんでしたので、生活自体は少しは楽だったかと思います。
１月初旬のお客様が終わっても、本格的な降雪期に入り。雪との戦いになる予定ですので、弾丸ツアーもそんなに度々行くこともできませんが、その間は今年一年ウロウロして集めた資料をまとめる作業となる予定です。家には居ると思いますので、飛び込みでの利用は大歓迎ですが、車で来られる場合と、食事が必要な場合は、前日までにご連絡頂けると助かります。
のち
昨日、年明けからの料金改定について書きました。今回の消費税引き上げで多くの施設が料金の引き上げを行って、一泊二食会員で6,000円を超えるYHも現れました。今回の価格改定は当YH開所して初めてのことです。
今回考慮したことは、まず最初に、混雑時の会計の簡素化を狙うため、50円玉以上で端数が出ないことでした。本当は100円刻みにしたかったのですが、どうしてもできませんでした。
次に会員料金で5,000円でお釣りが出ることでした。現状は若者でなくシルバーの方が多い時が目立つようになってしまいましたが、元々ＹＨは若者が簡素で安全な旅行ができるように作られたもの。このため、出来るだけ安くしたいのですが、潰れるような安価では元も子もありません。今回は5,000円でお釣りがもらえる、という点にこだわりました。
近年流行りのゲストハウスも値段が高くなってきたとの声があり、だったらＹＨも上げてもいいんじゃない？という声もあるようですが、それは相対評価での話。ビジネスホテルの一部は、ＹＨよりも安価になっている現状、何で勝負ができるかです。
のち
10月に消費税が引上げになり、それ自体は経営努力で吸収できると考えていました。しかしそれと同時に導入された（税）区分記載請求書。いわゆる領収書に消費税8％でいくら、10％でいくらと記載されたもので、スーパーなどのレシートはすでにこれになっています。
この導入と、それにまつわる話は10月に書きましたが、とにかく税金関係の処理がややこしくなっており、今まで内税方式の料金としていましたが、年明けの１月から当YHでも外税方式に変更させて頂くことに決めました。このため料金は大幅値上げという訳でなく、調整程度の変更にしたつもりですが、食事ありなしなどの内容によっては、少し値上がりになる方も出るかと思いますが、ご理解頂ければと思います。
素泊まり（23歳以上会員） 旧料金 3,200円（税込） → 新料金 3,300円（税込）
会員外追加 旧料金 ＋600円（税込） → 新料金 550円（税込）
夕食代 旧料金 1,000円（税込） → 新料金 1,100円（税込）
朝食代 旧料金 600円（税込） → 新料金 550円（税込）
※一泊二食（23歳以上会員）旧料金 4,800円（税込） → 新料金 4,950円（税込）
時々
今日は長期滞在のビジネスの方が、未明からまた「週末釣り師」となり、釣れないかもと云って出かけたのに、帰ってきたらハタハタをまた20キロ近く、持って帰ってきてくれました。
すでにハタハタ鮨は二度の仕込みも終わって、十分な量が確保できていましたので、ご近所さんに盛大に配ってしまいました。とはいえ、漁期終盤で、ざっと仕分けしたらメスはほとんどなしで、大半がオス。メスが大好きな秋田の方にオスばかり差し上げるのは忍びないのですが、少しずつ配ってしまえば、１～２度の食事でなくなるでしょうから、と。
週末釣り師の出動も今週で最後。いずれは大きなブリやマグロでも釣って来て貰えると嬉しいのですが、港の防波堤からでは、さすがにそれも無理なようです。それにクーラーボックスにも入らないようですし。
時々
今日もパラパラと雪が舞う時間がありましたが、それでもとける方が多く、畑を見るとほとんど雪もなくなり、まるで３月下旬から４月のような感じで、季節感が少し怪しくなってきます。
さて先日から着手した岩手県の鉱山。まずは何度か調べたこともあり、先日も現地視察に行ってきた西和賀の鉱山から。参考にしている文献「岩手県鉱山誌」が、昭和25年の本なのですが、戦後すぐのもので、文章も一部古い漢字が使われていたり、言い回しが古かったりと、なかなか読んでいて面白いです。この本は昭和17年に書かれた「東北鉱山風土記」というものを一部、元して書いたと思われます。
その中で鉱山の発見のきっかけの下りが、古老の言伝えとか、古い時代の残骸や旧坑道を探したりとか、さらには伝説にまで頼っていて、これがいわゆる「山師」の仕事だったのかと、感じ入ってしまいます。
今の時代なら、電波や地層、電気などを使った調査で主観的なものが大半でしょうが、その時代は傍証的なものから大金をかけて穴を掘っていたと。これでは掘って鉱物が出るか出ないかは、賭けのようなものだったのでしょう。
時々
今晩は、長期滞在のビジネスのお客様と釣りの仕掛け探し。私は釣りをしないのでよくわかりませんが、ハタハタが群れで押し寄せる（接岸する）時の釣りは、仕掛けにサビキというものを使うそうですが、それも「返し」という引っ掛かりのない針を使うそうで、これを使うのはハタハタ釣りぐらいのもの。
そのため秋田を中心とする一部の地域しか流通しないそうで、まして例年だと、12月中旬にピークとなるため、今の時期は在庫もほとんどないそうです。今年は接岸が11月末に始まり、まだ明日からの週末でも残りが居そうな感じとのことで、出来合いの仕掛けを探し回りましたが、大曲、横手の店では皆無の状態。結局新たなものは入手できず、残りで勝負するとのことですが、来年は11月末に大量に仕入れると早くも、来年の話になってきました。
のち
２週間ほど前のドカ雪は、その後根雪になり、３月まで真っ白な世界が続くかと思っていましたが、今年に限っては、その後冷え込みも厳しくなく、昼間にはプラスの気温の日が続いて、地面が見えるほどになってきました。
今年もあと10日少しとなって来て、年賀状の住所書きやら、今年頂いた義理を諸々返すといった年内にやっておかないといけないことを少しずつ消化中です。年が明けて少しすれば、雪の状況と相談しながらにはなりますが、年にこの時期だけと思われる長期休暇もありそうですので、それまでもう少し、気合で乗り切ります。
のち時々
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