フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月30日(金) 晴れ

2022-12-31 13:50:12 | Weblog

9時、起床。

バタートースト、目玉焼き、ハム、牛乳、紅茶の朝食。

食事をしながら『クロサギ』の最後の2話(録画)を観る。リーガロイヤルホテル東京のラウンジが使われている。ここは本当によくドラマのロケで使われる。窓の外は大隈庭園で、チラリと大隈講堂が見える。

一階の和室・洋室・キッチンの掃除。とくに掘り炬燵はチャイの毛がたくさん入っていて一仕事だった。和室のテレビを付けながらの作業だったが、『天皇の料理番』というドラマの一挙放送をやっていた。主人公(佐藤健)の兄を演じていた鈴木亮平が役柄(結核を病んでいる)に合わせて頬がこけていたのが印象的だった。

昼食を取りに出る。食事の後に「ポットリー」でお茶をしたかったので、大井町へ行く。

東小路の「永楽」へ。

待っている人が数人いたが私はすぐにカウンターに案内される。一人客のよいところである。

ワンタンメンを注文する。焦がし葱の風味がいい。

昼食を終えて「ポットリー」に顔を出す。以前はブログに「ポッタリー」と記していたが、「ポットリー」が正しいようなので、途中からそう変えた。だから以前の記事は「ポッタリー」で検索しないと出てこない。

お気に入りの窓際の半円形のテーブルが空いていた。マダムはカウンターで女性客の占いをしていた。

ロイヤルミルクティーを注文。マダムは先月、階段を踏み外して足首の腱を伸ばしてしまってしばらく歩行に支障が出ていたそうだ(でも、お店は休まなかった)。マダムは私よりも年上である。どうぞ怪我、とくに足には、お気をつけて。歩行に支障がでるといっぺんにQOLが低下しますからね。

「よいお年を」の挨拶をして店を出る。今年の営業は今日まで。新年の営業は4日から。いつも通りですね。

蒲田に戻って「有隣堂」をのぞいて、新刊の小説を二冊購入。

吉田篤弘『中庭オレンジ』(中央公論新社、2022年12月25日)。21作品からなる短編集。ヒット作『月とコーヒー』(徳間書房、2019年)と装丁が似ているが、出版社は違う。

アントワーヌ・ローラン『青いパステル画の男』(新潮社、2022年12月20日)。帯には「『赤いモレスキンの女』に続く、大人のためのおとぎ話」と書かれているが、日本語への翻訳ではたしかにそうだが、『青いパステル画の男』は2007年に出たローランの処女作で、『赤いモレスキンの女』は2014年の出版である。『赤いモレスキンの女』の成功で処女作にも邦訳の光があたったわけだが、ドゥルオー賞(芸術分野のフィクション作品に与えられる)の受賞作であるから、よい作品には違いないだろう。

本日発表の東京の新規感染者数は14525人。3日連続の「青」は感染状況の実態を反映しているのかどうか疑問だが(年末で検査数が減っているのではなかろうか)、年末年始の休みが少しは心安らかなものになるだろう。

夕食は定番のすき焼き。名古屋から昨日帰って来た息子は一年で10キロほど減量したそうだ。30代半ばになってそういうことも気を付けるようになったようである。

デザートは苺。

大学の用事や家の掃除の合間に本を読んだり、テレビを見たりしていたら、目や耳の負荷が大きくなったようである。

風呂から出て、2時に就寝。


12月29日(木) 晴れ

2022-12-30 01:30:40 | Weblog

9時、起床。

バタートースト、目玉焼き、ウィンナー、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

チャイを抱っこして外に出る。日向ぼっこ。

駅ビル西館の無印料品に注文しておいたラックを受け取りに行く。

帰宅してラックを妻と組み立てる。

一階の窓の掃除。仏壇の掃除。流しの掃除。

チャイの散歩。

「プリミエールカフェ」に昼食を食べに行く。

一番好きなメニューである海老ドリアを注文する(焼きは強めで)。

マスターと雑談(ブログには書けない話題が多い)。

マスター、(厨房の)奥様、では、よいお年を。新年は4日から営業。

澤田瞳子さんから『泣くな道真ー大宰府の詩ー』(集英社文庫版)を送っていただく。先月、この続編にあたる『吼えろ道真ー大宰府の詩ー』の文庫版をお送りいただいときに、こちらもお送りしましょうかと聞かれ、ついうっかり、「姉妹がそろうと安心すると思います」と答えてしまって(「そちらは自分で買い求めます」と答えるべきだった)、暮れのお忙しいときにお手数をおかけしてまうことになった。

さっそくお礼をLINEで伝える。ありがとうございました。

本日発表の東京の新規感染者数は18372名。年末に検査数が少ないのかしら。

夕食はツナとマヨネーズの椎茸詰め、鶏ササミの梅しそ挟み、味噌汁、ごはん。

食事をしながら『クロサギ』(録画)を観る。

昨日が締切だったレビューシートのチェック。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。


12月28日(水) 晴れ

2022-12-29 18:42:58 | Weblog

8時45分、起床。

着替えようとしてシャツの胸ポケットに小さく折りたたまれた千円札が入っていることに気が付いた。このまま洗濯機に入れて洗われてしまって、天日干しされたようだ。なんでこんなに小さく折りたたんで胸ポケットに入れたのか覚えていない。

広げてみうるとちょっと縮んでいる感じがする。妻に言うと、「お札はめったなことでは縮んだりはしないものよ」という。財布から普通の千円札を取り出して比べてみると、やっぱりちょっと縮んでいる。機械では通用しないのではなかろうか。かといってお店でも使いづらい気がする。どうしよう。霧吹きで水をかけてアイロンを当てたら元にもどるかしら。

バタートースト、目玉焼き、ウィンナー、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『舞いあがれ!』。年内は今日でお終い。えっ、こんな不穏な空気のまま越年するんですか。

アマゾン・オーディブルで村上春樹『職業としての小説家』を聴きながら(朗読は小澤征悦)、昨日のブログを書いてアップする。彼の小説を聴きながら文章を書くのは難しいが、エッセーであれば・・・。私は彼の小説は全部読んでいるが、エッセーの類はそうでもない(それほど惹かれないということ)。その反対が沢木耕太郎である。池波正太郎の場合も、向田邦子の場合も同様。小説もエッセーもどちらも同じくらい面白いという作家はいるかな? 作品が少ないので十分に検証されているとはいえないが、庄司薫はどちらも面白かったな。

門松を飾る。

昼食を食べに出る。

下丸子の「喜楽亭」に行こう。

改札(多摩川方面)を出て、すぐ横が「喜楽亭」である。

昭和っぽい風景である。木村伊兵衛が撮りそうな写真ではないだろうか。

いつものチキンカツ定食(850円)。

客は私だけ。いつものようにご主人と世間話をしながら食べる。話題が昨今の「値上げ」になったとき、「実はうちもそろそろ値上げしようかと考えているんです。一律100円で」とご主人が言った。しかたない。それでもチキンカツ定食は950円ならまだ千円札でお釣りが来る。この「千円札でお釣りがくる」という感覚は長らくサラリーマンのランチの相場であったが、ここにきてそれが崩れ始めている。けれど給料は(小遣いは)アップしていない。つらいところである。

「よいお年を」の挨拶をして店を出る。

蒲田に戻り、ちょっと駅ビルで時間を潰してから、4時に予約をしている整骨院へ。

その後、「きりん珈琲」に顔を出す。

時刻は5時になろうとするところ。

みるく餡とドライフルーツのレアチーズケーキにきりんブレンド。

ここでも価格改定の貼り紙があって、末尾に「店主 大原」とあった。あれっ、廣瀬さんじゃなかったでしたっけ? 開店当初のネットのインタビュー記事にそうあったのを覚えている。最近、結婚されたのだろうか。支払いにときに聞いてみたら、ずっと前から大原さんになっていたようでる。カフェの店主で大原さんと言えば、私にとってはいまはない「フォノカフェ」の大原さんである。大原さんが二人。初代大原さんと二代目大原さんだ。

「よいお年を」の挨拶をして店を出る。

本日発表の東京の新規感染者数は20243人。久しぶりの「青」である。でも、先週比「-943」は変動の範囲内。とても減少傾向に転じたといえる数字ではない。お隣の中国では感染者が爆発的に増えている。遠からずその影響は日本にも及ぶだろう。

夕食は鮭、とろろ芋、鴨のつくね汁、ごはん。統一感には欠けるが、美味しい。

食事をしながら『商店街のピアニスト』最終回(録画)を観る。BS松竹東急というマイナーな局のドラマなので、話題にならなかったが、私は毎回楽しみに観ていた。

リビングで単純な片付け作業をしながら『クロサギ』第6話(録画)を観る。秋ドラマはすべて終わってしまったが、長時間の特番ものは観る気になれない。こういうときのために『クロサギ』をとっておいたのである。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。


12月27日(火) 晴れ

2022-12-28 13:23:16 | Weblog

8時半、起床。

バタートースト、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『舞いあがれ!』。リストラの始まった父親の工場を舞が手伝い始める。もしかしてこのまま、パイロットの道を捨てて、飛行機の部品を作る町工場の女社長になったりして・・・。

10時15分に予約してある区役所のマイナンバーカード交付所へ行く。1年ほど前に紛失して使用を「中止」状態にしているマイナンバーカードの再交付を受けるためである。受付から手続きを経て再交付まで待ち時間を含めて30分ほどだった。私は運転免許証を持っていないので、日常生活の中での身分証明のほとんどを健康保険証ですませているが、それだけでは不十分なこともある(顔写真が付いていないから)。

区役所を出て、その足で大学へ。

今日が年内最後の登校である。

教員ロビーの自販機でコーヒーを買う。今日は150円の(一番高い)コーヒーにした。

蒲田駅で買ったカツサンド(まい泉)で昼食。

12時半から3時半まで会議。

会議を終えてから研究室に戻ってまだアップしていなかった昨日のブログを書き上げてアップする。原則として、ブログは朝食後に更新するのだが、午前中に用事が入ると、昼過ぎや夕方、場合によっては夜になることもある。12月はそういう日が多い。師走である。

戸山キャンパスの正面、穴八幡神社の隣にある放生寺では「一陽来福」(一陽来復ではなく)のお守りを販売している。こっちの方が空いているから(一陽来復だと勘違いして?)こちらでお守りを買って帰る人もいるようだ。

穴八幡神社の方も夕方になると空いている。次は大晦日が混雑するだろう。

「タビビトの木」に寄って行く。

空いている。

バインフランと旅人珈琲。

旅人珈琲は自家製のレモンシロップとレモンの輪切りが入った珈琲。

バインフランはベトナム風プリン。練乳を使ったカスタードプリンにエスプレッソの効いたカメラルを掛け、カスカラ(コーヒーの実)のシロップの氷がトッピングされている。トッピングはホイップクリームをチョイスすることもできるが、絶対にカスカラシロップの氷の方がいい。旅人珈琲との相性が抜群なのである。

マスターに「よいお年を」の挨拶をして店を出る。

蒲田に着く前に電車の中で水野梓『彼女たちのいる風景』を読了。今年最後の読書。いや、あと4日残っているから最後から二冊目の読書かもしれない。

本の末尾に「68才冬」と記入した。アヅサさんに本を読了しましたというとLINEで連絡し、簡単な感想を書いた。彼女は29日に渡英するので、その前に読み終えられたことはよかった。彼女からはすぐに返信があり、感想へのコメントと、最後に、「先生もお体に気をつけて下さい! 良き読み手、書き手たちをたくさん育てて下さい」と書いてあった。

ふ~む。彼女が学生だった頃は、小説について学生とおしゃべりをする機会がけっこうあったが、いまはそういうことはめったになくなった。小説というものがおしゃべりのコンテンツとして機能しなくなってしまったのだ。

本日発表の東京の新規感染者数は22063人。ゆっくりとした増加が続いている。

夕食はカマス、鶏肉とピーマンの味噌煮、ポテトサラダ、味噌汁、ごはん。

これは好物。汁まで全部食べる。

食事をしながら『エピウス』最終回(録画)を観る。女性たちの間では今季のドラマでは『サイレント』が一番人気のようだったが、『鎌倉殿の13人』は通年ドラマだったので別枠とすれば、『エピウス』が一番面白かった。ところで真犯人は逮捕されたのだろうか?

机周りと一階の和室に置いてある資料の整理。でも、年末にやらなくてはならないという必然性はあまりない。だから気合が入らない。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時45分、就寝。


12月26日(月) 晴れ

2022-12-27 16:08:38 | Weblog

7時15分、起床。久しぶりの早起き(私にしては)。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、目玉焼き、ウィンナー、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『舞いあがれ!』。父親の工場がいよいよまずいことになってきた。兄が救世主となるのか?

朝ドラを観終えてから、大学へ。

9時半から11時半まで会議。

会議を終えて昼食を食べに出る。穴八幡は今日も一陽来復のお守りを求める人で混んでいる。

「たかはし」に行くと、「本日12時より開店いたします」の貼り紙が出ている。あと20分か。本を読みながら待っていると、10分ほどで「お待たせしました」と奥さんが中に入れてくれた。

豚肉生姜焼き定食(半ライス)を注文。

ご飯が進む定食屋の王道である。

研究室に戻る途中の南門通り商店街。

不動産屋の物件案内の前で立ち止まるのは私の癖である。賃料の安い順に掲示されている。

一人暮らし用の物件で一番安いのがこれ。駅から2分! シャワーだけか。でも、トイレにはウォシュレットが付いている。

一番高いのがこれ。設備は充実している。おや「女性希望」か。

教員ロビーの自販機でコーヒーを買う(100円のものにした)。

昨日のブログを書いてアップする。

パソコン関連のゴミの処分の準備をする。

さて、帰ろう。

「カフェゴトー」に寄っていく。

柿とアーモンドのタルトとブレンドコーヒー。

柿とアーモンドのタルトがあるのは珍しい。マスターに「珍しいですね」と言ったら、「注文をいただいたので、ついでに作ったんです」とのことだった。あるときに来られてラッキーだった。

帰宅して、近所の耳鼻咽喉科医院へいつもの薬と、インフルエンザのワクチン接種をしてもらいに行く。混んでいて、1時間以上待った(読書がはかどったのでよしとしよう)。

処方箋を持って向かいの薬局へ。

すっかり日が暮れた空に月が浮かんでいた。

本日発表の東京の新規感染者数は8428人。先週比はそれほどでもないが、問題は明日(火曜日)である。

夕食は天ぷら(かき揚げ)うどんとサラダ。食事をしながら、録画しておいた『明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼント』を観る。毎年、ついつい観てしまう。いつもはクリスマスイブの深夜に放送されるのだが、今年は一日遅れての放送になった。

居間でテレビを観ながら無印良品で買ってきたパルプ棚の組み立て作業。早速、チャイが入る。君の部屋ではないからね。

『村上RADIO』をタイムフリーで聴きながら、雑用を片付ける。ポニーテイルズという女子高生3人組の「BORN TOO LATE」というのは、へぇ、こんな曲があったのかという、素朴ななつかしさを感じさせる曲だった。番組の最後に「よいお年を」と言っていたが、12月29日の16:00からの放送は再放送なのね。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時、就寝。