8時、起床。
パン、サラダ+スクランブルエッグ・マヨネーズ和え、牛乳、紅茶の朝食。
朝刊の一面は「緊急事態宣言解除決定」「総裁選(今日)」「弾道ミサイル」。
本日の『おかえりモネ』。亮がモネに厳しい一言。「きれいごとにしか思えない」。これは亮の口をついて出てはいるけど、脚本家自身の中にある言葉でもあるだろう。登場人物はすべて脚本家の分身であるから。ドラマを観ているわれわれの中にもある言葉だろう。そう思っている一部の人がいるということでなく、モネを応援している人も心の片隅にそんなことを思っているはずである。脚本家はそういう言葉を亮を代理人(エージェント)として言わせたのである。何のために? 物語に厚み(リアリティー)を与えるためである。ただし、この言葉を言うのは誰でもいいわけではない、菅波とか母親ではダメージが大きすぎる。妹のミチは似合いそうだが、姉妹はすでに和解している。となると友人であり、震災で一番苦労してきた亮の他にはいないだろう。ここでポイントになるのは、亮はモネと二人だけの場面でこの言葉を言ったわけでないという点だ。傍らにミチがいることろで言ったのである。そのときのミチの表情は複雑であった。「なんでそんなきついことをお姉ちゃんにいうの」という気持ちと、そういう亮の正直な気持ちを言ってもらえる姉に嫉妬を感じているのである。「私にはそんなこと言ってくれない」と。年上ということもあり、好きな気持ちもあり、これまでミチは亮に対して自分の気持ちを正面からぶつけたことはなかった(少なくともそういう場面はドラマの中ではない)。さて、そろそろミチが亮に対して言いたいことを本気で言うべきときがきたようである。
昨日のブログを書いてアップする。
今日の昼食は長原(池上線)にある「喫茶コトリ」というカフェに食べに行く。一昨日、「ハナコーヒー」の店主のミワコさんが「一番のお気に入り」として教えてくれたカフェである。こういう場合、「いつかそのうち行ってみよう」ではなく、「できるだけすぐに行ってみる」というのが私の方針である(思い立ったが吉日主義)。
池上線のホームに本門寺のお会式の万灯の飾りがあるが、万灯行列は今年も中止とのお知らせが出ている。
長原の駅を降りるのは初めてかもしれない。
地下のホームから出ると方角がわからないくなる。駅前の花屋さんに道を尋ねると親切に教えてくれた。私の経験則では、花屋さんはその町のお店のことをよく知っており、かつ親切である。
電柱に案内板が出ている。
この角を曲がったところのようだ。
到着。名前の通りかわいらしい外観である。
右手にカウンターがあり、常連とおぼしき女性客が店主さんとおしゃべりをしていた。
日替わりランチを注文する。
メインはキムチ風味の肉じゃが、ごはんは玄米、ポタージュスープ、スペイン風オムレツ(?)、切り干し大根、サラダとにぎやかだ。
キムチ風味とあったので辛いのかと思ったら、やさしい辛さだった。
食事をしながら客と店主さんとのおしゃべりが聞こえてくる。客の女性は私と同じく「混ぜない派」の人で納豆などもごはんにのせて食べるがごはんと混ぜることをしないらしい。同士をみつけたような気がした。「ちょっとよろしいでしょうか」と話に割り込んでみる。「玉子かけご飯も混ぜないのですか?」最初、いきなり背後から話しかけられキョトンとされていたが、私も「混ぜない派」の人間であることがわかると、話の輪の中に入れてもらえた。私がセパレートティーも混ぜないで飲むことを話すと、客の女性は「わかるわ~。混ぜると一様な味になっちゃうから」と共感してもらえたが、店主さんは「えっ~!作る側としては混ぜて飲んでほしい!」と嘆いていた。「口の中で混ぜるからいいんです」と客の女性は言った。「そうです。混ぜない方が見た目もきれいですしね」と私は付け加えた。
「今日はどちらから」と聞かれ「蒲田から来ました。長原で降りたのは初めてです」と答えると、「何かご用事があって?」というので、「このお店に来るためです」というと、「ええっ!」とびっくりされた(思わぬ告白をされたときみたいに)。池上の「ハナコーヒー」のマダムに教えていただいたことを伝えると、「なるほど!」と納得されたようである。女性がワンオペでやっているカフェということで通じ合うものがあるのだろう。
ランチドリンクのコーヒー(200円)とミニデザート(かぼちゃのプリン:100円)を注文して、客の女性が店を出た後は、店主さんとしばらくおしゃべりをした。
店主さんは山崎奈美さんとおっしゃる。名古屋のご出身で、2018年秋に上京されて、2019年5月に「喫茶コトリ」をオープンされた。「お洒落カフェではありません。居心地のよカフェを目指しています」(お店のインスタから)とのこと。
今度来るときはクリームソーダを注文しようかな。
居心地のよい時間を過ごすことができた。カフェ好きには2つのタイプがあり、気に入ったカフェに繰り返し行くタイプと、常に新規開拓を心がけるタイプである。私は基本的に前者だが、たまに新しいカフェも開拓する。今日は私の「お気に入りのカフェ」リストに「喫茶コトリ」が加わった日だ。また伺わせていただきますね。
長原の商店街を歩いてみる。
一番気になったのはこの「だんご専門店 MEIKEN」だ。お茶のメニューが出ているが、イートインのスペースは見当たらない。店の前のベンチに腰を下ろして団子とお茶を味わうのだろうか。峠の茶屋みたいじゃありませんか。
坂道の多い街である。
散歩がてら中原街道をお隣の洗足池まで歩く。洗足池図書館はいつ新しくなったのかしら。トイレを拝借する。
洗足池公園。
子どもたちが遊んでいる。
ここはお花見の名所で、見頃を向かえると上野公園並みの人出になる。
池もちょうど不忍の池くらいの感じだろうか。
脚漕ぎボートが浮かんでいる。軽快そうだ。
こちらはスワン型。ちょっと重そうである。
こんな休憩所もできていたのか。
池の周りにたくさんのベンチがあるので、散歩の足を休めるのにもいい場所である。
ボートハウス。
こういう料金システムなのね。「ローボート」というのは手漕ぎボートのことである。自分が乗るのであれば、軽快そうなサイクルボートがいいかな。
ボートハウスに隣接した休憩所。以前はレストランがあった場所である。
ちょっと高級なコーヒー自販機が置かれている。
注文のパターンも細かい。
砂糖7gでクリーム入りのモカのビッグイズにする(250円)。抽出されるのを待っている間、「コーヒー・ルンバ」が流れていた。子どもの頃、西田佐知子が歌っていたのを覚えている。
公園で観察された野鳥の写真が展示されている。プロの写真家が撮ったもので、なかなかいい。
昔の洗足池図書館の写真が展示されていた。そうそう、高校の帰り道に大岡山(当時の目蒲線)で降りて、洗足池まで歩いて来たのであり。
かつて洗足池駅の前には歩道橋があったが、いまは撤去されて、横断歩道になっている。車の流れを止めないこと(歩行者は歩道橋を渡る)ことが一般的であった時代の話である。
スマホのニュースで岸田さんが新総裁になったことを知る。
さあ、帰ろう。
長原駅のホームは地下化されていたが、洗足駅のホームは高架のままである。
蒲田に着いて、「かまたえん」東急プラザの屋上に上がってみる。
眼下に見えているのが池上線の車両。
日没の時間が近づいている。
東急プラザで朝食用のパンと仏花を買って帰る。
夕食は鶏鍋。
白湯スープが美味しい。
食事をしながら録画してまだ観ていなかった『ソロ活女子のススメ』第7話(立ち飲み屋)と第8話(絶叫系マシーン)を観る。蒲田のよく知っている(前を通る)立ち飲み屋「最後の楽園」が登場していた。
卒業生のヨウさん(論系ゼミ4期生)から出産の報告あり。9月22日に無事長男を出産された。名前は夫婦で大好きな上高地にちなんだ名前にしたくて、「梓」や「穂高」はどうか、「河童橋」というのまで候補にあがったそうだが、「澄みきった空気」からだろう、「澄」(すみ)と決まったそうである。いい寝顔である。たぶん子供を真ん中にして「川の字」で寝るのだろう。C中央型というやつである。可愛くて、スミに置くわけにはいくまい。おめでとう!
澄くんの可愛さに水をさしてはいけないので、今日はチャイの写真は載せません(笑)。
風呂から出て、今日に日記を付ける。
2時、就寝。