曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

極私的FFXIVジョブ観・リーパー編

2024-02-29 20:59:00 | デジタル関係
今回は、近接DPSのスレイヤータイプ二つめのリーパー。暁月で追加されたジョブで、解放した瞬間にレベル70である。どれか他のジョブが70になってないと解放できないけど。

70ジョブがあるほどにはやってて、漆黒あたりまで進んでいれば、70から90に上げるのは簡単だ。本職リーパーじゃないけどカンストはしてるって人も多いのではないだろうか。僕もそうだし。

だが、この簡単に上げられるのが曲者だ。友好部族クエストやフロントラインデイリーチャレンジ、デイリーモブハントなどの楽なコンテンツだけで90になれるので、リーパーでのシビアな戦闘を経験しないままカンストしてしまう。リーパーの使い方をほとんど把握せずにレベル90でござい、という顔ができてしまう。僕がそうだし。

なので、本記事を通して、そういうペーパーリーパーを卒業して、知ってるアラレイドくらいには出せるようにしようと。普段の行動からリーパーでいようと心がけて執筆に臨みました。さて、把握できてるでしょうか。


アヴァターが横に出て上手く撮れたんだけど、何のスキルか忘れちゃったんだよね

◾️基本コンボ(単体)

リーパーは最新鋭のジョブなので、スキル構成が洗練されている。同じスレイヤーでも、基本設計が10年前の竜騎士とは大違いである。

まず単体の基本コンボ。スライスワクシングスライスインファナルスライスで、コンボ時の威力はそれぞれ300、400、500だ。この3スキルは、撃つたびにソウルゲージを10上昇させる。スライスは単発でも上昇するのが面白いところ。ギミック処理や履行技とかでコンボが途切れたあと、スライスから始めてもすぐ10追加できる。

ソウルゲージが50溜まると、ストークスウェーズを実行可になる。実行すると「妖異の鎌」状態になる。威力340の与ダメもあって、低レベルではこれが主力の強攻撃だったりする。

「妖異の鎌」状態では、ジビトゥまたはギャロウズという威力400のスキルを使える。この二つは双子みたいに同じスキルで、違いはジビトゥは側面から、ギャロウズは背面から撃つと威力520にアップするというだけ。リーパーの方向指定スキルはこの二つだけである。

これがジビトゥ。何のスキルか忘れないように書き込むようにした

ストークスウェーズからの妖異の鎌状態だと、ジビトゥ、ギャロウズ両方に効果アップが付く。ここから、ジビトゥを撃つと、ストークスウェーズがギャロウズクロウに変化する。ギャロウズを撃つとストークスウェーズはジビトゥクロウに変化する。〜クロウは、それぞれのスキルの威力アップ。


ジビトゥクロウ。クロウ系は頻繁に使うのに、毎回この視界を遮る死神が出やがる

この文章だと全くわからないと思う。要するに、ジビトゥとギャロウズは交互に撃つ、と覚えておいて差し支えない。たぶん。交互に「次はこれ撃ってね」という表示になるのだ。深く考えない。

◾️基本コンボ(範囲)

範囲の基本コンボはスピニングサイズナイトメアサイズの2連で、どちらもソウルゲージを10溜める。ソウルゲージ50で撃てる妖異の鎌追加スキルはシーフスウェーズ。これら範囲攻撃スキルは全部前方扇型で、少し使いにくい。

妖異の鎌を消費して撃つスキル、つまりジビトゥ/ギャロウズの範囲版はギロティン。FFXIの暗黒騎士のスキルにも同名のがあり、当時からチンではなくティンなのがオシャレだと思ってた。

妖異の鎌は共通というか1種しかないので、ストークスウェーズで付けた鎌でもギロティンを撃てる。逆もオッケー。

◾️レムール状態

妖異の鎌を使うスキル、ジビトゥ、ギャロウズ、ギロティンを1回撃つたびにシュラウドゲージが10増える。50まで溜まるとレムールシュラウドが実行可になる。実行すると30秒間自分が死神のような姿=レムールになる。レムール状態ではレムールスタックというリソースが5個使えて…とやるとまたわかんなくなるので簡単にいうと、ヴォイドリーパークロスリーパーレムールスライスの3スキルを2セット撃ち、最後にコムニオを撃つ。これでレムールスタック5個を綺麗に使い切る。ヴォイドリーパーとクロスリーパーの順序は逆でもよい。


レムールシュラウド。せっかくの美人が台無し

このレムール3スキルは威力はそこまでではないが、リキャストが1.5秒と速いため、ほぼ連打する形になり時間あたりの与ダメが大きい。コムニオ(威力1100)だけ詠唱が1.3秒ある。コムニオを撃つとレムール状態が解除される。


クロスリーパー。レムール(帝国語で幽霊の意)状態で大鎌を振り下ろす

レムールシュラウドを使った範囲スキルもある。こちらはレムールスライス×2、レムールサイズの3つで1セット。このセットを2回撃った後コムニオ。コムニオは実は範囲スキル。

文章を読むよりやればわかるのだが、ヴォイドリーパー、クロスリーパー、レムールスライスはジビトゥ、ギャロウズ、ギロティンがレムール化で置き換わったもので、同じリソースを使うために入れ替え可能なのも同じ。ヴォイドリーパーとクロスリーパーには方向指定がないので無心に連打しよう。


コムニオ。左手で投げるので、この霊は左利きと思われる

◾️実は実戦では違う

ここまで基本コンボから順に説明してきたが、実は実際の戦闘でのスキル回しは全く違う。基本コンボは暇な時にしか回さない。

あくまで僕の場合だが、まずシャドウオブデス。敵に自分からの与ダメ10%アップのデバフを付ける。そのリーパーからの被ダメアップなので、リーパーの数だけ敵にこのデバフマークがつく。効果時間は30秒で、最大60秒まで延長できる。これは常に更新し続けるのが基本。地味にソウルゲージも10増える。


シャドウ・オブ・デスは切らさないように

次にソウルスライスを実行する。一発でソウルゲージが50増えるスキルだ。基本コンボなんて回してる場合ではない。そしてグラトニー。ソウルゲージを50消費して妖異の鎌を2個付ける。ジビトゥ&ギャロウズを撃つ。

ソウルスライス(範囲版はソウルサイズ)はリキャスト30秒で2スタック可能。かなりの頻度で使えるため、レベル90だとソウルゲージ溜めからのジビトゥギャロウズは、こちらで行うのがメイン。ソウルスライスのリキャストがまだの時だけ基本コンボ。

基本コンボの存在を無意味にしかねないソウルスライス

もう一つある。自分と範囲内メンバーの与ダメが20秒間3%上昇するアルケインサークルを使うと、それから5秒間のウエポンスキルまたは魔法の使用数をカウントする(自分と味方の)。その数に応じて威力が720〜1000に可変するプレンティフルハーベストというのがあって、それを撃ってもソウルゲージが50増える。

止めてみたら意外にふらふら回転していたアルケインサークル


何が何だか分からないカオスなエフェクトのプレンティフルハーベスト

というように、レベル90だとソウルスライス&グラトニー、アルケインサークル&プレンティフルハーベストで、だいたい常にジビトゥ&ギャロウズを撃ちまくることになる。どちらもリキャストが戻ってない時だけ基本コンボを回してチマチマソウルゲージを溜める。

◾️注意点

妖異の鎌の効果時間は30秒でそこそこ長いのに、前述の通りまあまあの頻度でつけられるため、IDの雑魚戦などでは余る場合がある。あと2秒で敵が死ぬ、なんてときはジビトゥ・ギャロウズ打たずに次の雑魚に回す、とか。

だが、一部のスキルは挟むと妖異の鎌が消えるので注意だ。一部と言いながら結構多いのだが、基本コンボの5つ、ハルパー、シャドウオブデス(と範囲版のワーラルオブデス)、ソウルソウだ。逆に消えないのはアルケインクレストとアルケインサークル。〜オブデスとソウルソウはやっちゃいがちなので注意。

◾️その他

近接ジョブでもモンク以外は持ってる遠隔攻撃スキル。リーパーのはハルパーというのだが、例外的に詠唱がある。1.3秒と短いが。


紫のボールを投げつけるハルパー

ヘルズイングレスは15m前方にワープする。すると、元いた位置にヘルズゲートという空間に空いた穴みたいなのが残る。ヘルズイーグレスは後方15mワープで、やはり元の位置にヘルズゲート生成。で、どちらもヘルズゲートに戻るワープが可能。ボス周辺範囲を後方ワープで避け、終わったら戻る、なんてときに有効。さらに、ヘルズイングレス/イーグレス使用後はハルパーの詠唱がなくなるので、避けて離れた時も少し攻撃可能。


ヘルズイングレスの移動後。背後に残ってるのがヘルズゲート。街中の移動にも使えるので、リーパー実装直後は街中にヘルズゲートが散乱していた

ささやかながら防御スキルもある。アルケインクレストは自身の最大HPの10%分のダメージを吸収(5秒間)。吸収し切ってバリアが消滅すると、自分と周辺メンバーに15秒間総計250の持続回復付与。


性能はそれなりだがリキャストが短く、意外に使えるアルケインクレスト

そうそうソウルソウもあった。ソウルソウを実行すると、射程25m威力600の範囲攻撃ハーベストムーンを実行可になる。ソウルソウはハーベストムーンを撃つ準備で、それ自体には何も効果がない。だが、その準備が曲者で、非戦闘時は即発だが、戦闘中は詠唱5秒とかなり長い。となると、雑魚戦の合間か、ボスの履行技や強制イベントの間にやっておくわけだが、前述の通り、妖異の鎌があったら消してしまう。リーパーやってると隙を見てソウルソウする癖がつくと思うが、妖異の鎌がある時はやらない方が良い。

初手の遠隔範囲として威力抜群のハーベストムーン

◾️微妙

近接DPSは苦手だが、ヘルズイングレス/イーグレスで際どいところで範囲を避けられるとか、バリアもあるとか、方向指定が少ないとかでリーパーもいいなと思った時期が僕にもありました。一応遠隔もあるしね。

竜騎士編から間が空きましたが、その間真面目にリーパーしてました。なるべくリーパーでいるようにして「リーパーとは何か」を掴もうとしてた。

しかし、その期間が長すぎて、何かを悟る前にリーパーが嫌になってしまった。元々死神的なイメージが好きじゃなかったし、〜クロウ時のエフェクトが視界を遮るし。邪悪な雰囲気に当てられたというか、食傷気味というか。もうしばらくリーバーはいいやと。早くリーパーから抜けたいというのが、ここ1週間の記事執筆の原動力でした。なんじゃそりゃ。


現在の僕のホットバー配置


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