フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月28日(月) 曇り

2011-11-29 01:40:24 | Weblog

  9時、起床。赤飯と卵焼きの朝食。

  午前中はだらだらと過ごす。ぼんやりと過ごす。寒さのせいか、あちこちの筋肉がきしんでいる。

  午後、ノートPCを鞄に入れて、散歩に出る。「シャノアール」で1時間半ほど原稿書き。400字詰め原稿用紙換算で3枚ほど。今日は妻の誕生日なので、モンブランを買って帰り、二人で食べる。

  アマゾンに注文しておいて『風のガーデン』と『ありふれた奇跡』のDVDが届く。2年前の秋ドラマと冬ドラマである。思えばなんと贅沢なシーズンであったことだろう。

   しばらくそのままになっていた「甘味あらい」のご主人のブログが、今日見たらなくなっていた。四十九日が過ぎたからだろうか。私の生活構造の内部に生じた空洞はあいかわらずそのままである。散歩の足が池上に向かわなくなった。和のスイーツもめっきり食べなくなった。こういう場合、空洞を無理に何かで埋めようとしてもダメなことは経験上わかっている。水の流れに運ばれてきた砂が少しずつ堆積して穴を埋めるようになるのを待たねばならない。