2024大曲の花火・当日

本日、全国花火競技大会（通称・大曲の花火）が無事に行われました。台風直撃とか交通機関の運休・遅延などもあり、開催が危ぶまれましたが、終わってホッと一安心です。また、お断りした多くのお客様、ごめんなさい。

花火会場の開場が午後３時からとなりましたし、全員指定席を持参されていましたので、昨年同様今日の午前中は少し時間を持て余す状態。その間、車で来られた方は、まだ身動きが取れますが、公共交通機関で来られた方は、どこにも行くことができず、食事の提供を昨日、今日となしいしましたので、調達のため、10時半に近くのスーパーまで車を出して、お客様の買い出しをサポ－ト。

午後になると会場に向けてお客様も出発されていきましたが、その間隙に昨日到着できなかった大阪からのお客様が飛行機で無事に到着。荷物を置いて、花火会場に出かけられました。送迎の際、最寄りの飯詰駅の状況を見たら、隣接の無料駐車場、駅ロータリーともに、他府県ナンバーの車で埋まっていました。

花火大会の時間、当ＹＨ周辺では、２度ほどザっと雨が降る時間があって心配しましたが、戻ってきたお客様に聞いたら、会場では雨は夕方止んだ以降は降らなかったとのこと。

今年もほぼ無風の中の花火となり、一部が煙が残って見えなかったりしました。また「煙待ち」や一部トラブルがあったことなどもあり、いつもは９時半頃には終わる花火大会は、終了が10時20分ごろになり、テレビの生中継も途中で打ち切りとなる事態になりました。このため、お客様の帰宅も遅れ、一番到着の予約タクシーチーム（途中退場）が11時、徒歩組は11時半から12時となりました。

戻ってこられた際に聞いたら、どの方も大満足とのことで、出発時に連れてこられた状態だった方も大喜びでした。

時々

2024大曲の花火・前日

明日の大曲の花火を前に、今日の夕方からお客様が三々五々到着となりました。満員御礼、お断りした多くのお客様、ごめんなさい。

まだテレビでは台風で交通機関の乱れや浸水被害などが報じられていますが、こちら大曲は今日の所は、昼間には晴れ間も出たりと、テレビとはだいぶ違う光景になっていました。

本日、車で来られる方は、途中が悪天候でも走ってこられる状態ですので問題はなさそうですし、鉄道来られる方の大半は、今回は観光でなく花火限定で来られるため新幹線を利用して来られる方のようで、こちらも秋田新幹線に遅れは出なかったため、無事に到着となりました。

夕食後、恒例の作戦会議。今年は家族での利用が多かったため、花火終了後の帰路の事前選択では、タクシー予約、JR、徒歩と分かれたようでした。１時間ほどで作戦会議は終了となりました。一番注目を集めた話は、会場の仮設トイレにトレペの設置がないということで、このため出発時に玄関に置いてあるトレペを持参して、と話したときには拍手を頂きました。

あとは明日の天気を祈るばかり。夕方ちらっとみた外は、夕焼けで真っ赤になっていましたが、これは空気中の水蒸気が多い証拠で、天気的にはあまり良い兆候ではなさそうでした。

のち

見物客の熱意が問われる花火に？！

懸案の台風10号はノロノロで当初予想より遅れてまだ本日午前に鹿児島県に上陸したものの、引き続きノロノロで秋田県接近は花火明けの9/2～3日になる予想となってきており、接近、直撃の可能性も、宮城県から太平洋側に抜ける可能性もあり、被害はあまりなさそうな気配となってきました。それでも外側の雲が気になりますが、どうにか花火は開催の方向で動いているようで、昨日大仙市（長）から開催宣言が出ています。

ということで、問題はお客様が無事に来られるかどうかに変わってきました。関東から来る方は、なんとかなりそうですが、大阪から来るお客様もいるようで、明日の東海道新幹線は計画運休との発表もあり、今日も夕方から運休となっており、かなり難しい状況になってきたようです。このため関西方面からの選択肢としては、①飛行機で来るか、②金沢経由で鉄道で来るか、③一日前乗りで今日東京あたりに泊まるか、④キャンセルになるか、というところでしょうか。あとは来られるお客様の熱意の問題かなと。またキャンセルを見越して、直前の問い合わせも増えてきています。

それでも今日、明日で全館清掃し、せっせと受け入れ準備。こちらは曇りがちですが、今日も30℃を越え、朝には奥羽山脈には山に手をのせたように張り付くフェーン現象の雲が出ていました。

まずは力仕事/ 都会と違う気温の肌感覚

花火のお客様の受け入れ準備を少しずつ進めていますが、最初はベッドを1階から2階に移したり、布団を移したりと、力仕事が中心。今までコロナやその反動の利用者減で、それぞれの部屋の利用者数を減らしていたので、布団の移動もかなり盛大になりました。

天気予報では、週末も気温が30℃を越えるほどになるとのことで、とりあえず掛布団は今回不要かなと。ただエアコンを利用する場合、毛布だけだと寒く感じる人も出そうで、よく読めません。

この夏は客室でエアコンを使って頂くことが度々ありましたが、見ているとエアコンを使わないお客様もいたようです。理由を聞くと、普段からエアコンはあまり使っていないという「主義」的な方もいたようですが、ほかに、都会と比べると大曲の朝晩はエアコンを必要としないほど涼しいと、のこと。

住んでいる人間にとって、23-24℃は暑く感じますが、都会暮らしでは25℃を下回るのは涼しいともいえるようで、気温の肌感覚が異なることも、布団選びを迷う理由です。

開催の可否より、大曲に来られるかが問題に？

台風10号の進路予想は日々変化しており、昨日の願望通り（？）、秋田には9/1接近と一日遅れそうな予想に変わってきました。花火当日の直撃は避けられそうですが、雨風がありそうで、今年もあれた花火になりそうな気配。

さらに前日まで一部鉄道で計画運休とのことで、花火の開催の可否より、お客様が大曲まで来られるかどうかが問題になってきたようです。花火翌日の交通機関の乱れも残りそうで、まだまだ問題多き花火になりそうです。

今日は買い出しのついでに花火会場を視察。当日の天気は怪しげですが、会場設営は着々と進んでいました。昼の気温は台風からのフェーン現象もあったようで、大曲34.8℃、横手36.2℃とこの夏トップ３に入る暑さになりました。ついてに商工会に立ち寄り、パンフレットや配布できそうな資料を調達。

先日も書きましたが、会場の見物席の大半が草地の上にいすなどを置いた状態ですので、前日、当日雨となると、足元はかなり厳しくなりそうな感じでした。

のち

今日も夕方に激しい雷雨

懸案の台風10号の進路は、今朝には進展が遅くなるとの予報に代わり、秋田県に最も接近するのが、なんと大曲の花火の日（8/31）当日となってしまっています。ただ進行速度が遅く、日々、予想進路が変わっており、いっそうのこと、さらに遅れて、9/1（日）になってくれないかなとか、考えてしまいます。当日までヤキモキが続き、胃が痛くなってきました。

今日も午後2時から雷が聞こえ始め、南から雷雲が流れてきて、午後4時ごろから激しい雨となりました。今回の台風10号はまだ九州付近をウロウロしているようですが、それに伴う雲が流れ込み、さらに日本海から北海道あたりに秋雨前線が発達していることもあり、台風から離れた場所で激しい雨になっている模様で、今日の雷雨もそれに伴うもののようでした。

今週はお客様も少ないようですので、空いた時間に少しずつ花火のお客様の受け入れ準備となります。花火前後は食事の提供がありませんので、買い出しも少なくて済みそうです。

のち

久々のゲリラ豪雨

今朝出発のお客様で、夏の一連のお客様が一段落となりそうです。でも来週土曜日には大曲の花火があり、まだ気が抜けません。

そこで問題なのが、台風10号の進路です。今のところ木曜朝に秋田に最接近となる見込みで、金曜から宿泊のお客様は大丈夫そうですが、雨が残れば面倒なことに。見物客を含めて、花火関係者の多くが、ヤキモキしていることでしょう。

一方、本日は午後、秋雨前線に関連した雨雲が発生し、都会では連日のおなじみのゲリラ豪雨状態がこちらでも出現。昼の気温が32℃ありましたが、この雨で4℃も気温が下がり、少しは過ごしやすくなりましたが、湿度だけはいただけません。それでもこのところ雨が降っておらず、畑には潤いの雨。でも喜ぶのは雑草ばかりかも。

雨が少なかったこともあり、桜や柿の木が虫の食害が多発しているようで、当ＹＨの桜の木も花が咲いたのかと勘違いするような枯れ葉状態。連日の雨は困りますが、今年のようにめったに降らないものの、降れば滝のような雨ばかりというのも、困りものです。やはり程ほどの雨、できることなら、夜に降って朝には上がって快晴というのが、住民にとっても観光客にとっても望ましいかと。

のち

今年の大曲の花火は？/ 雨の花火はスニーカーで

来週末の大曲の花火まで1週間となりました。今のところ、幸いなことに（？）キャンセルが出ていません。毎日、数件の問い合わせを頂いていますが、申し訳ありませんが、すべてお断りする状況が続いています。

さて、今年の花火では、夜花火が始まる（18：50～）の前、18：40頃からドローン1500機によるデモンストレーションが行われる予定です。昨年10月に行われた大曲の花火・秋の章でドローン演出が初めて大曲で行われ、好評だったことで今回の花火競技大会でも行われるとのこ。さらにその演出はミッキーマウスなどのディズニーキャラクターを中心に行われるとのことです。夜花火が始まる前にトイレや屋台にと出かけていると、見逃してしまうかもしれません。

天候は、台風の映鏡がどの程度出るか、今の段階ではまだ不透明です。昨日は雨の日の持ち物について書きましたが、今日は履物の話。大曲の花火の際、当日、前日に雨が降った時、地元の人間は長靴で行くことも多いようです。

観戦場所の通路は舗装してありますが、テーブル席やいす席などは足元が草地。運が悪いと水たまりの上に席があることもあるようです。地元の人は普段も長靴をはきなれているということもありますが、観光客の方にしてみれば、都会から来るときに長靴では、という感じにもなるでしょうし、ほぼ1日長靴で歩くのは非常に困難かと。ということで、お勧めしているのは、汚れていも良いスニーカーなどの歩きやすい靴で来ることをお勧めしています。サンダルや草履などは歩くには不向きです。

過去に雨の花火大会になり、当YHに戻られて、夜の1時に玄関前で靴を洗っているお客様もいたことがありますが、その位の覚悟をしてお越しください。

のち

 

今度は台風10号？！/ 花火の雨対策

日本の南で今度は台風10号が発生とのこと。まだ遠いのですが、日本列島に接近するとすると、来週中頃になりそうで、コースが本州縦断とかだと、来週末に予定されている大曲の花火に影響が出そうで、心配です。

今年は都会の花火大会がゲリラ豪雨に伴う雷などで、開始直前に中止になる例も出ており、開催の可否が今まで以上に慎重に検討されるようになっているようです。大曲の花火は、当YH開所後20回ほど見守ってきましたが、雨の日もありましたが、その間中止または延期になることはありませんでした。中止/延期の規定として、大雨により雄物川が増水し、河川敷が水に浸かった時となっているようで、少しの雨では開催します。また前日以前に河川敷が冠水しても、当日引けば実施したこともありました。

この理由については、来られるお客様が70万人と規模が大きく、その大半の方が宿がない状態で、中止した時に帰路の手配ができないこと、また今の花火は導火線が火薬ではなく電気仕掛けになっており、雨に強くなっているという技術的向上もあるようです。

お電話頂いたお客様には、カッパの持参をお願いしています。こちらで雨が降りそうなので調達しようとしても、元々大曲は8万人の人口で、お店も在庫をそんなに用意しておらず、すぐに売り切れとなります。このため家を出る前にそれぞれの地元で入手したほうが良いようです。また見ている時や帰るときに肌寒くなった時には防寒着としても使えます。

花火当日雨となると、ゴミ袋のような大きなビニール袋があると便利なようです。花火見物中に荷物を入れておけば濡れませんし、ひざ掛けやビニールシート代わりにも使えます。

台風10号はまだ遠くにありますが、その影響で今日はフェーン現象により、大曲で34.9℃、横手で36.4℃とお盆明けとは思えない激暑、高湿気となりました。

時々のち

 

お盆が終われば、次は花火

東北の夏は、7月下旬の夏休み突入の休みから始まり、8月上旬の夏祭り、中旬のお盆休みの３つの山が観光的にはあり、お盆が終われば、北東北では観光シーズンは終わりともいわれています。今年は7月下旬の休みが中旬にズレて、山らしい状態にはなりませんでした。お盆も２度の台風通過で、少し悶々とする状態に終わりました。

例年、お盆明けになると、ホテル旅館の一部では遅めの夏休みをとって休刊するところがあったり、温泉や土産物店でもお休みするところがあるようですので、これから来られる方はお気を付けください。

当ＹＨのある大曲では、３つの山の外に8月最後に花火大会があり、もう一山。いつもだと、お盆休みが終われば涼しくなる大曲ですが、今年も昨年同様、どうも残暑が厳しくなりそうです。

昨日発表の気象庁の３か月予報では、9、10月とも平年よりも暑いとの予想になっているようです。9月下旬から山岳部で始まる紅葉も、昨年はかなり始まりが遅くなりましたが、今年も同様のことが考えれそうですので、秋に紅葉見学を予定される方も、そのつもりで予定を組まれることをお勧めします。

一時