新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

芽吹き

2006-03-31 23:31:32 | Weblog
本日吹雪3日目で、隣の家の看板が風で落ちてしまいました。

明日には天気も回復の予報で、なんとか当YHの被害はなさそうです。3日間の累積降雪量は角館で30cm近くにまで達しており、大曲でもせっかく土が出たところも再度雪で覆われています。ただ、半日も太陽が出てくれれば融けるので、納屋に仕舞った雪かき道具の出動はなさそうです。

既に関東までサクラの開花が進んできておりますが、当YHではまだ殆ど冬状態です。とは言え、植物にはすこしずつ春が来てるようで、玄関前の水仙には早くも花芽が出始め、玄関においてある赤梅はつぼみが少しずつ大きくなってきました。黄梅は花から葉へと変わり始めており、太陽が出ているときには、日光浴をさせています。



春の嵐

2006-03-30 23:30:02 | Weblog
昨日からの春の嵐は今日も止まず、更に風は勢いを増しています。

1月に盛大に雪かきをした食堂北側はそのまま雪のない状態ですので、雪囲いが風で飛びかけていました。前のオーナーいわく、何度か風で飛ばされたとのこと、吹雪の中で探しに行くのは大変な作業になります。まして通ってる車にでも当たろうなら、100%こちらの責任になり兼ねません。とりあえず内側から直して、今回は一安心でした。

JRは羽越線の強風転覆事故の影響でちょっとの風で徐行運転や運休する始末で、本日も秋田県内の鉄道はかなり乱れてしまいました。これじゃ、観光キャンペーンをやっても帳消しですね。




料金体系の見直し

2006-03-29 23:28:15 | Weblog
あるHPにユースホステルについて書かれているものがあります。

その中で面白かったものに年齢別の料金体系にしたら良いという話がありました。そこにあった例としては、素泊まり料金で中学生まで1,000円、22歳以下2,000円、25歳以下3,000円、26歳以上4,000円というものでした。

確かに元々ユースホステルというのは青少年健全育成の一つの手段として作られたという歴史があるし、現在の値段では手頃に青少年が旅行する環境とはいいにくいのも事実です。それに、当YHでは利用者の多くが26歳以上の方ですから、経営としては実質値上げ状態になりますので、歓迎できる考えです。

開設当初は消費税の問題があったので、料金に端数がついていますが、実際やってみると、小銭の授受も面倒ですので、近い将来料金の見直しを考えていますが、先の考えがどういう形でか、取り入れられたらいいなと思っています。


もっと野菜を

2006-03-27 23:51:03 | Weblog
先日のお客様から、食事にもっと野菜をというリクエストを頂きました。

当YHでは出来るだけ地元の食材にこだわったメニューを考えているのですが、残念ながらこの時期に秋田で取れる野菜はかなり限られているのです。

田舎の物価が安いと思われがちですが、そういう時期の生鮮食品は他の地域から持ち込まれるものですので、逆に輸送コストの点などから割高になることが見受けられます。

田舎の特に露地栽培は取れる時期がかなり限定的です。その時期に来て頂けたら、コレでもかというほどの野菜を提供できると思いますので、暖かい時期にもう一度お越しください。


積雪が0cmに

2006-03-26 22:49:06 | Weblog
本日ようやく横手での積雪量が0cmになり、公式データでは雪がなくなりました。

去年雪がなくなったのが4月9日ですので、約二週間ほど早かった計算になります。とはいえ、家の近くの田んぼは所々地面が出てきたもののまだ一面銀世界ですし、道路脇には幾ばくかの雪山が残っています。

更に今日は昼過ぎから雪になり、5cmほどの積雪がありました。気温が温かい中の雪ですから、道路や屋根の上は直ぐに融け、雪かきをする必要はありません。

三寒四温とは言い、かなり春がそこまで来ているようですが、寒い時には雪になってしまうようです。来られる方、まだ油断しないように。



エコ袋

2006-03-25 23:45:51 | Weblog
今、スーパーの袋をゴミ出しに使えなくなったため、買出しのたびにスーパーの袋が溜まる一方になってきました。さすがに邪魔になってきたのですが、捨てるわけに行かずと思っていたら、行きつけのスーパーでは省資源活動の一環として、袋を使わなければスタンプが一つもらえ、20個溜まると100円引きになるとのこと。

100円がほしいのもありますが、袋をもらわなくってもいいということで、この仕組みを使うことにしました。買い物のたびに家にあるスーパー袋と布製の肩掛けかばんを持って行ってます。

以前は客室のゴミ袋に専用に購入したビニール袋を使ってましたが、経費削減と、スーパー袋の削減ということから、それを使わせていただいています。ちょっと柄が付いていますが、お客様にはなにとぞご理解を頂ければと思います。



道路工事完了

2006-03-24 22:55:46 | Weblog
今年の早い降雪で、飯詰駅から当YHに来る間の道路工事が出来なくなっていましたが、ここ1ヶ月の温かい気温でようやく工事も終わり、本日夕方、センターラインも引かれ、真新しいアスファルトの広い道が出来ました。

舗道もかなりの幅があり、当YHに歩かれる方も、気持ちよい散歩道になりそうです。工事が一段落して、雪ももうちょっとでなくなりますので、そろそろ看板の交渉を始めようと思っています。

昨年は徒歩の方も、何人かが迷子になってしまい、その理由が長い直線道路で何処まで行っていいのか判らなかったとのことでしたから、途中に案内看板を用意したいと考えています。そんなに大きいのはつけられませんが、歩く方からわかるようにしたいと思っています。それがだめなら、電柱看板も検討します。


秋田商法 2題

2006-03-23 22:50:56 | Weblog
【六郷まちづくり株式会社】

いつもニテコサイダーを仕入れている六郷まちづくり株式会社に新しいサイダーが出たと聞いて、仕入れに行きました。

新製品はりんごサイダー。果汁20%のリンゴ味のサイダーで、隣の横手市でリンゴが多く取れることからこの味になったようです。ただ、現在まだ量産体制が整っていないということで、一般販売は、六郷の直売所「湧子ちゃん」と、会社がある「湧太郎」の二ケ所のみとなっており、他への卸は検討中とのことで、断られてしまいました。

直売所での販売価格は150円。ニテコサイダーよりも、若干高くなっていますが、それは果汁他のコストだそうです。りんごサイダーを試したい方で、足がない方は、こられた時に行ってください。可能な限り六郷までお連れします。

それにしても、せっかくいいものを作っても、これじゃあね。相変らず秋田商法ですな。

【横手観光協会】

横手観光協会でも、同様のことがありました。新しい観光地図が出来たようなので、頂きにいったのですが、何に使うのですかって?観光協会なんですから、ユースホステルぐらい知っていてくださいね。

宿泊施設で観光地図を必要としたら、お客さんに配るに決まってるでしょう。置いておけば観光客が持ってくなんて消極的なことを考えていたら、観光業は凋落の一途をたどります。いいものを作ったら積極的に活用しないと、税金の無駄遣いです。基本的にはサービス業なんですから。



由利本荘 飲むゼリー

2006-03-22 22:46:04 | Weblog
これからお客様が増えてくる時期になってきましたので、今年の新しい売り物として、昨年10月に由利本荘市のJA秋田しんせいで見つけた飲むゼリー・ブルーベリー味を購入しに由利本荘の西端、道の駅東由利に行ってきました。

横手市から国道107号線を西に30km行ったところにあります。一時期飲むゼリーは流行ったようですが、由利本荘でとれるブルーベリーを使っているとのことですので、地元の銘品といえる(?)んでしょう。試しに5本仕入れてみました。評判がよければ追加で購入してきます。当YHでの予定販売価格150円。暑い時には、美味しいと思います。

ついでに道の駅に併設されている黄桜温泉「湯楽里(ゆらり)」に入ってきました。お湯は無色、無臭の弱アルカリ泉で、源泉は39度ですから、加熱、循環処理をしており、ちょっと消毒薬臭かったです。

湯船は大浴槽の他、泡風呂、サウナがあります。入浴料は90分350円。ドライブの息抜きにどうぞ。

時々

市町村合併終盤

2006-03-21 22:23:33 | Weblog
昨日、今日と県北の市町村の合併が続き、27日の八峰町(八森町と峰浜村)の合併で秋田県の市町村合併も一段落となります。

昨日は琴丘、山本、八竜の3町が合併して、三種町になり、今日は能代市と二ツ井町が合併して能代市となりました。一昨年の美郷町の合併前に69あったのが、八峰町が出来ると秋田県は25の市町村となります。

今回新しく出来る3市町は、本来7市町村が合併して能代市とか白神市になる予定だったんですが、美郷町もそうですが、いろいろ思惑が絡んでいるようです。本来市町村合併で効率を求めるなら、そういう思惑こそ捨てないといけないんでしょうけれど。

実際のところは、合併して落ち着くまでには5年ほどかかりそうな感じです。ここ、大仙市もまだ完全に軌道に乗ったという感じではありませんから。旅行に来られる方は、地名等お間違えのないように。