フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月29日(月) 晴れ

2015-06-30 23:48:37 | Weblog

6時半、起床。

トースト、サラダ(豚しゃぶ、トマト、レタス)、紅茶の朝食。

昼食は久しぶりに(5月5日以来だ)下丸子の「喜楽亭」に食べに行く。

壁を覆う蔦の色がいよいよ濃くなっている。

いつものチキンカツ定食。これ以外のメニューを頼んだのはいつのことだろう。

いつものようにご主人とおしゃべりしながら食べる。母のことは伝えそびれてしまった。

蒲田に戻る。

「phono kafe」でお茶をする。

あずき茶と豆腐と玄米のタルト人参ソース掛け。

「これを単品で注文されるのは久しぶりですね」と大原さん。そうですね。

目を通してくれと依頼されて、中断したままになっていた原稿(A4で200頁ほどある)に目を通す。

くまさん(?)クッキー。

入口のドアからの外光で室内は柔らかな明るさを保っている。月曜の午後の「phono kafe」はのんびりとしている。

帰宅して、少々昼寝。

7時だけれどまだ空は明るい。

夕食は秋刀魚の開き。

デザートにみかん缶を開ける。

名古屋にいる息子はこれが好きだった。今日は息子の誕生日。妻はバースデーメールを送ったそうだ。


6月28日(日) 晴れ

2015-06-29 20:48:35 | Weblog

7時半、起床。

トースト、サラダ、紅茶の朝食(写真を撮り忘れる)。

午前中に葬儀会社の関連会社の営業の人が来て、香典返しの品を決める。7月20日が四十九日なので、その翌日の発送にしてもらう。

昼食は妻と「天味」に食べに行く。

海老。塩で。

鱚。塩で。

穴子。塩と天汁で。

茄子。塩で。

海老。塩で。

南瓜。塩で。

最後のかき揚はミニ天丼で。ここまで塩中心で食べた来たのは、塩で食べるのが美味しいということもあるが、最後を天丼で〆たかったからである。

妻は帰宅し、私は食後のコーヒーを「テラスドルチェ」で。

東急プラザの「くまざわ書店」で、雑誌を購入。

『現代思想』(青土社)7月号。この雑誌が創刊されたのは1973年4月。それは私が大学生になったときのことだった。学生が購読者の中心を占めていたと思う。たぶん老舗である岩波書店の雑誌『思想』を意識したタイトルだったのではないだろうか。「古典」に対する「現代」。以来、消費社会における「思想」を牽引してきた雑誌である。今日まで続いていることはすごいと思うが、その過程で、「現代思想」は「ポストモダン思想」に変容していった。そうやって生き延びて来たのである。

梅雨晴れや赤いポストのもの思い  たかじ

今回は、岸政彦「鉤括弧を外すこと―ポスト構築主義社会学の方法論のために」を読みたくて購入した。

もう一冊、「最後の浮世絵師」小林清親の没後百年を記念した『別冊太陽』(平凡社)を購入。

夕食は蕎麦。薬味の天かすは「天味」でいただいもの。サラダは豚シャブをのせて「五郎八サラダ」風にアレンジ。

東北大学の下夷(しもえびす)先生からご著書をいただく。下夷美幸『養育費政策の源流―家庭裁判所における履行確保制度の制定過程』(法律文化社)。地味で根気のいるお仕事だったと想像する。

「実際、ここまでの道のりはハードで、戦前の議事録には見慣れない活字が多く、文字を判別するだけでも時間がかかり、戦後の資料も裁判所関係のものは手探りで、その所在を確かめることすら思いどおりにならなかった。十分な理解と分析ができたとはいえないかもしれないが、それでも何とか履行確保制度の制定までたどりつくことができたのは、資料から伝わってくる緊迫した議論に引きこまれていったからである。およそ100年前、女性の「泣き寝入り」を問題にし、保守派と論戦を繰りひろげた穂積重遠。およそ60年前、履行制度の導入を求めて、最高裁判所の担当者を厳しく追及する家事裁判官たち。彼らの発言は、気迫にあふれるものだった。
 白熱した議論に圧倒されならが、同時に、それから100年、60年、日本社会はどこまで変わっただろうか、と問わずにはいられなかった。いまも、離婚して子どもを抱え、働きづめの生活のなかで、別れた相手から養育費も支払われないまま、泣き寝入りを強いられている女性は少なくない。問題は明らかだが、私たちは戦前n穂積や戦後間もない時期の家事審判官のように、この問題と格闘しているだろうか。かつての気迫あふれる議論をありのままに伝えることで、停滞した現状を少しでも前に動かさなくてはならない。議事録に向き合う日々のなかで、そうした責任感のようなものが強くなっていった。」(255頁)

卒業生の中には家庭裁判所で働いている者もいる。彼らに本書を勧めたい。


6月27日(土) 小雨のち晴れ

2015-06-29 08:24:55 | Weblog

6時半、起床。

朝食はとらず、8時過ぎに家を出て、大学へ。

会合の前にコンビニで購入したサンドウィッチとカフェラテで朝食のはずであったが、時間がなくて断念。会合を終えて、雑用を片付けてから、ようやく食事にありつく。

帰りに「トンボロ」に寄る。

夜の「トンボロ」にはときどき来ているが、昼の「トンボロ」は久しぶり。

 コーヒー(Aブレンド)。

マダム特製のチーズケーキ。

「梅花亭」でお土産を買って行こう。

水無月はウイロウの上に小豆をのせた和菓子。しっとりとした淡泊な甘さを味わいだが、一年の中間地点のこの時期に食べて、この半年の穢れを払い、これからの半年の無病息災を祈るものらしい。これと麩饅頭を2個ずつ購入。

蒲田に着いて、「まやんち」に電話をして、フォレノアールはテイクアウトできますかと尋ねる。妻が食べたがっていたのを思い出したのだ。できますとの返事。よかった、フォレノアールは6月の期間限定メニューで、今日が最終日なのだ(「まやんち」の営業は木金土の週3日)。2個予約する。

他の用事を片付けてから「まやんち」へ行って、フォレノアールを受け取る。ピーチメルバはいつからメニューに出るのかを確認する。7月16日(木)からとのこと。木曜日は2限から授業があるから初日には来れないが、17日(金)に今シーズン最初のピーチメルバを食べに来よう。8月いっぱいのメニューだが、途中、8月16日(木)・17日(金)・18日(土)は「まやんち」の夏休みなので、実際は、ピーチメルバが食べられるのは6週ということになる。去年も一昨年も7個食べた(週に2個食べたときがあったのだ)。さて、今年はいくつ食べられるだろうか。

帰宅して、フォレノアールと紅茶。

今日は夕焼けが美しかった。

夕食はポークソテー。

デザートは「梅花亭」の麩饅頭。

坂井素思先生のお母様がお亡くなりになったことを彼のブログで知る。

私と母と同じ88歳であった。ご冥福を心からお祈りします。合掌。

落ち着かれたら、夏カフェをいたしましょう。


6月26日(金) 曇りのち雨

2015-06-28 09:29:55 | Weblog

6時半、起床。

トースト、サラダ(ハム、トマト、レタス)、紅茶の朝食。

毎年、この時期に国立新美術館で開催される書道展(日本教育書道芸術院 同人書作展)を観に行く。

入場は無料。入口で芳名帳への記名を求められたが、書道展で記名というのは心理的にハードルが高い。

入口の辺りには大作がずらりと並んでいる。

今回の会長賞(最高賞)。

広い会場。

卒業生で書家のエミコさん(愉咲さん)と合流。彼女の作品の前で。

向井秀徳の歌「自問自答」を書にしたものである。

以下、彼女の作品を背景にした彼女の写真を何枚か載せる。

連作のタイトルは「美女と墨汁」としておこう。

他の作品も見て回る。

 エミコさんが個人的に一番と思う作品がこれ。 

この線はなかなか書けないそうだ。

なにより凄いと思うのは、毎回、新しい作風に挑戦しつづけていることだそうだ。

なるほど。そして、それはエミコさんの作品にもいえることである。

美術館の近くの店で昼食をとる。子持ちカレイの煮付け。エミコさんは鰆の西京焼きを注文。

エミコさんが私の子持ちカレイの煮付けを二度見したので、「食べたいですか?」と尋ねると、「いいえ」と答えた。「本当は食べたいでしょ?」と重ねて尋ねると、「はい・・・」と答えたので、彼女の鰆の西京焼きとシャアする。

食後の飲み物は別の店で。ハワイの食事が売りの店のようである。私はコーラを注文。普段飲んでいるコーラとは違う味がする。よりすっきりとした味わいで美味しい。エミコさんも同じ感想。ハワイのコーラだろうか。店員さんに「どこのコーラですか?」と聞いてみた。「コカコーラです」と言われる。あらま。「でも、瓶のものをお出ししています」。

何かでプロフィール写真に使えるような写真を撮って下さいと注文されて撮った写真。エミコさんは自分の写真というものをほとんど持っていないそうだ。自分の顔をまじまじと見るという行為が苦手で、ずっと避けてきたそうだが、最近、自分の写真が欲しいと思うようになったという。どういう心境の変化であろうか。

千代田線の乃木坂駅から地下鉄に乗る。彼女は国会議事堂前駅で降りた。私は大手町で東西線に乗り換えて大学へ。

4限、MさんとNさんのゼミ論指導。

5限・6限はゼミ。

今日のスイーツは4年生のMさんが用意してくれた。

6限の3年ゼミは30分ほど延長。今日もよく喋った(喋るだけでなく、歌った人もいた)。

「熱烈中華食堂 日高屋」で食事。

レバニラ炒め定食と小ラーメンを注文。

ラーメンのスープは鰹節の香りが強く、トロリとしている。

10時半、帰宅。


6月25日(木) 晴れ

2015-06-26 07:53:20 | Weblog

7時半、起床。

トースト、サラダ(ハム、トマト、ベビーリーフ、レタス)、紅茶の朝食。

9時半に家を出て、大学へ。

2限は院生の研究指導。

昼食は研究室でコンビニおにぎり。今日は1つ変わり種を買った。「サンドおむすびハムカツ焼きそば」。

ハムカツ焼きそばパンのパンがご飯(+海苔)になっていると考えらればよい。ソースかつ丼というのがあるけれど、ご飯とソースの組み合わせは違和感はない。なかなか美味しい。「具がたっぷり」感もある。ただ、おにぎりの形状を見ていると、「なんでまたわざわざ」感はいなめない。最近の回転ずしの趣向を真似ているのだろう。

3限は大学院の演習。

4限は空き時間。

5限は講義「日常生活の社会学」。

6時半に大学を出る。まだまだ明るい。

大学を出る前に生協で「サラサ」のボールペンを4本購入。最近はこすって消せる「フリクションペン」をもっぱら使っているが、以前は「サラサ」を愛用していた。「フリクションペン」はインクの消耗が早く、公式の書類には使えないという難点があるので、用途によって「サラサ」と併用で行くのがよさそうだということに最近気づいた。

7時半、帰宅。

夕食は鮭と野菜のレンジ蒸し。

デザートは桜ん坊。