フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月29日(土) 晴れ

2024-06-30 10:29:15 | Weblog

7時半、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

昨日のブログを書いてアップする。

昼食は「マーボ屋」に行ってみようと考えていたのだが(明日で閉店だし)、2時ちょっと前に行ったら(もっと早く行くべきだった)、すでに「準備中」(ランチタイム終了)の札が出ていた。

駅の方へ行くと、駅前広場にたくさんの人。これから都議選の有力候補が来るらしい。

下丸子の「喜楽亭」へ行く。

ここは月イチペースで来る店。店主さんもそれはわかっていて、来ない月があったりすると、「どうされたのかな」と気になると以前言われたことがある。「馴染みの店」「行きつけの店」というのはそういうものである。

いつものチキンカツ定食。(ただし「いつものやつ」という注文の仕方はしない。その都度、「チキンカツ定食」と注文する)。

食事をしながらご主人とおしゃべりをするのはいつものことである。

ご主人が「区からもの忘れ検診の案内が来ました。余計なお世話だと思いました」と言った。それは私にも来た。がん検診とか歯科検診の案内(無料)は前から来るが、もの忘れ検診は70歳になると来るのである(ご主人と私は同い年なのだ)。私は「余計なお世話」とまでは思わないが、晩年の父と一緒に病院にはよく行っていたので、どんな問診をするのかは知っている。「今日の朝ごはんは何でしたか?」「昨日の晩ごはんは何でしたか?」といった記憶力のチェックや、「100から7を引いてください」「そこからさらに7を引いてください」という計算(暗算)能力のチェックをするのだ。私はブログを毎日書いていて、三度三度の食事の写真をアップしているので、食事の内容については普通の人よりは自覚的なのだが、朝ごはんは同じような内容なので、かえって微妙な違い(珈琲だったか紅茶だったか、ソーセージは付けたかどうかといった)についてはちゃんと言えるかどうかは自信がない。朝ごはんを食べたかどうかを覚えていないとなったらヤバイと思うが、小さな差異を覚えていないというレベルであれば、問題ないだろう。「100から7を引いていく」というやり方については、「93、86、79、72、65、58、51,44、37、30・・・」という数列が頭の中に入っているので(5回引くと65になり、10回引くと30になるので、間違っている場合は途中で気づく)、私の場合はあまりチェックの機能を果たさない。私の場合のセルフチェックはブログを書けるかどうかではないかしら。

ご主人は何歳くらいまで自分が生きるだろうと思っていますかという質問をしてみる(同い年の人間だからできる質問である)。「80歳くらまでは生きるだろうと思ってます」とのこと。私はちょっと自信ないですね。

蒲田に戻って来て、家に帰る前に、近所のドラッグストアーに目薬を買いに行く。

ちょうど薬剤師さんがいる時間帯で、私が目薬が並んだ棚の前にいると、やってきてくれていろいろと相談に乗ってくれた。購入する目薬を決め、レジに持っていくと、「2、3滴と説明書には書いてあると思いますが、1滴でいいです」とアドバイスしてくれた。

次回のオンデマンド授業のパート2の原稿を書く。

夕食はカマス、茄子とベーコンの煮びたし、サラダ、大根とキノコの味噌汁、ごはん。

デザートはメロン。

食事をしながら『笑うマトリョーシカ』初回(録画)を観る。いきなり物語の構造(事件の真相)が見えてしまう。主人公の記者(水川あさみ)がその構造を推理する。だが、たぶん、話が進むにつれてその構造が覆されていくという展開ではないだろうか。そうでないと面白くないでしょ。

レビューシートのチェック。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。


6月28日(金) 雨

2024-06-29 12:39:51 | Weblog

9時、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

本日の朝ドラ。茨田りつ子がラジオのインタビューで寅子の名前を出して称賛したというのは家裁の広報の範囲を越えるもので、いろいろな意味で反響が大きいだろうと思う。ちょっと心配だがそれは来週の話で、今回の主役は花江だった。「戦争未亡人」というものの身の振り方の一つの典型というか、模範が示されていた。戦死した夫の面影を胸に抱いて子供たちの母親として生きていくという生き方である。再婚(あるいは恋愛)という選択は、道雄というダミーを出すことで冗談半分に片付けられてしまった。寅子も「戦争未亡人」だが、たぶんこちらは再婚するのではなかろうか。相手は誰かという以前にそうでないと女性の生き方を描くドラマとしてのバランスが取れないから。

大統領候補同士のTV討論会をライブ(?)でやっていた。一方は品性に欠け、他方は精彩を欠いていた。両者に共通なのはかなり高齢(一方は78歳、他方は81歳)という点である。もっと若く、知性と情熱を感じさせる候補者はいなかったのだろうか。他国の大統領選挙とはいえアメリカ合衆国である。世界情勢に及ぼす影響は大きい。目を我が国に向ければ、自民党の総裁選挙に向けて派閥のメカニズムが本格的に動き始めている。

昨日のブログを書いてアップする。

大学に出る前に古いお札を神社に収めに行く。

今度の日曜日にお焚き上げが行われる。

その足で大学へ。早稲田に着いて、「タビビトの木」で昼食。

「氷」の旗が出ていた。ここでかき氷を食べたことはまだないな。いずれそのうち。

本日のランチメニューからカオソーイ(カレーラーメン)のセット(850円)を注文。

注文するときゆで麺は中華麺にするか米粉麺にするかを聞かれる。米粉の方で(後からマスターに聞いたら、カオソーイは本来は中華麺を使うのだが、この店に来る方は米粉のお好きな方が多いので、ということだった)。揚げ麺は米粉。カリッとした触感がいい。

食後のドリンクはカフェラテ。

食事を終えて、研究室へ。

メールのチェック。ゼミの欠席の連絡が2名。遅刻の連絡が1名。

ゼミは3時5分から。

ゼミは今週からゼミ論中間報告の第2ラウンドに入る。今日の報告は2名。

 「ペットに対する家族意識について」

 「人々は横丁に何を求めるのか」

それぞれインタビューやフィールドワークを通して、第1ラウンドより内容に厚みが出てきた。着目すべてトピックや仮説も沸いてきたようである。この調子で進めて下さい。

5時頃、終了。今日は一日雨である。いかにも梅雨である。

雑用を片付けて、5時半頃、大学を出る。

「あゆみブックス」の店頭にコミック『ミステリーと言う勿れ』第14巻の宣伝ポスターが出ていた。ドラマ化や映画化もされて話題になったが、もうドラマの続編は作られないのかな。

大手町で地下鉄を降りて、JRに乗り換えるとき、いつものオアゾビルの地下ではなく、1階を歩く。吹き抜けが高い。

丸の内北口から東京駅に入る。

東京ステーションギャライーでは7月13日から新しい展示会が始まる。

6時半過ぎに帰宅。夕刊の一面に女性初の検事総長誕生の記事。「ここまで昇り詰めるのはさぞかし大変だったのだろうな」と思うのは、ドラマ『アンチヒーロー』を観ていたからかもしれない。伊達原泰輔(野村萬斎)は東京地方検察局検事正で出世の道を断たれたのである。

夕食は焼き魚(赤魚の粕漬)、椎茸のいろいろ詰め焼き、ヒジキの煮物、玉子と玉ねぎの味噌汁、ごはん。

カラフル&スパイシー。ちょっとだけ醤油をかけて。

デザートは「あけぼの」の「濃茶本葛」。

小豆を緑茶と葛で固めたもの。

見た目がさわやかで甘さ控えめの夏のお菓子。

「劇団獣の仕業」主宰の立夏さんから彼女が出演する芝居の案内が送られてきた。

『三重奏の時をほどく』

7月28日(日) 江古田の「霞空喫茶もあ」にて 一日限りの公演で、11時/14時半/18時開演の3ステージ

3人芝居だが、観客は「喫茶店に来たお客様」という設定で、簡単な選択をしてもらい、それにより作品の結末が変化すするマルチエンディング方式になっているそうだ。

社会学的な観点からは、われわれの日常生活そのものがすでに演劇的であり、普通に喫茶店に入るときもわれわれは「喫茶店の客」という役を演じているのだが、今回の芝居では劇中劇として「喫茶店の客」をちょっと演じるというわけね。面白そうじゃありませんか。注意事項としては、「霞空喫茶もあ」はシーシャ(水タバコ)&珈琲の店なので観劇の前後の時間は喫煙可であること。私は自分では吸わないが、タバコの香りは苦手ではない。

レビューシートのチェック。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時45分、就寝。


6月27日(木) 晴れ

2024-06-28 12:16:25 | Weblog

7時半、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

本日の朝ドラ。ビックリのシーンの連続だった。

まずは梅子の三男の孝三郎が亡夫の愛人だった女と夜の街で逢引きをしているシーン。

続いては梅子が親族会議の席上で「みなさん、ごきげんよう!」と啖呵を切って出てゆくシーン。

そして最後は「愛のコンサート」に茨田りつ子(菊地凛子)の出演が決まったシーン。

一回分の箱には収まり切らないビックリの連続だった。

本日の「人生案内」は70半ばの男性からの「妻に先立たれるのが不安」という相談。そういう不安は私にもある。一般に女性は男性よりも長命であることに加えて、妻は私よりも5歳下なので、私が妻に先立たれる確率は小さいとは思うものの、確率はあくまでも確率であって、必然ではない。相談内容を読んでみると、日常のあれこれを全部妻に任せて来たので、妻がいなくなったら途方に暮れてしまうだろうというものだった。しかし、不安は本当にそういう表層的というか実務的なものだけなのだろうか。もしたんにそれだけのことであれば、窮すれば通ずで自分で何とかできるようになるものだし、何とかできなければ親族を頼るか、(しかるべき対価を支払って)他人にやってもらえばよい。回答者の応答もそういう内容のものだった。しかし、相談者の不安は、本人が気づいているか気づいていないか別として、もっと心理の深いところに由来しているものではなかろうか。長い人生のかなりの部分を一緒に歩いてきた配偶者がある日突然いなくなるということ。その喪失感に自分は耐えることができるだろうか。それが不安の根源ではなかろうか。たぶん回答者だってわかっていると思うが、相談の文面に直截な形で書かれてはいないので、書かれていること(表層的な実務的な)に対してだけ回答しているのである。うっかり根源的な部分に触れて回答してしまうと、相談者の不安をかえって増幅してしまうことになるからである。

昨日のブログを書いてアップする。

お昼に家を出る。駅に向かう途中の道で、病院から帰ってくる妻と出会った。2週間前に受けた精密検査の結果を聞きにいっていたのである。結果は問題なしとのこと。よかった。

今日は授業の日。

3限は大学院の演習。

昼食(おにぎり2個)をそそくさと食べ、4限は研究指導(オンライン)。

5限は演習「現代人と社交」。今日はグループ発表が2本。

 「ジャズと社交」

ジャズ喫茶やジャズの生演奏(コンサート)がある店でお店の方や近くに座った客と話をしたフィールドワークの報告。「ジャズ」という媒介(共通項)があると会話が成立しやすいことが証明されたが、会話をしようという意欲があった(頑張った)ことも大きかった。

 「お酒がある店での社交」

「お酒」もコミュニケーションの有効な媒介である。ショーシャルバーや酒屋の角打ちをフィールドワークした報告でそのことが証明された。角打ちは一種の絶命危惧種的空間だが、それゆえにレトロなまなざしでメディア(SNSも含めて)の取材の対象にもなっている。ある意味で、今回のフィールドワークもそうしたまなざしの一翼を担っているわけだが、常連さんたちはあたたかく迎えてくれたようで、感謝申し上げる。

授業を終え、7時に大学を出る。

蒲田に8時について、もし「マーボ屋」に入れればと思っていってみたが、やはり満席だったので、「吉岡家」へ行く。

真夏日の意を決したる上天丼 たかじ

卒業生で、テレビ局の報道記者で、作家でもある水野梓さんから新刊のお知らせlLINEが届いた。

『金融破綻列島』(幻冬舎)

経済の本かと思ったら、小説だった。さっそくキンドル版を購入する。

レビューシートのチェック。

明日の授業の準備。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。


6月26日(水) 晴れ

2024-06-27 11:34:43 | Weblog

7時半、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、麦茶(牛乳が切れた)、珈琲の朝食。

本日の朝ドラ。「骨肉の争い」というやつか。

9時半から臨時の大学院の社会学コース会議(オンライン)。

昨日のブログを書いてアップする。

昼前に「キネカ大森」へ。

ロビーには上映中と近日上映の作品のポスターが並んでいる。

『パスト ライブス/再会』。今日はこれが観たくて来た。5月に松本に行ったとき、馴染みのカフェ「チーアン」の映画好きのご主人が「最近見た中では一押しの作品です」といった映画である。いずれ「キネカ大森」にかかるだろうと思っていたが、その通りになった。

11時50分からの上映開始。

13時40分に終了。

売店でプログラムを購入。満足した作品のときは購入することにしている。

いい映画を観た後は、いい店に行きたくなる。お隣の大井町へ移動。

とんかつの「丸八」へ。

2時はまだ混んでいる時間帯である。カウンターの空いている席に座る。カツサンドを注文。お土産にもう1つ注文する。

プログラムをパラパラしながら見終えたばかりの映画を反芻する。

ソウル。同じ小学校に通う12歳の少年(ヘソン)と少女(ナヨン)。仲良しで、少女は母親に「たぶん彼と結婚するよ。私が言えばすると」と話す。しかし、少女の一家はカナダ(トロント)に移住することになった。

12年後、ヘソンは大学で工学を学び、兵役を経て、企業に就職。ナヨンは英語名のノラになって、ニューヨークで若手の劇作家として知られるようになっていた。二人はファイスブック上で再会し、ビデオチャットで頻繁に会話を交わすようになる。

 「いつも泣いていたよね」

 「泣くといつもそばにいてくれたわね」

 「なぜ泣かないの」

 「移住してきた時は、泣いてばかりいたの。でも、誰も気にしてくれないと気づいた」。

 「ニューヨークでは泣けない?」

それは楽しい時間だったが、楽しすぎる時間でもあった。新作の執筆に集中したいノラはしばらくの間(1年間)、ビデオチャットでのおしゃべりを休みたいと提案し、ヘソンも彼女の意志を尊重しそれに同意する。

カツサンドが運ばれてきた。

キャベツ(無料)と自家製マヨネーズを注文。

さらに12年後。二人は36歳になっていた。ノラ(ナヨン)は12年前のアーティスト招聘プログラムで会った作家のアーサーと7年前に結婚していた。ヘソンには結婚まで考えた恋人がいたが、いまは距離をおいて(別れたわけではないようだが)いる。ノラが結婚したことは知っていたが、ノラに会うために、ニューヨークへ行く。二人はマディソンスクエアパークで24年ぶりに再会する。

これから映画を観る人のためにここから先は書きません。

食後のお茶は「ポットリー」で。前回来たのは4月2日であるから、ずいぶんご無沙汰してしまった。

お久しぶりです、マダム。手土産のカツサンドをお渡しする。

「ロイヤルミルクティーでよろしいかしら?」はい、それで。

観てきたばかりの映画の話をする。マダムが最近観たのは、佐藤愛子原作の『九十歳、何がめでたい』(主演は草笛光子)だそうである。

テーブルの上のメニュー表の裏にマダムのかつの愛猫の写真。

店には1時間ほど滞在した。

仏花を買って帰る。

卒業生で、句会仲間で、書道家の竹内恵美子さんから個展の案内が届いていた。7月29日(月)~8月4日(日)に牛込神楽坂のギャラリー「Rom maai(ロム マーイ)で開催される。

詳しくは彼女のブログをお読みください→こちら

レビューシートのチェック。

夕食は鮎の塩焼き、野菜の天ぷら、味噌汁、豆ごはん。

食事をしながら『クローズアップ現代』をリアルタイムで観る。今日のトピックは「デジタル赤字」。

明日の授業の準備。

今日の日記を付ける。

風呂から出て、レビューシートのチェック(本日締め切り)。

1時15分、就寝。


6月25日(火) 晴れ

2024-06-25 22:42:26 | Weblog

8時、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ハムステーキ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

本日の朝寅、いや朝ドラ。家裁が普及活動の一環として「愛のコンサート」を企画しているが、そこに「東京ブギウギの福来スズ子に出てもらおう」と所長が思い付きの冗談を言って、「何をバカなことをいってるんですか」とみんなが突っ込みを入れるという場面があった。「笠置シズ子」ではなく「福来スズ子」という朝ドラでの役名を使ったところがポイントで、現実の世界(史実)ではなく、朝ドラという半分フィクションの世界の中での出来事だから、福来スズ子(趣里)が登場してくれたらこれはサプライズ感がすごいことになる。

ラジオを聴きながら、昨日のブログを書いてアップする。

仕事上のお願いのメールを書く。

卒業生からLINEが来て、「仕事終わりに研究室にうかがいたいのですが、何曜日がご都合がいいですか」と聞かれる。木曜日と金曜日と返信する。

2時を過ぎた頃、昼食を食べに出る。本を読みたかったので(おしゃべりではなく)「テラスドルチェ」に行く。

注文を済ませて、さっそくキンドル・スクライブを開いて、『ユリイカ』6月号(特集:わたしたちの散歩)所収の柴崎友香とかつしかけいたの対談「もうちょっと歩きますかーそぞろ未満の散歩」を読み始める。

海老ピラフセット。

食事の後にブレンド珈琲と(サービスの)ミニ珈琲ゼリー。

駅ビルの有隣堂で雑誌を購入してから帰宅。チャイが出窓のところで寝ていた。

夏ドラマをチェックするために購入した雑誌。同じような雑誌が何誌も並んでいたが、ほとんどの表紙が目黒蓮である。いわゆる「月9」ドラマ『海のはじまり』の主演俳優である(共演は有村架純)。脚本が『サイレント』『いちばんすきな花』の生方美久なので私もぜひ観たいと思うが、この目黒蓮一極集中はちょっと異様な光景だった。

中島道男『清水幾太郎の闘い』を購入したばかりのリーディンググラス(倍率2倍)を掛けて最後まで読む。大いに勉強になったが、ああ、目が疲れた。

夕食は焼き魚(シシャモ)、アスパラのベーコン巻、トウモロコシ、大根の味噌汁、ごはん。

妻が言うには「今までシシャモはワンパックに10本入っていたのが、今日は8本だった。実質的な値上げね」。10本のときは私が6本、妻が4本という配分だった。今日は私が5本、妻が3本だ。このまま物価の上昇が続くと、半分以上冗談だが、庶民の食卓はだんだん終戦前後のようになっていくのではなかろうか。

デザートはヨーグルト+ブルーベリー。このブルーベリーは庭で栽培したものである。本当に終戦前後みたいじゃないか(笑)。

食事をしながら日曜日に録画したNHK将棋トーナメント1回戦の木村一基九段対西山朋佳女流三冠の一戦を見る。西山がタイトル経験者で九段の木村に勝った。やるな。二回戦では藤井聡太と対戦することになる。普通に考えて、勝ち目はないと思うが、全力でぶつかっていくことである。楽しみな一局だ。

仕事関係の電話を1時間ほど。メールよりも電話の方が適している案件というものがあるものである。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

今日は新聞、SNS(ブログ・LINE)、ラジオ、メール、電子書籍、紙の雑誌、紙の本、TV、電話、紙の日記帳とたくさんのメディアを使いこなした一日だった。私たちはメディアを複合的に使いこなし、多重的な生活空間の中で生きている。・・・という話を木曜日からのオンデマンド授業ではするつもりである。そのコンテンツ一式をアップする。

1時15分、就寝。