新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

名残の雪

2011-04-30 23:43:33 | 季節


本日、買出しの際に久しぶりに雄物川土手沿いの通称「雄物川高速」を抜けて出かけてみました。既に周りでは水仙の花が咲き、一部桜も開花し始めており、春真っ只中の状況ですが、ふと河川敷を見てみると、大量の雪が残っていました。

この冬、記録的な大雪で臨時に急遽、雪捨て場になった場所です。さすがに家の周りはほとんどなくなり、連休のお客様にお見せすることが出来なくて残念と思っていたのに、まだこんなにあった!という感じでした。

夏にこれだけ残っていてくれれば、涼しいのに、なんて考えてました。その場所は、当YHから車で5分ほどの場所ですし、8月の大曲の花火の際には臨時駐車場になる場所です。

のち

準備万端!

2011-04-29 23:40:50 | 観光地
本日から大型連休が始まりました。

秋田新幹線も震災後ようやく本格的に東京から直通の新幹線が本日開通。沿線では多くの秋田の方が戻ってきた新幹線こまちに手を振るイベントが行われました。

角館の桜も、昨日、武家屋敷の枝垂桜で待ちに待った開花宣言が出たそうです。また予想よりも角館の桜の開花が遅れたこともあり、さくら祭りの期間が当初の5日までから7日までに延期されました。

八幡平アスピーテラインや、鳥海ブルーラインなどの山岳観光道路も一応は開通したそうです。例年以上の雪の回廊がお待ちしています。

お客様を迎え入れる準備は万端整い始めました。あとは多くの方に東北に来て頂くだけです。当YHでは直前ですが、各日、まだ余裕があります。飛び込み歓迎です。

のち時々

角館の桜、もうすぐ!

2011-04-27 23:36:27 | 観光地


今日は連休前の数少ない時間の取れる日でしたので、連休分の食材の調達のついでに角館まで足を延ばしました。

駅前の観光案内所で目的だった桜祭りやミズバショウ、カタクリなどの花の祭りのパンフレットを調達。その後、せっかく来たのだからと武家屋敷通りを視察。



平日だし、開花宣言もまだだし、雨だし、自粛ムードだしと、悪いことばかりの本日は、武家屋敷通りも閑散としていました。それでも、警備や案内の方は雨の中、辻々に立っておられました。桜の状況は、あと少しで開花というところまで来ており、木が幾分ピンク色がかってきていました。



檜木内川沿いの大型駐車場には、こんな日にも数台の観光バス。せっかく来ていただいたのに、残念なことです。川沿いのソメイヨシノももう少しというところ。



帰り道に街を通りぬけたら、ローソンから踏切に抜ける道沿いの早咲きの桜がちらほらと花開いていました。


5月連休、まだ余裕あります

2011-04-26 23:21:28 | お知らせ
連休直前になって、ようやくパラパラと連休の予約が入り始めています。とはいえ、例年と比べてもまだ水準は低く、連日余裕がある状態です。

当YHでは、5月連休は事前に予約されるお客様はそんなに多くなく、前日、当日になってバタバタと予約が入り、連休中の何日かはお断りするという状況になります。

今年は、この直前予約や飛び込みがどの程度来るのかがまったく読めません。また今年は、連休前半まで長期滞在のお客様の一部が残っているため、連休を通じて使えない部屋も出てしまいそうです。このため、早くも予約状況に合わせた部屋割りに頭を悩ましています。

それでも、4月前半には、5月連休のお客様は皆無かな?と考えていましたので、部屋割りに悩まされることは、うれしい悲鳴です。




「セリ」が手に入らない!

2011-04-25 23:19:22 | 食文化
当YHでは、夕食時に秋田名物の「きりたんぽ」を鍋やスープで提供しています。

今週辺りから連休のお客様も来始めるので、本日、食材の調達に出ました。秋田産のセリは、出るのが11月頃から3月頃までで、それ以外の期間は仙台産のセリが通常ならスーパーに並んでいます。本日近くにある4軒のスーパーをハシゴしましたが、そのセリが手に入りませんでした。

帰ってきて調べたら、仙台産といっても、地域は名取中心に生産されているようで、今回の大震災の被災地、ど真ん中。先日まで、ちらほら販売されていましたが、どうも今年は、「いつでもある」という状態ではなさそうです。

例年でも、7~8月には仙台産のセリすらスーパーに並ばなくなるので、その際には水菜を代用して、その旨をお客様にお話しているのですが、今年は、早くも水菜での代用が始まりそうです。秋田の方に云わせると「セリの入らないきりたんぼ鍋なんて、ありえない!」というお言葉を頂戴しそうですが。

のち

菊、ネギの植え付け

2011-04-23 23:16:50 | 畑・工作


畑仕事もここ数日で一気に進みました。

一昨日は畝を2つ作り、マルチ(黒ビニール)を敷き詰め、昨日、昨年の菊の根っこを掘り出し、適当な大きさに分割してその畝に植えなおしました。黄色の食用菊は、量が多すぎるので、その根っこの半分近くを捨てることに例年なります。紫色の食用菊は、一昨年2株を購入。去年、それが4株になり、今年は9株まで増やせました。

今朝、ホームセンターに行って、ネギの苗を6束購入。まだ走りの苗なのでかなり貧弱でしたが、辛うじて雨が本降りになる前に、3畝分、植え付けを完了できました。今、植えつければ、早ければ7月から食材として提供することができます。作業終了とほぼ時同じくして雨も本降りとなり、この雨が手助けで一週間もすれば、根が付いてくれることと思います。



今朝、秋田市での桜の開花宣言が出ました。ようやく桜前線も秋田県に突入、これからが本番になります。また震災で延期となっていた3月の「新作花火コレクション」が本日、雨の中開催され、お客様と花火見物となりました。

のち

ばっけの次はつくし、水仙

2011-04-22 23:13:57 | 季節
雪国の春は、駆け足です。

まだ残雪の残る日陰もありますが、ふきのとうに続いて道端に出てくるのがつくし。この時期、近くの田んぼのあぜ道などでは、つくしの絨毯が見られるところが多くなっています。



以前はこのつくしも、当YHでは食材としてお客様に提供していました。都会ではつくしは食べることが出来る植物ですが、食べた経験をお持ちの方が少ないため、実際に食事で提供すると、多くのお客様が驚かれていました。ただ、このつくし、「ハカマ」を取らなくてはならないため、下準備に手間と時間がかかります。一人分の食材にするのに、10分以上の時間がかかるため、ここ数年は提供できないでいます。

その代わり、もう少しすると、当YHの敷地内に増えてきた「たらの芽」を食材としてお出しすることが出来るようになってきました。今年もまだ堅い芽ですが、20本以上にたらの木が増えていますので、連休に来て頂くお客様には、タイミングがあえばお出しできるかなと目論んでいます。家の前では、早くも水仙が花開きました。



時々

「ニッポンの笑顔」秋田から!

2011-04-21 23:10:28 | お知らせ
先日、秋田県観光連盟から『「ニッポンの笑顔」秋田から!』という緊急観光キャンペーンの連絡が来ました。当YHは県観光連盟に加入していませんのでちょっと驚きでした。

今月末頃までに、申し込まれた方から抽選で500名に5,000円の宿泊補助券をプレゼントする他、5月末までに県内の宿泊施設に泊られて、所定の申し込み葉書を出された方の中から抽選で200名様に3,000円相当の秋田県産品が当たるというものです。

過去に冬季にこうしたキャンペーンは何度か行われてきましたが、この時期やるのは初めてです。ただ、宿泊補助券の申し込みは急すぎて、周知徹底は進まなかったと思われますし、5月に行われる来て頂いた方を対象に行われるものも、「まず秋田に来て頂くこと」が大変な今、効果がどの程度現れるか疑問です。むしろ都会でのテレビCMなどに予算を振り向けた方が、良かったのではないかとか、考えてしまいます。

ただ、今回の県産品のプレゼントサービスは、申込者もそんなに多くないので、来て申し込んで頂ければ、当たる確率は高そうな気がします。

時々

肥料のまとめ買い

2011-04-20 23:08:29 | 畑・工作
昨日までの畑作業で、足りないものがわかりましたので、本日は天候もよろしくないとの予報だったので、買出しとなりました。

通常の業務(食事)の食材買出しに加えて、牛糞1袋、鶏糞3袋、石灰1袋、化成肥料1袋、油粕1袋、腐葉土1袋などなどをまとめて購入。今まで、牛糞、油粕は使ったことないのですが、なんとなく土が良くなるかなと、衝動買いしてしまいました。

でも、これだけ肥料にお金を掛けるなら、野菜を買ったほうが安くつくかもとか思いましたが、計算してみると、芋1株でスーパーで150円ほどで販売されている袋一つ分ぐらいの収穫がありますので、ジャガイモを2畝植えれば、種芋代+肥料代くらいの回収が出来ることになりそうです。

やはり、採れたての鮮度は、なかなか買う事ができませんから、その分だけでもプラスになる計算です。ただし、本日は、帰りの車の中は、鶏糞の臭いが充満してましたが。

時々

雨の前の一仕事

2011-04-19 23:29:53 | 畑・工作


天気予報では9時ごろから雨の予報。長期滞在のお客様は、今朝は早出だったので、7時半には早々に畑に出動できました。

雨降り前にやりたかったのは、昨日耕した畑に諸々を撒くこと。鶏糞、土をよくするための腐葉土、石灰を、畑半分に撒き終わりました。既に外に出た時に、登校する小学生は傘をさしていましたが、ここまでは小振りの雨でなんとかクリア。

もう少しもつかなと、おもちゃの耕運機を引っ張り出し、昨日残した部分の土お越しを始めましたが、すぐに結構本降り状態に。それでも、つばの広い麦藁帽子をかぶると、雨もそんなに感じなくなり、1時間弱、土お越し。さすがに、帽子のつばから雨が滴るほどになり、作業終了となりました。

これで、数日置いて、もう一度耕したら、畝作り、マルチ張りの後、食用菊の移植作業が始まります。

時々