9時、起床。
バタートースト、目玉焼き、ハム、牛乳、紅茶の朝食。
食事をしながら『クロサギ』の最後の2話(録画)を観る。リーガロイヤルホテル東京のラウンジが使われている。ここは本当によくドラマのロケで使われる。窓の外は大隈庭園で、チラリと大隈講堂が見える。
一階の和室・洋室・キッチンの掃除。とくに掘り炬燵はチャイの毛がたくさん入っていて一仕事だった。和室のテレビを付けながらの作業だったが、『天皇の料理番』というドラマの一挙放送をやっていた。主人公(佐藤健)の兄を演じていた鈴木亮平が役柄(結核を病んでいる)に合わせて頬がこけていたのが印象的だった。
昼食を取りに出る。食事の後に「ポットリー」でお茶をしたかったので、大井町へ行く。
東小路の「永楽」へ。
待っている人が数人いたが私はすぐにカウンターに案内される。一人客のよいところである。
ワンタンメンを注文する。焦がし葱の風味がいい。
昼食を終えて「ポットリー」に顔を出す。以前はブログに「ポッタリー」と記していたが、「ポットリー」が正しいようなので、途中からそう変えた。だから以前の記事は「ポッタリー」で検索しないと出てこない。
お気に入りの窓際の半円形のテーブルが空いていた。マダムはカウンターで女性客の占いをしていた。
ロイヤルミルクティーを注文。マダムは先月、階段を踏み外して足首の腱を伸ばしてしまってしばらく歩行に支障が出ていたそうだ(でも、お店は休まなかった)。マダムは私よりも年上である。どうぞ怪我、とくに足には、お気をつけて。歩行に支障がでるといっぺんにQOLが低下しますからね。
「よいお年を」の挨拶をして店を出る。今年の営業は今日まで。新年の営業は4日から。いつも通りですね。
蒲田に戻って「有隣堂」をのぞいて、新刊の小説を二冊購入。
吉田篤弘『中庭オレンジ』(中央公論新社、2022年12月25日)。21作品からなる短編集。ヒット作『月とコーヒー』(徳間書房、2019年)と装丁が似ているが、出版社は違う。
アントワーヌ・ローラン『青いパステル画の男』(新潮社、2022年12月20日)。帯には「『赤いモレスキンの女』に続く、大人のためのおとぎ話」と書かれているが、日本語への翻訳ではたしかにそうだが、『青いパステル画の男』は2007年に出たローランの処女作で、『赤いモレスキンの女』は2014年の出版である。『赤いモレスキンの女』の成功で処女作にも邦訳の光があたったわけだが、ドゥルオー賞(芸術分野のフィクション作品に与えられる)の受賞作であるから、よい作品には違いないだろう。
本日発表の東京の新規感染者数は14525人。3日連続の「青」は感染状況の実態を反映しているのかどうか疑問だが(年末で検査数が減っているのではなかろうか)、年末年始の休みが少しは心安らかなものになるだろう。
夕食は定番のすき焼き。名古屋から昨日帰って来た息子は一年で10キロほど減量したそうだ。30代半ばになってそういうことも気を付けるようになったようである。
デザートは苺。
大学の用事や家の掃除の合間に本を読んだり、テレビを見たりしていたら、目や耳の負荷が大きくなったようである。
風呂から出て、2時に就寝。