安保関連法案改正について、違憲じゃないか、強行採決されるんじゃないか、という話題が毎日のようにニュースで取り上げられている。
野党は「議論を尽くしていない」と言うが、自民党は「すでに110時間も議論している」と言う。その議論は、テレビのニュースで見る限り、「アメリカの戦争につきあわされる」「自衛隊員が危険に晒される」「違憲だ」と叫ぶ野党に対し、安部首相が「そんなことはない」と言い、野党が「でもアメリカの(略)」の繰り返しだ。双方とも話をまとめる気がない。
民主党は、ただ文句ばっかり言ってるように見えるが、公式サイトには領域警備についての対案が掲載されている。維新の会にも同じものがある。先日、すったもんだの末に共同で提出したアレだ。
一方共産党公式サイトでは、自民の改正案を戦争法案と名付け、志位氏が安倍首相を論争で追い詰めた話や漫画を多数載せている。ひたすら反対しているだけで対案はなさそう。おそらく共産党は、あと1000時間話し合っても納得しないだろう。
民主党と維新の会は、ニュースだけ見れば違憲だ違憲だの連呼だが、対案をよく見ると、戦闘可能地域を、もっとちゃんと決めろと言ってるだけで、自衛隊の活動の制限を少しは緩めようとしているらしい。
明日かもしれない強行採決を前に、自民党の石破氏が「国民の理解は進んでいるとは言えない」と発言した。僕にしても、これを書くために調べたので何となくは理解したつもりだが、きちんと人に説明できるほどではない。最初から聞く気のない共産党的サイドの国民は、改正案を読んでもいないのではなかろうか。
自民党サイドの国民だって、相手の主張を真面目に理解しようとはしてないだろう。中国が攻めてきたらどうすんだー、お花畑がー、改正したからって戦争するわけじゃねえよで終わらせてしまう傾向にある。
そうやって、両サイドが互いの意見をよく知らない状態で、マスコミが反対派のデモや集会のニュースを流しまくる。ネットでは賛成派も同じくらいいて、ツイッターやニュース記事のコメント欄で発言しているのだが、マスコミはそこを取り上げない。結果、なんとなく国民の過半が反対しているような雰囲気になっている。
自民党が言う「他国の善意と犠牲で助けてもらって、それで良しとしてきたが、それでいいのか」は、反対派にだって分かる話だろう。
社民党は「アメリカの戦争を支援することで余計な恨みを買う可能性がある」は、賛成派だって嫌だろう。ISISに恨まれるのは怖い。
両方に、それは確かにそうかもしれんと思える意見が含まれているのに、お互い知ろうとしない。安保法制の理解も進んでいないが、反対派だって、民主党と維新の会の対案を理解しているのか怪しいものだ。
だから、各党は自分たちの考える安全保障関連法案を、国民にアピールしたらいいと思うのだ。嘘さえつかなければ、どんな手を使っても良い。各党が工夫をこらして全力で政策をプレゼンするのだ。できればテレビの全チャンネル同時特番でプレゼン大会をやりたいところだが、コマーシャルとして流すのでもいい。もちろん各党公平に時間を割り当てる。
プレゼンは何でもいいが、岡田代表がしゃべるだけとかはやめてほしい。負けてもいいならそれでいいけど。
国民の理解を得るためにはAKBなどアイドルを起用するとかもありだ。共産党は、宮崎駿に短編アニメ形式のを依頼すればいい。とにかく全力で国民の目を引きつけ、猿でもわかるように平易で噛み砕いたやつを競作しろ。これで分からなかったら、分からない奴が悪いと言い切れる奴を公開し、その後Youtubeにアップするのだ。
それだけやっておけば、強行採決されても世論が盛り上がって参議院で止まるかもしれん。無理やり改正されたとしても、後で皆が見直して「これでよかったんだ」となるかもしれん。全力でアピールして、その資料を残しておけば、どっちが勝っても「我々は説明した」と言える。
最後は勢いで無茶苦茶なことを書いてしまったような気がするが、僕が言いたいのは、
法案が多いせいもあるが自民党は説明不足。説明も下手。
対案を出してる民主・維新だって国民に理解されなければならないんだぞ。
反対することが目的の反対意見ばかり言ってないで、自分達ならこうするってのを出せよ共産党と社民党。
ということだ。
野党は「議論を尽くしていない」と言うが、自民党は「すでに110時間も議論している」と言う。その議論は、テレビのニュースで見る限り、「アメリカの戦争につきあわされる」「自衛隊員が危険に晒される」「違憲だ」と叫ぶ野党に対し、安部首相が「そんなことはない」と言い、野党が「でもアメリカの(略)」の繰り返しだ。双方とも話をまとめる気がない。
民主党は、ただ文句ばっかり言ってるように見えるが、公式サイトには領域警備についての対案が掲載されている。維新の会にも同じものがある。先日、すったもんだの末に共同で提出したアレだ。
一方共産党公式サイトでは、自民の改正案を戦争法案と名付け、志位氏が安倍首相を論争で追い詰めた話や漫画を多数載せている。ひたすら反対しているだけで対案はなさそう。おそらく共産党は、あと1000時間話し合っても納得しないだろう。
民主党と維新の会は、ニュースだけ見れば違憲だ違憲だの連呼だが、対案をよく見ると、戦闘可能地域を、もっとちゃんと決めろと言ってるだけで、自衛隊の活動の制限を少しは緩めようとしているらしい。
明日かもしれない強行採決を前に、自民党の石破氏が「国民の理解は進んでいるとは言えない」と発言した。僕にしても、これを書くために調べたので何となくは理解したつもりだが、きちんと人に説明できるほどではない。最初から聞く気のない共産党的サイドの国民は、改正案を読んでもいないのではなかろうか。
自民党サイドの国民だって、相手の主張を真面目に理解しようとはしてないだろう。中国が攻めてきたらどうすんだー、お花畑がー、改正したからって戦争するわけじゃねえよで終わらせてしまう傾向にある。
そうやって、両サイドが互いの意見をよく知らない状態で、マスコミが反対派のデモや集会のニュースを流しまくる。ネットでは賛成派も同じくらいいて、ツイッターやニュース記事のコメント欄で発言しているのだが、マスコミはそこを取り上げない。結果、なんとなく国民の過半が反対しているような雰囲気になっている。
自民党が言う「他国の善意と犠牲で助けてもらって、それで良しとしてきたが、それでいいのか」は、反対派にだって分かる話だろう。
社民党は「アメリカの戦争を支援することで余計な恨みを買う可能性がある」は、賛成派だって嫌だろう。ISISに恨まれるのは怖い。
両方に、それは確かにそうかもしれんと思える意見が含まれているのに、お互い知ろうとしない。安保法制の理解も進んでいないが、反対派だって、民主党と維新の会の対案を理解しているのか怪しいものだ。
だから、各党は自分たちの考える安全保障関連法案を、国民にアピールしたらいいと思うのだ。嘘さえつかなければ、どんな手を使っても良い。各党が工夫をこらして全力で政策をプレゼンするのだ。できればテレビの全チャンネル同時特番でプレゼン大会をやりたいところだが、コマーシャルとして流すのでもいい。もちろん各党公平に時間を割り当てる。
プレゼンは何でもいいが、岡田代表がしゃべるだけとかはやめてほしい。負けてもいいならそれでいいけど。
国民の理解を得るためにはAKBなどアイドルを起用するとかもありだ。共産党は、宮崎駿に短編アニメ形式のを依頼すればいい。とにかく全力で国民の目を引きつけ、猿でもわかるように平易で噛み砕いたやつを競作しろ。これで分からなかったら、分からない奴が悪いと言い切れる奴を公開し、その後Youtubeにアップするのだ。
それだけやっておけば、強行採決されても世論が盛り上がって参議院で止まるかもしれん。無理やり改正されたとしても、後で皆が見直して「これでよかったんだ」となるかもしれん。全力でアピールして、その資料を残しておけば、どっちが勝っても「我々は説明した」と言える。
最後は勢いで無茶苦茶なことを書いてしまったような気がするが、僕が言いたいのは、
法案が多いせいもあるが自民党は説明不足。説明も下手。
対案を出してる民主・維新だって国民に理解されなければならないんだぞ。
反対することが目的の反対意見ばかり言ってないで、自分達ならこうするってのを出せよ共産党と社民党。
ということだ。