9時、起床。
カレー、マフィン、サラダ、牛乳の朝食。
午後、2時を回った頃、ジムでのトレーニングを支度をして、散歩に出る。晴れてはいるが、蒸し暑くはない。
大井町散歩。
中華料理の「永楽」で昼食。大井町の人気店の一つだ。平日の午後だが、店内はほぼ満席。これが週末であれば、店の外に行列が出来る。出入り口は2つあるが、向かって左側が入口、右側が出口と決まっている。暖簾の掛かっている方が出口なので、間違いやすい。
カウンター席に座り、この店の一番人気のラーメン(600円)を注文する。平打ちの麺とスープの表面を覆う焦がしネギが特徴である。スープはコクのある醤油味。最近は、チャーシューやゆで卵までトッピングで別料金のシステムの店も珍しくないが、ここではちゃんとデフォルトで入っている。これで600円は安い。他の料理も同様に安いわけではないので(たとえば炒飯は850円だ)、ラーメンは看板メニューでサービス料金なのだろう。
「永楽」のある東小路、その奥の平和小路の一角は「戦後」がまだ色濃く残っている。飲み屋が多いから、にぎわうのは夕方以降なのだが、「永楽」のように昼間からやっている店もある。この風景が消失するのも時間の問題であると思うので、目に焼き付けておくのは、いまのうちである。
食後のコーヒーは、東口の駅前通りを少し行ったところにある「CAFE GIGLET」で。通りに面した窓の大きな明るい店である。
コーヒーとメニューを見ていて目に入ったフレンチトーストを注文。
フレンチトーストは思っていたより大きいのでびっくり。卵液には砂糖は入っていないので、甘味はメイプルシロップで調整する。
1時間ほど滞在して、駅に戻る。
蒲田、大森、大井町は私の中では「団子三兄弟」という認識がある。街の大きさがヒューマンスケールに合っていて、散歩するのに適している。時代とともに変わって行く面と、時代に取り残されている面が魅力的に同居している。
蒲田に戻ってジムでのトレーニング。フレンチトーストは想定外だった。自分で選んでおきながら「想定外」もないものだが、写真ではあの大きさは予想できなかった。あれだけでランチとしては十分である。ラーメンの後に食べるものではなかった。いつもよりクロストレーナーの時間を10分延長して60分。800キロカロリー超を消費する。
ジムを出て、夕方の6時。気温は30度を越えてはいない。
気持ちのいい風が吹いているので、カフェではなく、自動販売機で飲み物を買って、家の近くの公園のベンチで一服することにした。
7時、帰宅。
夕食は鰹のタタキ。
8月の句会(10日)が近づいて来た。そろそろ句作りをしなくてはならない。
師匠の紀本直美さんが、「お~いお茶新俳句大賞」(第25回)で佳作特別賞に入選された。
ゆたんぽをレンジでチンして胸に抱く 直美
レンジでチンするタイプのゆたんぽというものがあるというのは知っていたが、「胸に抱く」ものだとは知らなかった。私は湯たんぽというのは足の裏を温めるのものだと思っていた。あるいは「胸に抱く」というのは直美さん得意の(?)のエロスの世界の表現なのかもしれない。そう考えると、「チン」という響きにも別様の意味合いが出て来るではないか(R18指定の句)。