フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月30日(日) 曇り

2017-07-31 03:38:31 | Weblog

8時、起床。

トースト、ベーコン&エッグ、ウィンナーフライ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

曇りがちの日々。週間予報をみてもずっと雲のマークがついている。真夏の太陽をもっと見せてくれ。

午後、遅めの昼食を妻と「phono kafe」に食べに行く。

クーラーがちょっと強かったので、大原さんにお願いして少し弱くしてもらう。

そうしたら途端に蒸し暑くなった。さっきといまでどのくらい設定温度が違うのですがと大原さんに聞いたら、「さっきが27度で、いまが28度です」とのこと。たった1度でこんなに違うのか!「27度」と「28度」の間がこのクーラーの分水嶺なのだろうか。

ご飯セットを注文。ご飯は軽めで。

揚げ茄子とプチトマトの和マリネ(左)、玄米ビーフンの春巻(右)

キノコとほうれん草のゆず酢(左)、玄米ビーフンの春巻(右) *春巻は2人前注文した。

丘ひじきと長ひじきの胡桃ソース

ネギポテトの油揚げ包み

駅の方へ買い物に行く途中、女塚神社に寄って行く。

昨日と今日、盆踊りであるが、昨日は雨で中止になったそうだ。

今日はなんとか天気がもってくれますように。

子どもたちがお囃子の練習をしている(夜の本番は大人がするのか?)

町内会の役員さんたち(青年部?)がいらっしゃる。

お参りをしていく。今日は東口の蒲田八幡神社から神主さんがいらしている。

露天の人たちが暇そうにしている。夕方からですね。

飲み屋街を通って、駅の方へ。

女性の名前を店名にしているスナックは昭和からのものに違いない。「マルミ」という子は知り合いにはいない。「れーこ」はいる。「せつ」はいない。「のん」はいる。「SKIPA」の「のんちゃん」だ。

「アズ」は何人かいる(「アヅ」も含めて)。「順子」はいない(たぶん)。

 「輝」は「てる」と読むのだろうか。ママさんなのだろうか、マスターなのだろうか。

東京諸島と女子プロレス押しのお店らしい。

ゲーセンの店の外に置かれているUFOキャッチャー。 

景品は縫いぐるが定番だが・・・。

最近はこんやものや、

こんなものが景品になっている。

駅ビルが見えてきた。

「グッディ」は日曜定休である。

蒲田はますます多国籍的な街になってきた。

スマホの販売店の店先で。

「キシフォト」でスマホに入れるマイクロSDカードを購入(妻の分も)。

買物を終えたので、帰宅することにした。

東の方の空は晴れているのだが、 

北の方の空は雲が多い。

広島屋さんの隣の店舗はずっとこのままだ。 

昔、ここは「吉田屋」(だったかな?)というラーメン屋で、とんこつラーメンはけっこう好きだった。

夕食はポースソテー、冷奴、味噌汁、ご飯。

付け合せの野菜は茄子、ズッキーニ、南瓜、マシュルーム。

デザートはアイス(爽)。

今夜も夜更かし。4時、就寝。 


7月29日(土) 晴れ、夕方から雨

2017-07-30 11:34:27 | Weblog

8時、起床。

ハムトースト、牛乳、紅茶の朝食。

11時20分に蒲田駅で卒業生のアスカさん(論系ゼミ3期生)と待ち合わせて「まやんち」へ。

彼女にとっては2年ぶり、私には今シーズン4個目の、ピーチメルバ。昨日のものよりもスライスの枚数が少ないのは桃のサイズが大きいということである(一定のグラムで提供しているのだ)。

紅茶はシャングリラ。あちこちのテーブルで「シャングリラ」という声がする。人気のお茶である。「在庫が底をついてしまうのではありませんか?」とお店の方に聞いたら、「大丈夫です。いまは春摘みをお出ししていますが、もうしばらくすると夏摘みが届くことになっています」とのこと。そうですか。でも、このきれいな色は春摘み独特のものですよね。

 先にデザートを食べてからのランチは、駅の東口から西口へ移動して、釜飯の「梅Q」へ。

釜飯は、鰻と同じで、注文してから出てくるまでに時間がかかる。お新香とサラダを摘まみながら、V6やキスマイの話をしながら(私はもっぱら聞き役なのだが)、待つ。彼女は小学生の頃からのV6の岡田准一ファンなのであるが、最近、キスマイの何とかいうメンバーのファンにもなったそうである。キスマイの名前は私も知っている。「プレバト」によく出演しているからである(とくに俳句の横尾君)。アスカさんは、この夏から秋にかけて、仙台で開かれるV6やキスマイのコンサートに出かけるそうだ。

こういう話をしているのは彼女の仕事や私生活に大きな変化がないからである。「おかわりない」ことはよいことである。

お待ちかねの釜飯が運ばれてきた。彼女は海鮮が好きというので魚介類で二種注文し、シェアすることにした。

特製カニ釜飯。

特製ホタテ(貝柱)釜飯。

 お腹がよくなったところで、池上散歩に出かける。今日は暑いので、池上までは池上線に乗って行く。この池上線、そもそも蒲田駅から池上本門寺へ行く人たちを運ぶための電車であった。

すでに改築工事が始まっている池上駅。この構内踏切も姿を消す。

本門寺への参道の商店街は各店舗の前に縁台が置かれているが、店の種類によって、座りやすところと座りににくい(心理的に)ところがある。お煎餅屋さんの前は何も買わずに座るのちょっとはばかられる。

お蕎麦屋さんの前は大丈夫。この違いはお店の人と顔を合わせるかどうかの違いである。

仏具屋さんの前も座りやすい。

ワインとピザの店「自由雲」。「ジュン」と読むらしい。

文化財に指定されている萬屋酒店。

本門寺の96段の階段(此経難持坂)。蝉が鳴いている。二種類の声がする。ミンミン蝉とアブラ蝉だろう。

 仁王門。 今日は参拝の人も少ない。

 

境内では盆踊りの櫓が組まれているところだ。

盆踊りは8月4日・5日の二日間行われる。

大堂へ。

お参りをすませて。

境内の桜の木陰で。 

 五重塔。

本門寺公園へ。

枯葉の渚のような斜面で。

大きな木の下で。 

 バーベキュー広場のベンチで。

バーベキューの後片付けをする人たちに混じって。

ゴツゴツした岩の多い場所で撮ると、火曜サスペンス劇場風になる。

公園の中を歩いていると、 

 昔の自分と出会ったりする。

  童心に還る。

ステップを踏んでみる。

本日の浮遊にチャレンジする。

お疲れ様でした。

さきほどのバーベキューの人たちも帰ったようですね。私たちもそろそろ公園を出ましょう。

 

 

出口(入口でもある)の近くの大きな木の下で。

 本門寺公園を出ると、西の空が雲で覆われていた。

階段を下りる。

総門を出る。

古民家カフェ「蓮月」へ。六方を踏むようにして。

ほぼ満席状態。

奥のカウンター席に案内される。夜は(昼も?)お酒が飲める。

私はアイスココア、彼女はアイスコーヒーとアイスクリームを注文。

IT系の会社に勤めている彼女は、最近私がスマホを使い始めたことを知って、スマホの使い方についていろいろアドバイスしてくれた。具体的には、「これは要りませんね」「これはあると便利ですよ」と言いながら、あれこれのアプリを削除したりインストールしたりした。私は作業する彼女を黙って見ていた。「手玉に取られる」というのはこういう気分のことをいうのだろう(笑)。

ただし、背景の画面を『アナと雪の女王』に出てくるキャラクターにすることだけは断った。

池上駅に向かう途中、パラパラと雨が降り始めた。

アスカさんは五反田方面のホームへ。

今日は暑い中、ありがとう。涼しくなった頃にまた会いましょう。

蒲田駅に戻ると、雨脚はさらに強くなってきた。

夕食はアジフライとウィンナーフライ。

ふっくらとした美味しいアジフライである。妻もアジフライは好物なのだが、以前、喉にアジの小骨が刺さって、病院まで行ったことがあり、それ以来、あまり作ってくれなくなってしまったのである(だから私はアジフライが食べたくなると外で食べるようになった)。

今日はスーパーで美味しそうなアジの開きが売っていたので、ライにしたくなったそうだ(小骨は丹念に除去した)。これでわが家の食卓にアジフライが復活することになるだろうか。

アジフライは醤油とソース、半々くらいで食べた。どちらで食べても美味しい。

デザートは桃。「採点と桃の日々」だ。

放送大学の坂井先生から新著をいただいた。私の『日常生活の探究』と同じ「放送大学叢書」の一冊だ。

 坂井素思『貨幣・勤労・代理人ー経済文明論』(左右社)

「油田を掘り当てた人物は安宿で死に、ビジネスマンたちは掘らずに巨万の富を築いた。産業vsビジネス、それが19-20世紀の歴だった」と帯に書いてある。

ナツが窓から入ってきて、窓際の本の上で寝ている。野良猫vs本、それが最近の私の書斎の風景だ。本の柱が崩れませんように。

今夜も夜更かし。3時、就寝。


7月28日(金) 晴れ

2017-07-29 02:20:26 | Weblog

7時半、起床。

ハムトースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

基礎講義のレポートの採点・コメントを終わらせて、11時20分に卒業生の櫻井あすみさん(一文・人文専修卒)と蒲田駅で待ち合わせ、「まやんち」へ。

アンディ・ウィリアムのヒット曲「酒とバラの日々」(1963)をもじっていえば、「採点とモモの日々」というところだ。

あすみさんは先月末に入籍された。お相手は10歳年上の司法書士さん。彼女が広島市立大学芸術学部で日本画の勉強をされていたころからのお知り合いだそうだが、お付き合いを始めたのはこの3月からとのことなので、あれよあれよのスピード婚である。柏の方に新居を構えて、ご主人はそこで司法書士事務所を開業。あすみさんは3月に東京芸大の大学院(修士)を卒業されて、お仲間たちと取手に民家を借りて共同のアトリエとしている。

とにもかくにも、おめでとうございます。

ピーチメルバと紅茶(シャングリラ)。

彼女は人生初、私は今シーズン3個目である。

6月19日付の「日経MJ(マーケティング・ジャーナル)」の一面に空家をお宝に」という記事が掲載されたが、そこにあすみさんたちの民家を改築したアトリエが紹介されている。

「茨城県取手市。築47年の木造2階建ての家を、20~30代の3人のアーティストがアトリエに改修している。材料費は10万円以下だ。3人は東京芸術大学の学生と卒業生。延床面積は108平方メートルで賃料は月3万5千円。画家の桜井あすみさんは「安くて広い。好みの家に変えます」と声を弾ませる。」

「声を弾ませる」の部分は新聞特有の紋切り型の表現だろう。彼女は物静かに語る人で、「声を弾ませて」話したりはしない(笑)。

いまはようやく身辺も落ち着いて、秋の個展(10月31日~11月5日)に向けて作品に取り組む日々である。

彼女のサイトは→こちら

ランチはどこで食べましょう。私がいくつか候補のお店をあげて、彼女は「西洋料理SUZUKI」を選んだ。

サンライズ商店街を抜けていく。

彼女はこの店はもちろん初めて。私は先週の土曜日に続いての訪問である。

本日のランチを注文。

ビシソワーズ(じゃがいもの冷製ポタージュ)。夏はやっぱりこれです。

本日のランチはべーふシチューとホタテのグラタン。私はパン、彼女はライス。 

ランチは肉料理と魚介料理の組み合わせである。

食後にコーヒーを注文。

いつものようにプリンアラモードが「サービス」で付いてくる。 

彼女のスマホのカメラ(ライカのいいレンズが使われている)で彼女を撮る。 

 

彼女は写真を撮られるのは苦手といっているが、それはチーズ的笑顔を作ろうとするからで、ただレンズを見据えてくれればいいです。

ほら、あなたらしい凛とした表情の写真が撮れました。

店を出て、駅に向かいながら、西蒲田公園に立ち寄る。陽射しが強くなってきた。

木洩れ日の下で。

お婆さんのいるベンチで。

この帽子は彼女の最近のお気に入りである。

その帽子をとって、夏空の下で。

新しい人生のステージの最初の夏をどうぞ満喫してください。

次は秋の個展で、あなたの作品の前で、お会いしましょう。

これから上野に行くという彼女を駅まで送ってから、帰宅。

今日からレンタルビデオショップでは『君の名は』がリリースされる。

わが家のケーブルテレビ(J:COM)でもオンデマンドで『君の名は』の配信が始まった。さっそく視聴する。

 

一途な恋とSF的ストーリー。そうか、そういう話だったのか(私は未見だったのだ)。たしかにいい作品だ。それは間違いない。だが、あれほどの超特大の興行記録を作るとは・・・。メガヒットいうのは、ある時点から先は、ヒットしているということがさらなるヒットの理由になるのだろう。

夕食は刺身、サラダ、豚汁、ご飯。

刺身はマグロ(赤身)、ハマチ、サーモン、アジ。

デザートは葡萄。

今夜もナツが二階の窓から入って来ては、階段を下りて、玄関から出ていく、それを繰り返している(その度に私が窓を開け、玄関を開けてやるのだ)。

2時半、就寝。


7月27日(木) 曇り

2017-07-28 08:47:01 | Weblog

8時半、起床。

トースト、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昼前に家を出て、大学へ。

近所の専門学校の周辺の路上でたくさんの人がスマホの画面をツンツンしている。なんだろう。ポケモンgoかなにかだろうか。

今夏も蒲田駅の改札口にポケモンラリーのスタンプ台が設置された。

蒲田駅のポケモンは「ビクティニ」である。

一応、押しておこう。

3限は大学院の演習。

4限の時間に面談を一件。秋学期からアメリカに留学する現代人間論系の2年生がゼミ選考の相談に来たのだ。選考は10月に行われるのだが、留学を予定している(10月に日本にいない)学生は留学前に論系主任あるいは希望するゼミの教員のところに相談に来るようにといってある。

面談を終えてから「メルシー」に昼食を食べに行く。

チャーシューメンを注文。今日のチャーシューはいつもより厚切りだ。スープもいつもより濃い味だ。

研究室に戻る途中、お八つに鯛焼きを買っていく。

濃い目のラーメンスープを飲んだ後の鯛焼きは一段と美味しい。

5限は講義「日常生活の社会学」。最終回の今日は試験を行う。受験率95%。普段の出席率は80%程度だから、ダメもとで試験を受けにきた学生もいるようである。なお、体調不良等の理由で試験を受けられなかった学生には「未済試験」の制度があるから事務所に申し込むこと。この制度のことを知らない学生がけっこういるようである。

回収した答案をトートバッグに入れて(松本のカフェ「栞日」で購入したもの)、自宅に持ち帰る。電車の中に忘れたら一大事であるから、ずっと抱えていた。できれば7月末までに採点を終え、すっきりした気分で8月(夏休み)を迎えたいものだ。

夕食は野菜の天ぷらと鰻の炊き込みご飯。

蓮根、人参、茄子、オクラ。

デザートはスイカ。

 本日で春学期の授業はすべて終わった。これからしばらくの間、「採点天国」の日々である。

3時、就寝。


7月26日(水) 雨のち曇り

2017-07-27 11:47:47 | Weblog

8時半、起床。

梅雨の戻りのような天候である。

ハムトースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

『ひよっこ』は島谷があかね荘から去って行った。あっけない。空いた部屋には元乙女量舎監の愛子が入居してきた。空洞は空洞のままで放置されてはならず、何かによって埋められなければならないのだ。

 午前中に家を出て、大学へ。

昼休の時間に卒業生のミサさん(論系ゼミ2期生)がやってくる。

3年前に結婚して夫の赴任先である中国(上海の近くの無錫という街)で生活していたが、6月末に本帰国して、池上線の御嶽山に部屋を借りて日本での生活をスタートしたばかりである。昨日、「明日大学へ行く用事があるので、お時間があれば研究室にお邪魔していいですかと」いうメールをもらった。卒業生と会うときはたいてい数週間前から、ときには一ヶ月以上前から約束をして会うのだが、こういう飛び込みもたまにはある。

お久しぶり。お元気そうですね。

研究室で少しおしゃべりをしてから食事に出る。

行きたいお店はありますかと尋ねたら、「正門通りにある猫のナントカいうカフェ・・・に行ってみたいです」というので、「キャッツ・クレイドル」のこと? と聞いたら、「そ、そう。それです」とのこと。いわゆる猫カフェではない。テーブルと椅子にさまざまバリエーションがあるのが特徴。旅行をテーマにした本がたくさん置いてありブックカフェ風でもある。

ランチメニューから注文。食前のドリンクはグレープフルーツジュース。

私は鶏肉とアサリと野菜を蒸した料理(ベースは醤油味)をチョイス。

彼女は(コトコト煮込んだ)カレーライスをチョイス。

食後にスイーツも。私はイチジクのパイ、彼女はパイナップルと何かのパイ。シェアして食べた。

彼女はいま「専業主婦」である。そのことを彼女自身は「枠のない存在」と表現していた。結婚して中国に行く前、彼女は銀行で働いていた。「銀行員」という「枠」があったのだ。銀行を退職して、夫と中国で生活するようになって、「専業主婦」となったわけだが、「海外赴任の夫について来て馴れない中国での暮らしに頑張っている妻」という「枠」を得ていた。日本に帰ってきてそういう「枠」(社会的な承認・受容の根拠ということだろう)が失われた。お子さんはまだいない。なので、「専業主婦」という「枠」にはどこか浮遊している感覚があるそうだ。「しばらくの間、その浮遊感を楽しもうとは思わないの?」と聞いてみたが、浮遊感にはどこかしら後ろめたさのようなものが伴っているようである。

彼女はこれから演劇博物観を見学して帰るとのこと。ぼちぼち職探しを始めるそうだが、浮遊している期間にまたお会いしましょう。

2時から大学院の社会学のコース会議。夕方までかかる。

夕食は回鍋肉、

ブロッコリーと卵の炒めもの、

そしてスープとご飯。

デザートはスイカ。

今夜も夜更かし。外が涼しいせいか(ちょっと肌寒くさえある)、二階の窓からなつが書斎に入ってきて、私の机の向かいにある妻の机の上で長いこと居眠りをしていた。

3時、就寝。