朝、いつもより早い時刻に目が覚める。「キャー!」という妻の叫び声で。な、なんだ?! 居間のレースのカーテンにびっくりするほど大きな(全長5センチ!)スズメバチがとまっていて、それに飼い猫のはるが飛びかかろうとしているのであった。どうやらベランダに干していた洗濯物を取り込んだときに一緒についてきたのではないかと思われる。ゴキブリが出現したとき同様、こういう場合の対処は夫の仕事ということになっている。伝統的な性別役割分業である(私だって、ゴキブリは苦手だし、スズメバチは怖いんですけど…)。とにかくスズメバチを興奮させてはならないので、まず猫を現場から遠ざける。そしてレースのカーテンをたぐりよせてそっとスズメバチをくるむ。これで飛び回ることは阻止できた。近くであらためて見ると、個々の部位が大きく、色鮮やかで、まるでフィギアのようである。これに刺されたらショック死することもあるのも肯ける。カーテンをベランダに出し、サッシを閉める。これで室内にいる妻と猫が被害に遭うことは防げた。後は私が無事帰還できるかどうかである。映画、「アルマゲドン」を思い出す。ベランダが地球に接近する彗星の表面のように思える。カーテンをそっと開く。スズメバチがむき出しの状態になる。ベランダの隅に退避し、スズメバチが自主的に飛び去ってくれうのを待つ。しかしなかなか飛び立ってくれない。しかたないので、いやだが、本当にいやだが、近づいて、カーテンをパタパタと揺らしてみる。スズメバチがやおら羽音を立てて飛び立つ。しかも私の方に向かって来るではないか。ギャッ! 絶体絶命か、と思ったそのとき、スズメバチはくるりと方向を変えて、空の彼方に飛んでいった。かくして地球は救われたのであった。
午前11時から進学の基礎演習のガイドブックの件でT社のK氏と打合せ。昼はシャノアールでサンドイッチと珈琲。午後1時からA新聞社のH氏と出版企画の打合せ。午後3時からフリー・ジャーナリストのS氏からの取材(清水幾太郎に関する)を受ける。午後4時半から卒論演習の最終回。ところが報告書の一人であるF君が欠席。どうしたんだと思いつつ、研究室に戻ってからPCのメールを開いたら、F君からメールが届いていて、今日は都合で欠席しますが、来週の報告はちゃんとやりますと書いてあった。あの~、来週はもうないんですけど…。今度の土曜日に個人指導の時間を設けるから来るようにとメールを返す。メルシーで夕食(毎度お馴染みチャーシュー麺)をとり、7限の授業(社会人間系基礎演習4)に臨む。今日は「宗教」をテーマとしたグループ発表であったが、発表をする側も聞く側も、テキスト(ギデンズ『社会学』)の読み込みが不十分。だからディスカッションが「社会学的な」次元で展開できていない。この点について苦言を呈する。
午前11時から進学の基礎演習のガイドブックの件でT社のK氏と打合せ。昼はシャノアールでサンドイッチと珈琲。午後1時からA新聞社のH氏と出版企画の打合せ。午後3時からフリー・ジャーナリストのS氏からの取材(清水幾太郎に関する)を受ける。午後4時半から卒論演習の最終回。ところが報告書の一人であるF君が欠席。どうしたんだと思いつつ、研究室に戻ってからPCのメールを開いたら、F君からメールが届いていて、今日は都合で欠席しますが、来週の報告はちゃんとやりますと書いてあった。あの~、来週はもうないんですけど…。今度の土曜日に個人指導の時間を設けるから来るようにとメールを返す。メルシーで夕食(毎度お馴染みチャーシュー麺)をとり、7限の授業(社会人間系基礎演習4)に臨む。今日は「宗教」をテーマとしたグループ発表であったが、発表をする側も聞く側も、テキスト(ギデンズ『社会学』)の読み込みが不十分。だからディスカッションが「社会学的な」次元で展開できていない。この点について苦言を呈する。