フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月30日(木) 曇りときどき雨

2013-05-31 02:36:19 | Weblog

  8時、起床。

  朝食は抜きで、午前中は原稿書き。書いたところまでを編集のT氏にメールで送り、お昼に家を出る。

  3限は大学院の演習。終わってからOさんと「メルシー」に昼食を食べ行く。Oさんは「メルシー」が初めて。私が「メルシー」に行くようになったのは、大学院のドクター1年のときで、M先生の学部の調査実習の手伝いをして、その後でM先生に連れて行ってもらってチャーシューメンを食べたのが最初である。今から30年ほど前のことである。Oさんもいつか今日食べたラーメンのことを思い出すだろうか。

  5限は講義「日常生活の社会学」。

  6時半に編集のT氏が来訪。「maruharu」で買ってきたガトーショコラでおもてなし。9時頃まで打ち合わせ。

  地下鉄に乗る前に、「シャノアール」で夕食(水菜とサーモンのペペロンチーノ、サラダ、コーヒー)をとる。

   あゆみブックスで、木皿泉『ハル』(マッグガーデン)を購入。6月8日(土)から公開されるアニメの脚本のノベライズ本。

    10時半、帰宅。


5月29日(水) 曇り一時雨

2013-05-30 09:06:49 | Weblog

  8時半、起床。

  バタートーストと牛乳のシンプルな朝食。

  関東地方にも梅雨入り宣言が出た。平年より10日ほど早い。5月中の梅雨入りは久しぶりである。梅雨入りが早いからといって梅雨明けも早いとはならないらしく、今年の梅雨は長いようである。

  昼食は「phono kafe」で。

  「コトコト煮込んだカレーセット」(900円)を注文。カレーはもちろん野菜カレー(いろいろな野菜が煮込まれて渾然一体としている)でライスは玄米。 スープは開店当初のメニューでは味噌汁だったが、スープに変更されていた。今日のスープはキャベツのポタージュ。サラダにご飯が入っているのかと思ったら、ご飯粒のような形をしたパスタだった。

  食後にコーヒー(+200円)。

  今日も女主人の大原さんとあれこれおしゃべりをした。お店のブログにも書かれているが、この土日月はお店を休んでお主人のお父様の法事のために高知に行って来たとのこと。私も一年前のちょうど今頃、高知に行ったので、しばし高知の話題で盛り上がる。もっとも私が行ったのは高知市で海のそばだったが、大原さんのご主人のご実家のあるのは山間の町だった。でも「高知は暑かった」という感想は一致していた。

   夕食は、昼間の完全菜食主義的メニューから一転して、豚肉生姜焼き。 世俗に戻る。

  今日は一日、自宅で原稿書きだった。週明けには「梅雨明け宣言」が出るものと思う。


5月28日(火) 曇り

2013-05-29 00:52:17 | Weblog

  8時、起床。梅雨入り間近を思わせる曇り空。5月中の梅雨入り宣言もあるかもしれない。

  朝食兼昼食は昨夜購入したセブンイレブンの商品たち(金のハンバーグステーキ、金の食パン、ポテトサラダ)と、レタス、牛乳。金のハンバーグステーキは初めて食べた。悪くはないが、「帰れま10」の出演者たちが大騒ぎしていたほどの味ではない。あの激賞ぶりは通販番組のそれと基本的に同じものであると思った。

  昼前に家を出て、大学へ。

  3限は演習「個人化の社会学」。本日は「仕事」をテーマに5名が報告。

  授業の後、事務所のNさんが異動の挨拶にわざわざ研究室にやって来られた。ありがとうございました。どうぞお元気で。

  今日はもう授業がないので(火曜日は総合講座や卒研指導のあるときとないときがある)、「トンボロ」で一服して、帰宅する。

   今日も玄関先で野良猫のなつがお出迎え。鳴き声のかわいい、愛想のいい猫なので、飼い猫にしようと画策する家も多いのだが(私の母もその一人)、そこは野良猫の矜持というか、特定の家の所有物には断固としてならないのである。


「あたしゃ、野良猫。ペットにはならないよ」

  アマゾンで注文していた本が二冊届いていた。

    木皿泉『木皿食堂』(双葉社)

    『文藝別冊 総特集 山田太一』(河出書房新社)

  冒頭の書き下ろしエッセーで山田太一は父親の酔ったときの口癖だった言葉を引いている。

  「いいか。世間てもんはな、お前になんの情も関心もない。いいような顔をする奴も、腹の中は冷たいもんだ。そう思って丁度いいんだ。そのくらいに思ってなくちゃいけない。そういうもんだ。ほっとなんかすりゃあ辛いことになる」

  人から評価されたい、人から好意をもたれたいというのは人間なら誰もがもっている欲求だが、評価されても、好意を示されても、それで「ほっと」してはいけないというのは、ずいぶんと実践的な人生の心得である。人からの評価や好意は儀礼的なものである場合もあるし、本心からのものであったとしても一時的なものであるこ場合が多いから、確かに、「ほっとなんかすりゃあ辛いものになる」。山田太一のドラマの登場人物にはそういう臆病で、懐疑的で、けれどやっぱり人からの評価や好意を求めてしまう、弱い人間が多いように思う


5月27日(月) 晴れ

2013-05-28 03:14:33 | Weblog

   7時半、起床。

   朝食はとらずに仕事にとりかかる。朝食兼昼食は茹でウィンナー、レタス、親子丼の具とご飯、ジャガイモの味噌汁。


食事の写真を撮っていると、「ボクも撮って!」とはるが割り込んできた。

   今日は外出はせずに自宅でずっと仕事。 

  夕食はいただきもの味噌煮込みうどん。二人分を鍋で作り、妻と食べる。最後に冷や飯を入れる。 デザートはすいか。

   食事をしながらタカ&トシの「全て当てるまで帰れま10」を見ていたら、今回は「セブンイレブン」編だった。私の家から徒歩1分のところにセブンイレブンがあるので、よく利用している。私が普段買うものもベスト10に入っていた。番組が終わる前に、明日の朝食用のパン等を買いに行く。購入したのは以下の4品。クリーミーモンブランはすぐに食べる。これで250円ならお値打ち感がある。カフェに出せば400円はするだろう。従来よりも少し高めの価格設定の「プチ贅沢」が最近の商品戦略らしい。

    金の食パン(125円)  第1位

    イタリア栗のクリーミーモンブラン(250円)  第3位

    ポテトサラダ(118円)  第7位

    金のハンバーグ(258円)  第9位    

  卒業生のAさん(一文、社会学専修)からメールが届き、来月の上旬に研究室に遊びに来たいとのこと。来月、結婚されるそうだが、その準備とかで忙しくないのだろうか。そうでもないのかな。

  空いている日をいくつか書いて返信をする。戯れに紀本直美の作風を真似た俳句を添える。

    人妻になる前に会わねばと甘夏を剥く

  ほどなくしてAさんから返信があり、希望の訪問日が書いてあり、紀本直美流の俳句が添えてあった。

    ひとづまってなんだろアイスとけてるよ

  師弟句合わせが実現できて嬉しかった。


5月26日(日) 晴れ

2013-05-26 23:37:01 | Weblog

  不規則な時間に寝たり起きたりしている。

  午後、昼食を下丸子の「喜楽亭」に食べに行く。前回来た時から一か月ぶりぐらい。

  「喜楽亭」は駅舎のすぐ横にある。だから下丸子の駅で乗り降りする人のほとんどはその存在を知っているはずだ。 しかし実際に入ったことのある人は少ないだろう。入りにくい雰囲気を漂わせているのだ(笑)。それでもたまに意を決したように地元の人がやってくるのだそうだ。自分はこの街の住人で、いつかこの店に入ってみよう、そう思いながら今日まで来てしまったが、今日は思い切って来てみましたと(ご主人談)。

  下丸子には全日空の研修施設があり、就職説明会や面接試験の会場にもなっているため、キャビンアテンダントをめざして就活中の学生たちがたくさんやってくる。私が卒論指導をしているHさんもその一人で、千葉の方から遠路はるばる何度も足を運んだそうだが、先日、最終試験に合格して、内定を得た。彼女に「喜楽亭」のことを尋ねたら、「メニューのサンプルがショーケースにたくさん並んでいる店ですよね。なかなか入る勇気がなくて・・・」と言っていた。ご主人にその話をしたら、「お客さんの紹介で来たと言ってもらえたら割引しますよ」と言っていた。Hさん、そういうことだから、今度、下丸子に来たら、内定祝い(?)のつもりで、暖簾をくぐってみて下さい。私のおススメはチキンカツ定食ですが、メンチカツ定食やオムライスもいけますよ。

   紹介とは違うかもしれないけれど、このブログを見て来ましたと言ってくれた人も、割引の対象になるんじゃなかろうか(少なくとも「ああそうですか」と言って笑ってはくれると思います)。 

  食後のコーヒーは蒲田に戻って「カフェドコバ」で。

   

  帰宅すると、ガレージの屋根の上で寝ていた野良猫のはるが、下りてきてご挨拶。ご贔屓にしてもらっている家の者には挨拶を欠かさない、律儀で、世渡り上手の野良猫である。

  書斎に戻って、お仕事、お仕事。