本日も満室御礼。お断りしたお客様、ごめんなさい。ただビジネスユースのため、個室利用になっていますので、10人より少ない人数で満室となっており、売り上げとしては新型コロナ前の満室の時の半分以下ですが、ないよりましですし、ビジネスの方は到着時間が不確実だったり、遅かったりしますが、費用計上の面(食事代は個人負担が普通で宿泊代と分ける必要がある?)もあるのでしょうか、食事なしの素泊まりが多いため、こちらの作業負担、時間的拘束は少なくて済みます。
YHの中には、「旅人」重視で雰囲気が異なるから等の理由でビジネスのお客様を断るところもあるようです。それで経営が成り立つところはいいでしょうが、大半のYHは本業の宿泊業(?)だけでは経営が成り立たず、アルバイトをしたり、別な仕事をしたり、同居者が別に働いていたりというところもあるようです。
元々YHは若者に手軽に旅してもらって、それにより自然に触れたり、多くの人生経験を得てもらおうと云う考えのもとに生まれた施設。でも現在では若者の利用がほとんどなく、当YHでも例外ではありません。古い時代、YHが旅館や寺院の副業だったり、公共施設の兼業だった時代はそれでもよかったのでしょうが、今のように専業YHにとっては、若者利用云々より、まずは経営を維持し、続けることが第一目標、と当YHでは考えています。その上で若者が利用したい時に利用できるようにしておくのが今の時代には必要と考えています。
なお、ビジネスの方の場合、仕事の進捗状況で当日夜に宿探しと云う方も多いようです。当YHでは受付終了を原則夜9時としており、事前に相談頂ければそれより遅くの到着も状況によっては承りますので、まずは早めにご連絡頂ければと思いますし、夜8時とか9時に予約の電話ということであれば、お断りすることもありますので、ご了承ください。