フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月27日(金) 晴れ

2015-11-28 08:14:27 | Weblog

7時半、起床。

パン、サラダ(炒り卵、トマト、ベビーリーフ)、紅茶の朝食。

12時に家を出て、大学へ。

本日は晴天なり。

1時からS君のゼミ論指導。お昼のおにぎりを食べさせてもらう。S君は私がおにぎりを3個食べるのを見て驚いていた。えっ、3個って普通じゃないのか?しかし、考えてみると、食べる量は若い頃からあまり変わっていないように思える。

 S君が手土産にもってきた「紀の善」の栗あんみつを食べながら。S君は私のゼミに入ってすっかりスイーツ男子になったようである。

2時からIさんのゼミ論指導。Iさんが手土産に持ってきた広島は「山田屋」の「桐葉菓」を食べながら。「私はもみじ饅頭より桐葉菓の方が美味しいと思います」とIさん。

3時からMさんのゼミ論指導。手土産にいただいた「銀のあん」の鯛焼きを食べながら。

スイーツ三連荘(れんちゃん)だ。それもおにぎり3個を食べた後だ。さすがに食べ過ぎだろう。

4時半からゼミ。5限と6限の間の休み時間はスイーツタイム。今日は4年生のIさんが用意してくれたマドレーヌ。

午後1時から8時まで連続しての論文指導+ゼミはさすがに疲れた。去年もこの時期に風邪を引いたのは偶然ではあるまい。

8時過ぎに大学へ出る。

夕食は蒲田に着いてから「そば新」で。

定番のちくわ天うどん+コロッケ。調理の人が違うせいだろう、ちくわ天は半分にカットされて出てきた。お行儀はいいが、カットしないで出てきた方がわくわく感がある。

ようやくブログの日付が「現在」に追いついたが、明日からまた更新が遅れそうです。


11月26日(木) 曇り

2015-11-27 09:55:04 | Weblog

9時、起床。

体調は、悪化するか、踏みとどまって回復に向かうの分水嶺にある感じだ。長年、自分の身体とつきあっていれば、そういうことはよくわかる。

2限の研究指導は昨夜の時点で休講にすることを決めて連絡済みだが、3限の大学院の演習も休講の連絡をする。5限の講義については昼まで様子を見て決めよう。

パン、サラダ(トマト、コーン、ベビーリーフ)、紅茶の朝食。

原節子が9月6日に亡くなっていたことが新聞に出ていた。「伝説(レジェンド)」という言葉が近頃は安売りされているが、原節子は正真正銘の「伝説」的存存在だった。小津安二郎が60歳で亡くなった時、43歳だった原節子は引退を決意した。以来、彼女が自分の意志でマスメディアにに登場することはついになかった。なんと潔い生き方であったことだろう。合掌。

昼食は焼きそば。

うん、普通に美味しく食べられる。5限の講義はすることにしよう。

午後から大学へ。

街路のハナミズキが赤い実をつけている。

東京駅丸の内北口の信号のところに巨大な鉄管を積んだトラックが停まっていた。

教員ロビーのメールボックスに大学仕様の来年の能率手帳が入っていた。2016年1月から2017年3月までの15カ月の予定が記入できるところが年度単位で仕事をしている教員には重宝である。

しかし、私は2012年からほぼ日手帳のウィークリー版を使っている。手帳はライフスタイルの重要なアイテムである。勤務先から支給されるお仕着せの手帳に戻るつもりはない。

5限は講義「ライフストーリーの社会学」。

6限に大学院(博士課程)の受験を考えている人と面談。

9時過ぎに帰宅。

夕食は焼き魚(鯖)、茄子とベーコンの炒め煮、ゴボウのサラダ、大根の味噌汁、ご飯。


11月25日(水) 小雨

2015-11-27 07:33:59 | Weblog

7時半、起床。

パン、サラダ(トマト、ベビーリーフ)、紅茶の朝食。

昨日から喉と首の筋肉が痛むので-明らかに風邪の兆候である-ひどくなる前に近所の耳鼻科へ行く。ちょうど一年ぶりくらいで、そのときとまったく同じ薬を処方される。

調剤薬局で薬を受け取り、その足で大学へ。

11時半からMさんのゼミ論指導。

昼食は大福とコンビニおにぎり。

処方された5種類の薬を飲む。抗生剤、消炎剤、鎮痛解熱剤、去痰剤、胃薬(薬から胃壁を守る)である。

1時から現代人間論系会議。

3時半からK君の卒業研究指導。

4時半からKさんのゼミ論指導。

夕食はM先生と「五郎八」に食べに行く。研究出張で尾道に行った話などをうかがう。

薩摩揚げ。

五郎八サラダ。

牡蠣バター炒め。牡蠣はいよいよ食べごろを迎えている。

今日は寒い。カレー南蛮うどんを注文。

9時半頃、帰宅。

風呂を浴び、明日の講義資料をコースナビにアップしてから就寝。


11月24日(火) 曇りのち晴れ

2015-11-26 14:08:23 | Weblog

7時半、起床。

9時に蒲田駅前のMS銀行に行き、相続の手続きを済ませる。ここが銀行の中で一手続きが面倒だった。今日も改めて印鑑証明が必要といわれ、「その必要はないはずです」と少しきつめの口調で文句をいったら、上司に相談に行って、「すみません。必要ありませんでした」となった。やれやれ。

自宅に戻って仕事をしていたら、11時過ぎに、ゼミ生のOさんからメールが届き、「11時からゼミ論指導のお約束をしていたはずですが・・・」と書いてある。どうやら研究室の前からメールをくれたようである。あれれ?! 数日前のメールをチェックすると、確かにそうなっている。私が明日の11時と勘違いしていたのだ。ごめん、ごめん。本日の午後2時に改めて設定する。

昼前に家を出て、大学へ。

1時からYさんのゼミ論指導。

2時からOさんのゼミ論指導。

3時過ぎに卒業生のあやさん(一文文芸、1998年卒)が研究室にやってきた。ずいぶんと久しぶりの再会である。

ずっと出版関係の仕事をされていて、いまはご主人の仕事の関係で大垣にお住まいになっているが、今日は何かのイベントがあり、早稲田に来られたそうだ。

あやさんは私の本、『きみたちの今いる場所』(研究社、2000年)の担当編集者だった。在学中は専修が違うこともあって、私の演習の学生ではなかったが、大教室で聴いた私の講義が印象的だったようで、出版社に入ってから2年目に「大久保先生の本を出版させてください」とメールを送ってきた。私が教室で話していたような内容を中高生向きにアレンジして(講義+Q&Aの形式)本にしたいとのことだった。新米社員の企画がよく通ったものだが、彼女の頑張りで、なんとか彼女の企画は本の形になった。その後、高校生のときにこの本を読んで早稲田に進むことに決めましたという学生が何人か私の前に現れることになった。私にとっても思い出深い本である。

スロープで事務所の方に写真を撮っていただいた。

「カフェゴト―」でお茶をする。

あやさんのお好きなチーズケーキとタルトタタンをハーフ&ハーフで。

彼女はいたく感激していたが、、たぶん、私でなくても、誰でもお願いすれば応じてもらえると思いますよ。

「また先生に本を書いていただきたいです」というので、今度の読者は誰ですかと聞いたら、「いまの中高生向きに」というので、中高生向きもいいけど、一度書いているから、今度はあなたのようなアラフォー世代に向けて書いてみたいですね、と答えておく。

また東京に出てこられることがあったら顔を見せに来て下さい。

5時から3年生のKさんの卒業研究の仮指導。これから1年と1カ月かけて取り組んでもらいます。

6時に大学を出る。

「あゆみブックス」で以下の本を購入。

 スティーブン・ミルハウザー(柴田元幸訳)『ある夢想者の肖像』(白水社)

 村上春樹『ラオスにいったい何があるというのですか? 紀行文集』(文藝春秋)

 スコット・フィッツジェラルド(村上春樹訳)『マイ・ロスト・シティー』(村上春樹翻訳ライブラリー、中央公論新社)

 東海林さだお『メンチカツの丸かりじ』(朝日新聞出版)

 荒川和久『結婚しない男たち-増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル』(ディスカバー携書)

 牛窪恵『恋愛しない若者たちーコンビニ化する性とコスパ化する結婚』(同上)

6時半に「SKIPA」で卒業生のAさんと会う。Aさんは一足先に着いて、のんちゃんとおしゃべりをしていた。

Aさんは事情により写真はNGなので、代わりに(?)、ヘアスタイルを変えたのんちゃんの写真を載せておきます(笑)。

私は定食、Aさんはチキンカレーとビール。飲まないとやってられないことがおありのようである(笑)。

食後のお茶は場所を隣に移して「トンボロ」で。私はコーヒー(Aブレンド)、Aさんはチャイ(「SKIPA」からの出前になる)。 

私はもう少し何か食べたかったので、クロックムッシュを注文した。

Aさんはいまキャリアの転換の時機にいるようである。期待されることとやりたいことのズレが問題なのだが、それだけではなくて、職場からの期待と家族からの期待のズレ、やりたいこととやれることのズレ、そして人生の残り時間に敏感になっていることからくる焦燥感(いわゆるラストチャンス・シンドローム)、そうしたことが総合的に作用して人生そのものの転機を誘発しそうな状況なのである。

「SKIPA」と「トンボロ」に滞在していた2時間ほどの間に、Aさんは笑顔と溜息の間を何度も往復した。こういう時機には何かを決断しない方がいい、というのが私からのアドバイスである。「やれやれ」と呟きながら日々を送っていれば、つらい現実とも何らかの折り合いがつくはずである。人間の適応力というのは馬鹿にしたものではない。しかし、それでも折り合いがつかないときは、構造的なズレを解消する(あるいは極小化する)ための何らかの「決断」が必要となるでしょう。


11月23日(月) 晴れ

2015-11-25 08:49:04 | Weblog

7時、起床。

トーストと紅茶のシンプルな朝食。

今日は書庫の整理をしなくてはならない。妻から前々から言われていた作業だ。

本格的に作業に取り掛かるまえに妻と「phono kafe」で腹ごしらえ。

店を出るときカメラを忘れてきた。大原さんがすぐに気づいて店から出てきた。私があれこれ忘れ物や落し物をしても、たいてい手元に戻ってくるのは、偶然ではなく、こうした善意の人たちに支えられているからである。

近所のスーパーや花屋で買い物をしてから帰る。

一階の書庫は可動式の書棚で、15のセクションから構成されている。そのうちの1つのセクションの本を段ボール箱に詰めて、空いたスペースに娘の部屋に仮置きしている本を移動するというのが今日のミッションである。

元々このセクションには「将棋」関係の本や雑誌が収められていた。「将棋」は私の趣味である。最近はコンピューター相手にしか指さないが、若いころは強い相手を求めてあちこちの将棋道場を訪れたものである。「将棋」の本を段ボール箱に詰めるのは、売り払うわけではなく、書庫の片隅に積んでおくわけだが、「将棋」とは遠ざかるわけで、人生のステージの移り行きを感じる行為である。

夕食はおでん。「セブンイレブン」のおでんである。

スーパーで購入したシシャモを付けて。

妻は「phono kafe」で小林千花子さん作のご飯茶碗を購入し、さっそく使い始めた。内側にお家の模様が描かれている作品で、これが隠れてしまわない程度のご飯の量というのが目安らしい。

小林千花子さんといえば、ブログ仲間の多田さん(三鷹の立ち飲み酒場「笑門」のご主人)のブログに小林さんと知り合いになったという記事がアップされていた。→こちら

私の知り合いともう一人の知り合いが私のブログを媒介にして相互に知り合いになるというのは面白いことである。