フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月29日(日) 晴れ

2013-09-30 13:22:10 | Weblog

   7時、起床。今日は大学院の入試(二次)がある。

   朝食はとらずに8時前に家を出て、大学の近くのコンビニでおにぎりを買って、研究室で食べる。「愛情むすび」って何?「真心をこめて手でにぎりました」というような意味だろうか。たぶんそうだろうが、私は他のことも考えた。「縁結び」という言葉からの連想で、「このおにぎりを二人で食べれば、二人は結ばれます」という意味はどうだろうか。もっとも一つのおにぎりを二人で食べるという時点ですでに二人は親密な関係であるわけだが。

   9時から面接開始。面接終了後、社会学コース会議。12時に終了。

   昼食をとりに出る。日曜だから大学の周りの馴染みの店は閉まっている。神楽坂に行く。

   昨日に続いて「SKIPA」で昼食。今日は定食を注文する。

   食後、神楽坂を飯田橋方面へ下る。日曜日は歩行者天国。

   お汁粉を食べようと「紀の善」に入ったが、メニューを見ていたら栗あんみつが食べたくなる。栗の色がきれいだ。最初は蜜をかけずに食べ、あんがなくなってから蜜をかけて食べる。「紀の善」のあんみつのあんはこしあんである。これは好みの別れるところだが、私はお汁粉やお萩は粒あんが好きだが、あんみつはこしあんが好みだ。豆や(今回のように)栗と一緒に食べる場合は、あんは滑らかなこしあんの方が合っているように思う。

   夕方、昨日に続いて、荻窪小劇場に劇団「獣の仕業」の公演「群集と怪獣と選ばれなかった人生の為の歌」を観に行く。昨日観て、もう一度観たいと思ったからだが、思うことと実際にそうすることとは別で、映画や美術展など、そうしないことの方が多いのだが、今回はそうした。それだけ人を(いや、他人のことは知らない)、私をひきつける作品だということだ。

   開演1時間前に受付に行くと、ほぼ満席だが、たぶん何とかなると思うとのこと。

   ちょうど水川美波さんと雑賀玲衣さんがコンビニ買い物にいくために劇場から出て来たので、少しばかり立ち話。昨日は水川さんの写真だけ撮れなかったので、撮らせてもらう。すぐに彼女は女優らしいポーズをとってくれた。魔性の女のポーズ(笑)。

  開演までの1時間をカフェでと考えて、街を歩いていると、「名曲喫茶ミニヨン」というカフェを見つけた。名曲喫茶! 絶滅危惧種である。迷わずに入る。ゆったりとした店内には先客は二人(男性の一人客)、バイオリンの協奏曲(タイトルはわからない)がそれほど大きくはない音量で流れていた。

 

   支払いのとき、マダムに「このお店はいつからあるのですか」と尋ねると、この場所では40数年、駅の向こう側で始めた頃からだと50数年とのことだった。荻窪にまた来ることがあったら、ぜひ再訪したいカフェだ。

   開演5分前に劇場へ。一番後ろの列の真ん中の席に案内される。満席で通路に補助椅子まで出ていた。

  二回目となると、話の展開はすでにわかっているので、その場面その場面の役者の演技や演出や音楽や照明の方に関心が向く。

  藤長由佳はやはりこの劇団の看板女優だ。精神性の高さ、彼女の魅力を一言でいえばそういことになる。それは彼女の容貌と独特の声質のせいかもしれない。どんな汚れ役を演じても、その汚れの底に聖なる精神が宿っている。これは一朝一夕で身に付くものではない。

  7人の役者が常時舞台上にいて、しかもしばしば舞踊的な動きをするとなると、今回の舞台は少し狭いように思えた。話の時間的な展開は初演のときよりもすっきりとしたものになったが、役者たちの空間的な配列はごちゃごちゃしていて、それはある意味で、緊張感のある舞台を演出するのには好都合だったとは思うが、役者ひとりひとりのパーソナルスペースが確保されていた方がよいように思う。そうであれば、客席の椅子ももう少し大きなものを用意できただろう(笑)。

  これは昨日も書いたが、やはり照明がよかった。役者の演技力が「倍」とはいわないが、2割増しくらいにはなっていたように思う。

  観劇を終えて、高田馬場に戻り、駅前のロータリーでゼミ三期生のNさんと待ち合わせ、夕食を一緒にとる。昼間、彼女から面会の希望のメールがあって、今日は大学に来ているのだという話をしたら、彼女も池袋に来ていたようで、今夜でもいいですかということになったのである。

  神楽坂で蕎麦でも食べようかと、地下鉄で二つ隣の神楽坂へ。最初、毘沙門天裏の「東白庵かりべ」に行ったのだが、人気店で、やはり予約なしでは無理だったようで、散歩がてら少し歩き廻って、路地をちょっと入ったところにある「九頭竜蕎麦」という初めての店に入る。

  一昨日、山形から上京してきたHさんと「SKIPA」で会ったが、その日の夜、Hさんを囲んでゼミ同期の数人が集まったらしく、Nさんもその一人だった。互いの近況を話しているうちに、私とも話をしたくなったらしい。   

    メニューを見て、彼女が最初に選んだのは、卵焼きだった。越前料理が売りの店のようで、あれこれ注文したが、どれもなかなか美味しかったが、私が一番気に入ったのはソースかつだった。ランチでソースかつ丼が食べられるようなので、今度は昼に来てみよう。


えんどう豆の豆腐


卵焼き


しめ鯖


舞茸の天ぷら


ソースかつ

    越前そばを食べて〆る。私はきつね蕎麦(竹田の厚揚げ)、Nさんは舞茸蕎麦。越前そばは信州そばのように腰のある蕎麦とは違う。汁は関西風の透明で甘味のある汁。なので、うどんと蕎麦の中間のような味わい。

 

   10時、帰宅。なかなか賑やかな一週間だった。

 


9月28日(土) 晴れ

2013-09-29 02:30:59 | Weblog

  8時、起床。

  『あまちゃん』最終回を妻と一緒に観る。オープニングの映像が今回はなくて、最後に(いつもはアキが一人で走っている)防波堤の上をアキとユイが一緒に走る映像で終わった。さようなら、『あまちゃん』。ありがとう、『あまちゃん』。

  さて、来週からは『ごちそうさん』が始まる。私は主演の杏のファンだし、主人公が「食いしん坊の女性」という設定もいい。しかも、私の研究テーマとの関連もある。「明治44(1911)年。東京の洋食屋の娘・卯野め以子(豊嶋花)は小学一年生。」(番組HPの「あらすじ」より)。明治44年に小学校1年生ということは、主人公は明治38年生まれということだ。清水幾太郎(明治40年、東京生まれ)と同時代人なのである。楽しみだ。

  12時に蒲田駅の改札でゼミ三期生のKさんとM君と待ち合わせ、「まやんち」へ行く(予約しておいた)。

  卒業生と会うのは日常茶飯だが、カップルで会うのは初めてだ。私が二人に最初に会ったのは、彼らが入学してすぐのこと。私が担当する必修基礎演習のクラスに二人がいたのだ。その後、二人はそろって現代人間論系に進み(2年生)、そろって私のゼミに入ってきた(3年生)。だから二人との付き合いも5年越しである。もちろん二人の仲も5年越しである。

   いま、Kさんは東京の区役所の職員で、M君は東京の消防署の署員である。あらゆる意味で安定した二人である。

   キッシュと、食後にバナーヌ&アイスクリーム、紅茶(東方美人)を注文。

   初めて見るスタッフの方がいたので、忙しい土曜日の助っ人なのかと思ったら、新人の方で、名前はトモさん。これで店長のまゆみさん、カナさん、モモコさん、トモさんの4人体制になったわけだが、これで十分というわけではんなく、常時、「スタッフ募集中」なのだそうである。トモさん、頑張ってください。

   妻と劇団「獣の仕業」の公演「群衆と怪獣と選ばれなかった人生の為の歌」を観に荻窪に出かける。 

   「獣の仕業」の公演は今回が7回目だが、「群衆と怪獣と選ばれなかった人生の為の歌」は1回目の作品のリメイクである。そのときの公演を観た感想を私はブログにこう書いている。

   「舞台は日本工学院の新校舎建設のための地上げで見慣れた街の風景が消失しつつある蒲田。7年前に池上線の雪谷にある高校を卒業した仲間たちが集まって地上げに抗議するデモを企てる。とはいっても、そうした社会的なテーマがこの作品のメイン・テーマではない。それはいわば作品の額縁で、作品そのものは高校生→大学生→社会人という人生の風景が大きく変化する時期を生きる若者たちの心象風景を描いたものである。何かを選び取ることは何かを断念することである。何かを忘れようと努めることは、逆にその何かにこだわり続けることである。未来に向って進もうとする意志と、過去の記憶の中に引きこもろうとする身体。停滞した時間の中で反復されるエピソードは、出口のない迷路のようで、息苦しいが、それでも、地下のネジ工場にも一条の光は射し込み、地上のタイヤ公園にも小さな花は咲く。ハッピーエンドというのとは違うが、未来への祈りをもって作品は終る。正方形の舞台の二辺を客席に向けた配置、オープニングの多数の役者によるダンスと台詞のパフォーマンス(卒業式の「よびかけ」とモダンダンスを掛け合わせたような)が斬新だった。照明や音楽や衣装にも工夫が見られた。劇場を出る客たちを見送る役者たちの整列の中にK君がいたので、「がんばったな」と声をかけた。」(「フィールドノート」2008年11月24日)

   今回のリメイクは、脚本に関しては、基本的なテーマはそのままに、初回のときはそこに付随していたあれこれの青春のエピソードを削ぎ落し、つまり禁欲をして、基本的なテーマをより明瞭に浮き彫りにし、エンディングもより力強い(前向きな)ものになっていた。わかりやすいことは悪いことではない。それはむしろ成熟の過程を示すものであると思う。当時の脚本が手元にないので、記憶を頼りに書くのだが、登場人物たちの台詞はずいぶんと長いものになっている。饒舌だが、無駄に長くはなく、的確な言葉で練り上げられている。一つの台詞と次の台詞が、よく出来た連句のように、リズミカルに連なっている。

   役者たちは初回のときは10人。今回は7人(藤長、小林、手塚、水川の4人は両方に出演している)。技量は今回の方がはるかに高い。長尺の台詞を各自の持ち味を生かして余裕をもって語り、脚本を見事に立体化していた。照明が効果的だった。音楽の使い方にはいつも感心してきたが、今回は役者たちの表情に劇画的な陰影を与えていた照明の手柄は大きい。

   これまでの7回の作品の中で、私は今回のものが一番よいと思う。観終わって、もう一度観たいと思ったし、人にも勧めたいと思った。

   終演後、役者たちと二言三言、言葉を交わした(水川美波さんと話せなかったのだが残念)。次回の公演も楽しみにしています。

 
藤長由香                          手塚優希

 
小林龍二                         雑賀玲衣

 
年代果林(EgofiLter)                       團野カヲル

   荻窪は古本屋の多い街だ。古本屋の多い街はよい街というのが私のセオリーである。

   一冊105円で店頭に出ているものから5冊を購入。

      堀江敏幸『書かれる手』(平凡社)

      キャサリン・マーシュ『ぼくは夜に旅をする』(早川書房)

      山口瞳『江分利満氏の優雅なサヨナラ』(新潮社)

      デイビット・ウィークス、ジェイミー・ジェイムズ『変わった人たちの気になる日常』(草思社)

      『本の雑誌」傑作選』(本の雑誌社)

   夕食を食べて帰ることにする。商店街を歩き、路地裏の中華料理屋(名前は忘れた)に入る。

    酢豚、あげ焼きそば、チャーハンを注文。

 

 

 


9月27日(金) 晴れ

2013-09-28 10:38:15 | Weblog

  8時、起床。

   おでんの朝食。

   11時半に家を出て、大学へ。

   今日はゼミ三期生で8月から山形に赴任しているHさんが東京で週末を過ごすために帰ってきて、12時半頃、研究室に顔を出すことになっている。しかし、彼女が新幹線で東京駅に着く頃に、私も東京駅で京浜東北線から東西線に乗り換えるので、電車の中から彼女にメールをして、東西線の大手町のホームで待ち合わせて、神楽坂で ランチをすることにした。

   場所はもちろん「SKIPA」。 二人ともチキンカレーを注文。

   Hさんとは彼女が山形に引っ越す直前に会っているので、2か月のブランクしかないのだが、それでも積もる話というものはそれなりにあるもので、「SKIPA」には2時間ほど滞在した。

   店を出る前、ほかにお客さんはいなかったので、彼女がいま直面している問題について宙太さんとのんちゃんの意見を聞く。しばしの鼎談。初対面の人ともフランクに話が出来るのがHさんの持ち味であり、初めての客に対しても自然体の対応ができるのが宙太さんとのんちゃんの人柄である。

   「SKIPA」を出て、一緒に大学まで行き、Hさんはゼミが同期の友人Nさん(一年間の韓国留学から帰って秋学期からゼミに復帰)と会うためにNさんのいる教室へ。私は「ライフストーリーの社会学」の授業のために38号館AV教室へ。

   「ライフストーリーの社会学」の受講生は370余名だが、名簿を見たら、1年生と4年生以上で占められている。昨年もそうだった。ということは、1年生のときに選外になると、4年生になるまで受講が難しいといことだ。一昨年、6限で開講していたときはこんなことはなかった。やはり3限・4限というのはラッシュアワーなのだ。

   5限・6限はゼミ。

   最初に、3年クラスの新メンバーであるIさんと4年クラスの新メンバーであるNさんの紹介をして(OGとして参加したHさんにも挨拶してもらう)、12月の3年生の合宿の日程を決めてから、3年生の個人発表に入る。夏休み前に話してもらったゼミでの研究テーマ(将来のゼミ論のテーマ)が夏休みの勉強でどれだけ深まったかがポイントである。Aさん(パラサイトシングル)、A君(村上春樹の作品分析)、Iさん(女性問題)の3人が発表。   


本日のスイーツは繭のようか形の最中

   初回ということで、時間の延長はせず、7時45分ちょうどで終わる。着地がぴったり決まった体操の演技のようで心地よい。

   夕食は「ワセダ菜館」で。カツ煮定食(上)とほうれん草の胡麻和え。金曜日の夕食の定番である。

 

   10時過ぎに帰宅。

   『たべるダケ』の最終回を観る。柿野とシズルはめでたく結ばれ昇天(?)したが、この結末だと続編を作るのは難しいだろう。それが残念といえば残念。


9月26日(木) 曇り時々小雨

2013-09-27 10:14:08 | Weblog

  7時半、起床。

  パンと紅茶の朝食。マーブルデニッシュはこれでおしまい。

  今日の『あまちゃん』は結婚式ラッシュ。結婚=ゴール、結婚=幸福という近代社会の人生の物語のお約束がしっかりと守られている。

   11時半頃、自宅を出る。曇天で、少し雨がぱらついているが、傘を差すほどではない。 

    「phono kafe」で昼食。ご飯セットにする。チョイスしたおかず三種は、水餃子(豆腐入り)、里芋の煮物、サツマイモのサラダ。

    私が一番最初の客だったが、すぐに二番目の客が入ってきた。初めて見る女性客だったが、横浜在住で、菜食主義のカフェを回っているのだという。私と同じくご飯セットを注文したが、チョイスしたのは私がチョイスしなかったものばかりだった。 

   食後に紅茶を注文。「最近、紅茶をよく頼まれすね」と大原さんが言った。そうですね。朝食の飲み物も牛乳から紅茶に移りつつある。秋は紅茶。

  店を出て、そのまま大学へ。

  秋学期最初の授業は大学院の演習と研究指導。

  春学期の木曜日は3限から5限まで授業であったが、秋学期は3限と4限だけ。4時半に大学を出る。出るときに、「まやんち」へ電話をして、5時半頃に伺いますと伝える。モンブランを予約するつもりで電話したのだが、本日は完売とのこと。午後の早いうちに電話をするべきだった。

  5時半ちょっと前に蒲田駅着。 

   焼き菓子の盛り合わせと紅茶(東方美人)を注文する。

   カナさんは先日の月曜日にお母様と「SKIPA」に行かれたそうだ。隣の「トンボロ」には何度か行ったことがあるが、「SKIPA」は初めて。日替わり定食を食べたが、とてもやさしい味で美味しかったそうだ。宙太さんとのんちゃんご夫婦の人柄も素敵だったとのこと。

   モモコさんは髪を切られて、秋のモードになっていた。

 

   支払いのときに、以前ここでスタッフをされていたハルミさんと先日連絡がとれましたという話をする。今日、「まやんち」へ来たのは、そのことを店長のまゆみさんやスタッフの方にお伝えするという目的があった。それは私の役目のように思われた。みなさん、ハルミさんが新しい職場で元気で働いていると知って、喜んでおられた。これでハルミさんもお客さんとして「まやんち」に来やすくなったのではないかな。

   今夜の我が家の献立はおでん。鍋シーズンの開幕である。鍋料理には幸福の物語との親和性がある。 

    猫の足の裏の肉球も幸福の物語と親和性がある、と言えなくもない。 

    深夜、『孤独のグルメ』の最終回(録画)を観る。これで見納めかと思ったら、なんと、先週の回を録画しただけで観ていないことに気付く。原稿書きにに追われて見忘れていたのだ(!)。あと一回楽しめる。望外の幸せ。


9月25日(水) 曇り

2013-09-26 10:07:24 | Weblog

   7時、起床。

   パン(マーブルデニッシュ)と紅茶の朝食。

   今日の『あまちゃん』。鈴鹿ひろ美は薬師丸ひろ子の歌声で「潮騒のメロディー」を歌った。溜飲が下がるとはこのことだ。

  11時過ぎに家を出て、大学へ。今日はいろいろある。

  早稲田に着いて、『五郎八』で昼食。豚せいろ(950円)を初めて注文する。温かい辛めの豚汁に冷たい蕎麦をつけて食べる。けっこういける。お稲荷さんが1つおまけで付いてくる。

   12時半から教授会。

   2時半から各論系のゼミ・卒研ガイダンス。現代人間論系は38号館AV教室で。 

     前半は主任の岡部先生による全体的説明と各教員によるゼミ紹介。後半は学生たちが各教員のところを回っての質問・相談タイム。

     私がされた主要な質問とその回答は以下のとおり。

      Q:ゼミ選考は成績できまるのですか?
      A:もちろん成績は重視しますが、それだけで決まるわけではありません。応募理由書も重要な選考材料です。成績はよくなかったけれど、これで通った人もいます。自己アピールの場ですから、一所懸命に書くことです。

      Q:倍率が高そうですが。
      A:いえ、それほどではないと思います。例年、定員15名に対して申請者20数名というところです。実際には定員にプラス・アルファでとっています。一次申請は変更期間が設けられていますから、とりあえず自分の一番希望するところに出してみるのがよいと思います。 

      Q:春学期、先生の演習を履修しなかった(履修できなかった)のですが、これは不利になりますか。
      A:不利にはなりません。演習を履修していない学生は面識がないので、面接を実施します。

      Q:先生の講義「ライフストーリーの社会学」を選外でとらなかったのですが、これは不利になりますか。
      A:不利にはなりません。ただし、もし私のゼミに入ることになったら、講義のテキスト『ライスストーリー分析』は読んでおいてください。 

      Q:みなさんどんなテーマでゼミ論を書いているのですか?
      A:ライフストーリーインタビューのデータを使ってゼミ論を書くというのが私のゼミの特徴ですが、その土台の上であれば、テーマ設定は自由です。実際、どのようなテーマであれ、人生とかかわらないものはまずないといっていいでしょう。具体的には、現代人間論系室(33号館7階)の本棚に私のゼミの一期生から三期生までの製本されたゼミ論集が置かれていますから、それを見てください。

      Q:ゼミ見学はできますか。
      A:どうぞいらしてください。具体的には秋学期の2回目のゼミ(10月4日の5限・6限、33号館4階の434教室)に来ていただくのがよいと思います。3年生が夏休み中の勉強の成果を報告してくれます。アポなしでも大丈夫ですが、事前に私にメールで申し込んでおいてもらえると、スイーツを用意しておきますよ。(私のゼミでは5限と6限の間の休み時間が「スイーツタイム」になっていて、毎回、お菓子を食べてエネルギーを補充するのです)。       

    ガイダンスにはゼミ3年生が4名、相談係として来てくれた。ご苦労様でした。

   5時から現代人間論系の教室会議。「たかはし」のお弁当を食べながら、来年度の時間割の相談など。

   会議は7時頃終わり、帰りに「SKIPA」に寄って、一服する。職場(早稲田)から一駅隣(神楽坂)というのが、一服するにはいい距離感なのである。

 

   とりあえずシークワ―サージュースで喉を潤す。今日は昼が蕎麦で、夕食も早かったせいで、小腹が空いている。ピザとセットのアイスチャイでお腹を満たす。