曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

エウレカ戦記①

2024-02-15 00:29:00 | デジタル関係
メイン子こと僕のメインキャラに続いて、先日サブ子も「禁断の地・エウレカ」のクエストをコンプした。

エウレカはFFXIVとは半ば独立した形で存在するコンテンツで、内部だけのルールがある。また説明が長くなりそうなので、レギュラーの「サブ子の旅」とは別に語ることにする。

最初に断っておくが、エウレカについて、僕がまだ理解してないことがたくさんある。特に武具育成がわかっていない。あくまで僕が見たエウレカを語るので、攻略に向けての情報としては信用しないほうがよい。



エウレカはクガネの埠頭から入る特殊エリアで、内部ではエレメンタルレベル(EL)という独自のレベルが設定される。敵を倒すとEL経験値が入り、溜まるとELが上がる。アネモス帯、パゴス帯、ピューロス帯、ヒュダトス帯という4つのエリアがあり、順に20、35、50、60がEL上限となっている。これ以上のELで入場しても上限まで下げられる。

元のジョブはレベル70以上が条件かつ上限。71以上で入っても70までのスキルしか使えない。71から入れて、内部では80に固定される南方ボズヤ戦線とはかなり異なる。

自分と敵の強さとELの関係は、ELが同じだと同格くらい。後述するエレメンタル補正の付いた装備を使うと自分+2の敵と同じくらいには強くなる。自分よりELが2以上低い敵は襲ってこない。3以上敵が上だと危ない。5違うと2〜3発喰らったら死ぬ。死んでから10分以内に誰かに蘇生してもらえないと強制的に拠点に戻され、大幅に経験値を失う。

敵には火水風雷氷土のどれかの属性が設定されている。ヒカセンはマギアボードという装置?を持ってて、6属性それぞれの対抗属性を高める魔晶石をセットせることができる。1属性に5個まで装着できて、例えば火属性の敵を狩るときは、風(対火攻撃の位置)に石を5個嵌めると、かなり与ダメが上がる。


拠点でマギアボードに石をはめているところ。攻撃時は時計回りに2つ進んだ属性に対して有利になる。

◾️ジョブ問題

現在のエウレカは、戦闘力および取得経験値のブーストが付与されるようになってて(超える力)、ソロでもレベル上げが可能。僕はほぼ全部ソロで二人をEL60まで育てた。

単独行動となると、回復ができたほうが良いので、タンクかヒーラー。カンストまで数千匹倒すことを考えると、攻撃力が少しは高いタンク。と、ここまではよい。問題は、スキル関係がレベル70固定ということだ。

レベル70だとガンブレイカーはハートオブコランダムが使えない。ナイトは聖剣コンボはもちろん、各スキルのおまけ回復が付かない。暗黒騎士は90でも回復貧弱なので最初から候補ではない。消去法で、エウレカのジョブは戦士一択となる。



戦士は70でも原初の直感が使える。敵に攻撃がヒットするたびに400回復する25秒リキャストのスキルだ。ガンブレとナイトでこれに匹敵する25秒リキャスト技は、それぞれコランダム、ホーリーシェルトロンなのだが、それらはレベル82で取得。戦士だけ70で回復機能がほぼ完成されている。実際、エウレカでは戦士が一番多い。

◾️装備問題

戦士で行くとなると、エレメンタル補正装備のタンク用が必要となる。麒麟大袖というやつで、装備するとエウレカ内だけ戦闘力が大幅にアップする。製作にはエウレカクエストコンプ後に解放される高難易度コンテンツ「バルデシオンアーセナル(BA)」のドロップ品が必要らしい。BAを解放するための戦いに使いたいのに。

だが、胴のEL補正装備はマーケットボードで買うことができる。サーバーによるが、50万ギル〜150万ギルくらいが相場だ。高いけど、これがあるとないとでは大違いなので買うしかない。後述するが、元は取れる。


これが麒麟大袖。FFXIの有名装備と同名で同じデザインだが、FFXIVのファッションとは合わない。 

問題は、装備可能レベルが70以上ということだ。麒麟大袖は和風の半被みたいなデザインで致命的に合わせにくいのでミラプリしたいのだが、70以下の装備しか投影できない。自慢のヨルハのタンク装備(80)が投影できない。パゴス帯以降は基本的に寒冷地なので、仕方なく僕はウィスパーファインウールなど冬のおしゃれ装備でミラプリしていた。胴以外の90装備も合わせてミラプリしたので、メイン子、サブ子ともに、タンクの服装は全部冬ファッションになってしまった。


パゴス編以降のエウレカはとにかく寒い。ぶるぶる

これに関しては、サブ子のカンスト直前に、レインコートを黒で染色して胴に投影すれば、手脚足がヨルハでもなんとかサマになることが判明。90用の胴装備は、普通にヨルハで投影。

レインコートを黒(正確にはインクブルー。ジェットブラックは高価なので)に染色し、あとはいつものヨルハヒーラー装備。戦士ではなく賢者でエレメンタル補正装備はバーミリオクローク

上の状態でバミクロではない通常の90胴をヨルハにミラプリした状態


◾️メイン子の戦い

アネモス編の初日は、マギアボードの使い方もわからず、おっかなびっくりだった。最初はEL装備なしで賢者だった。幽霊おじさんを狩ってたらNMが湧いてしまい、シャウトで人を呼ぶということを初めてした。ちゃんと集まってきてくれてホッとした。

ウィークリーの攻略手帳の「自分以上のレベルのスプライトを20匹倒す」に毎週苦戦した。天候とレベルがうまく合わない。EL25の敵が徘徊してて危険なEL20クエストは、NM狩りのどさくさに紛れてクリアした。

パゴス編は、始めてすぐ雪の女王NMに遭遇。間違えて侍女?をタゲってシャウトしてしまった。さらにレベルが低いので雑魚に絡まれ、逃げながら走り回ってたら人が集まってきて、開始時刻の仕切りができなくてパニックになった。

EL40の居眠りドラゴン(寝ドラ)には、離れてても走ると感知されることを知らず、5回くらい殺された。初めて蘇生要請シャウトをした。まだ武器育成?を考えていたので、NM戦も積極的に参加した。無理してレベルの高いエリアを通過して絡まれたり、飛び降りるポイントがわからず悩んでたら敵が背後に、というような脂汗だらだら状態が癖になって、結構突撃してた。


パゴス編の寝ドラ。一歩でも走ると殺される。歩く(レバー半倒しまたは✖️ボタン押しながら)がわかりやすいようにパゴス編ではチョコボに乗ることが多かった

パゴス編では、EL35クエストをずっとプレッシャーに感じていた。EL40の敵が見守る中に目的地があるのだ。手前のモルボルは忍者の「かくれる」でかわせると聞き、忍者で向かったら、途中でキャシー湧かせPTの募集シャウトが聞こえてきた。モルボルがトリガーらしい。モルボルもうじゃうじゃいるが、ヒカセンもうじゃうじゃいる状態。この隙に、とモルボルゾーンを突っ切り、グリフィンは見破ると知ってたけど「かくれる」のまま指定地点手前へ。

グリフィンが全員あっち向くまで何時間も待ったという誰かのロドスト日記を思い出した。待つか…と思った次の瞬間、なんか隙がある気がして咄嗟に突進。素早くタゲってムービーキャンセルしてデジョン。ふう。


レインコートにする前はウィスパーファインウール装備にミラアプリしてた。寒いんでね

拠点で戦士にチェンジしてキャシー湧かせに参加。キャシーイヤリングより、EL35からのマージン稼ぎが目的。35.6くらいまで上がった。イヤリングは出なかった。

ピューロス編は一番辛かった。通路が狭くて絡まれやすい。北部の火山エリアは常時夜のように暗く、地面は赤黒くて地獄の底のようだった。そんな最深部で、ひたすら同じ敵を30匹1セットで狩っていく。ピューロス編は環境適応または突然変異で狂暴化する敵を狙って狩った。形態が変化してから倒すと、もらえる経験値が3倍近く増えるのだ。特に30チェーン目が形態変化後だと結構でかい。


この絵では広く見えるが実際には狭い通路


ピューロス編火山地帯のイメージ。ここに長時間籠ってると精神的に重くなってくる

ピューロス編の卒業クエストはパゴス編に輪をかけて難しい。こっちはEL50上限なのにEL55の敵が密集している通路の途中と、通路を抜けた先の岬の2か所を見に行かなければならない。一般的にエウレカでは、マウントで走っていると追いつかれない(絶対ではないと思うが)ので、敵が弱い方へ戻る復路は何とか逃げ切れる。が、より危険なほうへ向かう往路はそうはいかない。絡まれたらUターンして戻るしかない。


ピューロス編南部、氷の世界でのバトルイメージ

通路の途中のほう(マップ北東)はスペースに余裕がないのできついなと思っていたのだが、そっちのNMか何かに向かう人が絡まれてくれて隙ができ、何とかゲット。岬のほう(マップ南西)もNMイン・ヤン湧かせチームに混ざって危険地帯を通過できた。が、岬では強オオカミがうろうろしててなかなか近づけず。30分くらい待って、何とか感知されずに行けそうな位置取りになってようやくゲット。

最後のヒュダトス編は広大な長方形マップでほっとした。開放感すらある。EL60上限なのにEL65の敵がうじゃうじゃいる、といった危険地帯があるのはここまでと変わらないが、広いので全く敵がいない場所が多く、ここは安全ルートとして設計されているな、という空白地帯も多数ある。常に緊張していたピューロス編とは大違いだ。


ヒュダトスは今までのエリアよりだいぶ楽ですし

が、レベル上げは厳しかった。ヒュダトス編では経験値ブーストがないっぽい。明らかにレベルの上りが遅い。環境適応・突然変異の条件が厳しく、たくさんもらえる敵がいない時間帯・レベル帯がある。おいしい敵を狩ってたらライバルが来て不味くなったりもした。


ヒュダトス編で一番おすすめの敵、アプカル系。ほぼ確実に早く形態変化し、変化後も弱い


形態変化したアプカル系(ネストレス・クックレル)。ちょっと大きくなるけど怖くない

クエストは簡単だった。通路状の地形がないので絡まれても向こうへ突き抜けて、そのまま逃げやすい。東のほうはそれでも危険だが、指定地点が意地悪なところではないので特に苦労せずクリアした。「エウレカ」は武器を生成する蛮神的な奴で、暁月ではオールドシャーレアンの宿舎の受付をやってるオジカが倒しに行くといって奥へ向かう、ところまで。その奥へ行くのがバルデシオンアーセナルだが、やらなくても物語は一応終わる。

■金策

エウレカは「金策の地」とも呼ばれているので、クリア後のメイン子でやってみたら、これが美味しかった。エウレカは精神的に厳しいエリアなのでサブ子はやらなくていいかと思っていたのだが、この金策はできるようにしておきたい、と考えが変わった。

■サブ子の戦い

ソロでのレベル上げに限っていえばメイン子で把握したので、サブ子はスムーズにスタートした。麒麟大袖を最初から用意したし、マギアボードの使い方もわかっている。サブ子の旅で書いたように、アネモス編ではレベル上げパーティーに誘われて一気にEL16まで上がり、その後はメイン子に倣って北部の一つ目巨人とかでかい植物の化け物、棺桶騎士を集中的に狩ってEL20到達。クエストも同じようにNM狩りのどさくさに紛れてクリア。

パゴス編もソロ用進行ルートが分かっているので、同じことやってて面白くないけど着々と上げた。クエストは後でいいこともわかってるので無理に挑戦せず、まずはレベル上げ。メイン子はロウヒとか超強いNM戦に無理に参加して死んだりしたが、それもしなかった。


パゴス編の拠点

EL35クエストは金曜日の夜を狙った。思った通りキャシー湧かせの団体がいて楽に接近。今回は、グリフィンに絡まれたら無敵技で耐える作戦で戦士。といっても耐えられないだろうなと思ったら、意外にグリフィンがこっちに関心ない。するっと抜けてクリア。パゴス編はマップを全部開けずに卒業。


絶対死ぬから一人で行くなと言われているEL35の目的地に到着。これだけEL40に囲まれてると帰りはデジョンしかない

ピューロス編は南部の比較的平和なところでは、味変としてガンブレ、ナイト、暗黒も試した。ロゴスアクションの「闘士の記憶」を使っていると、ガンブレの6連撃は持て余す。途中で敵が死ぬことがある。ブルータルシェルのおかげで、戦闘中のHP減少は戦士より少ない。ナイトは回避率の高い風属性の敵に魔法攻撃が有効だが、魔法を使うとスプライトが反応してくるのが諸刃の剣だった。暗黒は予想通り。回復が弱いので安定して倒せる敵かつ安全な地形じゃないと使えないと思った。


バトル中はこういうイメージだと思っていただくために撮ったスクショ


実際の戦闘中。マギアボードを炎系特化にして炎系のマンモスを狩りまくる

EL50クエストのマップ北東は、強い敵を1匹ずつ狩りながら前進。2種類の属性に対応しようとマギアボードを3個と2個に分けたのが仇になり、時間がかかった。5個1種にして都度切り替えたほうがよかった。指定地点周囲の赤い蛾は、背後を通過して何とかクリア。マップ南西の岬はNM湧かせかレベル上げでEL55オオカミが全滅しており楽勝だった。


ピューロス編卒業。長い戦いだった。風が強くて前髪が

そしてヒュダトス編。超える力の経験値ブーストがないので、もう急がずに攻略手帳ボーナスをクリアしたらその週はやらない作戦。だったのだが、アネモス編のレベル上げPTで一緒だった人が大抵どこかにいて、サブ子より常に少しレベルが上なのが刺激になり、結局10日経たずにEL60到達。同期みたいなのができるのもFFXIっぽい。クエストも素早くクリアしてBA解放。

説明を長くしすぎて本題の(?)金策の話まで書けなかった。続きは後日。

EL60クエストをクリアして自慢げなポーズ。左はエウレカのキーマンのオジカで右はクルル

開放したけどやることはなさそう


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