新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

今日は「菊」

2022-10-31 23:48:56 | 食文化

先日の紫色の食用菊の収穫時に、そろそろ黄色の食用菊も開花が進んでいたので、本日黄色の食用菊の初収穫となりました。今年は1畝半だし、花もそんなに多くないので簡単に終わるかと思いましたが、やってみると思ったよりも花が多く、結局収穫だけで45分、ゴミ袋半分ほどの量になってしまいました。

収穫後、天気もまずまずだったので全館掃除の合間に今年の夏に活躍してくれた扇風機の掃除、収納。この夏は雨が続き、お客様が少なかったこともあり、扇風機の稼働も少なかったようで、羽根についたチリも少なかったようです。洗ってしまっておけば、来夏必要な時にすぐに取り出して使うことが出来ます。

夕食後、今日は一般のお客様も飛び入りの仕事のお客様もなく、時間に余裕がありましたので、朝にもいだ食用菊の解体作業。収穫の量から2時間以上かかると思ていましたが、予想通り2時間半ほど花びらをもぐ作業となりました。さすがに同じ体勢で同じ作業の繰り返しで、作業終了後は肩がバキバキ状態になり、本日はここまで。茹でて個包装する作業は明日にすることとしました。

のち

 

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角館地区の酒蔵巡り

2022-10-30 23:45:54 | 食文化

先日の中仙地区の酒蔵巡りの後、足を延ばして角館も見に行きました。現在角館地区には造り酒屋はありません。横町にある五井酒造店<酒銘・白梅>がかつて酒造りを行っていました。五井家は享保21年(1736)には今の地に記録が残る大商家で、藩の米を大坂堂島に運送したり、阿仁鉱山に運んだりと藩御用商人として、また班に資金を融通するなどの仕事を行っていたとのこと。

酒造りが何時から始められたかは不明ですが、昭和9年には記録が残っており、戦時中の企業整備で廃止工場となり、昭和39年に復活したものの同49年(1974)には醸造業務を廃止し、他社からの買入酒の壜詰を主な業務としたとのこと。現在は酒販売店として営業しています。どうしても造り酒屋はお客さんがほとんどいないため、買わないと出て来られなくなりそうなので、外から写真撮影で今回は終了。

次に、この近くにあったとされる北仙醸造<酒銘・国の花>の痕跡探し。場所の特定が出来ていないので、近くにあった酒屋に飛び込み聞いてみました。すると、現在コンビニなどがある角地に以前「角館ブラザ」があり、その前にあったのが酒蔵だったのでは、とのお話。店主でなかったので、詳しくはわからずで、続いて、道向かいにあるタクシー会社の方に聞いたところ、それはここだったとのこと。仕事中でその一言しか頂けませんでしたが、この一角にあったようです。

前仙北市長のブログでは、昔この通りを歩くと瓶を洗う音が聞こえたとの文章があり、そういうことだったようです。ちなみに前仙北市長はこの国の花ブランドの酒の復興プロジェクトを考えているとのこと(2021年記載)。

北仙醸造は明治3年(1870)に武村茂助が創業、大正8年(1919)に地元有力者複数が買収し会社組織として設立されたとのこと。昭和15年(1940)に中仙町(豊川)にあった葛川酒造を吸収し、<国の花>の銘で業容拡大し、昭和18年の企業整備時には仙北郡最大規模になっていたとのことで、企業整備による仙北酒類製造設立時には角館工場として操業。昭和31年の仙北酒類製造解散により元の会社に戻り、昭和53年に男鹿に工場移転を計画したが、実現せずに翌年廃業とのこと(参考・秋田県酒造史)。昭和53年前後に何があったのか、非常に知りたいものですし、それが理由なのか、場所が街中だったからなのか、痕跡を探すのは難しいようです。

角館の武家屋敷通りは、全国旅行支援の影響もあるようで、パラパラと観光客の姿がありました。

のち

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秋田県種苗交換会①

2022-10-29 23:38:54 | 観光地

本日より大仙市役所をメイン会場として、秋田県種苗交換会が始まりました。県外の人には、何のことやら馴染のないイベントかと思いますが、今年で145回と大曲の花火より歴史が古く、明治時代から続く秋田県でも最大規模の農業の祭典。

良い農作物をみんなで作って、豊かになるため、いい苗や種は共有するという考えのもと、明治時代に農村改革を秋田で進めて来た石川理紀之助らが明治11年に始めたものです。

本日から11/4までの期間行われますが、今日明日は、駅近くの大曲ヒカリオ広場(商工会前)や花火通り商店街で市街地賑わいイベントとして飲食ブースや軽トラ市が開催されるとのことで、視察を兼ねて出向きました。駐車場は近くにないとのことだったので、大曲駅北口の無料駐車場に止めて歩いて会場に。飲食ブースでは多くのお祭りのように屋台が並んでおり、一部地元の食べ物の販売などもありました。珍しく黒石焼きそばの屋台があったので、昼食のためにテイクアウト。

時期が時期だったので、入口近くにはハロウィーン撮影会場なるところがあり、女性がコスプレ状態で写真を子供たちと撮っていました。花火通り商店街には軽トラが10台ほど並び、荷台で農作物や加工品などの販売を行っていました。

大仙市での開催ということですが、農作物や食べ物で大仙だけでの物と云うのは少なく、なかなか難しいのかなというのが実感。近すぎると云うこともあるのでしょうが、見る目が曇り始めているのかもしれません。

なお、種苗交換会の本会場へは、後日、平日の空いている時間を狙って出向いてみるつもりです。

のち

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中仙地区の酒蔵巡り

2022-10-28 23:29:39 | 食文化

今回も週末接近でお客様も少なくなり、昼間の買い出しの際に少し寄り道して、大仙市北西部及び角館の酒蔵巡り。

最初に中仙にある鈴木酒造<酒銘・秀よし>から。ここは何度か来たことあるので、地図不要で到着。周辺を見ると、酒蔵の前の道の両側に水路があり、水藻が揺れて、この土地が水が豊かなことが判ります。ここも今は見学は要予約になっていますので、玄関前を撮影するだけで終了。

鈴木酒造の前の道を西に少し進むと同じ二日町内にもう一つあった初桜酒造(旧大野酒造)<酒銘・初桜>があります。ここは1896年(明治29)に初代大野養吉によって創業された酒蔵で、初桜は日清戦争の海戦での大勝利を賛辞してつけたとのこと。

戦時中の企業整備で操業工場となったが、その後一旦廃業、昭和26年に再び稼働し、初桜酒造として営業。平成3年(1992)に秋田市の秋田酒類製造<酒銘・高清水>が営業権を買収し、「高清水中仙蔵」として酒造りを続けたものの、秋田酒類製造の合理化にともない平成17年(2005)に契約解除となり、廃業したとのこと。ネットで調べたら、以前は軒下に立派な看板があったようですが、それは時の流れと共になくなり、立派な玄関と奥に立つ煙突だけが当時の面影を残していました。

近くにあった観光館案内図によると、この二日町には9軒の造り酒屋が明治初期にはあったそうですが、今は鈴木酒造一つになってしまいました。

大曲の街中を通り抜ける際、消防署では消防車のタイヤを冬タイヤに交換していました。当YHでもそろそろ交換する必要がありそうです。

のち

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久々の新型コロナネタ

2022-10-27 23:26:29 | 季節

本日は再び満室御礼となりました。お断りしたお客様、ごめんなさい。ビジネスでの利用が多いこともあり、また新型コロナ対策で2年前から当YHでは個室利用をお願いしていましたので、満室と云っても定員の15名には程遠い状態です。またこのところのビジネスのお客様は、数日連泊と云う方が多く、今日が満室だったことで、昨日、一昨日と余裕がありましたが、お断りすることになってしまいました。

さて、このところマスコミでの扱いも控えめになっている新型コロナですが、秋田県はNHKの10万人当たり一週間平均感染者数で北海道、山形県に次ぐ全国3位の悪名になっています。今月に入り上旬は減少傾向が明確でしたが、中旬以降横ばいに近い状態になっており、一昨日は789名の感染と以前の減少期には100人とか50人まで減少したのに、今回は一桁多い所での横ばい。一部では第8波が年末以降にありそうだとの話で、この水準からスタートとなると、かなり多くの感染者数になることも覚悟しておく必要がありそうです。

さらにはオミクロンの変異種ケルベロスが米国で、グリフォンがインドなどのアジアで感染拡大傾向がみられるとのこと。変異種なしで第8波の予想でしたので、これら新しい変異種が拡大することになれば、当初予想よりも感染者数が増えてしまうことも想定しておくべきでしょう。

先日より東京都でGOTOイートが再開されましたが、前回は1週間で新型コロナ拡大再開で中止。どうしてもお役所仕事ですので、後手後手に回る傾向はしょうがないようですが、今回もそうならないことを祈るばかりですし、逆にGOTOイートが始まるなら、タイミング的にそろそろ拡大再開になるかも、なんて考えてしまいます。

朝は最低気温が0.3℃まで下がり、初霜となりました。車のガラスがガリガリに。

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今日は「栗」

2022-10-26 23:21:53 | 食文化

先日、お客様が朝の散歩に出て戻ると栗を持ってきました。聞けば神社の境内にゴロゴロ落ちていたとのこと。都会から来たお客様は、誰も拾わないのかなと。都会では栗でも銀杏でも落ちていれば持っていく人も多くいますけど、こちらでは人も少ないし、神社の境内で子供が遊ぶと云うのも見なくなったようです。

お客様が出発の際に玄関に置き忘れて(おいて行って?)いかれましたので、先日茹でて食べてみたところ、店や直売所で買うよりも大粒で美味しい栗でした。

それを思い出して、今日の買い物の際に神社に寄り道。ここに来るのは10年ほど前に順番で廻ってくる氏子班長の時以来かも。その際に草刈りや雪かき奉仕などをしましたが、栗の木なんてあったかなと。行ってみると、境内の端に大きな栗の木が一本だけありました。足元には大量のイガと、落ちたばかりと思われる大粒の栗。10分ほどウロウロして、小さなビニール袋半分ほどになりました。戻って計ったら700gほど。

さすがに連日のお客様で、この夏の8月1ヶ月よりも今月は多いという異常事態になっており、栗ご飯までは手が廻りませんし、お客様に茹でた栗を出しても食べるのが難しいと思いますので、一人でコッソリと頂く予定です。数日放置してカチグリ状態にして茹でるつもりで、今週末のお楽しみです。

今朝の最低気温は1.1℃。昼間は快晴となり、鳥海山が綺麗に見えていましたが、8合目辺りまで白くなっているのが肉眼でも確認できました。

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今日は「かき」

2022-10-25 23:15:07 | 食文化

今朝の最低気温はついにマイナスに突入し、-0.2℃まで下がりました。関東でも寒い朝とニュースで報じていましたが、気温2桁あれば、こちらでは最高気温です。朝の気温低下により、外はモヤで真っ白になりました。気象台では本日秋田市で初霜を観測したとのこと。平年より22日も早かったとのことです。

今朝、外の写真を撮って、畑の食用菊は寒さで大丈夫だろうかと確認に行った際、駐車場脇のカキの木がそろそろいい感じになっていたので、試しに少し取ってみました。柿は2年に一度収穫との話で、去年はさほど取れませんでした。今年も隣の木が大きくなりすぎて、実がなる場所も限られてしまい、多くの収穫はなさそうですが、そこそこ食べさせてくれそうです。夕食時にお客様と試食となりましたが、まだ少し硬めだった感じですが、個人的にはバキバキに硬い方が好きなので、これから少しずつ、こちらも昨日のミカン同様に薬の代わりに食べようかと思っています。

柿の木は多くの家で1本植えてあることが多いのですが、大半が渋柿とのことで、渋抜きする手間や、保存は干し柿程度しかなく手間がかかるために、放置状態になっていることが多いようです。当YHの柿は甘柿で、そのまま食べられるので重宝しています、

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今日は「みかん」

2022-10-24 23:07:33 | 食文化

週末はお客様も少ないYHとしては異常な状態なので、月曜は比較的時間がとれます。今日はその時間に先日収穫した菊の解体作業。1回目より量は少なかったものの、解体作業だけで3時間弱かかってしまいました。その後一気に茹でる作業に1時間。

その最中に荷物が届きました。ここ何年か頂いている和歌山県有田産のみかん。以前、バイクで来られたお客様と話していて、みかん農家だとのことだったので、規格外のものを送って欲しいとお願いしたところ、ここ何年かこの時期に送って頂いています。誠にありがとうございます。

秋田県でも果物はリンゴを始め、梨、ぶどう、スイカ、メロン、桃など多くが生産されており、畑の近くの直売所などでは一般価格よりも安く調達することができま。しかし、みかんなどの柑橘系は自生の北限を越えているため、近くで取れることはありません。このため、スーパーなどで売られていますが、結構いい値段で、手軽にお客様に出すと云う訳にはいきません。

今回頂いたみかんは、これから来られるお客様に提供するとともに、こちらでも風邪防止のため遠慮なくご馳走になります。今年はビジネスのお客様を中心に来られる方が多めですので、なくなったらごめんなさい。少し青い所が残るので、酸っぱいかと思ったら、非常に甘くておいしいみかんです。

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臨時快速おが号撮影

2022-10-23 23:27:32 | 鉄道

今日は朝、お客様を駅に送迎する際、臨時列車が来る時間だったので、お客様を駅に送った後、駅の反対側の田んぼで臨時の快速おが号の撮影となりました。時間だけは事前に調べておきましたが、何が来るのか知らず、来たのは八戸から下北方面で通常運行されている「リゾートあすなろ」の2両編成の車両でした。先月の臨時列車の際には雨でダメダメな撮影でしたが、今回は雨は降りませんでしたが、事前に場所を探す時間もありませんでしたので、辛うじて写真が撮れたという感じになりました。

昨日は飯詰駅北の踏切に「撮り鉄」の姿がありましたが、今日はホームに数えるほどいた程度。戻って調べたら、この車両は撮るより乗る方が楽しい、という意見もあるものだったようです。

次は11/3に秋田から平泉まで直通運転する臨時列車「藤原まつり号」ですが、飯詰駅通過が朝8時過ぎと少し早めなので、時間的に行けるかどうかです。これは奥羽線で撮るより、北上線の錦秋湖辺りの方が良さそうで、その辺には当日撮り鉄が集まりそうですね。これで秋の臨時列車3連発は終了となる予定。

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食用菊(紫)の2回目の収穫

2022-10-22 23:08:19 | 畑・工作

本日はお客様出発前から来客が多い日となりました。朝食直後、先日お米を届けてくれた農家の方が、お願いしておいたもみ殻を持ってきてくれました。畑の土壌改良のため昨年から入れ始め、今年ももう少しして畑が終わる段階で空いた場所に撒き散らす予定です。

次に来たのはいつもの大工さん。今年1月の屋根の雪下ろしの際にユンボで屋根を突っついたらトタンを剥がしてしまったので、その後処理を雪が降る前にと先日お願いしていたのですが、本日突然来られて応急処理。年季の入った建物の端っこですので、雨漏りさえしなければOK。

この作業の時間中にこちらも隣の畑で2回目の紫色の食用菊の収穫作業。前回かなりの量を収穫し、今回は2番手、3番手の花が中心で、それでも摘み取りに1時間ほど要して、ゴミ袋半分ほどになりました。今回収穫した分の処理は後日。

午後からは本日のお客様の受入れと夕食の準備に追われました。

のち

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