フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月29日(水) 晴れ

2023-11-30 17:13:37 | Weblog

8時、起床。

シフォンケーキ、ソーセージ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

朝からケーキである。けっこうな背徳感がある。「パンがないならケーキを食べればいいのに」とマリー・アントワネットは言ったと伝えられている。いかに彼女が民衆の暮らしを知らないかというエピソードである。私がパンはあるのにケーキを食べるのは、昨日の誕生日ケーキが残っていて早く食べなくてはならないからで、とくに我が家の景気がいいからではない。

10時前に家を出て大学へ。昨日のブログを書いてアップしている時間はなかった。

11時過ぎに卒業生のミズキさん(論系ゼミ4期生)が研究室にやってくる。彼女と会うのはほぼ4年ぶりである。前回会ったのはコロナ騒動の直前で、彼女は妊娠して間もなくの頃だった。いま、彼女は3歳と1歳の二人の娘さんの母親である。その間、彼女には会っていないので、お腹の大きな彼女の記憶はなく、連続ドラマの数話分を見逃しているような気がした。「先生はお変わりなくて・・・」いえいえ、あちこちガタが来てますよ。

研究室でしばらく話をしてから、昼食を食べに出る。定食屋さんとカフェごはん、どちらがいいかしら。彼女は少し考えて、いや、相当に考えて、「たかし」を希望した。人生の一大事を決めるときみたいだった(笑)。

文キャンに来たのは、前回私と会ったとき以来で、あちこちキョロキョロしていた。「私が学生だった頃はプレハブがあって・・・」そうね、プレハブ校舎の記憶を語る卒業生は多いですね。ここしばらく文キャンで工事らしい工事はないです。

さて、何にしようかな。時間が早いから何でもありますよ。

二人とも焼魚定食したが、2種類あって、私は紅鮭、彼女は塩サバにした。

同じ焼魚でも、紅鮭と塩サバはずいぶんと違う。どう違うのかって? うまく言えませんけどね。

「お腹ポンポコリンです」と、昔、彼女は食事の後に言ったことがある。ちびまる子ちゃんの「踊るポンポコリン」という歌を引き合いに出して冗句を言ったのだろうと私は思ったが、さにあらずで、彼女は本当に「お腹いっぱいです」のことを「お腹ポンポコリンです」というのだと思い込んでいたのである。彼女はそのときのことを思い出して、お腹に手をやってみせた。

天気がよいので、ミルクホールで飲み物とたまごドーナツを買って、戸山の丘で食べましょうということになった。私がカメラを向けるとサービスでちょっとおどけたポーズをしてくれた。

天気がよくて、暖かい。小さなたまごドーナツをちぎって食べようとするのは、「こういうのはかじって食べないとね」と私が言うと、素直にそうした。学生時代から素直な人だった(笑)。私のゼミに来たのも、入学前に文化構想学部のパンフレットを見て、そこで私とゼミ生が映っている写真とライフストーリーについて語っている私の文章を読んで、「ここだ!」と決めたそうである。「カフェごはん」にするか「定食屋」にするかほど時間をかけずに決めたそうである(笑)。

「カフェ・ゴトー」に移動する。紅茶とタルトを注文。

タルトはチョコレートと杏のフランをハーフ&ハーフで。

お子さんたちの写真を見せていただいた。かわいいですね。でも、四六時中一緒にいると、かわいいだけではやっていられない。「思わず怖い顔をして怒ってしまって、後悔することがあります」とのこと。「怖い顔って、どんな顔ですか?」と聞くと、「とてもお見せできません」と彼女は言った。たぶん本当に怖いのだろう。端正な顔立ちの女性が本気で怒るとかなり怖い顔になるということを私は経験的に知っている(笑)。

2時半が彼女のリミットである。お子さんを迎えにいかなくてはならない。地下鉄の駅前の横断歩道で彼女を見送った。久しぶりにお会いできて楽しかったです。次回は今回ほど間を置かずにお会いしましょうね。

研究室に戻り、まだ書いていなかった昨日のブログを書いてアップする。

本日が締め切りのレビューシートのチェック。

丸の内の「丸善」に寄って買い物をし、3階のカフェで一服する。

「丸善」の入っているオアゾビルのエントランスホールにはクリスマスのイルミネーションが飾られいる。『アナと雪の女王』だ。

小さな雪だるまの名前は「スノーギーズ」ですね。

年末だなぁ。

夕食は鯛のアクアパッツァ。

食事をしながら『コタツがない家』第7話を観る。TVドラマは今週は第7話が多いのかな。講義の方は第8回が多いのだけれど。

ミズキさんからいただいたお菓子を食べる。このビクトリアケーキのジャムは杏かな、洋梨かな。

明日の学部と大学院の演習の準備(発表予定者のレポートやレジュメに目を通しコメントを用意する)。

昨日、収録した『現代人間論系総合講座1』の第8回の動画をアップしようとして、うまくできない。画面に「動画一覧」が表示されず、「セッションエラーです」「管理者に連絡してください」と表示されるのだ。困ったな。原因がわからない。金曜日の0時からの公開で、まだ一日余裕があるからよかったものの、もし木曜日の0時からの公開だったら滅茶苦茶焦るところだ。ITセンターに問い合わせのメールを出したり、コーディネーターの小村先生に連絡したりしてから、試しに別のパソコンで試したら、アップできた。やれやれ。システムではなく、パソコンに原因があるらしいことはわかった。

風呂から出て、今日の日記を付ける。大量のレビューシートのチェックは明日だ。

1時半、就寝。


11月28日(火) 晴れ

2023-11-29 16:37:46 | Weblog

8時、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

いい天気だ。チャイをベランダに出してやる。

さて、中に戻るよ。死んだふりはやめなさい。

『サンデーソングブック』をタイムフリーで聴きながら、昨日のブログを書く。

昨日のブログには書かなかったが、9月に浜松のお宅にお邪魔したキミヒロ君、ミサさん夫婦からお子さん誕生を知らせるLINEをいただいた。11月22日に予定日より3週間早く生まれたそうで、急な事態に慌てたそうだが、無事生まれたとのこと。よかったですね。おめでとう。男の子で名前は「旭柊」と書いて「あさひ」と読む。凝った名前である。「旭」だけでも「あさひ」と読めるが、そこに「柊」(ひいらぎ)の「ひ」を重ねたのは、字画の関係かしら、単純に「柊」という字が好きなのかしら。小春日和のようなおだやかな性格の男の子になってほしい。

1時半ごろ、食事に出る。

床屋に行く。2か月ぶりである。

散髪を終えて、「富士そば」で食事をすることにする。

ここのカレーうどんが好きである。「富士そば」の汁は私にはちょっととんがった感じなのだが、カレーうどんにするとちょうどよいのだ。

「ティールーム101」に注文しておいたシフォンケーキを受け取りに行く。今日はカフェ営業はしていないが、注文したケーキの受け取りのときは「Y's CHIFFON AND BLACKTEA」の看板が出ている。「Y's」の「Y」はマダムの名前(ユキコ)のイニシャルである。

注文したのは直径14センチの中型のホールケーキ。紅茶のシフォンケーキにホイップクリームをたっぷり詰めて、塗って、フルーツたくさんでと注文したのである。今日は妻の誕生日なのである。

帰宅すると妻も外出から戻っていた。誕生日おけでとう。

トッピングのフルーツは外して、ケーキをカットする。

中央の穴にクリームがぎっしり。

四等分したワンピースを一つずつ食べる。これがあるので昼食を軽めにしておいたのだ。

「私におすそ分けはないのですね」

いじけないように。

放送原稿を書く。

夕食は「梅Q」に食べに行く。「西洋料理SUZUKI」があった頃は、妻の誕生日や結婚記念日に行ったものだが、それに代わる洋食の店は蒲田になくなってしまった。

念のために予約していったが、平日の夜なのでそれほど混んではいなかった。

レバーと皮は塩で。(私の注文)

ネギ間とつくねはタレで。(妻の注文)

貝柱の釜飯。いい味が出ている。

味噌汁は豆腐。

牛肉の釜飯。

おこげの部分をこそげ落として。これが美味しいのだ。

駅前のツリーのイルミネーションは去年より豪華だと妻が言っていた。

滴り落ちるようなイルミネーションは去年はなかったという。私は全然覚えていない。

収監中の雪だるま(笑)

留守番をしていたチャイの毛玉とりをしながらチュールをあげる。

驚いたことに、妻は残っていたシフォンケーキの2ピースの1つを食べた。私は明日の朝、朝食代わりに食べることにしているが、妻はあさイチで日本橋三越に行って買いたいものがあるので(好きな作家さんの陶器の個展があるのだ)、朝食をゆっくり食べていられないのだそうだ。

オンデマンド授業のコンテンツの収録。

40分ほどのコンテンツを2本収録した。公開は12月1日(金)から。

風呂から出て、今日の日記を付ける。『ブギウギ』で妻に先立たれた梅吉は情けないことになっているが、私もそんなことになったらあんなふうになるかもしれない。妻には少なくとも私よりも長生きしてほしい。

1時45分、就寝。


11月27日(月) 晴れ

2023-11-28 13:10:06 | Weblog

8時半、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

晴天である。この頃の天候は日替わりで、晴れ、曇り、雨、そしてそれとは半ば独立に暖かかったり寒かったりする。3×2で6通りのお天気だ。今日は晴天で暖かだ。

「ベストの組み合わせですね」

昨日のブログを書いてると、途中でネットにつながらなくなる。WiFiが不安定になっているようである。少し前から自宅でのスマホのLINEの接続に不具合が生じていたが、パソコンは問題なかったのだが・・・。有線・無線兼用のルータ(子機)なので、有線でつなぎ直してみたが、駄目である。大本の有線ルーター(NTTのフレッツ光で外から引いている)に直接つないでみたらつながった。どうも有線・無線兼用のルーター(子機)に問題があるようである。しかし、電波は出ているようなので、それが弱いか不安定なのだろう。この際、NTTに連絡して大本のルーターを有線・無線兼用のものに交換してもらう(そうすれば無線用の子機を使わなくてもすむ)ことも考えたが、その前に、ダメもとで有線・無線用ルーター(子機)と大本の有線ルーターとの接続を一番新しくかつ短いケーブルにしたら復旧した。ケーブルが劣化していたのかもしれない。スマホのWiFi接続も安定した。これで一安心。いまやネットのない生活は考えられないので、パソコンの故障も含めてネット環境にトラブルが発生すると非常に困惑する。

ブログを書き上げて、アップする。

トラブル対応に時間を取られたので、昼食はいつものように外食ではなく、近所のコンビニで買ってきたおにぎり2個(鮭と昆布)としじみの味噌汁で済ませる。思わぬことで消費してしまった時間はどこかで節約して取り戻すしかない。食事の時間の節約は、多くの場合、お金の節約でもある。

外で昼食をとればカフェでの一服に使ったであろう時間とお金もいただきものお菓子と紅茶で節約する。しかし、節約生活がいいかというと、そうとはいえないのは、節約生活は社交生活を貧しくするからである。要は、バランスの問題である。実は、今日は夕方から中学の同級生たちと会食の約束があるので、昼食は自宅でとったという意味もある。

総合講座(オンデマンド)の講義資料の作成。今週の金曜日までに収録してアップしなくてはならない。ルーティンの「ライフストーリーの社会学」の収録もあるので、今週は(来週も)忙しい。

5時半に蒲田駅の西口にある居酒屋「番屋」に行く。いつも自宅と駅との往復のときに前を通るのだが、下戸の私には縁のない店で、入るのは今日が初めて。階段を下りていく。地下二階にあるので、階段をずいぶんと下りた。地下のシェルターに入っていく感覚。オール個室で騒がしくないのがいい。

集まりは5人で、私以外の4人はすでに来ていた。卓上には刺身の盛り合わせが置かれている。ウーロン茶を注文し、かろうじて乾杯には間に合った。

あれこれ注文したが、写真に撮ったのは最初の刺身の盛り合わせと途中で注文したすき焼き鍋(3人前)だけ。

集まった5人はIさん(旧姓、写真中央)が個人的なつながりで声をかけたメンバーで、5人が仲良しグループであったというわけではない。私は全員のことを覚えていたが、互いにほぼ「初めまして」という間柄の人もいた。でも、そこはみんな大人であるから、楽しくおしゃべりをした。

私の隣のS君は中学3年のとき同じクラスだった。教室でもよく話をしたし、彼の家に遊びに行ったこともある。星新一や庄司薫の本を読むようになったのは彼の影響である。高校は11群を受け、女子の多い三田高校に回されたので、慶応高校を受験してそちらに進んだ。大学も慶応(文学部)でそのまま大学院(教育学)へ進み、渋谷にあった「子どもの城」(いまはない)の設計にかかわる仕事をして、その後、東京理科大の教員になった。いまはいくつかの大学で非常勤で教えている。70歳でそれらの仕事がすべて終わるので、「いかにボケないようにするか」がいまの彼の最大の課題である。「大久保は心配じゃない?」と聞かれたが、自分はボケないと思っているわけでないが、むしろボケは年を取ればそうなるものだと思っているので、心配してもしかたがないというのが正直な気持ちである。

今回のミニ同窓会の発起人のIさんはS君と同じく3年のとき同じクラスだった。一緒に級長をしていたこともあり、よく話はしていた。「大久保君についてはよく覚えているエピソードがあるの」といういので、どんなことかと思ったら、何かの授業であったかホームルームであったか、「幸福とは何か」ということをみんなで話したとき、みんなが「お金があること」とか「美味しいものを食べること」とか具体的に話をしていたのに、私は「幸福というものはその人が幸福だと思うことが幸福なので、これが幸福というふうに具体的にいうことはできない」というようなことを言って、そのことに感心したというのである。意見としては平凡だし、かわいげもないが、みんなと次元の違う意見だったので記憶に残ったのだろう。彼女の妹さんが私の妻と子供の中学のPTA仲間で、現在も私の自宅で月に一度妻がやっているクラフトの講習会のメンバーで、あるときその事実が明らかになり、彼女が私のブログを見て、数年前(コロナの前)に「会いませんか」とメールをいただき、「パン日和あをや」(彼女のいまの自宅のそばである)で50年振りに再会したのである。その後、彼女は大きな病気と手術を経験され、「会いたい人と会う」ということにより積極的に(思い立ったが吉日)なったようである。彼女は高校は三田高校に進み、大学は学芸大で、企業に入って社内研修の仕事を担当し、退職後は地域の子どもたちの教育関係の仕事を続けたが、現在は仕事はされていない。

Sさんのお隣のHさんとは中学1年生のときの同じクラスだった。あまり話らしい話をした記憶はないが、私のことを「級長さん」というふうに認識されている。彼女は当時は黒縁の眼鏡をかけていて、髪はおさげにしていたと思う。まじめで勉強のできる女子生徒という印象であった。「当時、ボーイブレンドとかはいたの?」と聞いたら、「そういう人がいるのは一部で、ほとんどの人はいなかったと思う。私もそうでした」と言った。ですよね、私もそうでした(笑)。心惹かれる子がいなかったわけではないが、「こくる」なんてことはしたことはなかった。だから御園中学の近くを散歩していて、一緒に仲良さそうに下校しているカップルなんかを見ると、時代は変わったのだなとしみじみ思う。彼女はIさんと同じ三田高校へ進学し、先日、高校の卒業50周年の同窓会でIさんから今日の集まりに誘われたそうだ。高校卒業後は青山学院大学(だったかな?)へ進み、理系の学部に入り、銀行に就職して(だったかな?)、管理システムに関する仕事に携わったが、大学時代からお付き合いのあったいまの旦那さんと結婚して、3年で退職した。いわゆる寿退社で、当時は普通のことだった。いまは福山雅治の『桜坂』で有名になった桜坂(田園調布本町)の近くにお住まいである。今日、早めに蒲田に来て買い物をしたそうで、「蒲田は物価が安いですね」と言っていた。これは上野毛(世田谷区)に住むS君も同じ意見だった。

写真右端のM君は私とは中1のとき同じクラスだったように記憶している(何人かで私の家にやってきて将棋を指したことがある)。高校は私と同じ小山台高校である。実は、今日初めて知ったのだが、彼は数学が優秀で、高校で学年トップになったことがあるそうだ。それはすごい。東工大の数学科に進学したのだが、「数学者になろうと思ったことはないの?」と聞いたら、「学校の中でずっと過ごすより、社会に出た方がいいと思ったんだ」と彼は言った。社会学的には大学も社会なのだが(人々が相互行為を行っている状態が社会で、その意味では家庭だって社会の一部なのだ)、彼のいうのはいわゆる実社会(労働市場)ということだろう。彼は誰でも名前を知っている製造業の会社に入り、重役にまでなった。定年後は奥様の介護に追われる生活をするようになり、昨年(だったかな?)、奥様を看取られ、いまは囲碁三昧の毎日を送っているそうだ。将棋もなかなかの腕前のようなので、一度、手合わせをお願いしたいところである。

5時半から始まった会は、気づいたら9時になっていた。中学卒業後の人生について一人一人話をしたのだが、私だけ時間切れでできなかった(笑)。なので、ここで補足しておくと、M君と同じ都立小山台高校に進学し、バドミントン班に入り、後年、そこでの後輩だった妻と結婚することになる。大学は早稲田大学第一文学部に指定校推薦で入学し、当初は日本文学を勉強して卒業後は高校の国語の教師になるつもりだったが、キャンパスが内ゲバで荒れていたことも影響して、社会学や心理学に関心を持つようになり、大学院では社会学を専攻した。大学院の在籍期間は長く、その間に結婚し、長女が生まれ、ようやく定職(大学の助手)に就いたのは30歳を少し越えた頃だった。その後、放送大学で3年間働いて、40歳になるころに早稲田大学に戻って教鞭をとるようになり、いまに至っている。再来年の3月末に定年退職である。「大学の先生は長く働けていいですね」と言われることがあるが、定職に就くのが遅いので、トータル(就労年数)ではトントンではないかしら。

帰宅して、レビューシートのチェックや授業の準備など。

フロから出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。


11月26日(日) 小雨

2023-11-27 12:19:55 | Weblog

7時45分、起床。

小雨が降っている。寒い。

我が家の桜の葉もすっかり色づいている。

落葉が始まっている。

落葉拾い。

土の道ではなくアスファルトだから落ち葉をそのままにしておいても土には還らない。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、牛乳、珈琲の朝食。サラダがないのは妻がまだ寝ているからである(サラダはいつも妻が作ってくれる)。

食事を終えたら、紅茶とお菓子も持って書斎に移動し、昨日のブログを書く。

チャイもついてくる来る。

昼過ぎに日本橋に出かける。

今シーズン、初めてマフラーを巻く。

「SPACE 2★3」というギャラリーに行く。前に来たはずだが、道に迷って、なかなかたどり着けなかった。

卒業生の櫻井あすみさんの小品展「出来事の変奏」に顔を出す。今日が最終日なのだ。

彼女と会うのは今年は2回目。4月に研究室に顔を出してくれたのだ。

そのとき「戸山の丘」で彼女が撮った写真をもとにして制作した作品がこちら。すでに売約済みのマークが貼ってあった。

彼女の作品は青味がかったものが多い。静謐なブルーだ。「あすみブルー」と呼んでいいかもしれない。しかし、今回の出品されたものの中には明るい、暖か味のある色調の作品も混じっている。たとえば下の作品などがそうだ。基本となる技法は同じだから、従来の作風の中でのバリエーション(変奏)ということだろう。「あすみブルー」の作品に囲まれて、そこが陽だまりのような感じですね。

近況などをおしゃべりする。

個展のDMで使われていた作品「a mather and a girl」を購入。最終日に来てこの作品を購入できるとは思わなかった。

あすみさんと店主さんに見送られてギャラリーを出る。よいお年を!

「天松」という天ぷら屋で昼食を食べることにする。

カウンター席で食べたが、定食ではなく、かき揚げ丼(1500円)を注文する。

貝柱のかき揚げ+舞茸の天ぷら。味噌汁の具はなめこと豆腐。

サクッと揚がって、丼たれもいい感じ。この場所でこの価格というのはお得である。

道の向かいは日本橋三越。

「丸善」に寄って買い物(スケジュール帳とステッカータイプのカレンダー)をしていく。

本体のみの「EDiT」。カバーやバンド付きだと3700円もするが、本体だけだと2000円で買える。カバーなしで使うわけではなく、毎年使ているカバーがあって、本体を差し替えて使うのだ。ステッカータイプのカレンダーはパソコンのマウスパッドの横に2か月分を貼って使っている。

家にも何かお土産を買っていこう。「うさぎや」は日曜はお休みだった。どらやきは買えない。

「長門」もお休みだった。切羊羹も買えない。

東京駅ナカで「大角玉屋」のいちご豆大福を買う。

「お帰りなさい。寒かったでしょ。」

寒い中、道に迷ったりして、けっこう歩いたな。

夕食に雑煮が出てきたので驚いた。今年の正月の鏡餅とのこと。「真空パックだから大丈夫よ」と妻は言った。衛生上問題はないとは思うが、季節感がね・・・。

食事をしながら『時をかけるな、恋人たち』第7話をTVerで観てから、『どうする家康』をリアルタイムで観る。家康の老けメイクがさらに進んでいる。

デザートはいちご豆大福。

豆大福であるところがよい。

新しく買ったプリンターのセットアップをする。途中でインクの初期充填の時間が10分ほどあり、ちゃんと進行しているのか不安だったが、きれいな印字でほっとする。しかも速い。

『村上RADIO』をタイムフリーで聴きながら、雑用を片付ける。12月20日に大学の「村上春樹ライブラリー」で公開収録をするそうだ。ゲストは柴田元幸さん。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

 

1時、就寝。


11月25日(土) 晴れ

2023-11-26 11:47:18 | Weblog

8時、起床。

チーズトースト、目玉焼き、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

昨日のブログを書いてアップしてから家を出る。今日から急に寒くなると天気予報で言っていたので、覚悟して家を出たのだが、そこまで寒くはない。風がないからだろうか。

10時半に蒲田駅で安藤藍さんと待ち合わせて「きりん珈琲」へ向かう。落ち葉を見ると踏んで歩きたくなる方のようである(笑)。私は霜柱を見ると踏んで歩きたくなるが、もうずいんぶん長いこと霜柱を踏んでないな。

カフェ巡りをするのは卒業生とが多いが、卒業生ではない方も何人かいる。安藤さんはその一人で、千葉大学(教育学部)の先生である。文化構想学部の演習「現代人と家族」をご担当いただいたのがご縁でカフェ仲間になった。

珈琲という飲み物がお好きで(一日三杯は飲むそうだ)、当然、カフェという場所もお好きなのだが、お子さんが生まれてからはなかなか一人でカフェに行けなくなった。たまに行ったとしてもカフェの一人の時間をどう過ごしていいかわからなくなってしまったそうだ。

今日は新規開店となった「ティールーム101」を訪問するのが主目的だが、その前に、「きりん珈琲」で名物の厚焼き玉子サンドと珈琲でランチをしましょう。

店主の大原さんとご挨拶。エプロンのかわいいブローチは開店4周年記念にお客様からプレゼントされたものだそうだ。

私は厚焼き玉子さんを注文。

安藤さんも厚焼き玉子サンドを注文するつもりだったのだが、メニューを眺めていて、モョツァレラチーズとベーコンのサンドが気になっている様子だったので、ハーフ&ハーフにすることを提案したら、「そうしましょう!」ということになった。

一つ想定外だったのは、厚焼き玉子サンドはハーフにカットされて出てくるのだが(いつもそうである)、モッツァレラチーズとベーコンのサンドはカットされずに出てきたことである。おそらく真ん中にモッツァレラチーズが置かれているのでハーフにカットするのが難しいからだろう。私は店員さんに「ご面倒なことをお願いしてすみませんが、これも半分にカットしていただけますか」とお願いした。ここで働きは初めて2年目というその店員さんは、きれいに半分にカットしてくださった。

珈琲とサンドウィッチ(ハーフ&ハーフ)。

「きりん珈琲」には1時間ちょっと滞在した。さて、12時に予約している「ティールーム101」へ移動しましょう。

旧「スリック」の入っていたマンション(マダムの所有)の横から入っていく。「本当に隠れ家的なカフェなんですね」

101号室の中庭から入ります。

これは101号室(端の部屋)だからこその順路で、お隣の102号室ではこういう入り方はできませんね。

入口にクリスマスの飾りつけの横に立っていただく。オレンジ色のニットのワンピースがお似合いです。

注文するシフォンケーキを決めた後、マダムと紅茶を何にするか相談する。

彼女は、あれこれ飲んでみたいので、テイスティングをすることになった。

一つに決められないというのはサンドイッチのときと同じですね(笑)。

私は誤解していた。テイスティングというのは何種類かの紅茶のちょっと飲んで、「これにします」と決めるのかと思っていた。そうではなくて、三種類の紅茶を一杯ずつ飲めるのである。

淹れ終わった茶葉はポットの上に出して、香りを楽しむ。

嬉しそうである(笑)。

3種類はまったく違うタイプのものを選ぶやり方と、似たものを選ぶ(同じくアールグレーでも製造元やブレンダーの違いを味わう)やり方があるそうだ。2つをダージリン系の紅茶、1つをフレーバーティという組み合わせ。

彼女のシフォンケーキは瀬戸内レモン。

私は紅茶はアールグレー(メーカーはどこだったかな?)

シフォンケーキはカモミールと洋梨。

彼女からプレゼントをいただく。銀座の「伊東屋」で買われたそうである。ありがとうございます。メッセージカードとケースですか。かわいいですね。女子が喜びそうな・・・

「あっ、すみません。友人に上げようと思っていたものを間違ってバッグに入れてきてしまいました!」

けっこうそそっかしい方である(笑)。

私にくれようと思っていたものは改めて郵送してくださるそうである。楽しみにしております。

マダムに写真を撮っていただく。

「ティールーム101」には1時間半近く滞在した。

彼女を蒲田駅の改札に見送る。次回は花の季節にカフェ巡りをいたしましょう。

帰宅して、4時からTさんの卒研仮指導(オンライン)。卒業研究はゼミに属さない学生が個別指導で卒業論文を書く制度で、4年生の一年間で書くのだが、3年生のこの時期に指導教員を決め、仮指導を受けることになっている。Tさんは春学期の演習「現代人と社交」を履修していたので、初対面ではない。雑談を含めて、テーマについて1時間ほど話をする。私の最後の卒研指導学生になるので、頑張ってください。

夕食前にオンデマンド授業の収録を1本済ませる。

夕食は麻婆茄子、シュウマイ、玉子とワカメのスープ、ごはん。金継をしたごはん茶碗がいい感じである。

食事をしながら『うちの弁護士は手がかかる』第7話を観る。

デザートは洋梨。城南信用金庫から抽選に当たって(よく当たるのだ。たぶん預金額に応じて当たる確率が大きくなるのだろう)送られてきたものである。いい洋梨である。

安藤さんからいただいたお菓子を食べる。クリスマスムード満載である。

フィナンシェなどの詰め合わせ。

「ちょっとずついろいろなものが楽しめる詰め合わせですね。」

少し横になってから、レビューシートのチェック。週末は提出が少ない。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。