フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月30日(日) 晴れ

2020-08-31 12:32:03 | Weblog

10時、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昨日のブログを仕上げてアップする。

よく晴れた青空だが、地表に近きところに(つまり遠くに)モクモクした雲が小さく見える。

今日は1時に卒業生のホノミさん(論系ゼミ10期生)が蒲田にやってくる。駅の周辺はふだんの週末の人出である。

「New Days」というのはJRの駅構内にあるコンビニの名称で、20年くらい前から使われているが、コロナ騒動の中で「新しい日常」とか「ニューノーマル」といった言葉が登場する中で、それらと共鳴して新しい響きを帯びて聞こえる。

予約してある「スリック」へ。

店内のテーブルはまだ前のお客さんが残っているので、とりあえずテラス席に座る。ここでランチの前にかき氷を食べることにする。

私は梅、彼女はミルクティーのカキ氷をを注文。日陰で気持ちのよい風に吹かれながら食べるカキ氷は格別である。

カキ氷を食べ終えて、空いた店内のテーブルに移動し、ランチをいただく。

デリカ「苺と小鳥」と「スリック」のコラボ企画のスペシャル・ウィークエンド・ランチも今日が最終回である。

前菜:知床産のマスを使ったカルパッチョ バジルとドライトマト、ケッパーを添えて

キッシュ:ベーコン、ほうれん草、玉ねぎを使ったロレーヌ地方(フランス)伝統のキッシュ

主菜:豚肉のポルケッタ ローズマリーのソースとポテトのロースト添え 豚肉をニンニク、タイムでマリネしてローストしてある。

デザートのシフォンケーキは、ホノミさんはコースにあらかじ組み込まれているハーフサイズのプレインのシフォン。

私は季節限定(本日が最後)のチョコバナナのシフォンケーキに変更してもらった。初めて食べたが、これは美味しい!もっと食べておくのだった。

ドリンクはコースに組み込まれているアイスティー。

マダムの書道(ハングル)の先生や常連さんとのおしゃべりを楽しみながら2時間ほど滞在した。店を出るときテラス席で常連さんに写真を撮っていただいた。

2軒目のカフェはどこに行こうと相談し、私も2回目だが、環八沿いの「サッカバッカ」に行ってクリームソーダを飲もうと話がまとまる。呑川に浮かんでいるカメを見つけて、「あっ、カメ!」と彼女が言った。私には見馴れている光景だが、彼女が住んでいる街中には川は流れていないようである。

東口のアーケードを通って(暑い日差しを避けて)西口へ。

東急線(多摩川線と池上線)の踏切を渡る。

「サッカバッカ」に到着。

クリームソーダは8種類ある。私は知らなかったのだが、いま若い世代でクリームソーダが流行っているらしい。彩りがさまざまなのはインスタのせいだろう。私は子どもの頃から一番馴染みのあるみどり(メロン)を注文する。

彼女は即決ができず、どの色にしようか考え込む。おそらく私のみどりとの色合いも考えているのだろう。

「決めました!オレンジにします」

私が馴染んでいる昔からのクリームソーダは最初からソーダ水そのものが緑や赤や青であったが、最近のクリームソーダはソーダ水は透明で、グラスの底に色のついたシロップが沈殿している。これを自分の好みのタイミングでかき混ぜて飲むのである。

「サッカバッカ」には1時間ちょっと滞在する。まもなく5時になろうとしている。店の前の道を左に行くと蒲田陸橋である。途中まで上ってみる。

振り返ると西の空にキノコのような形の大きな雲が広がっている。積乱雲の一種の「カナトコ(金床)雲」である。成長した積乱雲が天井(対流圏)まで到達して、それ以上上昇できずに、横に広がって出来る雲である。知識としては知っていたが、これくらい見事な、しかも背後から西日を受けて輝くカナトコ雲は初めて見た。

参考:これがカナトコ(金床)。加熱した金属をのせて叩いたりする作業台。中学校の技術室にあったと思う。

輝くカナトコ雲を背にしてジャンプ! レアな一枚である(笑)

街角ポートレイトを撮りながら駅まで彼女を送って行く。

陸橋から階段で降りるこのアングルはアニメ『君の名は』的である。

階段を下りて(陸橋の下で)。

近くのボーリング場(イモンボール)の前で。ジャンプしてから彼女のノリもよくなったようである(笑)。

ガード下で(『火曜サスペンス劇場』風)。

最後に、もう一度、ジャンプ。

今日は残暑カフェにお付き合いいただいてありがとう。また会いましょう。

彼女を見送ってから東急プラザの屋上(かたま園)に上ってみる。

それにしても見事なカナトコ雲である。私が盛んに写真を撮っていると、近くにいた中年の女性が「あれは何という雲ですか?何か不吉な予兆でしょうか」と心配そうに聞いて来た。カナトコ雲について説明し、雲の下でゲリラ豪雨が降っているとは思いますが、とくに心配には及びませんと教えてさしあげる。

今度は若い男女の二人連れに「あれは何でしょうか?」と聞かれる。雲の専門家に見えるのだろうか。「使従がやってきます」とつぶやくように答える。エヴァンゲリオン世代ならこれで通じるだろう。

「彼女の手をしっかり握っていさない」と『3年A組』の先生役の菅将暉の口調でアドバイスする。ポカンとする二人。

日曜日の夕刻の街。みんな使徒襲来のことは知らないようである。

夕食は春巻、ベーコンと小松菜の炒め、玉子豆腐、ワカメの味噌汁、ごはん。

ホノミさんからいただいたお土産。

デザートに食べる。薔薇の飾りは妻がもっていった。

福山雅治の「福のラジオ」と山下達郎の「サンデーソングミュージック」をradikoで聴きながら今日の日記とブログ。

3時、就寝。


8月29日(土) 晴れ

2020-08-30 12:18:27 | Weblog

9時、起床。今朝の空(南西側)。

南東側はこんな感じ。残暑が厳しそうだ。「厳しそう」と書いているが、8月中はまだそれでいい。8月は暑いものである。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

10時半に家を出て、大学へ。今日は午後にリアル会議がある。長い会議になる予定だ。

「てんや」早稲田店が閉店していた。

立ち食い蕎麦屋などこの手のファストフード店は不況に強いと言われてきたが、リモートワークやオンライン授業で顧客であるサラリーマンや学生がいなくなってしまっては閉店もいたしかたない。コロナ不況は従来の不況とはタイプが違うものだということがよくわかる。

12時半から会議開始。昼食は会議の始まる前にコンビニおにぎり2個(鮭と梅)。

午後5時前に終了。ふぅ。

「カフェゴト―」で一服。

タルトタタンとアイスアップルティー。あぁ、美味しい。

蒲田駅に着いて、妻と本屋で待ち合わせて、夕食は外で。

釜飯の「梅Q」へ行く。

今回は「梅Qセット」で行ってみる。釜飯、焼き鳥、ドリンクの酒類は自分でチョイスする。

サラダとお新香とウーロン茶が最初に出てきた。

続いて焼鳥。私はレバーとつくね(どちらも塩で)。妻はねぎまを2本(塩とタレで)。

釜飯と味噌汁が運ばれてきた。釜飯は2種注文してシェアする。

ジャコと小松菜の釜飯。

牛釜飯。

最初に牛釜飯を食べる。味噌汁はなめこがデフォルトなのだが、差額を払ってアサリにしてもらう。

二杯目はジャコと小松菜の釜飯。

待ち合わせ場所の「有隣堂」で購入したのは、三品耀起『雑貨の終り』(新潮社)。著者は私も何度かうかがったことがある西荻窪の雑貨店「FALL」の店主さん。3年前の『すべての雑貨』(夏葉社)に続いて2冊目のエッセー集である。新潮社の広告誌『波』は、『有隣堂』にはなかったので、東急プラザの「くまざわ書店」で入手した。『雑貨の終り』の書評を堀江敏幸が書いていて、三品へのインタビュー記事も載っているのだ。それから、村上春樹が翻訳したカーソン・マッカラーズ『心は孤独な狩人』について、村上のエッセー「いちばん最後までとっておいた翻訳作品」と、マッカラーズのエッセー「花ひらく夢ー創作をめぐるノート」(小澤身和子訳)が載っている。他にも読み応えのある記事がたくさん載っている。この雑誌が無料というのはすごい(「定価100円」と書いてありますが)。

2時半、就寝。


8月28日(金) 晴れ

2020-08-29 10:49:54 | Weblog

10時、起床。

今日の空模様は・・・安定しているようである。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

今日も軽め(肉と卵抜き)。食べ過ぎた日が一日あると、その後の二日間(一日ではダメ)は軽めの食事を心がける。そうやってバランスがとれる。

今朝の「コロナ 新たな日常」は歌舞伎座の公演から「待ってました!」「松嶋屋!」などの大向うからの声が消えてことや、クラシックのコンサートホールから「ブラボー!」の声が消えたことが取り上げられていた。芝居やコンサートの楽しみ方が拍手中心に変わったのである。大教室での講義には、元々、掛け声も拍手はないが、オンライン(オンデマンド)授業になって、学生からのレビューシートが例年よりしっかり書かれるようになった。一部は(次の回の)授業の中で紹介しているので、受講生とのコミュニケーションはむしろ増えたような気がする。

昨日のブログを仕上げてアップする。

ジムに行っている妻から「スリックなう」とLineが届く。カキ氷(5種のベリー)を食べているとのこと。

3時頃、昼食を食べに出る。隣のNさんのお宅のガレージの入口には愛犬のクッキーの像が飾られてる。すでに老犬だったクッキーが散歩の途中で急死してもう何年になるだろう。

「吉岡家」へ行く。向かいは交番である。出前とかするのだろうか。

この時間だとたいてい客は私だけだ。

稲庭うどんを注文する。いつもは何か天ぷらとかフライを一緒に注文するのだが、今日は軽めの食事を心がけているのでやめておく。

あっという間に食べてしまう。すぐに席を立つのもどうかと思ったので(それでは立ち食い蕎麦屋みたいだ)、蕎麦湯を飲みながら、持参した本を少し読む。でも、カフェじゃないんだから、そうそう長居はできない。読書の時間は5分ほどだった。ちなみに読んでいたのは大岡昇平の短編「出征」。文章がすごくいい。

女塚通り商店街にはずっと「TOKYO2020」のフラッグがかかっている。東京中の商店街がそうなのかしら。

帰宅して昼寝。

夕方、散歩に出る。

女塚通りにあるシミズデンキ。姿を消しつつある町の電気屋さんの中で、ここは親子二代で頑張っている。

先日、我が家でも新しい洗濯機をここで購入した。「よろず相談承ります」と出ているとおり、いろいろと相談に乗ってくれて、頼りになるのである。パソコンやカメラは量販店が買うけれども、家電はここと決めている。「町の電気屋さん」や「町の自転車屋さん」がある町はよい町であるというのが私の持論である。そういう店を大切にしようという気持ちが住民にある町という意味である。

「スリック」に顔を出さす。

久しぶりに(でもないか)セパレートティーを注文して、常連さんとおしゃべり。

ルイ君(別の常連さんの愛犬)がやってきた。

私にもずいぶん馴れてきた。

閉店時間になってからマダムとおしゃべり。

明日は大学で夕方まで会議があるので、明後日、また来ますね。

異世界をつなぐトンネルを通って自宅に戻る。

夕食は豚キムチ炒め、サラダ、冷製豆乳スープ、ごはん。

豚キムチ炒めには叩いた胡瓜が入っている(「あさイチ」でやっていた)。

豆乳スープにもおろし胡瓜が使われている(こちらも「あさイチ」でやっていた)。

食事をしながら『アンサング・シンデレラ』第7話(録画)を観る。

明日の会議のための準備をする。

2時半、就寝。


8月27日(木) 晴れ、一時雨

2020-08-28 14:41:59 | Weblog

8時15分、起床。

ムクムクとした白い雲。今日は雲の動きのダイナミックな一日になりそうだ。

トースト(ルハーブのジャムをたっぷりと)、牛乳、紅茶の朝食。昨日、夜食(出汁巻玉子カツサンド)を食べたので朝食は軽めにしておく。

「コロナ 新たな日常」の今日の記事は電車の混雑状況がわかるJRのアプリの話題。コロナの時代の日常の中でわれわれが気づいてしまったのは、「満員の通勤電車」というものがいかに異常なものであったということだ。これまで都会で働くサラリーマンの宿命として諦め顔で受け入れてきた「通勤地獄」というものに対する拒絶感はたとえコロナ騒ぎが収束に向かっても容易には消えないだろう。「自宅と会社の間の往復」という現代人の日常生活の基盤が変化すれば、それは連鎖的に家庭生活(独身者の場合は私生活)にも居住する地域社会にも大きな影響をもたらすだろう。

今日の『プレバト』は面白そうだ。

1時10分前に家を出る。1時に卒業生のアヤナさん(論系ゼミ10期生)と蒲田駅で待ち合わせる。

ランチの希望を聞いたところ、彼女は小食とのことなので、池上の「ヒトナミ」に行くことにした。池上線の池上の駅に久しぶりで降りたら新しい駅舎がオープンしていた。改札が二階になり、その改札口を出た正面に昔の(初期の)池上駅の写真が飾られていた。

駅前からバスに乗って(歩いても15分ほどなのだが、暑いから)二つ目の堤方橋で下車。

お店の前にはたくさんの自転車が。コロナ騒ぎで一時は閑散としていた「ヒトナミ」だが、徐々にママ友たちが戻ってきたようである。

アヤナさんは10期生としては先日のカナさんに続いて二人目の登場である。出版社(から発展した総合エンタメ企業)にお勤めだが、今日は夏休み。蒲田に来たのは初めてで、「先生、ここから大学に通勤しているんですか。けっこう遠いですよね」と言われる。23区内の移動なんだけどね。彼女は神楽坂に住んでいて、会社は飯田橋にあるから、それに比べれたらほとんどのサラリーマンは遠距離通勤にみえるであろう。

主菜と副菜の組み合わせは自分で決めるというのがこの店のシステムである。

しらばらくして料理が運ばれてきた。

二人とも主菜は霧島鶏むね肉のジェノベーゼノース。庭で採れたバジルを使っている。

切り干し大根のアラビアータ。

揚げ豆腐のあんかけ。

キノコとズッキーニの・・・なんだったかな。

お店はオガサワラさんお一人で回している。

アヤナさんは仕事上の必要もあって、また自宅にいる時間が長いこともあって、この半年で読んだ本はすでに150冊ほどにもなっているそうだ。読んだ本の記録を見せてもらう。文芸書から実用書までジャンルは多岐に渡っている。

2時半頃、店を出る。オガサワラさんに写真を撮っていただいた。

次は「スリック」に行くのだが、この時刻になると日陰も出来て来るので、呑川沿いの道を歩いて行くことにした。「スリック」には「ヒトナミ」を出るときに「3時頃うかがいます」と電話を入れてお。

桜並木のあたりで。彼女は今日は雨降りだと思っていて、長い傘を持って来ていた。確かに天気予報には傘マークが出ていたが、あれは一日中雨という意味ではなくて、一時雨が降ることがある(不安定な天気)という意味である。私の妻もそうなのだが、天気予報というのは過信してはだめで(参考程度でよい)、それよりも直接自分の目で空模様を見て、天気を予測できるようにならないといけない。

元カフェ「屋根裏」の前を通る。

JR踏切を渡る。

「スリック」に着いた。

まずはカキ氷。彼女はイチゴを注文した。

「美味しそうですね!」 どうぞお先に。

私はブドウ(長野パープル)。

「小鳥と苺」の木村シェフとスタッフのマルティーヌさんがウィークエンドランチのサンプルを持って来られた。さっそくお皿に盛りつけて、テラスのテーブルに写真を撮るマダム。

写真は「スリック」のインスタにアップされています。→こちら

日曜日に食べに来ますね。

ここに来たらカキ氷だけというわけにはいかない。私は紅茶のシフォンケーキとアフタヌーンティー。

彼女はブラウンシュガー&ナッツのシフォンケーキ。紅茶は私と同じアフターヌーンティー。

5時半を回った頃、店を出て、彼女を駅まで送る。彼女はそろそろ神楽坂からもっと下町っぽい町に引っ越したいそうで、今日歩いた池上や蒲田あたりの雰囲気は気に行ったそうなので、では「谷根千」(下谷・根津・千駄木)あたりなんかいいんじゃないですかとすすめておいた。

アヤナさんを改札で見送ってから、東急プラザの屋上(かまた園)に上る。都内のデパートで唯一ここにだけ残っている屋上観覧車。観覧車自体は小さいがビルの屋上にあるから地表からの高さは十分。

幸せの観覧車。いつも思うのだが、この名前は、「幸せな人たちが乗る」のか「乗ると幸せになれる」のどちらなのだろう。二つの意味を重ねているのだろうか。

今日も夕焼けが美しい。

太陽が雲の中から出てくる瞬間、ダイヤモンドのような耀きを放つのだ。

昨日のブログで今夏はビアホールもお休みと書いたが、私の勘違いで、かまた園は6時で閉まるが、ビアホールは営業をしている。吊り下げられたランプはそのためのものである。

夕食は焼き鮭、ヒジキと大豆の煮物、白菜の漬物、大根の味噌汁、ごはんの夕食。

朝食みたいな献立だが、これは妻が年に一度の健康診断が近いためである。体重を落とそうとしているのだ。

デザートにアヤナさんからいただいたお土産を食べる。

食事をしながら『プレバト』を観た。3年ぶりで水彩画に登場した光宗薫だが、特待生1級から名人初段にワンラックアップした。かつて「絶対王者」と呼ばれた彼女だが、休んでいる間に、何人もの名人が誕生した。群雄割拠の時代に入ったのだ。

2時半、就寝。


8月26日(水) 晴れ

2020-08-27 10:28:00 | Weblog

8時半、起床。

トースト、ウィンナー&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

今日も残暑は続く。

10時半から私が会長を務める小さな学会の事務局の引き継ぎの会議(Zoom)。小さな学会故、会長も同席するのである。午前中で終わるかと思ったが、とんでもない、延々と続く。

途中で食事休憩をはさむ。妻が買って来た握り鮨。

2時から再開された会議がようやく終わったのは4時半。正味5時間に及ぶ会議だった。お疲れ様でした。

首がコチコチに凝ってしまった。散歩に出る。

「きりん珈琲」に行く。

先客はおらず、カウンター席に座る。動物たちがお出迎え。やあ、こんにちは。

傍らには私が購入した(会期が終わるまで展示されている)作品「おやこ」が飾られている。

苺のクリームソーダを注文。赤いソーダを予想していたが、透明なソーダで、グラスの底に苺のコンフィチュールが沈んでいる。

アイスクリームはハードタイプ(苺味)。こういう場合、先にアイスを食べようとするとソーダがこぼれる(実証済)。

医大通りを蒲田駅の方へ歩く。

途中、「題名のないパン屋」を見つける。佃煮・惣菜の老舗「佃浅」が始めた高級食パン店である。昔、黛敏郎が司会をする『題名のない音楽会』というクラッシックの番組があった。日曜日の午前中の人気番組だったが、それにあやかって、「題名のない〇〇」というフレーズが流行ったことがある。温故知新的なネーミングだ。

店内に入ってみる。出汁巻きたまごカツサンドを買ってみる。出汁巻たまごに衣をつけて揚げ、カツサンド風に仕上げた一品である。

これからいい夕焼けが見られそうな空模様である。

蒲田駅い到着。東急プラザの屋上(かまた園)に上がってみることにしよう。

予想通り、ダイナミックな夕焼けである。

いつもの夏であれば屋上は6時からビアホール営業なのだが、この夏は6時で閉園である。

そろそろ6時。警備員が「閉園です」と告げて回っている。

でも、これからだんだん日没が早くなるから、「かまた園」でもゆっくり夕焼けを楽しめるようになるだろう。

工学院通りを帰る。

「ティースプーン」に顔を出すと、常連のトモミさんがいた。

お仕事(家庭科の先生をされている)の帰りである。今週から二学期が始まったのだ。お疲れさまです。

大学の秋学期の授業が始まるのは9月25日。あと一ヶ月ある。「夏休み」と呼ぶのははばかられるので、「秋休み」と呼んでいる。

帰宅してベランダに出る頃にはもう夕焼けは消えていた。ゴールデンアワーは短い。

夕食は麻婆春様、茄子のベーコンの揚げびたし、ワカメと玉子のスープ、ごはん。

豚肉とアスパラも入った麻婆春雨。

デザートは桃。

夜食に出汁巻きカツサンドをコーヒーと一緒に。「カツ」とパンの間の中農ソースがいい味を出している。これは「あり」だな。

今夜の「トーキョー・スピークイージー」は谷村新司とスチャダラパーのボウズの対談。

2時半、就寝。