フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月27日(日) 晴れ

2011-11-28 01:08:41 | Weblog

  9時、起床。鱈子と昆布の佃煮、若布の味噌汁、ご飯の朝食。

  飯嶋先生の告別式に出かける。西武池袋線の江古田駅近くの斎場。喪主である奥様の挨拶は胸を打つものであった。闘病生活は1年半ほどであったが、その間、ご夫婦はご自宅を新築され、家の近くの公園に毎日出かけて、池畔のベンチに座って、野鳥を眺めておられたそうだ。先生は本当に鳥が好きで、鳥の研究者になればよかったのにと奥様は思われたそうだ。飯嶋先生、天国の楽園には美しい鳥たちがたくさんいるのでしょうね。

  出棺をお見送りしてから、池袋から有楽町線で銀座に出る。歩行者天国のたくさんの人たち。僕らはみんな生きている。

  伊東屋の9Fのティーラウンジで一服してから、娘の誕生日のプレゼントを見て回る。最初、何か文具をと考えていたのだが、たまたま目についたトラベルポーチが素敵なデザインだったので、これに決める。色がいくつかあって、どれにしようかと迷ったが、シックな深緑のものにする。レジ係の女性に、「この色は若い女性が持ってもおかしくないでしょうか?」と尋ねると、「はい、いいお色だと思います」との返事。「若い女性」という言い方が誤解を与えるといけないと思い、「娘にプレゼントするんです」と付け足したが、言った後で、余計な一言だったなと思った。


林檎のタルトとロイヤルミルクティー

  買物を終え、4丁目の交差点のそばの「竹葉亭」で遅い昼食をとる。テーブル席がいいか、畳席がいいかと聞かれ、畳席を希望する。畳席は二階なので、窓からの眺めを楽しむことができる。鯛茶漬けを注文。胡麻醤油で味付けられた鯛をまずは普通にご飯で食べ、それからお茶漬けで食べる。味わい深い逸品だ。


本店は木挽町にある。鰻を食べるなら本店の方がよいと人伝に聞いてる。


二階の窓際の席からは4丁目の交差点が見える

  数奇屋橋のところの宝くじ売り場には年末ジャンボ宝くじを求める人の長い列ができていた。たくさんの当たりくじが出る場所として有名だが、それはもちろん買う人が多いからで、当たる確率が他の売り場よりも高いわけではない。それはわかっていても、ここで買いたくなる気持ちはわからないでもない。でも、1時間半待ちだからね・・・。

  自宅での夕食は娘の希望で餃子。焼餃子に水餃子。一服してからデザートのケーキ。