8時、起床。
昨日今日で季節が急に進んだようである。
晩秋だ。
一年を早く感じる理由の1つは、季節の変化のせいだろう。ずっとトンネルの中を走る列車と、窓からの景色が次々と変化する列車を想像してみればわかる。同じ距離、同じ時間を走るのであっても、後者の方が時間の経過を早く感じるはずだ。
秋と一口に言っても、初秋と仲秋と晩秋では違う。他の季節についても同様で、かつ、晩春と初夏、晩夏と初秋、晩秋と初冬、晩冬と初春は多少の重なりはありつつ、やはり違う。ということは、単純計算で、私たちは一年で12の季節を送っていることになる。一年が過ぎるのを早く感じるはずである。
1日が2倍とはいわないまでも、3割増しで32時間あればいいのにと思うことがある。そしたら8時間たっぷり睡眠をとった上で、24時間フルに活動できる。
トースト、目玉焼き、サラダ(アボカド、トマト、レタス)、紅茶の朝食。
目玉焼きには醤油。こうして食べるときのトーストはカリカリで。
午後、散歩に出る。
遅めの昼食は「三州屋本店」で。
カキフライ定食(1000円)を注文。お通しの冷奴を摘まみながら待つ。
ここの定食のカキフライは五つ。
頼もしや五つ並んだカキフライ たかじ
しっかり揚げた衣カリカリのカキフライは中農ソースと辛子で食べる。
ご飯が少し残ったので、ほうれん草の胡麻和え(360円)を注文して、サッパリと〆る。
ごちそうさまでした。
先週の土曜日に正式オープンした池上の古民家カフェ「蓮月」へ行ってみる。
入ってすぐ左のテーブルに座る。この場所は仮オープンのときは窓に向かってのカウンター席になっていたが、蕎麦屋「蓮月庵」だった頃の配置に戻したようである。「蓮月庵」のファンだった人たちの要望に応えたのだろうか。
ブレンドコーヒー(450円)とほうじ茶のプリン(400円)を注文。
ブレンドコーヒーのお替りは200円。
池上散歩の中継地点になりそうなので、コーヒーのチケット(10枚綴り)を購入。
店を出て、池上駅へ向かう。
秋の夕暮れだ。
夕暮れ時の駅のホームには情緒がある。
帰宅前に「phono kafe」に顔を出す。
ひざ掛けが用意されていた。
売約済のシールの貼ってあるコーヒーカップを欲しがった客がいたそうである。
天使の羽と猫のクッキー、あずき茶を注文。
私のブログの読者という方が来店された大原さんにくださったお茶をおすそ分けしてもらう。
ちょうどそこへその方のお姉さんが来店。お姉さんは「phono kafe」の近所にお住まいで、妹さんは遠方にお住まい。今日はお姉さんのところへ来たついでに「phono kafe」に寄られたのだろう。
妹さんは昔、早稲田大学の第二文学部の学生だったことがある。ただし、私の授業に出たことはなく、面識もない。あくまでもブログの読者である。お姉さんはネットをやらないので、私のブログを見たことはないが、妹さん経由でブログの内容はご存知である。
実は、奇遇なのだが、20年以上前、姉妹のお父様がやっていた茗荷谷の中華料理店「金門飯店」に私は何度か入ったことある。茗荷谷には御茶ノ水女子大学や放送大学の学習センターがあり、当時、よく通っていたのだ。世界はどこかでつながっているものである。
帰宅して、一階の雨戸をしようとしたら、窓に影絵のように野良猫のなつの姿が映っていた。
ガラス戸を開けると、室内に入ってきた。寒いのかもしれない。
デッキで餌をやる。これから野良猫には厳しい季節になる。よく食べて体力をつけることだ。
夕食は秋刀魚の塩焼き、アボカドのサラダ、茸と白菜入りのうどん、ご飯。
デザートはカステラ。
妻と話をしていたら、耳かきを使うとき、右手を使うか左手を使うかという話題になり、妻は右耳も左耳も利き手である右手を使うのが普通だと思っているので、それは違う(普通は右耳は右手、左耳は左手で耳かき棒を使うものだ)という指摘をしたら、驚いて、ネットで調べ始めた。結果、私が嘘を言ってはいないことが判明した。「びっくらぽんや!」と言ったから、「びっくりぽんや!」が正しいことも指摘しておいた。
将棋王座戦は今夜第5局(最終戦)が行われ、羽生善治王座が佐藤天彦八段に勝ち、3勝2敗で王座を防衛した。