新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

あの青森・古遠部温泉が

2023-05-27 23:33:05 | 温泉(青森)

先日のネット記事で、秋田県と青森県境の近くにある古遠部温泉が、この度事業継承者が見つかったとのことで、廃業を免れたとの話。だいぶ前に一度だけ入浴した温泉ですが、浴槽からの掛流のお湯が流れる洗い場に横になる「トド寝」が黙認されている数少ない施設で知られ、浴室外に源泉からの析出物が塔になるほどの温泉はインパクト大でした。

記事によると、古遠部温泉は鉱山の試掘で噴き出た温泉で、昭和59年(1984)に別荘だったと云う施設を温泉宿にして開業したとのこと。経営者の高齢化を理由に昨年から事業継承者の募集をしており、営業はこの5月末まで、としていたという。後継者がほぼ決まったとのことで、日帰り入浴は6月末まで可能だが、7月以降は後継者との話し合いとのこと。改修工事なども必要と見られ、休館も考えられるようです。

有名な温泉施設が閉鎖されることが多くなり、今回の新型コロナでは拍車をかける形になっていますが、こうして後継者が現れることはとりあえずはありがたいことです。とはいえ今の施設はだいぶ老朽化しているのも事実で、改修工事などが入ればかなり雰囲気も変わる可能性がありそうです。できることなら、今のように敷居の低い温泉施設であって欲しいと願います。(写真はだいぶ前のものです)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深浦/白神温泉・静観荘

2020-09-16 23:37:44 | 温泉(青森)

ウェスパ椿山での入浴後、五能線の陸奥岩崎駅近くにも温泉があるということなので、期待しないで向かいました。場所的には白神林道の入口すぐ近く。白神温泉・静観荘。入浴料300円は入口の箱に入れるタイプでしたので、近隣の方の銭湯代わりに使われているようでした。ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉で源泉35.6℃、pH6.8のお湯を加温あり、加水、循環、消毒なしのザーザー掛流で使用。浴室には内湯1つだけで、設備的にかなり年季の入った状態でした。

しかしそのお湯は予想に反して非常にいいもの。受付時に時間が早いのでボイラーがついておらず、浴槽の加温なしなのでぬるいですよ、と云われ、それなら加温もない状態?!と。蛇口からお湯が出ないのは、使わないので不要でした。薄白濁、金気臭+何かの匂い、鉄+甘(炭酸)味。

浴室までの廊下などの状態で想像はしていましたが、浴槽内のヌルヌル感は少し気になりましたが、なによりも水面には弾ける気泡が見え、時間が早いことからお湯が新鮮だったようで炭酸水素塩泉のインパクトを強く受けました。決して一般受けする入浴施設とは言い難い状況ですが、お湯好きには堪らない温泉と思いました。

時々

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深浦/鍋石温泉・ウェスパ椿山・展望風呂

2020-09-15 23:33:54 | 温泉(青森)

5月下旬の秋田県内温泉塗りつぶしに続き、秋の温泉塗りつぶしを始めたもののなかなかペースが上がりません。ということは今日は重い腰を上げて、当YHから一番遠い海沿いの八森の温泉に。ただ、本来の目的は、県境を越えた青森のウェスパ椿山の展望風呂でした。ここは10月末で閉館の予定とのことで、今のうちに入浴しておかないと、入れなくなります。当YHから国道で約4時間。リゾートエリアウェスパ椿山の一番海側に展望風呂はありました。

入浴料500円は温泉本で無料。ナトリウム-塩化物強塩泉で源泉50.2℃、pH6.4のお湯を加水、加温、循環、消毒なしの掛流で使用。浴室には内湯2のみで、ここの売りはドーム状の浴室で、そのドームは開閉式というもの。受付でドームを開けてくれるということで、入浴時には半露天状態。崖の上にある風呂から眼下に海が見え、なかなか絶景の風呂でした。お湯は無色、無臭、強塩味。源泉では確か茶褐色のお湯だったはずなので、循環はなしですが、ろ過は行われているようで、むしろ源泉のままのお湯があればもっと人気が出たかも。

場所的にすぐ近くに黄金崎・不老不死温泉があり、浴槽からのインパクトでは厳しく、設備的には深浦のホテルなどに劣ることもあり、なかなか経営的には競争激化地帯だったようです。

時々

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弘前、嶽温泉・小島旅館

2019-08-18 23:36:13 | 温泉(青森)



弘前弾丸温泉ツアー夏編の2日目、ここまで4施設5湯に入浴して、昼食を兼ねて少し休憩を取り、その後嶽温泉に向かいました。硫黄泉を最後にしたのは、それ以降の入浴で温泉の匂いがすべて硫黄臭になってしまうためです。今回は小島旅館で入浴。嶽温泉は温泉組合の共同貯湯槽から供給される方式で、どの施設でも原則、同じお湯です。



入浴料350円は手形を使用。酸性・含硫黄-カルシウム-塩化物泉で源泉48.2℃、pH2.0の強酸性泉で加水、加温等の掲示なし。浴室には2分割された内湯が一つあり、手前が薄白濁でぬるめ、奥がミルク色で熱めとのこと。お湯の色も異なるため、加水浴槽かと思い、上がって聞いてみると、共同貯湯槽から2本引き、うち1本はぬるめ源泉とのことで、加水はないとの話。実際に入ってみると、ぬる湯浴槽は薄かった気もします。いずれも強い酸味と硫黄臭でガッツリ嶽温泉のお湯を満喫出来ました。

 32.0℃

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弘前、百沢温泉・温泉旅館・中野

2019-08-13 23:04:48 | 温泉(青森)



弘前弾丸温泉ツアーの2日目、百沢温泉いわき荘に入浴後、すぐ近く岩木山神社の向かいにある温泉旅館・中野でも入浴。

入浴料300円(秋田温泉本で半額)。こちらも泉質はナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉で源泉49℃、pH6.9で加水あり、加温、循環、消毒なしで、笹濁り、微金気臭、無味のお湯を掛流で使用。浴室にはひょうたん状の浴槽一つだけで、この浴室にたどり着くまで迷路のような通路があり、かつては岩木観光ホテルという名称だったようですが、要は湯治宿の趣を色濃く残しています。



浴室内に植物があったり、浴槽の底がかなりヌルヌルだったりと、少し衛生面ではどうかと思いましたが、お湯はいわき荘よりも温泉らしさを感じられるものでした。

 35.8℃



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弘前、百沢温泉・アソベの森いわき荘

2019-08-12 23:29:51 | 温泉(青森)



先月の弘前弾丸温泉ツアー夏編では、鶴田町で入浴後、湯休めも兼ねて南下し、岩木山ふもとの百沢温泉までドライブ。以前も百沢、嶽は来たのですが、まだ未入浴の施設があるし、帰路には硫黄臭もいいかとチョイス。最初は百沢温泉の公共の宿、アソベの森・いわき荘。ここを最初にしたのは、ここで「岩木山温泉巡り手形」を調達するため。1000円で3カ所の入浴が可能とのことで、4カ所はしごする予定でしたので、十分元が取れる計算でした。



入浴料500円(手形利用)。ここは風呂と掛湯の源泉が異なり、泉質はナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉と同じだが、掛湯は源泉35.9℃、無色透明で金気臭、無味。浴槽は源泉48.6℃、笹濁りで微金気臭、微苦味とお湯の感じが異なりました。いずれも加水、加温、循環なし、消毒あり。



浴室には大浴槽、掛湯、サウナと少し離れたところに露天と設備は充実。青森県では少ないシャンプー、ソープの備品もあって、さすが公共施設といった感じ。ただ百沢温泉のお湯はこんなに薄かったっけ?というのが実感。源泉が異なる分、そういうこともありなのでしょう。



時々

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鶴田町、大沢温泉・つがる富士見荘

2019-08-08 23:00:41 | 温泉(青森)



弘前弾丸温泉ツアー夏編の2日目、2湯目に選んだのが、鶴の舞橋のたもとにあるつがる富士見荘。前回(2018冬)に鶴田町に来た際に入りそびれた温泉で、評判が良いことから、2日目の目玉温泉の一つに考えていました。入浴料350円で旧館、新館とも入浴可能。



まずは良いという旧館から。受付から地下通路を使って向かいの建物に移動。ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で源泉41.5℃、pH6.5で加温あり、加水、循環、消毒なし。薄茶色、金気臭、苦味のお湯を掛流で使用。浴室は2段になっていて、下が四角、上が丸型の浴槽で、それぞれが湯口を持ち、かなりの量の掛流となっていました。サウナは使用中止と旧館だけに設備の老朽化は否めません。洗い場や床はヌルヌルで、浴槽内ではかなりの量の泡付きがみられて、ついついうれしくなってしまいました。



事前の調べでは、旧館と新館では別な源泉を使用しているとのことでしたが、分析表は新館と同じもの(2号源泉、成分総計2.5g/kg)が掲示してあり、いつからか旧館で使用されていた成分総計21.8g/kgとかなりの濃さの1号源泉は使用されなくなったようです。



つづいて、新館の浴室もはしご。こちらは9時からとなっていましたが、8時台でも準備ができていれば入浴可能のようでした。お湯は旧館と同じもの。入り口脇の掛湯は強い金気臭、浴槽はモール臭で微塩味。浴槽ではこちらでも強い泡付きあり。新館の浴室は展望風呂と名がつく通り、外には鶴の舞橋が見えますので、源泉が一緒なら、狭いながらもこちらの方が一般受けしそうでした。ただ静かにゆっくりとなると、旧館の広めの浴槽と、目的を分けて使った方がいいのかな、などと入浴中に考えていました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鶴田町、山道温泉・つるまい温泉

2019-08-07 23:56:35 | 温泉(青森)



本日で高温注意情報が7日連続発令中、最高気温は横手で36℃まで上昇しています。



さて、先月の弘前弾丸温泉ツアー夏編の2日目。初っ端は板柳から北上した鶴田町のバイパス沿いにあるつるまい温泉。入浴料300円(早朝割引、通常350円)。ナトリウム-塩化物泉で源泉52.1℃、pH7.8で加水、加温、循環、消毒なし、茶褐色。無味、無臭のお湯を掛流で使用。浴室には内湯3、サウナ、岩盤+足湯がありました。大浴槽は42℃強で、熱湯槽は48℃と激熱だったのは朝早かったからでしょうか。



ヌルツル感があって温泉ぽさは十分に感じられましたが、湯口の投入量より掛流量が少なく、ただ循環口も見つからず、お湯がどこかに落ちている?と不思議な浴槽でした。また外見は大きめな健康ランドのようでしたが、一歩中に入ると、経営者の個人的な趣味なのか、いろいろなものが並んでいました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

板柳町、掛落林温泉・あすなろ温泉(家族風呂)

2019-08-05 23:46:48 | 温泉(青森)



先月の弘前弾丸温泉ツアー夏編の初日、7湯をはしごして、宿に戻りました。宿にしたあすなろ温泉は、昨年大浴場は入浴したのですが、旅館部があり、そちらのお湯もいいとのことで、この日宿泊。でも、通されたのは旅館部ではなく、大浴場の建物にある家族風呂の一室。それでも部屋と風呂があるので、良しとしました。



部屋の隣にある浴室は、家庭用の風呂を少し大きくしたほどのもので、既にお湯が張られていて、夕方チェックインした際に入浴を試みたのですが、激熱で入ることがかないませんでした。その時蛇口の源泉を止めて、冷ましていく作戦で、夜の部に出動。5時間ほど冷ましたことになりますが、41℃程になっていました。こちらには温泉分析表などはありませんでしたので、大浴場で再チェック。



ナトリウム-塩化物泉で源泉56.5℃、pH7.7のお湯を加水あり、加温、循環、消毒なしの掛流で使用。薄茶色透明、タール系アブラ臭、強塩味でヌルツル感があり、浴後もベトベト館が残るのは、さすがに成分総計8.6g/kgのパワー。シャワーも当然温泉を使用でした。本来は熱めでキリリとした温泉がいいのですが、何分7湯をはしごした後でしたので、少しぬるめになったこのお湯は、とても気持ちがよく入浴出来ました。ツアー初日は8湯にて打ち止め。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤崎町、向根子橋温泉・はたけのゆっこ

2019-08-04 23:40:11 | 温泉(青森)



先月の弘前弾丸温泉ツアー夏編の初日、夜の部3湯目は、宿に戻る途中にあった向根子橋温泉・はたけのゆっこ。以前から前の道を通るたびに気になっていても体力的に入れなかった温泉でした。



入浴料380円。ナトリウム-塩化物泉で源泉49.8℃、pH8.0の弱アルカリ泉。加水あり、加温、循環、消毒なしで、薄茶透明、微モール臭、弱塩味のお湯を掛流で使用。浴室には内湯2、サウナがあり、露天もあるようでしたが、この日は休みでした。設備は比較的綺麗で、足元ヌルヌル。都会の銭湯のような風呂絵が特徴的でした。

のち

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする