新米ペアレントの営業日誌

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

史跡・尾花沢鉱山

2019-09-26 23:43:49 | 鉱山


先日は松尾(硫黄)鉱山を見学に行きましたが、冬になると峠越えが厳しくなるので、今日は県北の鹿角市まで。目指すは尾去沢鉱山、ここも秋田の鉱山をお勉強するうえでは真っ先に来なくてはいけなかった場所です。道の駅かづのから尾去沢鉱山までは車で10分ほどの距離。



観光施設となっている史跡・尾去沢鉱山につく前に、かつての選鉱場跡などが見えてきて気持ちが高まります。観光坑道に入る前に、隣にある鹿角鉱山歴史館で事前勉強。入館無料。興味のない観光客なら所要時間は10分程度でしょうが、ついつい長居して1時間ほどウロウロ。



観光坑道は入館料1000円(JAF会員所で900円に)。バブルの頃に観光で来た記憶があるのですが、その時は、直線坑道がコテコテにデコレーションされていたような記憶があります。今回は元あった状態にということで、普通でした。坑道は全長1700mが公開されており、途中ショートカットの標準コースで1100m、30分とのことですが、せっかくだからとフル(特別)コース1700m40分を目指しました。



数か所、リアルに再現されているところもあり、実に面白かったのですが、安全性確保のためか、坑道の壁面の大部分はモルタルが吹き付けてあったようです。



40分のコースを、出てみれば90分かけてゆっくり見学となりました。坑道内で追い越されたのは、2組ほどで、他は静かでいい雰囲気を楽しめました。それでも、場所によっては多くの作業員の方がいて、少しびっくりもしました。鉱脈に沿って掘った跡を見ると、人間の欲望というか、執念はすごいものだと、いつも思わされます。


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山形の鉱山の勉強 ②山形県南

2019-09-22 23:16:39 | 鉱山
3連休の中日ですが、台風接近でキャンセル発生のため、時間に余裕が出来てしまいましたので、引き続き山形県の鉱山のお勉強。ようやく山形県南を調べることになりましたが、上ノ山以南はまだ温泉でも手付けずで、そのため土地勘もほとんどありません。

出てくる地名を地図で調べることも度々。南陽市北部の奥羽線とフラワー長井線で挟まれた狭い地区に多くの鉱山がかつてあったというのは、初めて知りました。この地区は観光地もないし、温泉もありませんので、一般の観光客もめったに立ち入らない場所で、鉱山を調べていなかったら、まず行くことを考えない場所でしょう。

いずれ機会を作って、ゆっくり山間部をウロウロしてみたいと思いました。また米沢から南の山岳部は、小野川、白布、滑川、姥湯といった有名な温泉もある場所ですが、当然のことながら鉱山も多くあったようです。こちらにも足を延ばせればとか、いろいろ妄想して楽しんでいます。

時々
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待望の松尾鉱山見学

2019-09-20 23:02:52 | 鉱山


当初予定通りに再来週の月曜日から、いつものビジネスのお客様の長期滞在が始まることが決まりました。残された日も僅かということで、本日は少し無理をして、八幡平の向こう側、松尾鉱山をぜひ見てみようと思いました。盛岡経由で約3時間で八幡平の東端、松尾八幡平地区に。温泉も目的の一つですが、その前に松尾鉱山博物館を見学。



博物館内には、かなりの資料の展示がありましたが、観光で来た方には、あまり興味をひかないかもしれません。屋外には当時の鉱山用機関車に加えて、鉱山から博物館近くにあった東八幡平駅までの間で鉱石を運んでいたゴンドラリフト(架空鉄索)のバケットが無造作に置いてありました。



博物館で、現地の状況などをざっと勉強したところで、現地に。かつて「天上の楽園」とも称された、松尾鉱山・緑ヶ丘アパートの廃墟。もちろん立入禁止ですので、道路からパチリ。その奥の台地状になっているところにも架空鉄索が走っていたり、その更に奥には露天掘りがあったりしたようですが、そこまでは見ることが出来ませんでした。それでも何とか雰囲気だけはわかったような気になりました。本来廃墟関係の現場を見る際には、今のような雑草が残っている時期は不向きで、雪解けすぐ後とか、晩秋の寒くなった時の方がいいようです。


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温泉と鉱山の関係

2019-09-16 23:25:09 | 鉱山
3連休の最終日。お客様も激減となり、時間に余裕ができますので、引き続き、山形県の鉱山のお勉強。県北中央部の炭鉱で時間をとってしまい、次は最上地区。ここは山形県では数少ない管理されていない野湯の満沢温泉がありますが、この地域もいくつかの鉱山があった場所です。

鉱山と温泉はかなりの因果関係があります。マグマから水蒸気や水分が地上に噴出し、それが液体で出れば温泉、噴出せず、濃縮されて地中で成分が結晶化すると鉱脈(熱水鉱脈)となります。このため、試掘穴でお湯が出てしまうと、鉱山としては失敗となり、温泉井に変更されたり、また坑道からの湧水である程度の温度があれば、それを源泉として使用する例、釈迦内温泉や花岡温泉など、が見られます。

秋田の海沿いでは油田の試掘で、お湯だと温泉として使用するといったケースも散見されます。秋田温泉「さとみ」や、角間川温泉(廃業)、強首温泉などがその例です。温泉分析表には銅や金などというのはめったに見ることがありませんので、温泉が数万年もの単位で結晶化する必要があるのでしょう。その時の流れを考えると、凄いものだと、感じ入ってしまいます。

のち
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鉱山のお勉強、山形県①炭鉱

2019-09-15 23:11:28 | 鉱山

(亜炭・舟形町歴史民俗資料館蔵)

先日から東北の鉱山、初級編で岩手県をお勉強して、次いで山形県に着手。ここもやはり、基礎データの収集からとなります。以前、新庄市及びその周辺地域を観光地ガイドの作成で調べたことがありますので、山形県北では鉱山名と場所だけはおよそわかっていますが、その詳細となるといちから調べ直し状態。

従来、秋田県の鉱山では、主要金属類の鉱山に限定して調べていますが、規模が大きかったり、特徴があったりする場合は、石炭(炭鉱)や石灰、マンガン等も調べてみる必要があります。


(炭鉱道具・舟形町歴史民俗資料館展示)

山形県北、新庄から尾花沢にかけては、東北でも有数の炭鉱(亜炭)があった場所です。ある程度のことはネットでも調べられますし、特に舟形町は町史をネットに全ページ掲載してくれていますので、じっくり読んでしまい、あったいう間に時間が経ってしまいました。

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花岡鉱山跡を探して

2019-09-12 23:53:59 | 鉱山

(釈迦内鉱山・選鉱場跡)

昨日の大館ツアーでは、博物館で見学中に当日の飛び込みのお客様からの電話があり、当初予定を大幅に切り上げて戻る必要が出てしまいました。それでも1時間ほど時間があったので、郷土博物館から車で10分ほどの花岡の街の探検に向かいました。


(松峰鉱山・竪坑入口跡)

こちらは予定外の行動だったため、事前に詳しく調べてはおらず、感で勝負と。かつて一度来たことはありましたが、その際に花岡鉱山の跡かたはほとんど見られませんでしたが、今回ウロウロして、少しは位置関係がわかってきました。


(鳥潟会館)

途中、街中にある鳥潟会館なる旧家の保存建物もサラッと見ましたが、鉱山関係ではないようで、花岡事件を扱った花岡平和記念館は、金~月曜のみ開館で見ることはできませんでした。


(花岡鉱山近くの鉱水処理場)

時々
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大館郷土資料館

2019-09-11 23:46:17 | 鉱山


今日はお客様の予約がなかったので、思い切って秋田県北に日帰りツアー。目的地は大館の郷土博物館。廃校になった建物の再利用の物件でした。この時期、ここに来たのは、再来週から1か月、展示物の配置換えで休館になり、その後は県南から出向くには雪のリスクが伴う可能性があるため、今週がラストチャンスでした。

入館料300円。本館(旧校舎)3階は美術展示、こども科学室、まげわっぱ展示室などになっており、今回はパス。目的のものは展示館(旧体育館)にありました。事前の調べでは、工機の現物が並んでいるとのことでしたが、実際に見るとやはりインパクトあります。



大館をかつては支えるほどだった花岡鉱山を始め、戦後に開発された深沢鉱山や松峰鉱山といった大館周辺の鉱山についての展示がありました。なにも知らないで来た方には、坑道図などは、また難しいものがある!といった感じですが、地元で鉱山の展示をするならもう少し気合を入れて、展示してほしかった感じで、少し物足りなさを感じでしまいました。



花岡鉱山についても、長くかなり詳しい年表はありましたが、それでは余程興味のある人しか見ることはないようです。また花岡鉱山については、今その場所がどうなっているのかが非常にわかりにくい状態になっていますので、どうせジオラマを作るなら、それがわかるようなものがあれば、今は昔となってしまった鉱山がもう少し身近に感じられるのかと思います。

時々
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東北の鉱山・初級編、岩手県を

2019-09-10 23:41:33 | 鉱山
先日から一般の観光客の方にも、鉱山に興味を持っていただけるようにと、東北の鉱山、初級(ライト)版を作っています。青森、秋田が終わり、岩手県に着手しましたが、ここで問題発生。

特に秋田に関しては、以前から調べてきたので、鉱山に関する基本データも集まっていて、比較的簡単にできましたが、岩手県となると、どこにどんな鉱山があったのかも、初めて見て、無知な状態だということを痛感。最初に基本データ集めからとなってしまいました。

県北はそれでも比較的順調に進みましたが、岩手県南、住田町周辺を調べていて、砂金(川)に当たり、また立ち止まる必要が発生。この気仙川、河口には気仙沼があり、そこは宮城県。また砂金の採掘なので、鉱山と云った場所の特定が難しく、どうしたものかと。

以前北海道を大雑把に調べたときにも、北海道の川の多くで砂金が採れていて、これを鉱山とすべきか迷いました。この気仙川周辺を調べてみると、古くは平安時代ごろ、京都にここの(砂)金が献上され、中国に贈られたとか、平泉の金色堂に使われたなどという話もあるようです。またその北、盛岡周辺から涌谷町の天平ロマン館周辺まで広域に金鉱脈がわたっていたようなので、パスするわけにはいかないようです。もう少し時間をかけて、お勉強していきます。

のち
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八戸キャニオン

2019-09-08 23:55:49 | 鉱山


このところ、時間が空いた時には鉱山のお勉強、ライト版を作成中です。今まではすべての秋田の鉱山をと、深堀しましたが、今回は観光客が気軽に行けて、そこそこ興味が持てるような場所限定ということで調べています。ただそうなると秋田県だけでは数も限られてしまいますので、東北全域に広げて調べています。

調べるなら北からと、青森県から着手しましたが、これは金属鉱山ではありませんが、八戸キャニオンなる石灰石の採石場は、調べてみて実際に行ってみたいと思える場所でした。街からそう離れていない場所で石灰石の露天掘りがみられるそうで、またそれが地下に作ったベルトコンベア10キロ程で港まで運ばれていると。

秋田でも小坂や花岡などで露天掘りは行われていましたが、既に埋められて廃棄物処理場や公園などの形に再利用されていて、往年の姿を見ることができません。いずれ八戸の温泉ツアーなども考えていますので、その際には湯休めついでに立ち寄ってみたいと考えています。

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鉱山のお勉強を形に

2019-08-28 23:43:45 | 鉱山
このところ、お客様が続くものの人数はそんなに多くはありませんので、少しは時間的、気分的余裕が出てきました。そんな時間に何をしようかと考えていました。以前、趣味本位で作り始めた、「秋田の鉱山」:と「修験道」はまだお休み状態で形になりそうにありません。

しかしこの夏に来られたお客様の中にも鉱山に興味を持つ方が少なからずいらっしゃったようですので、あまりマニアックにならないで、観光ガイドの一面として使えそうな東北全般の鉱山について、軽いものを作ってみようかと、作業を始めました。秋田の鉱山については、そこそこ調べましたが、青森や岩手など他県の鉱山は、まだまだ未知数です。今回はあまり気を詰めないで、カタチにすることを重視で行こうと思います。

時々
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