その中で今回、強い興味を持ったのが、安田(あんでん)海岸という場所。北浦の北にある海岸で、砂浜がり、海岸のへりには崖があるらしいのですが、その崖は地層の博物館とも呼ばれるほど見事で、中には北海道の洞爺湖が出来た時の火山の噴火で飛ばされた火山灰が層になっているとか。また、手前の砂浜では「めのう」が流れ着くことが時々あるとのことで、そんなこんなで出かけたら、あっという間に1日が終わりそうな感じでした。暖かくなったら、是非早々に出かけたいと思っています。
一時
先日の男鹿半島ツアーでは、帝水での温泉入浴のあとは、男鹿温泉郷に行き、男鹿で残していた未入浴の施設、男鹿観光ホテルでのハシゴ湯となりました。
入浴料700円。お湯は同じグループホテルの男鹿ホテル源泉(石山源泉)でナトリウム-塩化物泉、源泉55℃、pH6.5のお湯を、加水、消毒あり、加温、循環なしのかけ流しで使用。浴室には内湯が2つあり、茶褐色、微塩味、微消毒臭のお湯が湯船からあふれ、浴槽や洗い場がうろこ状の析出物がついていて、お湯の状態が悪くないことを示していました。
ここの浴室は建物8階にあり、窓からは雪の寒風山も見えたりと、来る前に予想していたよりいい感じでした。別館には露天付きの浴室があるとのことなので、次はそちらも入ってみたくなりました。これで男鹿市の日帰り温泉も全て入浴済みとなりました。
のち一時
先日は田沢湖方面で挫折したので、今日は海沿い、男鹿半島を目指しました。秋田までの国道13号線は一部で路面に雪も残っていましたが、そんなではなく、むしろ土崎から男鹿半島方面では、例年ほとんど雪がない状態なのですが、今年は大曲とそんなに変りなく、地元の人は苦労しているようでした。
男鹿半島の先、水族館近くの山道は、ほとんど雪道状態で、雪の寒風山を見ようと八望台展望台まであがりましたが、展望台は雪で入れませんでした。
本日の目的地は水族館の上にあるホテル帝水。2013年11月に閉館したものの、2015年4月にリニューアルオープンとなった宿です。入浴料1,000円(温泉本で500円引)。ナトリウム-塩化物泉でpH7.6のお湯を加水、加温、循環、消毒ありで使用。無色、無味、強い消毒臭のあるお湯で、内風呂と露天がひとつずつ浴室にはありました。
リニューアル時に風呂設備も改修したようで、とてもきれいで、備品も充実していました。お湯はなんの取り柄もないお湯ですが、浴室からの眺め、特に露天からは戸賀湾が一望でき、ロケーション的には男鹿でも指折りの良さでした。
一時
今日は買い出しのついでに、午後から田沢湖の温泉を狙ってみましたが、出発が遅くなり、道路の気温表示は角館手前で-1℃だったのが、刺巻近くまで行くと-5℃まで低下し、帰路の路面凍結がいやだったので、Uターンして抱返ちかくの秋田(旧田沢湖)芸術村、温泉ゆぽぽでの入浴となりました。
入浴料600円。ナトリウム-硫酸塩泉で、pH7.6、源泉35.8℃の弱アルカリ性泉で加水、加温、循環、消毒ありで使用。ここの売りは内湯とは別にある寝湯で、かけ流しになっています。壁には加温せずに使用ということで、いつもは非常にぬるく感じるのですが、今日は内湯とそんなに変わらない温度だったようです。冬だから加温してあったのか、源泉の湯温が変化したのか、わかりませんが、いずれにしても気持ちよく入浴できたので、良しとしましょう。帰路は予想通り、吹雪の中、凍結道路となりました。
のち