新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

今年の初温泉 にかほ市温泉保養センター・はまなす

2023-02-28 23:03:46 | 温泉(秋田)

今日は天気も良く、朝から気温はプラスと云うことで、更に確定申告の書類作成も目途が付き始めたことから、午前中に仙北平野(横手盆地)を今年初めて脱出。今年はまだ温泉に入っていなかったため、今年の初温泉でにかほ市まで遠征。目指したのはにかほ市の温泉保養センター・はまなす。当YHから80分のドライブでした。

入浴料400円(温泉本100円引)。源泉を3本使用しており、1号源泉は掛湯(上がり湯)含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩泉、36℃、pH7.7、2号源泉は露天と小浴槽 含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩泉、43℃、pH7.4、3号源泉は大浴槽 ナトリウム-塩化物強塩泉、42℃が使われており、加温(一部)、消毒あり、加水、循環なしの掛流で使用。

ヨウ素臭と金気臭が強く、消毒臭はどこかに消えていました。味は鉄味と強い塩味で美味しく頂きました。小浴槽はぬるめの40℃ほど、大浴槽は適温の42℃ほどになっており、今年の初温泉と云うこともあり、ついつい長湯でヘロヘロ状態。

家の近くにも温泉は多くありますが、これだけパンチの効くお湯は少なく、わざわざ入りに来た価値はあり、温泉に入ったという気がしました。他よりも料金が安いこともあって人気の施設というためなのか、今日は少しお湯の汚れが目立ちました。

もう一つどこかの寄ろうかと思っていましたが、思った以上に体に堪え、今日は珍しく1カ所で帰宅。まだまだ体慣らし状態です。3月は少し気合を入れて廻りましょう。

道中、温度表示の中には12℃と出ているところもあり、天気は最高。行きの由利本荘からは鳥海山がいつも以上に大きく見えました。


温泉はきれいだと信じたい

2023-02-27 23:00:15 | 温泉(秋田)

本日、ニュースショーで福岡の温泉施設が浴槽のお湯を年に2回しか入れ替えておらず、レジオネラ属菌が規定以上に検出されたという話が出ていました。100年以上続く老舗旅館とのことで、今回の経営者は当然創業者ではなさそうです。このため、話を聞いていると、温泉についての思い入れも低かったのかと、感じてしまいました。

掛流だからということを話していましたが、過去に入浴して聞いた施設では掛流でも毎日入れ替えをするし、その際底にはいろいろなものが沈んでいると話していました。掛流でも湯口(流入口)とオーバーフロー口(流出口)の位置によっては、上澄みしか変わらないと云う実験結果もあるようです。

レジオネラ属菌が出ただけで営業停止処分を受ける施設が秋田県内にも毎年出ており、それも知らないと云うのは、どうしたことか。また塩素消毒に関しても検査場では実施となっているものの、現場では未使用だったとのこと。今まで入浴した施設でも、お湯好きな客が多いところで、検査の時だけ塩素消毒を入れると云うインチキをしているところの話は聞いたことがあります。だたその施設はその代わりお湯は毎日入れ替えとのこと。

マスコミも温泉に詳しくない人の取材が多いのか、お湯換えと塩素の2点だけを取り上げていますが、レジオネラ属菌が溜まりやすいのは循環装置のフィルター(ゴミとりろ過)部分。今回はお湯を年2回しか変えていなかったため、浴槽壁などに付着・増殖したことも考えられますが、この施設が循環と掛流を併用(大型施設にはよくある)していたのかや、温泉の泉質によっては菌の繁殖が抑制される場合もあるため泉質なども取り上げられるべきでしょう。

公衆浴場や温泉は汚いという親の教えで育ったこともあり、温泉に入浴した際には、成分を洗い流すことになりますが、必ず上がり湯を浴びてきます。またこれだけの数の温泉に入っていることから、「慣れ」もあり綺麗なものと信じていますが、浴槽内が成分以上にヌルヌルしたり、汚れが洗い場に残っていたり、お湯にゴミや浮遊物があると、次はいいかな?!と思ってしまいます。(写真と本文は関係ありません・過去に撮影)

時々


近場でグローリーホール発見!/南外・たつのすけ堤

2023-02-26 23:50:56 | 水関連

先日、買い物のついでに2月に調べた湧水を見に行こうと大仙市南外地区をウロウロ。思い付きで来て、調べた時に見た地図を覚えている限りで、大体の位置で来てしまったので、目的の湧水はわからずでした。しかしその近くと思われる場所に溜池があり、その洪水吐がグローリーホール型のものを発見して、ちょっと嬉しくなりました。

初めは溜池とはわからず、洪水吐のところだけ水があったので、近づいたら、あら!グローリーホール?!ということはその周りの平地が溜池なの?という具合。凍結して雪が載っているのでまだ溜池巡りの時期ではないこともわかりました。戻って調べたら、この溜池は、たつのすけ堤(堰高1.5m、堰長35m)とのことで、堰高15m以下なのでダム(湖)には該当せず、ダム穴ともいえない小規模なものです。この穴から排水された水は、隣の溜池、梨木田堤2(堤高2.2m、堰長26m)に流入しているようでした。

洪水吐とは、溜池やダム湖の水が増水した時に、余分な水を自動的に排水する仕組みで余水吐とも呼ばれ、通常は堰堤(ダム)に付属しているものが多くあります。独立した形では、穴の上を塔の形にして取水塔として池の底に普通はある取水装置と洪水吐を兼用することがあります。

穴だけのものは、ダム穴とも呼ばれ、このグローリーホール型の洪水吐がある溜池やダム湖は国内でもそんなに多くはなく、秋田県では数えるほどとのこと。一昨年由利本荘で探したものの、たどり着けなかったのに、こんな近くにあったなんて。今回のものは規模は小さく、地元の人からすれば、土管が埋まっている、程度の認識なのでしょう。

わかる人にはわかるでしょうが、わからない人にはなんのことかさっぱりだと思います。

のち


レシートとにらめっこ

2023-02-25 23:08:29 | 経営

今日は一日雪が降ったり止んだりの天気。そうでなくとも飛び込みスタンバイのため週末は家に居るようにしていますが、この天気で再び丸一日引き籠り状態となりました。昨日は昼間に6℃まで気温が上がり、3月中旬のような陽気になりましたが、今朝は-3℃まで下がり、体に堪えます。それでも積もった雪も日中にほぼとけてしまうので、雪かきをすることも不要で助かります。

ということで、本日も税金の申告書類の作成。1年分の仕入れに間違いがないかと、イオンのプリペイドカード払い分の前払金勘定の残高合わせ。この残高をイオン系列の店で調達したすべてのレシートで追いかければ、仕入れ分の記載漏れも一目瞭然になりますし、青色申告を行うので、損益計算だけでなく資産勘定(貸借対照表)を合わせる必要があるため、不可欠な作業です。

レシートとにらめっこを続けて思うことは、店によってレシートの記載方法が異なることです。イオンなどのスーパーの多くは、本体価格、税額、合計金額となっているため、帳簿を付けるのも楽ですが、ガソリンスタンドや個人商店などでは総額表記、税額となっており、本体価格はいちいち引き算をして出す必要があります。普通に買い物をして、その場でポイとレシートを捨ててしまう人が多く、そうした方には関係ない話ですが、仕事で買い物する身には、些細な話ですが、統一して欲しいものです。

時々


写真の現像をしなくなった?

2023-02-24 23:03:18 | 習慣

近年は、食堂でお客様同士でお話をしている際に、スマホをみんなで覗き込んでいる風景を度々見かけます。それぞれが調べもの(?)をしている場合もあるのでしょうが、中には訪ねて行って良かった場所の写真を見せ合うということもあるようです。

スマホでいつでも持って歩けるという便利さはあるものの、昔のフィルムカメラと異なり何枚も制限なく撮影できることから、スマホにはどんどん溜まっていくことになるようです。中にはクラウド(サーバ)に上げておけば容量は取らないと云う事を云われる方も。昔は撮った写真は現像してアルバムに、なんてことが一般的だったかと思いますが、昨今「現像する」ということを私自身しなくなってしまいました。

現像するには当然費用が掛かりますので、その出費を抑えることが出来ます。昔はどこの現像店が安いなんて探したものです。その代わり過去に撮った写真をなかなか見なくなっている気がして、何のために撮影しているのか?と云いたくなるほどです。最近の方では、大半の答えがSNSにアップするためと答えるのでしょう。

「簡単に見てもらう」ということを考えると、現像(=プリントアウト?)してアルバムにしておく方がいいのでしょう。食堂に用意している各種ファイルはそうした考えで作っています。費用はかかりますが、趣味ではなく仕事のためですので必要経費。

最近では静止画でなく、動画という風潮がSNSの変化-画像共有型から動画共有型に―で変わってきているようです。鉄道や波の迫力、滝の涼しげさ、吹雪や大雨のインパクトなどは静止画より動画のほうがわかりやすく、HOW-TOものなども人気のようですが、静止画はパッと瞬間で見ることが出来ますが、動画は情報量が多いだけにすべてを見るには時間がかかります。

新幹線移動時や寝る前などの暇な時間などはいいのでしょうが、話をしながらとか、何かをしながら瞬間にということは難しく、やはり「簡単に見てもらう」と云うことを考えると、静止画をプリントアウトしてというのが良いのかと。若い人からは考えが古いと云われそうです。

一時時々


税金の申告書類作成開始

2023-02-23 23:59:57 | 経営

昨日からビジネスの新しいお客様のご利用が始まり、開始数日は、帰ってくる時間や生活リズムなどがつかめないため、自宅待機の時間が長くなります。この間を利用して、税金の申告書類の作成を開始。大雑把な損益計算では、2022年は引き続き新型コロナによる旅行客自粛の動きが続き、売上は新型コロナ前には戻らないものの、年前半に中小企業支援金等があったことで、今年は微妙な黒字で着地したようです。ただ青色申告特別控除(55万円)、e-Tax利用控除(10万円)、(確定申告)基礎控除(48万円)などがあるため、昨年分でも納税額はゼロとなりそうです。

今年(2023年)は、10月にインボイス制度の導入がはじまるため、昨年中に消費税課税業者の届出をし、またインボイスの登録番号の取得も行いましたので、今回とは少し事務手続きが変る予定です。既に数年前から帳簿上では消費税を区別して計上する練習を行ってきましたので、そんなに苦労することはないと思います。

今回の申告書類も期限は3/15。今日から始めて、ゆっくりやっても10日もあれば終わるかと見込んでいますので、再来週には提出し、その後は雪どけとともに、ウロウロできればと考えています。

一時時々


冬休み終了

2023-02-22 22:56:28 | 季節

本日より新しいビジネスのお客様が到着し、2週間ほどの利用となります。正月明けからの冬休み(開店休業状態)も終わりです。いつもなら冬休みの時期は、お客様の対応でなく雪に追われる日々となるのですが、この冬は雪も直近2年の半分以下で済み、時間も体力も少し持て余し気味状態でした。

お客様の滞在が始まると、夕食と朝食の用意をする必要がありますので、遠出をすることが出来なくなりますが、その分経営的には大助かり。今回はまだ期間が短いので、3月中旬以降の雪が少なくなって、お客様のない時に遠出は考えることにしましょう。

いつもならこれからの時期、いつものビジネスの長期滞在のお客様が来る時期ですが、今回は別な場所に長期出張とのことで今回(今年)はお休みとの話を事前に聞いています。経営的に考えれば、大丈夫か?と焦る処ですが、10年以上利用頂き、その間身動きが取れない生活が続きましたので、経営面ではかなり厳しくなるものの、今年1年は少しゆっくりしてみようかと考えています。それ以降、経営的に厳しいとなれば、まだ「伸びシロ」として手を付けていなかったネット予約や外国人観光客の積極勧誘などを検討するとしましょう。

この時期、お客様が来ると、駐車場の確保に気をもみますが、夜に降る雪も昼間にはとけるようになってきましたので、そろそろ大丈夫そうです。

時々


5月連休に相部屋利用を一部再開するか?

2023-02-20 23:54:46 | 経営

2月中旬の冬祭りが終われば、もうすぐ春になる予定ですが、それでもまだしっかり雪が降る日が続いています。それでも3か月前になったとのことで、5月連休の宿泊予約や問い合わせが来始めました。今年は3年間の新型コロナに伴う度重なる行動制限が今年は今のところないことなどから、今年の春はコロナ前に近い状態に戻る可能性も出てきているようです。

今年のゴールデンウィークには4/29に大曲の花火・春の章が予定されています。昨年は2日連続の花火でしたが、今年は1日にまとめての開催。また5/3には例年大館で開催されていた秋田犬保存会の春季本部展(展覧会)が始めて大仙市で開催の予定です。これ以外にも今年は人出があるとみれば、イベント等も増える可能性が強いようです。

昨年秋に、連休明けまでは相部屋利用なしで、個室対応しようと思っていました。今のところ想定通り新型コロナはピークアウトしている状態で、政府を中心にコロナ前の生活に戻そうという意思が見えています。これに乗じてコロナ前までの定員の予約を一度受けてしまい、春に再び新型コロナが急拡大して、利用者数を減らすと云うことは難しくなります。かといって、せっかく動ける状態になり、秋田まで来て頂けると云う方を断るのも忍びないのも事実。

ということで、相部屋利用を再開した方が多くのお客様にご利用頂けるので、再開する必要があるかと考え始めました。コロナ前の定員15名よりは少ない人数に抑えるつもりですが、どうするかもう少し検討しようと思っています。またその中でどうしても個室がいいと云うお客様の割増料金についても同様に検討課題です。

このため、その時期の予約の際には、相部屋OKの了承を頂くことになるかと思います。できれば個室がという方は、当日まで個室になるかわかりませんが、一応予約の際にその旨をお伝え頂ければ、部屋に余裕があれば善処したいと思っています。

時々一時


夜の外食は厳しい? 

2023-02-19 23:49:50 | 食文化

昨日は一日暖かく、夜10時になっても気温はプラス2℃もあり、今まで溜まっていた客室側の屋根の雪が夜遅くに一気に落ちて来てすごい音がしました。落ちてくれればこっちのもの。車の出入りはどうにかできるので、電気代節約のため消雪パイプの稼働は見合わせ、明日以降自然にとけるのを待つか、雪が降って消雪パイプを稼働察せるまで待つことにしました。

さて、先日、お客様のいない夜、暇だったこともありまた市場視察という名目で夜の外食をと考えました。普段あまり行かないところを、と探したのですが、既に8時を過ぎていて、大曲周辺ではこれからの時間、食事をとれるところが非常に少ないことが判りました。ラーメン店も多くなってきましたが、ほとんどが夜8時頃まで。イオンのフードコートやレストラン街もラストオーダーは8時半。路面の雪がなくなったとはいえ、この時間に横手まではちょっと遠いかなと。大曲で夜9時過ぎに入れるのは、モス、牛丼のすき家、ココスやガストなどのファミレス程度。大曲駅近くの飲み屋街周辺にはチラホララーメン店などもありますが、駐車場に難あり。結局家にあるもので済ませましたが、お客様が遅くに到着となると、食べるところが少ない旨もお話しする必要がありそうでした。

新型コロナの流行が始まって3年が経ち、その間外食を控える動きがあったことから夜の営業を中止しているところもあるようですが、コロナ3年で外食をしない癖がついたことも大きく影を落としているようです。そもそも年寄りの多い田舎では夜は早く終わり、朝早く動く人が多いため、元々夜の街は静かですが、それだけでもないようです。

時々


2023年角館の桜、開花予想2回目

2023-02-18 23:11:02 | 観光地

今日は最低気温でもプラスで推移し、最高気温は久しぶりの+5℃まであがり、降るものも雪ではなく雨の時間が長くなり、屋根の雪もだいぶスッキリしてきました。道路の雪も午後にはほとんどなくなり、出掛けたい気持ちがウズくばかりです。

さて、本日までに気象予報各社から新しい桜の開花予想が出そろいました。それによると、角館の桜の開花は4/20前後と昨年(2022)の4/12よりは遅いものの、平年(4/24)より早い開花になるとのことのようです。

さらに開花から満開までは4~5日と予想。これは4月中旬には気温が高い状態が続くとの予想が盛り込まれているようで、ここ数年続く状態ではありますが、満開の桜があっという間に葉桜になると云うことが今年も起こりそうで、角館の桜を楽しめる時間は短いようです。

先日発表になった気象庁の3か月予想でもありましたが、今回の予想では、2月下旬以降、3~4月の気温は平年よりも高い状態で推移する予想とのこと。来週前半に雪の予想がまだ出ていますが、積雪量も少なくなっており、屋根の雪下ろしもこれで放免されるかなと思っています。

のち時々一時のち