10時、起床。
トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
昨日のブログを仕上げてアップする。
よく晴れた青空だが、地表に近きところに(つまり遠くに)モクモクした雲が小さく見える。
今日は1時に卒業生のホノミさん(論系ゼミ10期生)が蒲田にやってくる。駅の周辺はふだんの週末の人出である。
「New Days」というのはJRの駅構内にあるコンビニの名称で、20年くらい前から使われているが、コロナ騒動の中で「新しい日常」とか「ニューノーマル」といった言葉が登場する中で、それらと共鳴して新しい響きを帯びて聞こえる。
予約してある「スリック」へ。
店内のテーブルはまだ前のお客さんが残っているので、とりあえずテラス席に座る。ここでランチの前にかき氷を食べることにする。
私は梅、彼女はミルクティーのカキ氷をを注文。日陰で気持ちのよい風に吹かれながら食べるカキ氷は格別である。
カキ氷を食べ終えて、空いた店内のテーブルに移動し、ランチをいただく。
デリカ「苺と小鳥」と「スリック」のコラボ企画のスペシャル・ウィークエンド・ランチも今日が最終回である。
前菜:知床産のマスを使ったカルパッチョ バジルとドライトマト、ケッパーを添えて
キッシュ:ベーコン、ほうれん草、玉ねぎを使ったロレーヌ地方(フランス)伝統のキッシュ
主菜:豚肉のポルケッタ ローズマリーのソースとポテトのロースト添え 豚肉をニンニク、タイムでマリネしてローストしてある。
デザートのシフォンケーキは、ホノミさんはコースにあらかじ組み込まれているハーフサイズのプレインのシフォン。
私は季節限定(本日が最後)のチョコバナナのシフォンケーキに変更してもらった。初めて食べたが、これは美味しい!もっと食べておくのだった。
ドリンクはコースに組み込まれているアイスティー。
マダムの書道(ハングル)の先生や常連さんとのおしゃべりを楽しみながら2時間ほど滞在した。店を出るときテラス席で常連さんに写真を撮っていただいた。
2軒目のカフェはどこに行こうと相談し、私も2回目だが、環八沿いの「サッカバッカ」に行ってクリームソーダを飲もうと話がまとまる。呑川に浮かんでいるカメを見つけて、「あっ、カメ!」と彼女が言った。私には見馴れている光景だが、彼女が住んでいる街中には川は流れていないようである。
東口のアーケードを通って(暑い日差しを避けて)西口へ。
東急線(多摩川線と池上線)の踏切を渡る。
「サッカバッカ」に到着。
クリームソーダは8種類ある。私は知らなかったのだが、いま若い世代でクリームソーダが流行っているらしい。彩りがさまざまなのはインスタのせいだろう。私は子どもの頃から一番馴染みのあるみどり(メロン)を注文する。
彼女は即決ができず、どの色にしようか考え込む。おそらく私のみどりとの色合いも考えているのだろう。
「決めました!オレンジにします」
私が馴染んでいる昔からのクリームソーダは最初からソーダ水そのものが緑や赤や青であったが、最近のクリームソーダはソーダ水は透明で、グラスの底に色のついたシロップが沈殿している。これを自分の好みのタイミングでかき混ぜて飲むのである。
「サッカバッカ」には1時間ちょっと滞在する。まもなく5時になろうとしている。店の前の道を左に行くと蒲田陸橋である。途中まで上ってみる。
振り返ると西の空にキノコのような形の大きな雲が広がっている。積乱雲の一種の「カナトコ(金床)雲」である。成長した積乱雲が天井(対流圏)まで到達して、それ以上上昇できずに、横に広がって出来る雲である。知識としては知っていたが、これくらい見事な、しかも背後から西日を受けて輝くカナトコ雲は初めて見た。
参考:これがカナトコ(金床)。加熱した金属をのせて叩いたりする作業台。中学校の技術室にあったと思う。
輝くカナトコ雲を背にしてジャンプ! レアな一枚である(笑)
街角ポートレイトを撮りながら駅まで彼女を送って行く。
陸橋から階段で降りるこのアングルはアニメ『君の名は』的である。
階段を下りて(陸橋の下で)。
近くのボーリング場(イモンボール)の前で。ジャンプしてから彼女のノリもよくなったようである(笑)。
ガード下で(『火曜サスペンス劇場』風)。
最後に、もう一度、ジャンプ。
今日は残暑カフェにお付き合いいただいてありがとう。また会いましょう。
彼女を見送ってから東急プラザの屋上(かたま園)に上ってみる。
それにしても見事なカナトコ雲である。私が盛んに写真を撮っていると、近くにいた中年の女性が「あれは何という雲ですか?何か不吉な予兆でしょうか」と心配そうに聞いて来た。カナトコ雲について説明し、雲の下でゲリラ豪雨が降っているとは思いますが、とくに心配には及びませんと教えてさしあげる。
今度は若い男女の二人連れに「あれは何でしょうか?」と聞かれる。雲の専門家に見えるのだろうか。「使従がやってきます」とつぶやくように答える。エヴァンゲリオン世代ならこれで通じるだろう。
「彼女の手をしっかり握っていさない」と『3年A組』の先生役の菅将暉の口調でアドバイスする。ポカンとする二人。
日曜日の夕刻の街。みんな使徒襲来のことは知らないようである。
夕食は春巻、ベーコンと小松菜の炒め、玉子豆腐、ワカメの味噌汁、ごはん。
ホノミさんからいただいたお土産。
デザートに食べる。薔薇の飾りは妻がもっていった。
福山雅治の「福のラジオ」と山下達郎の「サンデーソングミュージック」をradikoで聴きながら今日の日記とブログ。
3時、就寝。