新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

ようやく4回目のコロナワクチン接種

2023-09-30 23:24:05 | 季節

本日、新型コロナの4回目のワクチン接種をしてきました。今回は感染後重症化が懸念されるに手を挙げなかったため、通常の接種となり、月初に接種券が送られてきて、すぐに予約を入れました。それでも一番近い接種会場は前回同様10月一杯予約が埋まっていました。2回目は協和病院、3回目は協和会場と当YHから車で40分ほど離れた場所での接種となりましたが、今回は車で30分弱の南外地区での会場接種が月内最短とのことで予約を取ることが出来、本日南外に。

接種は予定時間よりも早く終わり、副反応も今まで同様接種個所の痛みだけで、発熱などはなさそうです。それでも本日のお客様は、過去に何度か来て頂いたこともあり、事前の予約の際に理由を説明し、万が一のために食事なしの素泊まりでお願いしました。従来ならワクチン休暇などにもしていましたが、素泊まりOKということもあり、また今年はお客様数も少ないので断るわけにもいきませんでした。

11月には高校時代の同窓会が予定されているようですので、営業活動を兼ねて参加できればと考えており、この時期にワクチン接種が終われば、安心して埼玉に行くことが出来そうです。

のち

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10年後に安価な宿泊施設を経営しているための模索⑧-観光立国で喜ぶな

2023-09-29 23:22:26 | 経営

引き続き、先日から考え出した10年後の想定の話。

日本は2006年(平成19)より観光立国推進基本法が施行され、2008年には観光庁が発足し、その後「VISIT Japan」を標榜して観光立国を目指し、2011年の東日本大震災以降、訪日外国人が急増。2015年頃には中国人観光客による「爆買い」がブームになりました。

2020年からの新型コロナの世界的流行で一時途絶えたものの、2022年以降、訪日外国人が回復傾向になっています。政府が観光立国に臨むものは外国人観光客が落とすお金も重要な要素。コロナ後は中国人の爆買いも影を潜め、買い物から体験にと観光客のニーズも変化してきたとも。

外国人観光客が日本で買い物をする理由は製品の安全性、信頼殿高さなどもありますが、外国で買うより安く買えるというのも一因。その理由は円安による割安感の増大もありますが、外国に比べて人件費が割安になった日本製品の価格競争力の増大があるようです。

今後、日本での人件費が倍以上になった時に、当然製品価格も上がることになり、買い物目当ての外国人観光客が今までのように日本に来ると云うことは難しくなりそうです。本物の観光立国を目指すなら、今までのような上っ面の文化や歴史をひけらかすような観光客でなく、ちゃんと日本という国を理解して、それを楽しんで頂けるような観光客を増やすべきだと思います。

一時

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10年後に安価な宿泊施設を経営しているための模索⑦-物価、数字のマジック

2023-09-28 23:20:53 | 経営

引き続き、先日から考え出した10年後の想定の話。

先日発表になった8月の消費者物価指数。生鮮食品を除いた指数は+3.1%と7月比横ばい、3%以上の伸びは12か月連続とのこと。エコノミストの先生方は、この数字をベースに話を進め、そろそろ伸び率ではピークを付け、鈍化傾向になると指摘しているようです。ただ、生活しているものにとっては、モノの価格は高止まりするということを意味し、決して生活が楽になるわけではありません。

今回の発表では、生鮮食品を除く食料は+9.2%と大幅な上昇が続き、特に鶏卵+35.2%、炭酸飲料+16.7%など生活に密着したところでは厳しさが表れています。全体で3%台で済んだのは、政府の負担軽減策による電気代▲20.9%が大きかったとのこと。単純にこの指数だけで見れば、コントロールできない市場価格を政府が電気代補助という施策でコントロールし、日銀が提唱しているインフレ2%目標を大きく外さないようにしている、とも考えられる数字になっているようです。

今まで、食料品などの価格変化は、気象条件によるものや原油高などが主な原因で、原油価格や気象状況の回復などにより価格が元に戻ることが度々ありました。しかし、今回は原油高に加え、円安、ウクライナ戦争による穀物相場の変動などの他に人手不足よる費用増ということも加味されているとみることが出来、その分が戻るとは考えにくい状況かもしれません。ちなみに今回の指数発表でコロナ明の観光需要の増加で宿泊は+18%と大幅な伸びとなったようですが、当YHにはあまり影響がないようです。

のち

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医者の不養生

2023-09-27 23:18:59 | 季節

今月後半からと事前に云われていたビジネスのお客様の滞在が、諸事情により延び延びになっていましたが、本日10/1よりとのことで決まったと連絡を頂きました。このビジネスのお客様は、この6月と7月の2回既に滞在頂き、今回シーズン3となります。昨年までの長期滞在のお客様が今年はお休みになっている現在、ありがたい存在になっています。

さて、今日は定期健康診断の日。いつもの病院に行き、受付をしたところ、今まで担当して頂いた医師が8月に急死したとのことで、新しい医師が担当を引き継ぐとのこと。詳しい理由は知りませんが、確かにかなりいい体格でしたので、言葉通りの医者の不養生ということでしょう。かれこれ10年近い付き合いだったこともあり、これまで面倒を見て頂き、誠にありがたく思いますし、非常に残念です。

これから新しい医師と新たな信頼関係を構築することになります。今までの医師はある意味いい加減なところもあったような気がしますが、それがいい感じに合っていたのかもしれません。新しい医師の診察時には、いつものことですが、タバコはやめろ、暴食するな、運動しろ、と通り一遍の話から始まりました。

のち

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10年後に安価な宿泊施設を経営しているための模索⑥-物価上昇は受け入れられるか?

2023-09-26 23:16:14 | 経営

引き続き、先日から考え出した10年後の想定の話。

人件費(給料)はこれまで書いてきたように今の倍になる可能性がありますが、それと同時に諸物価も倍以上になる可能性を考えておく必要があります。

以前にも書きましたが、月替わりになるとマスコミは今月これだけのものが値上がりします、などと報道していますが、この値上がりの動きは今年に限ったことではなく、今後も続くと思わなければいけないでしょう。というのは、ご存じの通り、ものを作るためには人手が必要で、その人件費が倍になる可能性があるため、更に輸送や販売にに関わる人件費も上がることになるでしょうから、これを製品価格で吸収するためにはそれに近い値上げが必要になります。

嗜好品なら、高すぎれば買わなければいいのですが、食品や洗剤など生活に関するものは、値段が高くなっても買わないわけにはいきません。当然安い製品に流れることになるか、「節約」することになるため、需要は一時減少し、潰れる会社も出ることでしょう。以前なら国内の人件費の上昇を中国での生産にシフトして、となりましたが、その中国でも人件費は日本以上に上がっており、今回その方法は難しいようです。

となると、生活必需品の値上がりは「受け入れる」しかなくなります。また嗜好品についても、その価値が見合うと思えば、大衆に受け入れられることになるかと思います。2,000円を超える都会のフルーツパフェ、500円を超えるホテルブレッド、3,000円を超えるシャインマスカットなどはその例で、既にその動きが出ていることになりそうです。

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10年後に安価な宿泊施設を経営しているための模索⑤-時給2,000円

2023-09-25 23:14:19 | 経営

引き続き、先日から考え出した10年後の想定の話。

先日から日本の最低賃金が時給で2,000円になる可能性を書いています。先日岸田首相は時給1,500円と打ち出したようですが、多方面から冷ややかなコメントがあったとのこと。経済界からは、特に中小企業がやって行けずに倒産多発となるだろうから無理とのコメント。一方学者の先生からは、1,500円では、世界水準にまだ及ばないため、中途半端なら賃上げ効果による人手不足解消は出来ないだろうとのコメント。

ラーメンでも同様ですが、最低賃金でも「1,000円の壁」というものがあり、今回達成感をもって迎えられたものの、その先は今の価値観では考えられないと云うことなのでしょう。日本が江戸時代のように鎖国状態で、すべてを国内で賄えるということであれば、それでも良いのでしょうが、現在のグローバル環境の下で、労働力不足を外国人労働力で解消する方針に舵を切るからには、他の国との比較感が大切なのだろうと思います。そう考えると時給2,000円ということを考えておく必要があるでしょうし、それにつれて諸物価が上がることも自明の理と云えます。

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秋の草刈り大作戦④ 建物北側

2023-09-24 23:10:54 | 畑・工作

秋のシルバーウィークも空振りに終わり、ようやく朝の気温が11℃まで下がってきましたし、たまには体を動かさないと訛るので、本日はお客様出発後に草刈り大作戦。8月末に少し手を付けた駐輪場裏の空き地ですが、その後1か月近く放置をしたので、前回やらなかったところは1m近く伸びてしまいましたので、今日はここの処理が目的。

2時間ほどの作業でどうにかやった感を出せる程度にはなりました。今までとは少し違い、作業中も風が冷たく感じられる時間もあり、だいぶ作業的には楽になってきたようです。

まだまだ作業が必要な場所が残っていますが、今週は定期検診に加えて、週末には辛うじて予約が取れたコロナワクチンの接種がありますし、そうでなくともコロナの9波か?との話に加え、インフルエンザも流行の兆しという話も聞こえてきており、また来週明けにはビジネスのお客様の長期滞在が始まりますので、無理して体を壊したり、疲れすぎて免疫力が落ちるのもまずい、ということを口実にして、本日はここまでの作業としました。

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10年後に安価な宿泊施設を経営しているための模索④-良い賃上げと悪い賃上げ

2023-09-23 23:08:21 | 経営

引き続き、先日から考え出した10年後の想定の話。

人手不足を解消するためには、昨日も書きましたが、ロボット導入など人手を介さない省力化となりますが、それが出来るのは大資本の企業ぐらい。小さな飲食店や当YHなどの個人経営のところではなかなか初期投資も難しい状態。となると、どうしても働き手を募集するため、時給を上げての募集となります。この場合、経営者側が望んでいない状態での賃上げとなり、経費上昇からくる収益源となり、悪い賃上げと云えます。

一方、春闘などの企業との合意の賃上げは、企業側もそれに対応する施策を打つことも可能になるため、あえて言えばよい賃上げです。ただその前提には利益が出ていて、それを従業員に再配分すると云う意味が含まれており、赤字企業では厳しい話。

日本では99.7%が中小企業と云われ、その大半には労働組合などはありません。マスコミが扱うのは0.3%の大企業の話がほとんどで、中小企業や個人商店では悪い賃上げにならざる得ないため、マスコミも大きく扱うことは避けているキライがあります。

コロナ禍回復からの1年で人手不足による倒産が出始めており、同業の宿泊施設でも需要の急回復の中、人手が調達できずに稼働率を上げられなかったと云う施設が出始めているようです。関西空港の売店では、時給2,000円といった募集も出ているとの話もあるようですし、ここ大曲の飲食店でも時給1,200円といった募集(県の最低賃金は897円)もありました。

これから先、人手不足や賃金引上げにともなう赤字転落で廃業を迫られる企業や商店が多く出る可能性を考えておく必要があるでしょうし、それに対応するために経営の在り方を大きく見直す必要があると思われます。当YHは幸いにも、開所の際の設計で、一人でもできる大きさ、として、アルバイトなどは今は使う必要がありませんので、その点は助かっています。

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10年後に安価な宿泊施設を経営しているための模索③-人手不足

2023-09-22 23:05:44 | 経営

ここ数日、雨の日が続きましたが、今日は漸く快晴。明日からシルバーウィークの後半戦ですが、土曜が祭日となっていますので、いつもの週末と変らない状況になりそうです。

さて、先日から考え出した10年後の想定の話。

人口減少の日本で、労働力不足は数年前から顕著になっており、政府は大雑把に言えば、外国人労働者に頼ろうと云う政策に重きを置き始めたとも云われてるようです。ただ若者の間では、ワーキングホリデーでオーストラリアに行った方がいい収入になるとも云い、一方、海外での介護関係の人員募集がほとんど集まらなかったとか。同じような仕事をするなら、時給1000円の日本より、2000円の外国の方がいいに決まっています。

都会では語学学校の留学生がコンビニで働いていたり、地方では思わぬ場所で外国人が働いていたりしてきましたが、日本にいれば働く場所はそうした場所になることもあるのでしょうが、果たしてそもそも日本にこれからも来てくれるか疑問です。

一方で、AIの導入や配膳ロボットなどの導入などで労働力を補うということも一部では行われ始めていますが、リースの場合は別ですが、初期投資がかかるし、繁忙期、閑散期を分けずに費用の発生となり、特にサービス業ではサービスの質の低下は明らか。

そう考えると、今後も継続的に国内での労働力不足が続くと想定しておく必要があります。上記のように外国人労働者で補おうとするなら、外国と同様の時給水準にいずれ上げる必要があると思いますし、そうしなければ日本の労働市場が先細りになることは必至です。

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直売所も暑い夏の影響大

2023-09-21 23:36:49 | 季節

本日、一昨日に続いてまた秋田市方面で大雨となり、午後にはJRの運休も多発、八橋地区では冠水した道路が再び現れたとのこと。

さて、こちら秋田県南でも雨が降っていましたが、そう激しいものではありませんでしたので、買い出しのついでに今季初の横手フルーツロードの無人直売所で、梨を探しに出向きました。メインはリンゴのフルーツロードですが、梨やブドウなども時期によっては直売所に出ています。今年は暑さのせいもあるようで、梨が高く、スーパーなどでは一つ150~200円と高級フルーツ状態。

9月上旬から直売所は多くのフルーツで賑わうのですが、今日は何カ所か見ましたが、物のない直売所が半数以上。おいてあった所でもリンゴはなく、梨とブドウだけで、平日昼の遅めだったこともあり、あまり選ぶ余地がありませんでした。それでも目的の梨がありましたので、1袋300円にて購入。去年は1袋200円でしたので、ここにも値上げの波が来ていました。

去年までは、わざわざフルーツロードまで買いに行っていましたが、今年は量が少なくていいことやガソリン代が高いことを勘案すると、少し高くとも日常の買い出しの際にスーパーでB級品が格安で出ていたら、そちらの方が安上がりになってしまいますので、それで済ませるようになりそうです。

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