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新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

車の点検、新車の見積もり

2025-05-09 22:11:15 | 経営

本日は車の定期点検でした。半年前の点検でボディの穴は次の車検で通らないと宣言を受け、この冬にその穴が一段と広がってしまい、年内をめどに買い替えの必要が出てきています。

点検自体は問題なく通過し、夕方には車が戻ってきました。その際に同じクラスの新車の見積もりを持って来てもらいました。昨年10月にフルモデルチェンジがあり、値引き状況はかなり厳しそうな感じで、その際、5月にマイナーチェンジがあり、変更点は値段だけで、10万円ほど高くなったとのこと。

前回、車を買い替えたのは、リーマンショックで経済が停滞していたタイミングで、値引きと補助金等で200万を切る金額で買うことが出来ましたが、今回同クラスのもので、300万円近い金額。値上がりには、諸物価高騰、人件費上昇などの他に、中古車が海外に流失して、中古車ですら200万円をこえるものが多くなり、また装備の充実という名目で、軽自動車が150万円超がほとんどになってきている状況のようです。

今の車は、出来るだけ多くの人を乗せられるようにと6人乗りのものを使っていますが、それも検討課題。年数回しかフルに乗せることがなく、費用対効果を考えると悩ましいところです。また今回ディーラーの方は見積もりを置いていきましたが、従来だと前のめりに新車の購入交渉となるところですが、今回は置いていくだけで商談の話は一切なし。こちらが買い替えの意向があることを承知のはずですが、少し拍子抜けの感じでした。これも今の時代の流れを少し調べてみる必要があるようです。

畑作業は、本日やるつもりでいましたが、久々の肉体労働ということで、予想はしていましたが、体のあちこちが痛く、後日に延期となりました。

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2025年2月の外国人宿泊客、秋田県は宮城県の1/10

2025-05-06 22:04:38 | 経営

先日国土交通省が発表した2025年2月の外国人宿泊客は東北地方6県で30.7万人と昨年比23.5%増となり、2月としては統計開始以降最多で初の30万人を超えたとのこと。県別にみると、青森4.7万人(+39.5%)、岩手4.9万人(+14.1%)、秋田1.2万人(+45.6%)、山形4.9万人(+1.0%)、宮城9.8万人(+32.8%)、福島5.0万人(+25.8)となっており、前年同月比での伸び率はそれぞれですが、絶対値で見ると秋田県の外国人宿泊者数がトップの宮城県の12%しかなく、他の県と比べても段違いに少ないことがわかります。

県内でよく言われるのが、秋田県には観光には来るが、泊まるのは青森や岩手などの県外が多いとの話は、この数字が裏付けているとも言えます。ツアーバスが入りそうな大型施設がある田沢湖や男鹿の温泉地では、廃墟となってきた建物が増えていますし、秋田駅や大曲駅など新幹線が止まる駅周辺でも宿泊施設はキャパが多くありません。

それでもパラパラと新しいホテルなどの宿泊施設が秋田県内に誕生しており、大曲でも商工会が中心になり、花火会場近くに新しいホテルが出来ました。8月の大曲の花火の際には、花火師の宿泊施設とするものの、それ以外の時期には一般の宿泊客も受け入れるため、全国で旅館を運営する「女将塾(本社東京)」に賃貸して営業するとのこと。

ちなみにこの女将塾は、同じ大仙市にある山の手ホテルを昨年10月に地元宴会場運営の企業から事業譲渡を受けて営業を続けているとのことですし、2023年には田沢湖畔の「花心亭しらはま」や「湖畔浪漫の宿かたくりの花」を引き継いで営業しているとのことで、秋田県南に事業を集中することで、シナジー効果を図るものかと。

このところ秋田県内で出来る宿泊施設の中には、外国人観光客を狙ってか、高級路線を打ち出しているところも散見されますが、未だ少ない外国人観光客をどう引っ張って来るか問われるところでしょう。

他人事のように話していますが、当YHには高級志向の外国人宿泊客が来ることは考えにくく、競合するとは思っていません。一生懸命秋田への観光誘致をしてくれることで、いろいろな人が来ることになって、そのオコボレに少しはありつけるかもなどとは、ちょっと考えていますが。

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外国人観光客に傾斜、稼げるときに稼ぐ?

2025-04-27 22:05:12 | 経営

この大型連休は、日本人が多く動くことに加え、コロナ後に戻ってきている外国人観光客が宿泊施設を押さえてしまったようで、ホテル争奪戦になっているところも多いようです。以前も書きましたが、今、日本に来ている外国人観光客は、日本の物価が安いことで、買い物の他、宿泊サービスにも割安感があると判断しているのでしょう。

物の値上がりが賃金上昇を上回っているので、生活は厳しくなっていますが、賃上げは今年も5%程度は行われた大企業は多いようで、確実にインフレが進んでいます。去年、今年と5%賃金が上がったということは2年で10%。ものの値段はそれ以上の上昇になっている計算で、これがあと8年続いたら、ものの値段は60%程度の上昇になることになります。

それでも諸外国と比べると、賃金は見劣りする状態ですが、今より60%もものの値段が上がり、同様かそれ以上に宿泊やサービスなどの料金が上がった時に、今と同じように外国人観光客が来るとは限らないということを考えておく必要がありそうです。

それでも、それまでまだ8年もあるのだから、その間に稼げる分だけ稼いでおこうと考えるのも、一つの経営の在り方。ブームの際には最初の人たちは儲かるものの、後から真似た人たちの多くがババを引くと言われますが、外国人観光客向けのビジネスもそうなる可能性がありそうです。

タピオカや高級食パンなどがそうでしたが、流れが変わった時に仕事を変えられる身軽な人はいいかもしれませんが、一生同じ仕事をすると決めた時に、その流行に安易に乗るより、基本の仕事をどう続けていくかが肝心かと。30才ほど若かったら、流行を追いかけたかもしれません。

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トランプ関税のおかげで

2025-04-07 22:49:29 | 経営

先週米国の大統領が発表したいわゆるトランプ関税で、金融市場は大混乱。特に株式市場は日本だけでなく、米国でも下落傾向が顕著となり、週末の市場を見る限り、今日の日本市場の大幅下落は予想の範囲できたこと。昨年8月の金利引き上げのトレンド変更に伴う急落時には、夏休みのお客様の対応もあって、手が出せませんでした。

10年に一度の安い時に買い出動する「バーゲン・ハンター」としては、今日の株式市場の下落は絶好のチャンスとばかりに、週末いろいろ考えて、数年ぶりに極僅かで笑いものになるほどですが、株を買ってみました。株価の急落時に買うときには、単純に下げた分のリバウンドを狙う短期と、いい株を安い時に買ってじっくり持つ長期と、投資方法はありますが、頻繁に市場を見ているわけではありませんので、当然後者の長期投資が基本です。

また、市場の下落時に最安値で買うことは至難の業ですので、まだ下がるとなれば、あと2回ほど買い下がるつもりでいます。そうできれば、最初の買値まで戻った際に利益が出ることにもなります。下がらなかった時には、買った株に利益が載ることになり、どちらに転んでも良し。

長期と云っても人によって期間の考え方がありますが、今回の投資では配当利回りも考慮していますので、期間としては2年~5年、株価もその間に倍ほどにでもなればなんて、狸の皮算用。本来株式投資なんて、資本主義のど真ん中での話なので、資金力が豊富な人ほど有利な話。吹けば飛ぶような宿屋のおやじがやっている程度で株式投資なんていうのはおこがましい話です。

時々のち

 

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生き残る観光地はリピーターが命?

2025-03-31 22:15:44 | 経営

大曲YHホームページが新しくなりました。

先日テレビを見ていたら、某著名旅行ジャーナリスト(秋田の山のような名前の方)が「生き残る観光地はリピーターが命」と語っていました。宿泊施設でも同様で、YHでも開所直後から、リピーターを増やすにはどうしたらよいかということを考えてきました。2011年の東日本大震災頃から、多くのリピーターの方にご利用頂けるようになり、多い時期では半数以上がリピーターになるということも出て来てうれしく思っています。

近年、外国人観光客の増加が顕著で、多くの観光地では外国人観光客の恩恵を大きく受けているようです。ただ外国人観光客はリピーターになり得るだろうか?という点です。リゾート的な所では、何度行ってもそこで過ごす時間がいいとなるでしょうが、観光地に関しては一度行けば、となりがちかなと。宿泊施設でも泊まるだけが目的の所では、リピートする可能性は低くなりそうです。

ただ実際に経営をしていると、リピーターは非常にありがたい存在ですが、当然新規のお客様も大切で、かのジャーナリストは外国人観光客は有名観光地などでは新規のお客様は数限りなく押し寄せて来る、ということを前提に話していたのでしょう。当YHの場合、新規のお客様をどう呼び込むかがむしろ重要問題になっていると思っています。

時々

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建設費高騰の影響

2025-03-09 22:28:43 | 経営

数年前からの人件費上昇、諸物価高騰と30年ぶりの金利のある時代の再開などで、建物の建設費が高騰しており、テレビでは東京の中野サンプラザの再開発が中断したり、病院の移転再開発がとん挫して廃院になるところも出たりと、世の中で大きな影響が出始めているようです。

人件費高騰は一昨年秋から当YHでは想定しており、想定よりまだ低いかなと思うほどですが、世の中のとらえ方はそうではないようです。また諸物価上昇に関しても、昨今春闘の結果が出始めて、昨年同様の6%程度の上昇が通るとの話もあり、給料が上がるといって喜んでいるマスコミは、その反面で影響大の物価上昇については一切触れずというテイタラク。

春闘で賃上げできる企業はいいですが、一方で倒産件数は何年かぶりに高水準で、ラーメン屋がつぶれ、喫茶店がつぶれと飲食店でも多くみられているようです。これらの飲食店では物価の上昇が大きいようですが、人を多く使う建設業では物価上昇は発注先に云えるものの人件費の上昇は発注先には言い訳として通りにくく自分の所で吸収する努力が求められそうです。

この冬は秋田では雪が平年の2/3程度と少なく、屋根の雪下ろしも自分でやったのが一度、業者に頼むほどにはなりませんでした。頼んでいたらいくらになったか知りたいところですが、来年の事を考えると知るのが少し怖い感じでもあります。特に秋田ではベースの人件費自体が全国的に上がっていることに加え、人口減少で働ける人が少なく、また高齢化していますので、労働力不足の点から人件費の上昇が止むを得ず、これをしないと人が集まらない状況とも言えます。

建設関係では住宅建設が従来の25%増になっているとも云い、かつては田舎では都会より安く住めるという間違った情報が普通に流れていました。田舎でも住宅を作るには土地代はただみたいなもんですので、その分は安くなりますが、建物の費用は都会と一緒か人件費や運送費などで都会より高くなる場合もあります。収入の伸びが少ない都会では、家を建てようと思ったけど、想定より高くなっていて止めるなんて話も出ているでしょうし、そのため大工さんたちの仕事が減って、廃業する建設会社が出てという、負のスパイラルにならなければと思います。

雪がなくなって暖かくなったら、建物の一部修理をお願いしようと思っているので、今回はちゃんと見積もりを取らないととんでもないことになりそうです。

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本日、大曲YHは開所20周年

2025-03-01 22:31:20 | 経営

おかげさまで、本日より当YH開所から21年目に入りました。当人も完全に忘れていまして、知り合いから夜になって差し入れと共に思い出すという始末。

ということで、開所記念日で週末ではありましたが、冬の閑散期ですのでお客様はいませんでした。21年前に開所した時も初日はお客様なしの寂しい状況で、初めてのお客様は3/4でした。

スタートは寂しい状況でしたが、どうにかここまで20年続けられてきたことで、ここまでは少なくとも「失敗」ではなかったようです。とはいえ大金持ちになっているわけではありませんので、「成功」とも言えない状況かもしれません。

またこれからどうなるのかもわかりませんが、気力体力などの本人の老化や建物の老化などの内部要因のほかに、物価や競争激化などの外部要因も厳しくなる一方かもしれません。結果は自分が死ぬときにどう思えるか、かなと。

20周年となる今年、何か特別なこと―記念品の配布や料金の割引など―をやる?とも考えました。しかしこの厳しいご時世、余計なことをやるより、今の料金で続けるということが最善のサービスかと思って、少なくとも今年1年値上げしないで出来ればと考えています。

これからも皆様には、ご支援、ご指導のほど、よろしくお願いします。

 最高気温+10.0℃

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税金の申告作業終了

2025-02-28 22:24:27 | 経営

本日、無事に税金申告が終わりました。提出だけなので、駐車場は満車でしたが、路上駐車で数分で提出は終り。ついでに消費税の支払いに銀行。こちらも月末なので大混雑し、20分ほど待たされてしまいました。

昨年からインボイス対応のために始めた消費税課税業者の登録。本業はしっかりと赤字なのに、今年も消費税だけ支払いに。この理由を考えると、消費税のかからない減価償却が大きいこと、売上は税率10%に対して、費用の1/3を占める食材等仕入が税率8%なこと、などがあるようです。

それにしても帳簿上の消費税計算と、国税のサイトで計算する消費税が合わないのが気に入りません。問い合わせると、合わないのは「普通」とのことで、決算誤差で処理されたしとのことですが、やはり、数字が合わないのは気持ち悪いものです。

戻ってきてからは、提出書類を作るためにPCで作業した帳簿の印刷。近年では会計ソフトなどで作るのが一般的になっているようですが、当YHでは表計算ソフトだけで一から作っています。このため印刷もいちいち設定してやる必要があるため手間がかかりますし、パソコンが壊れたときにデータを失うリスクがあるため、必要最低限の(帳簿)データは印刷して保存しています。

昨年から消費税計算が新たに加わったことで、印刷するページは100枚前後になってきました。

 最高+11.6℃

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冬祭りの準備①懸案事項は?

2025-02-11 22:11:52 | 経営

週末には冬祭りのお客様が来られます。今年はいつもより少し多めのお客様になるようですが、この時期に多くのお客様となると、いくつかの問題点があります。

まずは風呂。横手にしろ六郷にしろ祭りが夜なので、お客様が戻ってくるのは夜9時過ぎ。それから10人前後が入浴するとなるとかなりの時間がかかります。暖かい時期なら、当YHには風呂が2つありますのでどうにかなりますし、普通の旅行客なら到着が夕方で、それから風呂となれば時間にも余裕があります。

冬祭りで夜到着となると、体が冷えていて早く入浴したいでしょうし、風呂の一つは冬にはそんなにお客様が来ない想定で作りましたので、沸かし返しが出来ないので、外の寒さと合わせてお湯を入れて1時間もするとぬるくなってこの時期には厳しくなりますので、実質一つの風呂で対応する必要があるかと。対応策として、沸かし返しが出来ない方にはヤカンで熱湯を足して、ということで何とか対応できるかもと考えています。

もう一つの問題は、15日には横手かまくら祭りと六郷竹うちが行われますが、今回は竹うちの方がお客様が多く、当YHまでの交通機関がないため、六郷に迎えに行く予定ですが、人数が多くて一度では車に乗り切れないため、後口になる人たちには20分ほど待ってもらう必要があることです。暖かい室内で待てる状況なら良いのですが、竹うちが終わってしまうと街は一気に人気もなくなり、夜9時過ぎになると開いている店もありません。最悪、寒くて吹き曝しの駐車場で待ってもらうこととなりそうなので、なんとしたことかと。

この2つの問題点は、いくら悩んでも事前に解決できそうもありませんし、あとは当日お客様がどういう行動をとるかにもよるので、最終的には出たとこ勝負!となりそうです。

のち

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湯沸し器の交換

2025-01-24 22:04:10 | 経営

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6日からJR東日本・大人の休日パスの3回目が始まり、週末前後はパラパラお客様もありましたが、火曜日から冬眠状態。

一方の雪は18日に101cmまで積もりましたが、その後3月の気温が続き、降るものも「雨」となっているので、積雪は朝8時で56cmまで減少。おかげで屋根の雪はほとんどなくなり、雪かきからも解放されています。このため体と時間を持て余し気味。2,3月と何をしようかと考えています。ガソリンがもう少し安ければウロウロするのですが・・・引き籠り中です。

そんな状態でのんびりしていたら、厨房から変な音が。見てみると厨房にある湯沸し器から水がかなりの量滴り落ちていました。水道の水抜き用止水栓をしたものの水は止まらず、バケツを下に置いて、ガス屋さんに連絡。少しして代わりのリースバックの湯沸し器持参で来られ、交換したもののそれも水漏れになっており、新品を購入することになりました。

金額を聞いたら8万円ほどとのこと。数年前に別な湯沸し器を交換した際に聞いたら3万円ほどだったので、ここ数年の半導体不足やら人手不足、材料高で倍以上になってしまったようです。それでも必要なものなので、交換を依頼。1時間ほどで取り付け作業も終わりました。

今年はストーブや衣類乾燥機、洗濯機などから車まで買い替えをする必要が出てきているものが多数あり、どれに優先順位をつけてやろうかと考えている所、思わぬ伏兵が現れた形になりました。

のち

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