フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月29日(水) 晴れ

2020-04-30 13:35:31 | Weblog

8時15分、起床。

パン(胡桃パン)、ハム&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

今日はGWの初日という位置づけだろうか。こんなにパッとしないGWも初めてで、「ゴールデンウィーク」という名前があまりにも不似合で皮肉な響きさえあるが、快晴なのがせめてもである。

昼食は牛肉のそぼろ丼+ゆで卵(色合いを考えて)。

2時半頃、妻と散歩に出る。写真の広場は近所の専門学校のキャンパス。

散歩は本門寺に行くことが多いが、今日は高台ではなく、多摩川の河原へ行くことにする。土手に出る手前のタワーマンションのある地区に代官山の「シェ・リュイ」が期間限定の出店をしていたので、代官山あんぱんとカヌレを買う。

ガス橋と区民グランドの間の辺り。対岸は川崎市。

土手を散歩する人々がみなマスクをしているのが普段とは違う風景。

本門寺の新緑もいいが、川と空の広さがこの場所の魅力だ。川のある街はいい。これまで何か所かの街に住んだが、いつも家のそばに川があった。

去年の台風で河川敷は川になったが、その跡はまだ残っている。

これは土手ではない。河川敷に堆積した土砂の一部が撤去されずに残っているのだ。

その上を歩いていたら「上っちゃだめ」と巡回中の人に注意された。崩れやすいからだろうか。

川べりに腰を下ろして一休みしよう。

「水辺」には人をホッとさせるものがある。書名を思い出せないが、そういうことを研究している学者もいたっけ。

代官山あんぱん。

あんは粒あんである。

妻はカヌレ(メープルとチョコ)。

区民グランド(ガス橋グランド)は一周400メートルで、中学生の頃はここで競技会をやったりした。

さて、帰ろうか。

この辺り(多摩川三丁目)は高圧線が多い。

下町工場も多い。

「ドテ・カフェ」と言う名前のカフェがあった。カフェ仲間の間では有名だが、私はまだ来たことはない。世の中が落ち着いたら来たいものです。

追記:ブログ中なのkimimatsuさんからメールをいただく。「ドテ・カフェ」はもうだいぶ前から営業をしていなとのこと。彼女が「ドテ・カフェ」を訪問したときのブログは→こちら

宮元通り商店街。「モヤサマ」でも取り上げられたことがある。

名前が「道塚宮元睦商店会」と変わっていた(前からそうでしたっけ?)。ローカルなそれなりに活気のある商店街だったが、いまはシャッターを下ろしている店が多い。

近所の散歩は「ステイホームタウン」として許容の範囲と思う。そうでないと、緊急事態宣言の長期化が確実な状況において、メンタルを病む人が増えるだろう。感染防止の問題に加えて、メンタルヘルスと経済的困窮の問題(両者は連動している)がコロナの時代の三大問題である。

夕食は蟹シュウマイ、茄子とシメジとベーコンの揚げ浸し、リンゴのサラダ、白菜と油揚げの味噌汁、ごはん。

デザートはカヌレ(桜とプレーン)。

妻とはんぶんこ。

アマゾンで注文した「ほぼ日手帳カズン」(4月始まり)のカヴァーが届いた。閉塞感の強い時代なので、軽快なデザインのものを選んだ。

今年度のテーマは「コロナの時代の日常を生きる」。

2時半、就寝。


4月28日(火) 晴れのち雨、夜には上がる

2020-04-29 12:47:30 | Weblog

9時、起床。

体重は以前から毎日(毎朝)測っているが、体温も測るようになった。問題ないことを確認。「低いですね」と若い方は思うだろうが、加齢と共に体温(平熱)は下がるものである。

トースト、ハム&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

前回床屋に行ってから2カ月が経ったので、今日は床屋に行くことにした。リアル空間で人と会うことは減ったが、ネット空間で対面する機会は増えたので、身だしなみは大切だ。

途中、行きつけの薬局に寄ったら、携帯ボトルの手指消毒液(アルコールハンドジェル)が出ていたので購入する。

床屋のシャッターが閉まっていた。あらま。今日は火曜日のはずだが。

「ステイホーム週間」に合わせて4月30日まで臨時休業(5月1日から通常営業)とのこと。混みそうだな。「ステイホーム週間」が終わってからにしようかしら。

サンカマタ商店街の薬局で歯間ブラシを購入。

「神戸屋ベーカリー」で朝食用の食パンを購入。

スイカにチャージをする。スイカの使える店では、紙幣や硬貨のやりとりをせず、スイカで支払いをするようにしている。

いつからかわからないが(「ガンダム」のスタンプラリーが終わってかからか)、改札口の正面に「疫病退散」のポスターが貼ってある。

「アマビエ」という妖怪をキャラ化したものだそうである。私は知らなかったが、妻は知っていた。

ドラッグストアーの前の露店でマスクを打っていた。50枚入りで3200円。高いとは思うが、見つけたときに買っておかないとと思い、一箱購入する。あとから知ったが、ドラッグストアーの出店ではなく、同じビルの二階にある中華料理店の出店だった。マスクは中国製と思われるが、中国とのパイプがあるのかしら。

「まいばすけっと」で、ガツンとみかん、アーモンドチョコレート、亀田のカレーせんを購入。三種の神器みたいなものである。

帰宅すると、買い物に出ていた妻から電話。「マスクが50枚で3200円で出ているんだけど、どうしよう?」と聞いて来た。「それならさっき買ったよ」と答える。やっぱり3200円という値段はちょっと足踏みするよな。

昼食は焼きそば。朝食は(私は)パン、夕食はごはんと決まっているので、昼食は麵類がベスト。

デスクの上の3台のパソコンの配置を変える。

zoomを使うことの多いパソコンは右側のサイドテーブル(引き出しで代用)に置く。こうすると後ろが窓ではなく本棚になるので画面が露出オーバーにならずにすむ。

2時から卒業生のサオリさん(論系ゼミ1期生)とオンラインカフェ。彼女はパソコンではなく、スマホからの参加。去年の6月に長女(結月ちゃん)を出産され、本来であれば今月末に職場復帰の予定だったのだが、登園自粛要請が出て、育休を延長することになった。結月ちゃんはいま隣の部屋で寝ていて、育休中(在宅勤務ではなく)の旦那さんがそばについていてくれているそうだ。お二人が結婚したのは2013年9月21日だった。論系ゼミの卒業生の中では最初の結婚で、私も結婚式に招かれて祝辞を述べた。そうか、あれからもう7年目なんですね。

いまのお住まいは結婚後2カ所目で、引っ越されてからそれほど時間が経っていないこともあり、近所の馴染みのお店というものはないそうだ。お子さんもまだ歩きはじめていないので、公園デビューもまだである。ほとんどの時間を自宅で過ごしている。いつも食事(の支度)のことを考えている気がするが、それでそんなにストレスを感じないのは、彼女の性格もあるだろうが、4月は旦那さんが育休をとってくれているのが大きいだろう。それと、昨日もゼミ同期の親しかった友人たち(F4と呼んでいる)とオンライン女子会をやっているというのもあるだろう。物理的には閉塞的な空間だが(ステイホーム)、決して密室ではなく、ネットと繋がることで多孔的なものになる。その「F4」の一人のナホさんが現在臨月だということを教えてもらったので、後から連絡してみよう。

いま不安というか、気持ちが落ち着かないのは、登園自粛がいつまで続くかからないので、育休の延長申請も小出し小出しで行っていること。「いつまで」と期限がはっきりしているなら、覚悟も決まるのだが、そうではないところが悩ましいのだ。「先行き不透明」、これは現在の社会のあらゆる領域についていえることだろう。

オンラインカフェの終わる頃、旦那さんが結月ちゃんを連れて3人でカメラの前に立ってくれた。お久しぶり(結婚式のとき以来)の挨拶をする。結月ちゃんとは昨年の11月に「HITONAMI」で会って以来だ。お父さん似、お母さん似とはっきりは言えない。これからだんだんはっきりしてくるのかな。

上の写真はオンラインカフェが終わってから、旦那さんが撮ってくれたもの。部屋のコーナーのかわいい丸テーブルからだったんですね。

雨は上がってた。今夜は走れそうだ。

例のマスクがポストに届いていた。小さ目だな。

「使い捨て」でないところはよい。

夕食は餃子、サラダ、玉子とワカメのスープ、ごはん。

二人前です。

食事をしながら『行列の女神 らーめん才遊記』の第2話(録画)を観る。主演は鈴木京香ということになっているが、若手の黒鳥結菜(朝ドラ『スカーレット』で注目された)がかなり前面に出ている。来週の第3話は大丈夫のようだが、いつ中断されるかもしれない「先行き不透明」な視聴である。

デザートは苺。

深夜、近所をウォーキング&ジョギング(4キロほど)。

2時半、就寝。


4月27日(月) 晴れのち雨

2020-04-28 12:44:16 | Weblog

8時半、起床。

トースト、ハムステーキ&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

我が家の紫陽花。

出番まではもうしばらく。

 紫陽花や家居の腕に腕時計 波多野爽波

昼食は中華丼。レトルトだが、一袋を妻と分ける(私が6、妻が4)。昼食は軽めなのでこれで十分。これまでは昼食は大学に出がてら、あるいは散歩がてら外食することが多かったが、最近はもっぱら家で食べている(テイクアウトを含む)。朝食が遅い(昼近い)わりに、夕食は普通に7時半ごろ食べるので、昼食はその間、午後2時から3時くらいの間に食べるわけだが、腹ペコというわけではないし、しっかり食べてしまうと夕食に差し支える。だから一日三食というよりも、一日二食半という感覚。宵っ張りだが夜食はとらない。加えて二日に一度のウォーキング&ジョギング(4キロほど)は欠かさないので、体重が増えることはない。むしろ微減傾向にある。

今日は午後から雨。ずっと書斎で仕事(オンライン授業の準備)をしている。授業開始まで2週間となって、本腰を入れねばならない気分になっている。デスクの上のパソコンも2台から3台に増えた。金融アナリストみたいだ。

書斎の窓から我が家のハナミヅキが見える。下から見るより上から見た方が花がよく見える。

頭の疲労回復にはアーモンドチョコレート。私にとっての「仙豆」のようなものである。

夕食は筑前煮、出汁巻卵、サラダ、蕪と麩の味噌汁、ごはん。

筑前煮はいろいろ食べられところがよい。鶏肉もヘルシー。

デザートはマンダリンオレンジ。

今日はウォーキング&ジョギングの日ではないので、夕食後もついついデスクに向かってしまう。仕事のオン・オフを切り替えて、映画を観たり、仕事と関係ない本も読めたらいいのだが、山積している仕事量を考えると、そういう気分にはなかなかなれない。

2時半、就寝。


4月26日(日) 晴れのち曇り

2020-04-27 12:53:23 | Weblog

8時45分、起床。

トースト、ソーセージ&ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

演習「現代人と社交」(受講生35名)の初回の課題は「自己紹介」。ムードルの「フォーラム」(BBS)機能を使って行うが、その設定をする。多くの演習でも自己紹介はすると思うが、ここでは「自己紹介」を演習のテーマである「社交」の入口と位置付けているので、意識して時間をかけて行ってきた。書き込まれた全員の「自己紹介」に目を通した上で、二回目の授業では「コラボレイト」ないしZoomを使ってリアルタイムの「顔合わせ」をしようと思う。なお、リアルタイムの双方向授業の回は所定の曜日・時限で行う(そうしないと学生が他の授業とバッティングしてしまから)。演習「現代人と社交」については火曜日の5限(16:30-18:00)である。初回は5月12日(~18日)。

昼食は、ごはん+鮭フレーク+きざみ海苔。鮭のおにぎりを分解したようなごはん。

午後3時から卒業生のミサさん(論系ゼミ3期生)とオンラインカフェ。前回、カフェ(リアル)をしたのは1月で、そのときは「次は彼も交えて春カフェを」と約束していたのだ、あの時点ではこんなコロナ的日常を予想だにしていなかった。

彼女が手元に用意したドリンクは「BOSS」のレモンティー。へぇ、缶コーヒー以外にそういうものもあるんだ。

彼女も在宅勤務となって一ヶ月が経過した。当初は戸惑ったが、いまは新しい習慣にもだいぶ慣れてきた。心掛けていることは、私生活と職場が同じ場所になったので、自分の時間と仕事(会社員として)の時間が混じらないように、仕事のメインツールであるパソコン(会社からの貸与パソコン)を勤務時間以外のときは目に見えない場所に収納しておくこと。そして、朝起きて、仕事の時間になったらパソコンを取り出してスイッチを入れる(さあ、仕事の時間だ)。

考えてみると、自宅から職場に向かう時間(通勤時間)というものが、本を読んだり、音楽を聴いたり、スマホをいじったり、会議の資料に目を通したりと、私生活から職業生活にスイッチを切り替える移行時間になっていたわけだ。その緩衝材的時間(と空間)がなくなったことは、サラリーマンにとって大きな変化だろう。でも、人間は(サラリーマンに限らず)環境の変化への適応力はなんだかんだいいながら高く、どうにかやっていけるものである。ただし、新しい環境への変化は、それがたとえいい環境の場合でも、再適応ストレスというものが伴うので(結婚や子どもの誕生もストレスを伴うのだ)、ストレスを緩和・解消するめのノウハウは各自が身に付けていなくてはならない。

上の写真はオンラインカフェを終えてから彼女が自撮りして送ってきてくれたもの。ずいぶん髪が伸びた印象があるが、これでもちょっと前に10センチほどカットしたそうである。この後、彼女は買い物がてらの散歩にでかけた。

今日のオンラインカフェは2時間半に及んだ。これまでの最長である。リアルなカフェだったら、絶対にドリンクの追加オーダーが必要だ。リアルカフェの場合は「じゃあ、場所を変えて次のカフェに行こうか」とカフェの梯子ができるわけだが、オンラインカフェの場合はそれができないので(私の場合は部屋を移動することはできるが、ワンルームの彼女にはそれができない)、おしゃべりに熱が入ると長時間の滞在になるわけだ。それでも半日かかり(!)のことが多かったリアルなカフェ巡りに比べれば、トータルでの時間はずっと短い。

曇りがちの夕方となった。

夕食の前に私も買物がてらの散歩に出る。

「ケンタッキーFC」で夕食のおかずを調達。

なぜか注文のとき「(フライドチキン)4つ」ではなく、「フォーピーシーズ」と英語になってしまった。街の風景がガラリと変わって、異郷の地にいるような錯覚をしたのかもしれない。

家に戻る途中、「まいばすけっと」でお菓子を購入。

夕食は、ベーコンとマイタケと甘唐辛子の炒め物、玉ねぎと油揚げの味噌汁、ごはん。

甘唐辛子は辛みが弱いというだけで決して甘いわけでない。

デザートはマンダリンオレンジ。

近所をウォーキング&ジョギング(4キロほど)。前半はウォーキングの妻と一緒に。

風呂を浴び、就寝までの時間に、5月3日のオンライン句会のための句作り。案外、すぐに3句ができた(兼題句1、自由句2)。投句の締め切りは29日だが、それまで寝かせておかないで、主宰の紀本さんにメールで送る。

最近はメールでの審議や相談の機会が増えたので、出来るだけその場で返信をして溜めておかないように心がけているのだが、投句についてもその癖が出たのかもしれない。あれこれ考えての句作と即興的な句作、私の場合、それほど作品の質に違いがないよう思われる。もともと俳句というのは即興的なものだったのではないかしら。

2時半、就寝。


4月25日(土) 晴れ

2020-04-26 10:36:06 | Weblog

8時45分、起床。

今日も陽が射している。新緑の美しい季節になった。

トースト、ベーコン&ハムステーキ&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

アマゾンから注文していた本が届いた。今回の2冊も「移動」がテーマ。現在は「移動」が自粛・禁止されている社会だが、そもそも新型コロナウィルスの世界的流行も「人の移動」がもたらした負の側面である。

 ジョン・アーリ『モビリティーズ 移動の社会学』(作品社)

 アンソニー・エリオット、ジョン・アーリ『モバイル・ライブズ 「移動」が社会を変える』(ミネルヴァ書房)

昼食は「梅Q]の釜飯をテイクアウトしよう。この葉書を持って行くと10%引きになる。電話で注文し、炊き上がる頃に受け取りに行くというシステム。特製うなぎ釜飯(4050円→3645円)を注文する。一番高いメニューだが、ご飯茶碗にたっぷり二杯あるので、お昼なら妻と二人で一個で十分。

電話をしたのが1時15分で、「1時50分頃、炊き上がります」とのこと。その時間に行くと、すでにランチタイムは終わっていたが、テイクアウトは中休みなく対応しているようである。

「梅Q」からの帰り途、「ルージュ・ブランシュ」によってお八つを調達する。

レジの前にお店のLINE登録をしてマドレーヌを1個いただいた。

テイクアウトの釜飯は駅弁のように釜の形をした容器に入っていた。さすがに「特製」、溢れんばかりの鰻である。

かき混ぜて櫃まぶし風にして食べる。

3時から卒業生のチアキさん(論系ゼミ9期生)とオンラインカフェ。元々は3月下旬の週末にカフェの約束をしていたのだが、天気が悪かったので、4月に延期したら状況がどんどん悪くなってしまい、オンラインカフェに切り替えた。

実家の自室からだったが、背景の壁紙を使っていて、どこだろうと思ったら、ジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』の主人公の部屋だそうだ。『借りぐらしのアリエッティ』なら「キネカ大森」で観ていたが、わからなかった。

試しに私も背景の壁紙を使ってみようとZoomのメニューの中に用意されているもの中から選んだら、こんなことになった。ホラーか。どうやら私の背後が緑色のカーテンでかつ逆光になっているのが原因のようだ。一瞬、コンピューター・ウィルスに感染したのかと思った。

彼女は営業職だが、いまは在宅で営業をやっている。こちら側から二人、クライアント側も二人か三人という構成でオンラインで交渉をするのだそうだ。案外、やればやれるものだそうで、緊急事態が解除された後も、営業のやり方が見直されるのではないかという気がすると彼女は言った。営業という仕事に限らず、社会のあらゆる領域で「直接会って話をするのが一番」という思い込みが見直されて、ポスト・コロナの社会の風景はコロナ以前の社会の風景と違うものになる可能性は、コロナ的状況が長期化するほど、高くなるだろう。

上の写真はオンラインカフェが終った後に、彼女が自撮りで送って来てくれたもの。眼鏡が青味がかっているのは、パソコン画面のブルーライトをカットする一種のサングラスだからである。ちなみにパソコンの画面は『となりのトトロ』の一場面である。閉塞的な日常の中にバーチャルな空間を導入するというのは精神衛生的な生活の知恵というものだろう。

どうぞ少しでも心穏やかな毎日を。また、会いましょう。

陽はすでに西に傾いている。

先日、長男を出産をされた卒業生のミサキさん(論系ゼミ6期生)が退院をされて、その時に撮った初めての家族写真(スリーショット)を送って来てくれた。長男のお名前は「悠生」(ハルキ)と決まったそうだ。ゆったりと生きて行ってほしいものである、このゆとりを失ってしまった時代の中で。

夕食は鯖の味噌煮、蕪とナメコと梅の和え、タラコと昆布の佃煮、白菜の漬物、玉子豆腐、味噌汁、ごはん。

デザートは「ルージュブランシュ」で買って来たカップに入った苺のモンブラン。

GWには帰ってこない娘と息子に妻が家族LINEで一日に一度は(体調に問題がないことを)連絡してくるように伝えている。娘はLINEにすぐに返信が来るのだが、息子はそうではないのだ。

娘からは「最近自炊の腕が上がった」と返信が来た。写真は「ベーコン&エッグチャーハンかい?」と聞いたら、「クリームチーズとニンニクと玉ねぎとベーコンでご飯を炒めて、卵と豆乳とマヨネーズを溶いてその上にのせたカルボナーラごはんです」とのこと。そのうちご相伴にあずかりたいものである。

水曜日から続いていた学会の理事会のメールでの審議は一区切りついた。でも、すぐにまた別の案件で審議が始まるだろう。

講義「日常生活の社会学」の初回(5月14日)の資料を作る。

3時、就寝。