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新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

2025年版「(通称)温泉本」を調達

2025-04-11 22:22:55 | 温泉(秋田)

毎年3月末に発売される「あきた日帰り温泉」、通称「温泉本」が今年も店頭に並んでいたので購入してきました。2024年は3月に集中して近場の温泉を巡りましたが、その際は2023年版温泉本の消化月間として、割引を使って2023年版の元を回収しましたが、4月から有効になる2024年版はほとんど使わず状態で終わってしまいました。

今年もどれだけ温泉に行けるか微妙な感じですが、営業時間や料金などは最新の情報がまとまって手に入りますので、とりあえず最新版のガイドブックとして購入。連休が終わって、畑仕事が一段落したら、少しは温泉に行って、体のメンテナンスをすることにしましょう。

とはいえ、乳頭温泉や玉川温泉など、知名度の高い温泉には外国人観光客もだいぶ来ているようです。乳頭などは昨今始まったわけではなく、以前から外国人観光客が来るようになっているようです。でも、多くの方が求めてくるのは、鄙びた日本の温泉の風景。そこに外国人がキャッキャやられたら、風情も何もなくなってしまいそうです。観光地として乳頭温泉に行くのであれば、致し方のないことですが、温泉でゆっくりくつろぐということであれば、そろそろ場所を選ぶ必要があるかもしれません。

のち

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温泉施設がまたも閉鎖の方向に

2025-03-20 22:10:18 | 温泉(秋田)

大曲YHホームページが新しくなりました。

本日の地元紙の記事に、横手市の公営温泉施設で営業存続が危うくなってきたとの話が出ていました。横手市の公営温泉は、ここ数年で一気に整理が進んできて、残すは平鹿のゆっぷると大森のさくら荘となっていました。この2か所を指定管理者制度に移行するという議案が議会で否決されたため、現状の市の直営では営業存続は難しいという結論になりそうな感じになってきました。これで横手市の公営の温泉施設は実質ゼロとなり、民間移譲で営業中の雄川荘のほか、戸波鉱泉や共林荘、ゆうゆうプラザなど民営施設だけとなりそうです。

山内にあった鶴ヶ池荘は解体して2030年をめどに小さな日帰り入浴施設を新設するのと話ですが、従来の建物が大きいだけに解体費用だけで18億円。仮に新設施設がかつての「ゆうらく」(上畑温泉)程度の大きさであっても、1億円前後はかかるのでしょう。そのゆうらくも数年前に閉館、取り壊しとなっており、民間の経営感覚では収支が合わないだろうことは予想できますし、それを公共施設だからとまたも赤字を垂れ流す覚悟が横手市にあるのか疑問です。

温泉施設の閉鎖はもう一軒、北秋田市米内沢にあった「あゆっこ」が今月は破産宣告したとのこと。こちらは温泉・宿泊とアユ養殖事業の2本柱だったようですが、コロナの影響が大きく、回復も鈍く、光熱費などの物価上昇、施設劣化の影響などもあり、事業停止をしたとのこと。アユの養殖事業は他の企業に譲渡して継続とのことですが、温泉・宿泊の方は当面お休みの様子。

過去に一度だけ入浴したことがありましたが、消毒を強めにしていて、周辺にはいい源泉の施設があることもあり、温泉というより地元の銭湯替わりと云った使われ方だったのでしょうが、人口減少が激しい地域ですし、観光客がわざわざここを目指していくという温泉ではありませんでしたので、むしろ今までよく続いてきたという感じでもありました。(写真上はさくら荘、下はあゆっこ、過去のものです)

本日は夕方、近くの花火屋さんの試し打ちが上がっていました。

のち

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温泉施設の休業・廃業2025

2025-03-03 22:45:14 | 温泉(秋田)

新型コロナの流行がおちついて2年が経ち、多くの外国人観光客が日本に押し寄せてきている中、コロナで影響を受け、その後も利用客が戻らなかったり、設備劣化や経営者の高齢化などもあり、温泉施設の休館や廃業の話がチラホラと出ているようです。

この1月には男鹿温泉郷の萬盛閣が破産申請したとのこと。すでに2016年に事業主体が変わっており、その後の回復を目指したもののコロナと諸物価高騰で事業継続を断念したとのこと。

北秋田市森吉にあった日本秘湯を守る会にも入っていた杣温泉ですが、すでに昨年10月から冬季休業となっていましたが、2月末で廃業との話。数年前に近くにあった国民宿舎が休館となり、この地域では阿仁前田駅のクウィンス森吉が残っていますが、相次いでの休廃業は寂しいものです。

横手市の公共の温泉施設は、過去にも何度か書きましたが、昨年12月に雄物川温泉・えがおの丘が休館となり、近いうちにゆとりおん大雄も休館になる予定で、だいぶ整理が進んできました。山内の鶴ヶ池荘については、現在の建物を取り壊して小さな日帰り入浴施設を作る計画に変わってきたようですが、取り壊し費用だけで7億円もかかるとのこと(1/25新聞記事)。公共施設ですので、野ざらしの廃墟を置いておくわけにもいかないでしょうが、7億円もあれば、別な場所に新しいものをいくつか作れそうです。

秋の宮温泉では、手軽に日帰り入浴を通年でできる施設が激減してきて、残った数少ない施設の秋の宮山荘も再び指定管理者が変わるとの話。過去に何度も管理者が変わり、その度に休館期間がありました。今回は同じ秋の宮温泉で稲住温泉を買収して高級リゾートにリノベして営業しているドーミーイングループが管理者として手を挙げたとのことで、どういう形で稲住温泉とのシナジーを出すのか楽しみです。(写真は上から杣温泉、秋の宮山荘、過去のものです)

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続く公共の温泉施設の休館

2024-12-09 22:04:50 | 温泉(秋田)

この時期、地方議会が開催されており、その中で公共施設の運営状態などが説明されているようで、公共の温泉施設の運営に関する話が地方新聞ネタになっています。

今回出てきたのは、大館の達子森温泉・ハチ公荘。今年の4月にレジオネラ菌が見つかって休館となり、菌撲滅の施策を打つものの設備の大幅改修が必要となったことで急館が続いており、源泉が32℃と低いため、光熱費増も大きく、廃止も検討されているとのこと。

この地域は入浴施設が多く、すぐ近くの扇田駅の裏には地元で人気の比内温泉・比内のゆ(公)があり、その先には廃墟街とも呼ばれる大滝温泉があり、国道285号を西に進んで北秋田市に入ると長寿温泉(民)、湯ノ岱温泉(公)がならんであります。大館の街中にも多くの入浴施設があり、わざわざここまで入浴に来る必要は低いかと。

もう一か所は由利本荘市の道の駅東由利に隣接する黄桜温泉・湯楽里。こちらは第三セクターで経営されていましたが、3セクの経営行き詰まりで解散が決まったため、2025年1月末で営業休止になるとのこと。温泉施設は指定管理者を募集し、応募がなければ直営で営業再開する計画とのことで、こちらはいったん休みということのようです。近くには入浴施設が少ないのですが、お湯使いがあまりよくなく、人口減少が続く地域ということも影響があるのでしょう。

秋田県内に公共の温泉施設が多くできたのが1990年以降のことで、20年前後を経過して設備の劣化が進んでいるのはどこの施設でも同様のこと。今後まだまだ話が出て来そうです。(写真は黄桜温泉・湯楽里)

のち時々

 

 

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横手市の温泉施設に変化

2024-11-26 22:10:29 | 温泉(秋田)

先日初雪となりましたが、本日初霜。例年、初霜→初雪の順なのですが、今年は暖かだったこともあり、順番が逆になりました。

さて、コロナ以降、変動が続く横手市の温泉施設ですが、雄物川地区で残っていた雄物川温泉・えがおの丘が今月末で閉館になるとのこと。えがおの丘は横手市の温泉施設の見直しで民間に無償譲渡が進んだ優等生でした。それでもコロナで利用者が減少し、費用削減のため昨年温水プールの営業を休止したものの、建物の改修費用が見込まれるため廃業を決めたとのこと。

以前、この場所にはえがおの丘、三吉山荘、雄川荘の3つの入浴施設が並び立つ不思議な場所でした。三吉山荘はかなり前に廃業し、今回の事で雄川荘一つが残ることになり、厳しい言い方をすれば普通になった(?)ということなのでしょうか。

さらに大雄地区のゆとりおん大雄も横手市の直営で継続していましたが、こちらも建物老朽化に加え、譲渡先の再募集に応じる企業がなかったため、2025年3月末で閉館とのこと。かつては合併前の旧市町村に一つはあった温泉施設もだいぶ少なくなってきました。(写真1枚めは大森健康温泉、2枚目は戸波鉱泉、いずれも過去のものです)

のち

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紅葉開始/ 温泉の休館相次ぐ

2024-10-04 22:45:36 | 温泉(秋田)

例年だと北東北では9月下旬から山岳部で紅葉が始まりますが、今年は9月の残暑が長引いたため、紅葉のスタートが北東北では遅れ気味でしたが、そろそろ八幡平や栗駒山の山頂近辺から紅葉が始まったようです。

さて、5月以降、経費削減のため自主的に外出自粛としており、近隣の温泉にすら行くことを控えていますが、地元新聞では、横手の雄物川温泉・えがおの丘が11月末で閉館することになったそうです。

理由としては、収益改善の目途が立たず、昨年自慢の温水プールの利用を中止したものの、今回、市から譲渡を受けた地元企業がギブアップしたとの話。ここにはかつて3つの温泉施設が並んでいましたが、ついに雄川荘一つとなり、そこも宿泊を優先させるためか、日帰り入浴の時間に限りがあるようですので、この地域に足が向きにくくなりそうです。

もう一か所、にかほ市の平沢海岸のすぐ近くにある神の湯が、7月の大雨の影響で源泉からの配水パイプが被害を受け臨時休館しているとのこと。復旧にかなりの費用が掛かるため、復旧に時間がかかっているとの話で、都会の健康ランドのように入浴客が殺到していれば、すぐに直せるのでしょうが、地元の温泉銭湯ですので、なかなか厳しいようです。こちらは濃茶のいいお湯でしたので、復活を願っています。

いずれにしても、コロナ以降は休んでいたり、営業時間が大きく変わったりしている温泉施設が散見されますので、久々にいかれる時には事前に電話で確認したほうが良いようです。(写真はえがおの丘)

時々

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体が温度変化についていかない/田沢湖高原温泉の今

2024-04-08 23:58:22 | 温泉(秋田)

昨日から急激に暖かくなっています。昨日の最高気温は22.5℃、今日は25.8℃まで上昇し、6月の気温とも。ただ朝はまだ寒く感じ、一昨日の朝の最低気温は-0.9℃と霜注意報が出るほど。3月には温泉ツアーで体を暑さに慣らす努力はしているのですが、大きな温度変化への対応というのはなかなか難しく、昨日畑で体を動かしたこともあってか、今日は一日布団にへばりついていました。

さて、先日久しぶりに乳頭温泉郷まで入浴に出向きました。水沢温泉の次に本来なら田沢湖高原温泉でと考えていたのですが、先日のお客様の話ではアルバこまくさはシャワーのお湯が出なかったとのこと。他に温泉郷のメインストリートは閑散としており、水沢温泉から進むと左手には、郵便局、田沢高原ホテル(営業中)、民宿ルーム(閉館)、高原ヴィラ・田沢荘(閉館)、駒ケ岳グランドホテル(臨時休館)、ハイランドホテル山荘(倒産)、亀の井ホテル田沢(旧プラザ山麓荘・営業中)と、閉館状態の建物が軒を連ねている状態。行くチャンスは殆どありませんが、夜ここを通ったらどんなだろうなどと、考えてしまいました。

以前も書きましたが、秋田県内では大滝温泉(大館)など大型施設が多かった温泉郷が廃墟街になってしまったところ、秋ノ宮(湯沢市)のように複数の温泉があった場所が数えるほどになってしまった温泉郷がいくつかあります。

YHを経営して、小さいながらも宿泊施設ですので、これが大型施設だったらどれだけ大変だろうと想像がつきます。またここに来ての人手不足は、需要の波が大きい宿泊施設には、まして田沢湖の山の中では、おいそれと労働力を調達するのも簡単ではないでしょうし、安定的に宿泊客を求めるなら、全国チェーンのような集客能力のある企業に身売りするのも一つの方法のようです。

時々

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羽後町// 五輪坂温泉・としとらんど

2024-04-05 23:42:21 | 温泉(秋田)

本日も買い出しの際に少し足を延ばして羽後町の温泉に。五輪坂温泉・としとらんど。入浴料500円(温泉本で半額)。ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉で源泉44.0℃、pH8.8のアルカリ泉を加水(一部)あり、加温、循環、消毒、ありの掛流で使用。無色、消毒臭のお湯で内湯1、サウナ、露天と設備はまずまず。

ここの売りはロケーション。浴室自体が建物3階にあり、その建物自体が小高い丘の上にあって、浴室は大きなガラス窓になっているため、お湯云々というよりは、気持ちの良い場所で入浴できると云うことでしょう。羽後町では唯一の入浴施設で、湯沢市西部で見ても貴重な温泉ですので、いつ行っても入浴客が居ることが多いようです。

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仙北市// 水沢温泉郷・露天風呂・水沢温泉 

2024-04-02 23:29:59 | 温泉(秋田)

久しぶりに昨日、外作業したため、本日はいろんなところが痛く、作業中止。筋肉痛を和らげるため、と言い訳して、温泉巡り。

大曲、横手とほぼ終わったので、本日から田沢湖方面に遠征。

最初は水沢温泉郷の露天風呂・水沢温泉。入浴料700円(温泉本で100円引)。含硫黄-カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉で源泉57.0℃、pH6.3のお湯を加水あり、加温、循環、消毒なしの掛流で使用。

前回(2020年)にも感じましたが、田沢湖高原温泉などで新水沢源泉を使用するようになってから、ここのお湯も白濁が薄くなった感じは否めません。それでもしっかりの卵臭、酸味あるお湯で熱めの浴槽は43℃ほどと、キリリと熱めのお湯はご機嫌でした。入浴客もほとんどなく、湯舟は貸し切り状態。

時々

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仙北市// 乳頭温泉郷・大釜温泉 

2024-04-02 23:26:05 | 温泉(秋田)

続いては、田沢湖高原温泉をとも思いましたが、時間的に午後だったので、乳頭まで進出。休暇村を狙いましたが、4/1-4/7まで工事のため臨時休館とのこと。入浴客が少なそうでゆっくり入れるところと云うことで大釜温泉を選択。入浴料700円。含鉄-単純酸性泉で源泉94.2℃、pH2.5のお湯を加水あり、加温、循環、消毒なしのザーザー掛流で使用。

ちょうど脱衣所に入ったら、先客が出て来て、こちらも貸し切り状態で入浴。茶濁、金気臭、酸っぱ味のお湯で露天は少しぬるめの40℃ほど、内湯は42℃ほどで、ついつい長湯してしまいそうになりました。

強めのお湯なので、本日は2湯にて終了。全身、卵臭と金気臭にまみれての帰宅となりました。

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