8時15分、起床。
トースト(はちみつ&オリーブオイル)、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
昨日のブログを書いてアップする。
11時半ごろ家を出て、蒲田駅で卒業生のメグミさん(論系ゼミ9期生)と待ち合わせ、「燈日」へ行く。
このところ2週続けて卒業生との週末のカフェをキャンセル(延期)にしていた。どちらも12月にした約束で、1人は1歳のお子さん連れ、もう1人は高齢のご両親とお住まいの方だった。今日のメグミさんは独り暮らしなので、約束通り会うことにした。
私は先日食べて美味しかった鶏天丼、メグミさんは鯖の竜田揚げ和風あんかけ定食。
注目すべきは彼女のごはんの量である。そう、大盛なのである(ちなみに大盛は無料)。以前、早稲田の「たかはし」で彼女と食事をしたとき、やはり彼女は大盛の注文をした。店の方が「ここでは普通が丼のですが・・・」と丼をもって来て確認した。メグミさん動じることなく「はい、丼の大盛でお願いします」と言った。おそらく彼女は卒業生(女性)の中で一番よく食べる人、少なくとも三本の指に入るであろう。しかも食べるスピードが速い。私もかなりの早食いで、卒業生と食事をするときは、相手より早く食べ終わって相手に「遅くてすみません」と言わせないように気をつけているのだが、メグミさんに関してはまったくそういう配慮をする必要がなかった。
食後にコーヒー。彼女は学生時代、珈琲研究会というサークルに所属していたほどの珈琲好きである。彼女に案内されて神保町のカフェめぐりをしたこともある。ちなみに彼女の一押しの珈琲は神保町の「ブラジル」の深煎り(フレンチ)珈琲である。
彼女はカフェというよりも昭和の喫茶店という感じの店が好きなのである。
彼女が好きなのは昭和の喫茶店だけではない。昭和の食堂も好きである。「燈火」を出て、矢口渡商店街を駅に向かって歩いるとき、中華料理屋(カツライスやカツ丼もある)の前で彼女は立ち止まった。
このサンプルケースが彼女の足をくぎ付けにしたのである(スマホで写真を撮っていた)。かつてはあまりまえの風景であったが、だんだん見られなくなった。
蒲田に戻ってくる。
東口の飲み屋街を歩く。
彼女はよく食べるだけでなくよく飲む人でもある。
蒲田の老舗カフェ「チェリー」。実は私はまだ入ったことがない。でも、彼女が昭和の喫茶店が好きだというから入ってみることにした。
けっこうな混み具合である。入口近くのテーブルがちょうど空いたのでそこに案内される。
メグミさんはここの看板メニューであるホットケーキ(ただし二段ではなく一段)と珈琲を注文した。
厚みのあるホットケーキである。私はホットケーキは東急プラザの「シビタス」のものをたまに食べるが、それとは系統が違うようである。
私はクリームソーダを注文。
メグミさんのゼミ同期で来週末にカフェの約束をしているミフミさんに「いまメグミさんと蒲田カフェめぐりをしてます」とこの写真をLINEで送ると、すぐに「チェリーですか?」と返信があった。さすが趣味がカフェめぐりだけのことはある(以前に来たことがあるそうだ)。
雑誌で紹介されると混雑するのはしかたない。次回は平日に来よう。
3軒目のカフェは、珈琲ではなく紅茶のお店にしましょう。「スリック」に行く。ちょうど客が引いたタイミングでよかった。
注文をしてから、併設のギャラリー「テブクロ」を見物する。
熊の焼き物や掘り物を中心にした展示をしていた。
ご主人(「スリック」のマダムの旦那さん)から熊の掘り物にまつわるお話を聞く。木彫りの熊といえば北海道のお土産の定番だった時代があったが(私の家にもあった)、手掘りのものはどんどん少なくなってしまったそうだ。
これはご主人がヨーロッパ旅行をしたときにベルンで入手したものだそうだ。味わいが日本のものとは違いますね。
カフェに戻る。シフォンケーキは自分で選び、紅茶はマダムに選んでもらった。メグミさんにはスティーブン・スミスのバンガロー。ヒマラヤの麓で栽培されたダージリンの春摘みと夏摘みをブレンドしたちょっと高級な紅茶である。
私はアーマッドのイングリッシュブレックファースト。庶民的な紅茶である。
シフォンケーキは私はプレイン、彼女は瀬戸内レモンを選んだ。
食べ始める前にマダムに写真をとっていただく。
メグミさんの恋バナにマダムが相談に乗る図。サードプレイスとしてのカフェである。
よく食べ、よく飲む彼女だが、恋愛も大胆にというわけにはいかないようである。「ビビりなんです」と彼女。まぁ、あなた流のアプローチで頑張りなさい。
彼女を駅の改札に見送った後、久しぶりに東急プラザの屋上(かまた園)に上ってみる。
幸せの観覧車。
幸せな人が乗るのか、乗ると幸せになるのか、どちらだろう。両方かな。
スマホで取った写真を車中のメグミさんに送る。グッドラック!
「ムラカリータ」に寄って夕食用にスープカレーをテイクアウトする。カフェ巡りでスイーツを食べた後は、辛いものが食べたくなるのである。
ご主人の村田さんとお母様と「今年もよろしくお願いします」のご挨拶。
帰宅して今日の東京の新規感染者のデータをチェック。うん? 昨日より少し下がっている(横ばいと読むべきか)。普段は金↑土とアップするのだが・・・。もしかしてこれは第6波がピークを迎えたことを示すものなのかしら(希望的観測です)。
『村上RADIOプレスペシャル』(歌手の坂本美雨×作家の小川哲)をタイムフリーで聴く。『ドライブ・マイ・カー』の監督である濱口竜介への小川哲のインタビュー、というよりも二人の対談がとても興味深いものだった。また、『ドライブ・マイ・カー』への村上春樹のコメント(感想)もとても興味深いものだった。
これは保存版にしておく価値があると思い(タイムフリーで聴けるのは明日の夕方まで)、購入しただけでインストールをしていなかった音声録音のソフトをインストールして録音した。
「ムラカリータ」でテイクアウトしたスープカレーは具とスープが別容器に入っている(容器代+50円で1000円)。具の方は電子レンジでチンして、スープの方は(電子レンジでもかまわないのだが)鍋に移してガス火で温めめる。
皿に盛る。ご飯は家で炊いた。テイクアウトのとき、ご飯は不用とお願いしたら、野菜の数を増やしてくれた。
美味しい。ランチをお店で食べるのもいいが、こうして夕食に食べるのもいいものである。
食事をしながら『ゴシップ』第4話(録画)を観る。先週は面白かったが、今週は面白くなかった。脚本を調べたら3人のチームでやっているのだとわかった。それでかな。
食後にメグミさんからいただいたお菓子を食べる。「お菓子のまちおか」で買ったものだが、彼女はこの会社に勤めているのだ。店舗で働いたのは最初の数カ月で、本社勤務(店舗展開の仕事)なのだが、折に触れてあちこちの店舗を尋ねているそうだ。実は、今日も待ち合わせの時間よりも1時間ほど前に蒲田に来て、京急蒲田店と蒲田西口店に客として訪問したそうである。これはそのとき買ったもの。
キットカットのカフェオレ味というもの、始めた食べた。美味しいじゃありませんか。
風呂から出て、『桑田佳祐のやさしい夜遊び』をライブで聴きながら、今日の日記を付ける。
1時、就寝。