フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月30日(土) 晴れ

2020-05-31 13:21:54 | Weblog

10時半、起床。

トースト、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昨日のブログをアップしてから、午後からの理事会(zoom会議)の資料に目を通す。

2時から理事会。予定通り2時間で終了。

「スリック」に顔を出す時間ができた。

今日はマダムの大学生の娘さんが手伝いに入っている。忙しいらしい。

パンケーキ(ラップ)とアイスティーを注文。

パンケーキのテイクアウトは新作である。

ホイップクリームとブルーベリーのスイーツタイプとレタスとキャロットラテとソーセージの入ったフードタイプがある。昼食を食べていなかったので、フードタイプを注文した。「マスタードはどうしますか?」「塗ってください!」

「スリック」を出て、御成橋商店街を歩いて、蒲田小学校ところに出る。呑川沿いを下流の方に散歩しよう。

呑川にはたくさんの橋が短い間隔でかかっている。人口の多い街ならではである。東邦医大通りにかかる仲の橋からの眺め。

川沿いの道は緑の多い散歩道になっている。

京急の高架線をくぐる。

高架線の下は弾正橋。

京浜第一国道を渡る。呑川にかかるのは夫婦橋。

橋の袂には「夫婦橋鍼灸院」という名の鍼灸院がある。夫婦仲がよくなりそうなネーミングである。

夫婦橋からの眺め。右岸に緑の多い場所がある。

夫婦橋親水公園だ。

土手の内側に作られた公園だ。

「大雨や高潮の時はテラス内に水が入ります」と注意書きがある。リアルに親水(浸水)テラスだ。

公園を出て、堤防との間の小道を行く。

その先に神社がある。

北野神社だ。

初めて来る神社である。挨拶をしていく。

神社猫のようである。

神社の前にかかる橋は天神橋。

高層ビルがないので空が広い。

清水橋まで来ると。船の姿が見られるようになる。河口近くの町らしくなってきた。

宝来橋まで来ると船の姿はさらに増える。

緊急事態宣言の解除でこれからは釣り船も本格的に営業再開となるのだろう。

下流にはまだまだたくさんの橋があるが、散歩はここまでにしておこう。

親水公園まで戻ってくる。

空の雲が爽やかだ。

JR蒲田駅(東口)まで戻ってくる。駅ビルが営業を再開している。

東館の「くまざま書店」をのぞいたら、買いこ損ねていた『NHK俳句』5月号があった!

表紙の句がいい。

 初夏に開く郵便切手ほどの窓 有馬朗人

有馬朗人(あきと)は物理学者で、東大総長も務めた人だが、俳人としても知られている。

中央改札前の人出はこんな感じ(乗り降りする人ではなく、東口と西口を往来する人たち)。

夕食は肉野菜炒め、卵豆腐、アサリの佃煮、大根と油揚げの味噌汁、ごはん。

肉は羊肉。なのでジンギスカン風味。

デザートはキウィ。

食事をしながら『異世界記酒屋「のぶ」』の第三話(録画)を観る。冒頭で、「のぶ」の大将と店員のしのぶの過去が明らかになった。そういうことだったのね。『鉄の骨』もそうだったが、WOWOWのドラマは面白いものが多い。

「日常生活の社会学」の第4回の放送原稿(パート2)を仕上げる。今週は忙しかったので、今度は早め早めにやっておこう。学生のレビューシートを中心としたパート1は明日だ。たんに紹介するだけならコピペすればいいだけなのだが(それでも枚数が多いのでチョイスには時間がかかる)、私の方からもコメントや回答をつけるので、けっこう時間がかかるのである。

「桑田佳祐のやさしい夜遊び」をリアルタイムで、「福山雅治の福のライジ」をタイムフリーで聴きながら、レビューシートに目を透したり、今日の日記を付けたり、ブログを書いたり。

2時半、就寝。


5月29日(金) 晴れ

2020-05-30 13:20:04 | Weblog

10時45分、起床。

寝る時間が遅いと、起きる時間も遅くなる。単純な公式だ。しかし、これまでは6時間寝れば起きれらたのだが、このところ、それでは疲れが取れなくなった。疲れの種類が、寝れば取れるような単純なものではなくなったのかもしれない。積極的なリクリエーションが必要なのだろう。

もうお昼が近い。

パン2枚(トーストとそのまま)、ソーセージ&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶、ラ・フランスのジャムの朝食兼昼食。

今日の『エール』を録画で観る。今週のタイトルは「東京恋物語」。

裕一の幼なじみで新聞記者の鉄男と、

カフェの女給、希穂子の悲恋が描かれた。

傍らで二人を見ていた音は、人の心の機微を学び、椿姫のオーディションに合格する。

絵に描いたような「悲恋」のヒロイン希穂子を演じたのは入山法子。まさにはまり役だった。鮮烈な印象を残してわれわれの前から消えていった。

散歩日和だが、おそらく散歩の時間はとれないだろう。午前中にやる予定だったことを午後に回さないとならないからだ。

東の方を見ると(この方角には東京湾がある)、低い雲の峰がある。これが真夏であれば、入道雲へと成長しそうな雲だ。

3年ゼミのBBSへの書き込み(テキストを読んだ感想)に目を通す。ゼミ生の人数は15名。それぞれの論点を整理し、相互の関連性をメモしていくと1時間半くらいが経過する。私がMC役でディスカッションを回していくことになるので、これをやっておかないと、オンライン・ゼミはただの個別面談の集合体になってしまうのだ。

作業を終え、ゼミの開始まで1時間ちょとあるので、散歩に出ようかと思った矢先、事務所から重要なメールが届き、関係する先生方に相談のメールを書かなくてはならなくなった。やっぱり散歩は諦めよう。

メールを送信してから、昨日「ティースプーン」で買った塩バタートップパンにあんこを挟んでお八つにする。

4時半から(6時まで)3年ゼミ(zoomミーティング)。

6時15分から7時45分まで4年ゼミ(zoomミーティング)。

3時間のゼミを終えて、夕食。

鮭缶の鮭と小松菜の炒め、シューマイ、油揚げとワカメの味噌汁、ごはん。

鯖缶には水煮と味噌煮があるが、鮭缶は水煮しかない(ですよね?)

今日のシューマイはジャンボだ。

金曜の夜だが、一週間の授業を終えてのやれやれ感がないのは、明日、私が会長を務める小さな学会の理事会(zoomミーティング)があるためだ。会議の資料に目を通す。

深夜、近所をウォーキング&ジョギング(4キロほど)。ふだんの白いマスクではなく、息がしやすいタイプのマスクをする。確かにいくらか息がしやすくなる。問題は色がグレーで、怪しげな雰囲気が漂うことだ。

「福山雅治のジェットストリーム」をradikoのタイムフリーで聴きながら、今日のブログを書く。

2時半、就寝。


5月28日(木) 晴れのち曇り

2020-05-29 12:25:32 | Weblog

10時、起床。

寝たのが3時だったから布団の中にいたのが7時間というのは決して長い時間ではないのだが、「朝寝坊」という感覚があるのは、午前中が短いからである。

トースト、ソーセージ&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

3限(午後1時から2時半)は大学院の演習。collaborateを使った双方向ライブ配信授業。拙稿「近代日本における人生の物語の生成」をテキストにして(事前に読んで感想を送ってもらっている)ディスカッション。

昼食をとりがてら散歩に出る。

久しぶりに喜多方ラーメンが食べたくなった。

一人客はカウンター席に座るというのが以前からのこの店のシステムであるが、いまは隣との間にアクリル板が設けられている。コロナ以前からカウンター席にそういう仕切り(アクリルでなく顔が見えない合板)を設けているラーメン店があるというのは聞いたことがある。隣の客(赤の他人)の視線を気にせずに食べることができるようにという配慮であるが、個人化の時代を象徴するものである。

葱ラーメンを注文。ここに来るときはたいていこれを注文する。

食事を終えてから「ティースプーン」に顔を出す。今日は木曜日、週に一度のテイクアウト営業の日だ。

こちらが今日のテイクアウト商品。レモンのパウンドケーキを2個と1つだけ残っていた塩バタートップパン(最後の1個)を購入。

緊急事態宣言は解除されたけれど、来週も通販中心の営業形態を続けるそうである。頑張って下さい、島田さん。

東急プラザの本屋に行くと言って出かた妻からスマホに電話が入る。夏用のジャケットでいいのを見つけたから、いまから店の方に来られるかという連絡であった。了解。

妻がいいと言っていたジャケットは、実際に袖を通してみると身体にピタッとしすぎてゆとりがない。「こっちの方がいいんじゃないか」と私が別のジャケットを指差すと、「それは高いし、家で洗濯ができないタイプだからダメ」と却下される。1万円以下で、家で洗えて、ひと夏来たらそれでお終い(捨てる)ということらしい。そういうことね。別のフロアーの店に行って、そういうタイプのジャケットを買う。

「ラ・パン」の前を通ったらあと5分でパンが焼きあがるタイミングで、確実に購入できるということなので、妻が列に並んだ。

生食パンとレモンのマーマレードを購入。夕飯はパンを食べようといういうことになった。

「カフェ・スリック」に顔を出す。

注文をして外のベンチで待つ。

私は瀬戸内レモンのシフォンケーキとアイスティ。(妻はブラウンシュガーナッツのシフォンケーキとラズベリーソーダ)。ベンチでいただく。

「カフェ・スリック」も当面はテイクアウト中心(ただし店外のベンチや椅子での飲食はOK)でいくそうだ。テイクアウト用の新作商品を考えたそうで、スマホの写真を見せていただく。ほう、ほう、いいですね。ただし、私がフライングでここで写真を公開するわけにはいきません。いずれマダムがインスタでお披露目することでしょう。お楽しみに。

ごちそうさまでした。

町猫を写真に撮る。首輪をしているから野良猫ではないようだ。飼い猫でも外出自由の猫というものもいるのである。あるいは特定の御贔屓のいる野良猫なのかしら。

雲が多くなってきた。これから雨になるのだろうか。

東口から西口の戻るガード下のトンネル。異世界をつなぐトンネルのような気がする。

購入したジャケットを袋から取り出してハンガーに掛けて写真に撮る。ひと夏の恋ならぬひと夏のジャケット。

夕食は生食パンを主食にオムレツ、具だくさんのポタージュスープ、サラダ、ジャム。

「ラ・パン」のジャムは先日購入したラ・フランスを先に食べることにした。爽やかである。

食事をしながら「プレバト」(録画)を追っかけ再生で観る。永世名人梅沢は3週連続「ボツ」(句集に不掲載)である。厳しいな。これではいつになったら句集が出ることやら。

本日提出された講義「日常生活の社会学」(オンデマンド授業)のレビューシートは116枚。前回とほぼ同じペースである。目を通し、次回の講義の中で取り上げる(紹介する)レビューシートを選ぶ。それを紹介しがてら前回の講義で言及できなかった部分に言及できるので、前回の講義と今回のレビューシートの紹介(補足説明)でワンセットの講義と考えてもらえるといい。また、私の講義は音声のみのラジオ講座のようなものなので、受講生のレビューシートはリクエスト葉書のようなものである。それを読み上げるときの私は「サンデーソングブック」の山下達郎のような気分になる。彼は私より1つ年上で、彼の妻の竹内まりやは私より1つ年下である。

深夜、「おぎやはぎのメガネびいき」(TBSラジオ)を聴きながら、日記を付けたり、ブログの構成(写真の配列)を考えたり。

3時、就寝。


5月27日(水) 晴れ

2020-05-28 12:40:50 | Weblog

7時45分、起床。

我が家の紫陽花が見頃を迎えている。

これは古典的な紫陽花。紫陽花といえば、こういうイメージだろう。

こちらは新種の紫陽花。こういうのもあるんだ。

パン、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食

今日は水曜日。今日中に明日から公開のオンデマンド授業「日常生活の社会学」をアップしておかなくてはならい。

午前中に「講義」(音声)のパート2の放送台本を書き上げる。

昼食前に昨夜書き上げた「講義」(音声)のパート1の放送台本を元に収録作業をする(25分)。夜間の収録であれば周囲の雑音(電話や宅配便のピンポンなど)はあまり気にしなくてよいのだが、昼間だとリスキーである。

昼食はもり蕎麦。かき揚げをトッピングして。

書斎に戻って作業の続き。窓が西側にあるので、夏の午後はクラーを入れずにはいられない。もっとも通常であれば、午後は大学に出ていたり、そうでない日も昼食を食べがてら外に出ているので、部屋にいる時間は短いのであるが、最近はそういうわけにはいかない(さすがにまだクーラーは使っていないが、収録中は窓を閉めるので少々暑い)。

「講義資料」を作成。動画のない音声だけのラジオ講座のような授業なので、ダウンロードして手元に置きながらメモを取りながら聴いてもらうための資料である。パワポで作成しPDFにしてアップする。

「講義」(音声)のパート2の収録をする(28分)。

完成した「講義資料」「講義」(音声)2部、「課題」(レビューシート)一式をムードルにアップして作業終了。学生がアクセスできるのは、今夜、日付が変わってから。

散歩に出る。

近所の専門学校のキャンパス。学生たちの姿はない。ここもオンライン授業なのだろう。

「プラハの演奏家」というタイトルのついた彫像。ジャズメンに見えるのだが。

緊急事態宣言が解除されて、駅前は普段の人出である。

駅ビルも金曜日から全館営業再開とのことである。

サンカマタ商店街の「ラ・パン」の前を通る。本日の食パンは完売である。

ラフランスのジャムを購入。食パンではなく、これが買いたかったのだ。

帰宅する前に近所の「まいばすけっと」でアイスとカレー煎餅とアーモンドチョコレートを購入。

夕食は地鶏三色丼、サラダ(+笹かまぼこ)、蕪の味噌汁。

デザートは葡萄。

夕方に収録した「講義」(音声)パート2に付け加えたい内容があったので、放送台本に加筆して、再収録(29分30秒)。アップしているものと差し替える。

今日が締め切りのレビューシート。駆け込みで提出された30枚ほどに目を通す。

卒業生のアオバさん(論系ゼミ2期生)から彼女が参加している「もぐら会」の同人誌が送られてきた(事前にLINEで連絡をいただいていた)。全部のページが袋とじになっていて、添付の栞をペーパーナイフに使って個々の作品を読むという凝った造りである。

とりあえずアオバさんの作品を読む。「天気雨の木曜日」というタイトルの作品だ。両親の間に起こった出来事(それは一般にいえば不幸な出来事である)を知って、「大きな成功も挫折もない平坦な私の人生」の免罪符を得たような気持ちがしたというのがモチーフの作品だ。

「そして私は気がついてしまったのだ。私はずっと不幸になりたがっていたのかもしれない、と。うまくやれない自分が許されるために。漫然とした生きづらさではなく、同情をもらえ、誰かに庇ってもらえるような、わかりやすい傷がほしかったみたいだ。」

私のゼミのテーマは「ライフストーリー」(人生の物語)だが、「成功の物語」や「幸福の物語」を追い求めながら、それゆえに、思い通りにならない人生に悩むというのがわれわれの姿である。このとき、自分の責任に由来しない(育った家族や、生まれつきの身体や、学校での理不尽ないじめなどに由来する)「不幸の物語」が「生きづらさ」とバランスをとって生きていくために求められるという逆説がはっきりと自覚され、文章化されている。読み応えのある作品である。

彼女がこれまでに「note」にアップした文章は→こちら

深夜、ウォーキング&ジョギング(4キロほど)。

2時45分、就寝。


5月26日(火) 小雨

2020-05-27 09:31:40 | Weblog

9時15分、起床。

トースト、ハム&エッグ、牛乳、紅茶の朝食。

昨日のブログを書いてから、3限の必修基礎演習のための準備。『必修基礎演習ガイドブック』の「第一部 読むレッスン」に載っている6本の文章の中から1本を選んで感想を「フォーラム」に投稿しえもらったのだが、約半数の学生が都甲幸治先生の「枠組みを疑うことースーザン・ソンタグ『隠喩としての病』を読むー」を取り上げていた。

今日は雨模様の一日になりそうだ。

午後1時から(2時半まで)必修基礎演習。zoomを使った双方向ライブ配信で行う。学生の感想文を何本か取り上げて、「読む→考える→書く」というプロセスについて話をする。この回路を鍛え上げることが大学での勉強の一番肝心な点である。

演習を終えてから昼食。カップ麺をそそくさと食べる。

4時半から(6時まで)演習「現代人と社交」。collaborateを使った双方向ライブ配信で行う。collaborateのよいところは、受講生が入室してきてもいちいち「許可する」必要がないところだ。zoomでやっていると、遅刻してやってきた学生が控室で許可待ち状態にあることをしばしば忘れてしまう(申し訳ない)。今日は自己紹介の続きをしながら、山崎正和『社交する人間』の序章「社交への飢餓」をテキストにディスカッションする。

夕食まで少し時間があるが、散歩に出るほどの時間はない。来週の授業の設定などしていたら夕食の時間になった。

鶏肉のつくね団子、冷奴(+納豆)、サラダ、タラコと昆布の佃煮、玉ねぎと卵の味噌汁、ごはん。

鶏肉つくね団子は二人前。

デザートはメロン。

今夜はウォーキング&ジョギングの日なのだが、締め切りの迫ったタスクがあり、それを優先する。

2時半、就寝。