曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

安保関連法案のプレゼン大会をやるべき

2015-07-14 21:21:36 | 社会
安保関連法案改正について、違憲じゃないか、強行採決されるんじゃないか、という話題が毎日のようにニュースで取り上げられている。

野党は「議論を尽くしていない」と言うが、自民党は「すでに110時間も議論している」と言う。その議論は、テレビのニュースで見る限り、「アメリカの戦争につきあわされる」「自衛隊員が危険に晒される」「違憲だ」と叫ぶ野党に対し、安部首相が「そんなことはない」と言い、野党が「でもアメリカの(略)」の繰り返しだ。双方とも話をまとめる気がない。

民主党は、ただ文句ばっかり言ってるように見えるが、公式サイトには領域警備についての対案が掲載されている。維新の会にも同じものがある。先日、すったもんだの末に共同で提出したアレだ。

一方共産党公式サイトでは、自民の改正案を戦争法案と名付け、志位氏が安倍首相を論争で追い詰めた話や漫画を多数載せている。ひたすら反対しているだけで対案はなさそう。おそらく共産党は、あと1000時間話し合っても納得しないだろう。

民主党と維新の会は、ニュースだけ見れば違憲だ違憲だの連呼だが、対案をよく見ると、戦闘可能地域を、もっとちゃんと決めろと言ってるだけで、自衛隊の活動の制限を少しは緩めようとしているらしい。

明日かもしれない強行採決を前に、自民党の石破氏が「国民の理解は進んでいるとは言えない」と発言した。僕にしても、これを書くために調べたので何となくは理解したつもりだが、きちんと人に説明できるほどではない。最初から聞く気のない共産党的サイドの国民は、改正案を読んでもいないのではなかろうか。

自民党サイドの国民だって、相手の主張を真面目に理解しようとはしてないだろう。中国が攻めてきたらどうすんだー、お花畑がー、改正したからって戦争するわけじゃねえよで終わらせてしまう傾向にある。

そうやって、両サイドが互いの意見をよく知らない状態で、マスコミが反対派のデモや集会のニュースを流しまくる。ネットでは賛成派も同じくらいいて、ツイッターやニュース記事のコメント欄で発言しているのだが、マスコミはそこを取り上げない。結果、なんとなく国民の過半が反対しているような雰囲気になっている。

自民党が言う「他国の善意と犠牲で助けてもらって、それで良しとしてきたが、それでいいのか」は、反対派にだって分かる話だろう。

社民党は「アメリカの戦争を支援することで余計な恨みを買う可能性がある」は、賛成派だって嫌だろう。ISISに恨まれるのは怖い。

両方に、それは確かにそうかもしれんと思える意見が含まれているのに、お互い知ろうとしない。安保法制の理解も進んでいないが、反対派だって、民主党と維新の会の対案を理解しているのか怪しいものだ。

だから、各党は自分たちの考える安全保障関連法案を、国民にアピールしたらいいと思うのだ。嘘さえつかなければ、どんな手を使っても良い。各党が工夫をこらして全力で政策をプレゼンするのだ。できればテレビの全チャンネル同時特番でプレゼン大会をやりたいところだが、コマーシャルとして流すのでもいい。もちろん各党公平に時間を割り当てる。

プレゼンは何でもいいが、岡田代表がしゃべるだけとかはやめてほしい。負けてもいいならそれでいいけど。

国民の理解を得るためにはAKBなどアイドルを起用するとかもありだ。共産党は、宮崎駿に短編アニメ形式のを依頼すればいい。とにかく全力で国民の目を引きつけ、猿でもわかるように平易で噛み砕いたやつを競作しろ。これで分からなかったら、分からない奴が悪いと言い切れる奴を公開し、その後Youtubeにアップするのだ。

それだけやっておけば、強行採決されても世論が盛り上がって参議院で止まるかもしれん。無理やり改正されたとしても、後で皆が見直して「これでよかったんだ」となるかもしれん。全力でアピールして、その資料を残しておけば、どっちが勝っても「我々は説明した」と言える。

最後は勢いで無茶苦茶なことを書いてしまったような気がするが、僕が言いたいのは、

法案が多いせいもあるが自民党は説明不足。説明も下手。

対案を出してる民主・維新だって国民に理解されなければならないんだぞ。

反対することが目的の反対意見ばかり言ってないで、自分達ならこうするってのを出せよ共産党と社民党。

ということだ。


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フィット3 RSロングテスト8:VSAを切ってみた

2015-07-11 23:50:58 | クルマ
フィットの取説によると、VSA(ビークルスタビリティアシスト)は、TCS(トラクションコントロールシステム)とABS(アンチロックブレーキシステム)と横滑り抑制機能を総合的に制御し、車の急激な挙動を抑制する装置である。

要するに、素人が無茶な運転操作をしても、スピンしないように、駆動力を抑えたり、ちょこっとブレーキを掛けたりして車が助けてくれる機能だ。

一般的には安全装置なのだが、趣味でサーキットを走る人たちや自動車評論家は意図的に切って、車の本当の運動性を引き出したりしている。

そのVSAをオフにしてみた。

フィット3の場合は分からないが、ボタンでオフにしてもVSAは完全には切れないものらしい。完全に切るには、ECUを書き換えたりケーブルをどうにかしないといけない。VSAとはそういうものらしい、という曖昧な知識しかないが。

フィットのVSAを切るのは簡単。VSAボタン(車がフラフラしてる絵のボタン)を1.5秒ほど押す。すると、「ピッ」と音がしてランプが点灯する。一応信号停止時に押したが、走行中にオンオフしても大丈夫そうである。




より素の状態に近づけるため(笑)、まずCTBAをオフにした状態でVSAをオンオフした。


市街地を法定速度で流しただけだが、ハンドルは軽くなったと思う。少し左右に振ってみるだけでもわかる。ダイレクト感が増したのではなく、意図的に重くしていた手応えの重しを外した感じ。エコモードを解除した時の開放感に似てる。

アクセルも軽く感じたが、そちらはサブリミナル的な気のせいかも。ブレーキはカックンになりやすい気がしたが、誤差というか、それも多分気のせい。

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ジャイアンツはスワローズ戦だけ異常に強い気がする

2015-07-08 22:42:15 | スポーツ
昨日に続いて我が東京ヤクルトスワローズは読売ジャイアンツにボロ負けした。

優勝した2001年を最後に、スワローズはジャイアンツに勝ててない印象がある。

ジャイアンツはドラフトの目玉、または目玉として他チームに入ってFA移籍でジャイアンツに入った選手が多く、同じプロ野球チームでありながらスワローズとは地力に違いがある。ような気がする。

違う言い方をすると、ジャイアンツにはいつも力負けしている、と僕は感じる。

しかし、今年のジャイアンツは一味違う。主力打者が全員絶不調または衰えている。打撃三部門で10位以内に入っているのは長野が7本で本塁打8位だけ。打率は亀井の13位が最高で、そもそも規定打席に到達しているのが坂本、亀井、井端しかいない。

要するに、今年のジャイアンツは弱く、かなり負けているのだが、なぜかスワローズにだけ強いようなイメージがある。スワローズ戦だけ、各自がスペック通りの働きをしているような気がする。特に阿部と坂本と長野は、打たれたくないところで必ず打たれている。今日も阿部と長野にやられた。

というわけで、ジャイアンツの怖い主力打者の、スワローズ戦と他4チーム戦での成績を調べてみた。7/7までの成績なので、若干低めだが(きょう成瀬が滅多打ち喰らったので本当はこれより少し良い)。面倒なので交流戦の成績は入れてない。


阿部
対スワローズ
.217 2本 5点
対阪神+広島+横浜+中日
.255 2本 11点

坂本
対スワローズ
.178 1本 5点
対阪神+広島+横浜+中日
.259 1本 19点


長野
対スワローズ
.094 0本 3点
対阪神+広島+横浜+中日
.286 4本 16点


井端
対スワローズ
.281 0本 1点
対阪神+広島+横浜+中日
.226 0本 9点


亀井
対スワローズ
.281 0本 2点
対阪神+広島+横浜+中日
.260 5本 16点


実に意外な結果だった。

ご覧のとおり、スワローズ戦だからって良くはない。特に怖い阿部、坂本、長野は、むしろスワローズを苦手としている。長野などは、なんと打率が1割以下だ。

井端と亀井はスワローズ戦で良く打っている。この二人も嫌だが、この二人にやられて負けたという印象はないんだよなあ。どういうことだ。

ちなみに対戦成績は今日の試合で5勝8敗になった。良くはないが、阪神の方が負けている。

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iPod touch 5thでHipstamatic ~New Orleans HipstaPakの巻~

2015-07-04 19:52:05 | カメラ
昨日、いつも通り7月分のPak「NEW OLREANS HIPSTAPAK」が配信された。毎月配信が始まってから2年経つ。いい加減ネタ切れだと思うのだが、なかなか終わらない。

公式サイトのコピーと説明は以下の通り。

まずEmmaレンズから。

Cool Saturation

Inspired by the great Jazz artists and Bourbon Street, this lens adds cool saturation.

クールな彩度

偉大なジャズアーティストやバーボンストリートに触発され、このレンズはクールな彩度を追加します。


次にBig Easyフィルム。



Grungy white matte

Add some grit and grunge to your prints with this gnarly white film.

汚れた白いマット

この危険な白色フィルムを使用してプリントするために、いくつかのグリットとグランジを追加します。


ニューオリンズは言わずと知れたジャズの都である。公式のサンプルは、ニューオリンズのバーボンストリートその他の風景のようである。

ニューオリンズは元フランス領で、フレンチクオーターと呼ばれる地区には、今でもフランス風の建築物が残っている。公式blogによると、このパックはその地区の風景に触発されてもいるようだ。

Emma New Orleansでググると、ジュリア・ロバーツの姪、エマ・ロバーツが引っかかる。たぶん関係ない。

僕の感想としては、紫方向の彩度飽和。ベルサイユパックほど激しくないが、ヨセミテパックよりはキツい効果。

Emmaレンズだけだと、多少飽和が大人しくなるようだ。

Big Easyフィルムは、境界線がボヤけた白枠に、グレーの三角マーク、謎の数字49がランダムで入る。グランジ処理で重いのか、写真ができるまでかなり時間がかかる。

作例はEmmaレンズとBigEasyフィルムのセット。

うどんなのか焼酎なのか。







最後に効果を見るための作例。


EmmaレンズとBigEasyフィルム


LowyレンズとBigEasyフィルム


EmmaレンズとBlanko Freedom 13フィルム


LowyレンズとBlanko Freedom 13フィルム

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Android OSは眠らない

2015-07-02 15:31:47 | デジタル関係
先日、突然XPERIA Zのバッテリーの持ちが悪くなった。そういうのは大抵突然始まる。

バッテリー消費を見ると、Andoroid OSがダントツの一位だった。経験上、イングレスをしてない日は「ディスプレイ」が一位なのが普通である。

Andoroid OSは、何時間も「スリープにしない」状態が続いていた。グラフの「起動中」の青いバーが切れ目なく伸びていた。

Android OSというだけで、具体的にどの辺の処理が起きたままなのか分からない。とりあえずこまめに「全アプリ終了」を行った。寝る前にチェックしたら「スリープにしない」現象は終わっていた。青いバーはWiFiに切り替えた時点で途切れていた。

LTE通信状態を違う状態に切り替える、または終わらせればいいのかもしれない。次に暴走したときは、一時的に機内モードにしてみよう。

その次の暴走は二日後に発生した。職場についたときに、「来てる」ことに気付いた。通常時の1.5倍ほどの速さで減っている。

グラフによると、ドコモメール(ショートじゃないほう)を受信したところから「起動中」の青いバーが始まっている。

しかし、ドコモメール終了はもちろん、何度全アプリ終了してもバーの伸びは止まらなかった。

それではあの手だ。機内モードに移行。数分後に確認。止まってない。自宅ではないが、Wi-Fiに切り替え。これでも止まらない。

じやあ、どうすればいいんだ。

ググると、アプリが「ウェイクロック」を適切に設定していないとスリープにしない現象が起こるらしい。でもアプリじゃないんだよなあ。犯人はOSなんだよなあ。

以前のGoogle開発者サービスの時と違い、世間で多数発生している現象ではなく、対処法が分からない。やむを得ず電源オフ&再起動を行った。それから5日ほどたったが、まだOSの暴走は起こっていない。


Android OSが異常な比率で消費している。


スリープにしない時間が凄い。この時間は、時折数分単位で減ることがある。計時関係のプロセスが暴れているのだろうか。


起動中の青いバーが伸びている。

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