曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

サブ子の旅(34)

2022-09-01 07:51:00 | デジタル関係




8月23日、ようやくパッチ6.2が実装された。久々のメジャーバージョンアップだ。まあまあ長かったナギ節が終わり、新しいトークン因果集めや、レイドを毎週二人分やるという忙しい時期に入る。

■魔界の冒険

パッチ6.1のメインクエストは、ラザハンの宝物殿の奥に、魔界(第13世界)に通じるゲートが開いちゃったよどうしようというところまでだった。今回は、ゲートを通って魔界へ行く。

魔界に入ったら、そこは城だった。FF4に登場したトロイア城らしいのだが、僕がFF4をやったのなんて四半世紀以上前なので覚えてない。城には、エオルゼアでも見たようなやつ、初めて見る形をしたやつなど、いろんな魔物がいるが、襲ってくることはない。それどころか、取材対象のNPCとしてそこに居るって感じ。クエストは城の中を行ったり来たりして魔物と会話しながら進行する。これが非常にだるい。

新エリアと考えればいいのかもだが、飛べないので移動に時間がかかる(マウントには乗れる)。ほぼ長い一本道の構造になっているトロイア城の端から端までを何度も往復させられて、かなりイラっとした。


魔界の生物は襲ってこない。

なぜイラっとするかというと、僕の場合は二人分やらなきゃいけないからだ。初日はメイン子のメインクエストだけでかなり時間を食ってしまい、パンデモ煉獄編4つクリアしたときは日付が変わっていて、サブ子の出番なしだった。三日目にサブ子のメインクエストをやったが、メイン子のトークン集めや無人島も控えてるので長くはやれず、会話はほぼすっ飛ばし。1日で終わらなくて3日に分けた。久々に二人動かしている難しさを味わった。

魔界のモンスターの中に、見覚えのあるやつがいた。リーパーゼノスのアヴァターだったやつだ。そいつがヴェーネスさんからもらった(んだっけ?)クリスタルの効果で人間状の何者かに変化。ヒュトロダエウスかヘルメスっぽい顔つきだったので、また婦(腐)女子狙いの美形野郎かと思ったら、同行しているメンバーが「彼女」と呼ぶではないか。

御胸はそんなにないように見えるが…。声が朴璐美っぽいので、どっちともとれるキャラを狙っているのだとは思う。が、朴璐美だとしたら、中身は結構年齢行ってらっしゃる?と考えてしまって萌えられなかった。

その朴璐美がゼロと名付けられ、ヴリトラの姉探しを手伝ってくれることになった。だが、姉竜はゴルベーザに捕まっているらしい。まずゴルベーザの手下の1番手と戦い(新IDトロイアコート)、2番手の風属性ボス・バルバリシア討滅戦をやった。


ゼロとゼロの領域で記念撮影。

トロイアコートは、移動が面倒と書いたトロイア城が、そのままダンジョンとして使われるという新形式。1ボスが大量の雑魚というのも今まであまりなかったような。2ボスのダブル視線避けが難しそうに見えるのに、なぜか毎回躱せていてモヤモヤする。ちゃんと分かって処理できるようになりたい。3ボスは序盤のAoEの避け方で背後の壁を崩しすぎると、2回目の吹っ飛ばしで厳しくなりそう。でも全体的には難易度低めのIDかな。これとアルザダールの2つが、今後のエキスパートルーレットの対象になる。苦手なレムナントが外れてくれて嬉しい。

バルバリシア討滅戦はタフな戦いだった。声がフォルドラと同じっぽいので、またフォルドラと戦うのか、という気になった。めちゃめちゃ広い範囲、個別の範囲、放射状の範囲など、次から次へと高速で連続範囲攻撃を繰り出してくる。テンポ速くてスリリングだが、皆初見なので死にまくりで、何度か全滅・リスタートになった。上手くできるようになるまで時間かかりそうだが、討滅ルレでも回さない限り二度とやらない敵なので、しんどかったなあという記憶だけ残りそう。


バルバリシアは緑色の髪の毛の化け物だった。

これでゴルベーザの四天王っぽい幹部をのうち2匹を撃破し、残りは多分2匹。電池切れになったゼロをエオルゼアに連れて来てリンゴを食べさせた。充電されたゼロを連れてラザハンを案内し、友情とは何かなどをレクチャーした。ゼノスは友だったかと訊かれたときは全力で否定したかったが、ストーリーの流れを考えて肯定してしまった。このまま13世界との戦いが続くなら、ゼロは暁OB会に加入するかもと思った。

■煉獄さん

暁月8人レイドの第2弾「パンデモニウム煉獄編」が始まった。4層まである討滅戦で、各層で任意のジョブのを選べる装備交換アイテムがドロップする。4層では週に1個、トークン武器と交換するためのアイテムが出る。煉獄編でもらえる装備はIL610で、6.2新式装備と同じ。新しいトークン「因果」装備IL620を揃えるまでは、煉獄編と新式の装備でしのぐことになる。

サブ子は、6.2実装から二日目にこれをやった。前述のとおり、今回のメインクエストは時間がかかるので。メインクエストをやらないとエキルレ回せないが、最速でのIL620武器入手を考えると煉獄編のほうが優先度が高い。因果は最悪、アルザダールをコンテンツサポーターと周回すれば稼げるし。

煉獄編1層の敵は、カーバンクルということになっている(プロトカーバンクル)。召喚士が連れている、あの可愛いかーくんが、こんな恐ろしい姿に(涙)と実装前から話題になっていた。初日に挑んだメイン子さんは被弾しまくったが、2日目のサブ子はすでに情報が出回っていたので何とかこなした。反射する壁の理屈が分かってしまえば、それほど難しくない…と思う。

1層のプロトカーバンクル。怖い。

普通のカーバンクル。かわいい。

2層は蛇みたいなのを体に巻き付けた人が相手。寄生されてコントロールを奪われ、範囲攻撃を吐くときに、外を向けたほうがいいんだろうなと初回から気づいたが、皆がちゃんとできるわけでもないので、同士討ちが発生して大変なことになった。

3層の敵は木に取り込まれた少女?

3層は今回も一番きついかな。考えさせる攻撃、癖のある攻撃はそんなにないが、フィールドが3つの島と橋に変形してから逃げ場の選択が難しくなる。スタン状態で変形が始まり、足元の地面が消えて落下死、といった事故も発生した。ていうかサブ子はそれで死にました。

4層は比較的コンパクトで目の行き届くフィールドが戦場。武器だけ狙いで毎週やって慣れ親しんだ辺獄編4層もこのくらいのサイズだったので、謎の安心感がある。連続吹き飛ばしの方向を覚える奴が難しいけど、あとは必死に避けるのみ。まだ初週で、誰もちゃんとやれてないので「俺もこんなもんでいいや」と思ってる節はあるが。

■レッドビル再び

タタルの大繁盛店クエストの続きが実装された。ドマ復興みたいに、毎週上限までギルを納めてストーリーを進めるようになるのかと思ってたけど、今回もストーリーだけだった。いつ繁盛するんだ。

今回は空賊レッドビルのレオファードが建造しようとしている飛空艇のパーツを探す話。レッドビル空中基地から始まって、イデルシャイアで変装してレオファードと同行クエ。探索の旅だけで戦闘はない。敵の空賊が「なんでレオファードがそんな大物(サブ子)と一緒にいるんだ」と狼狽えるシーンで、ちょっといい気分に。


この変装だと逆に怪しまれるような。

レオファードの私室には、亡くなった育ての母・レミーユさんの肖像画が飾られている。レミーユさんは美人である。愛機の名前もレミーユである。今回のクエストでは、そのレミーユさんのお父さんが登場した。お前は何にでもうちの娘の名前を付けてるな(意訳)と言われ、レオファード痛すぎる、と思ったのだが、レオファードは全く恥じることなく、当たり前のことのように受け答えしたので、気まずい雰囲気にならなかった。何なんだあの二人は。

今回のクエストは、「シャドウ・オブ・マハ」のレベル60アライランスレイド3つをクリアしてないと発生しないんだろうか。多分しない。やるのは任意だったコンテンツが、後から必須になるケースが増えてる。これからの人は大変だ。って、サードキャラのレン子さんもなんだが。

■無人島

6.2の目玉は、完全新規の「無人島開拓」である。ヒカセン一人につき1つ、無人島が与えられ、自由に開拓してくれというやつ。おそらく「あつまれ どうぶつの森」などを意識したコンテンツだと思われる。

他のプレイヤーとの競争要素は一切ないので、自分のペースでのんびりやってくれと吉田Pは言っているのだが、いざ始めてみると、かなりタイトで忙しいコンテンツであった。島中を駆けずり回ってアイテムを採集し、畑に水をやり、家畜に餌をやり、スケジュールを立てていくつもの工房を動かし、島の特産品を生産して島専用の貨幣を稼ぐ。どうぶつの森というより、経営シミュレーションだった。


あばれる君とどちらが先に脱出できるか競争でっす。

確かに他人と競う要素はないのだが、世間が進んでいるのに自分の島だけ荒れ地のままとかは悲しいので、それなりに開拓を進めなければならない、という気にはなる。だが、それもメイン子が優先になってしまい、サブ子は最初の建物を建てただけ。誰かがサブ子の島にやってくることはないと思うのでいいんだけど、そもそも経営シミュみたいに毎日の細かい管理が必要なやつは、二人同時進行に向いてない。これからどうやって両立させるか悩んでいる。メイン子の島がほぼ完成みたいになってからサブ子か?

■猫の竜騎士

フロントラインの経験値受け入れ先として竜騎士を上げていたのだが、ついにカンストした。ほぼフロントラインと友好部族クエストだけで90まで持っていった。

メイン男の最初のジョブが竜騎士で、最初のカンストジョブも竜騎士だが、その後僕は機工士に転向してしまった。竜騎士は2つの長いコンボを使い分けるのでスキルが多く、XHBに収まらないほどだった。蒼の竜血の青いもやもやが身体に巻き付いており、技もいちいち派手で目立つ。蒼の竜血を切らさないように必死にスキルを繋いで、さらに繋いで出せる奥義ナーストレンドが威力イマイチ。自分には合わないと思ってやめてしまった。

その後、竜騎士は何度もの改修を経て、今はかなりすっきりして使いやすくなった。蒼の竜血は属性扱いになって消滅し、もやもやは紅の竜血時だけになった。同じスレイヤー装備を共有するリーパーが、最大火力を出すのに複雑な手順が必要なので、比較して最近僕の中では「竜騎士いいじゃん」となっている。


ミコッテ女子の波乗りナーストレンド。

というのも、サブ子の竜騎士が、ちょっとかわいいのである。ミコッテ女子のモーションだと、ゲイルスコグルなどのジャンプが高く見え、まるで空中でサーフィンしているような動きなのだ。特に男物の服(FF15のルシス装備)だと、女の子が一丁前に槍持って大技を繰り出している様が健気というか…。メイン子も女子だが、同じことをしてもそんな感じにならないのが不思議。長身のせいでジャンプが高く見えないのかも。

というわけで、カンスト後もサブ子は結構竜騎士として動くことが多い。CF申請とかはしないけど。

■フロントライン

6.2前からの話だけど、メイン子、サブ子ともに、ほぼ毎日フロントラインに通っている。実際に使うジョブは竜騎士。経験値を入れる(申請時にそのジョブにしておく)のはメイン子が忍者、サブ子が竜騎士→忍者。なぜ忍者かというと、通常の走行速度がちょっと速いから。街中やフィールドでの移動ももちろんだが、無人島で速く移動したい。戦うためというより、普段の移動用に上げてる感じ。

で、二人合わせて百数十戦して、ようやくフロントラインのルールと戦い方が分かってきた。とともに、好みも多少変わった。以前、砕氷戦(フィールド・オブ・グローリー)が一番好きと書いたが、今は終節戦(オンサルハカイル)かも。制圧戦(外縁遺跡群)は相変わらず好きではない。争奪戦(シールロック)もあんまり好きじゃない。

4つとも拠点的なものを取り合うゲームである。取り方の違いで4つルールがあるという感じ。

字が多いので小鳥と戯れるサブ子を挿入。

争奪戦の拠点は、情報(HPみたいなの)が時間経過で枯渇するまで、何度でも取れる(カーソルを合わせて数秒待つ。攻撃されたらキャンセルされる)ので、取った後敵に取られる可能性がある。ので、情報がまだ半分以上あるときは防御しなくてはならない。ここは守ったほうがよくないか?と思っても、みんなが放棄して別のところに行くので、仕方なくついていく、というストレスがある。

砕氷戦は拠点ではなく氷で、取るのではなく攻撃して壊す。与えたダメージ量がチームの得点になる。なので、氷が出現したら、まず攻撃。対人より対氷。なのだが、同じ氷を攻撃している敵を攻撃することもあるし、氷が出現しない時間帯では殴り合いも発生する。いずれにしろ、対人戦闘必須じゃないところが特徴。戦術の自由度が高いので、軍師(マーカーを付けたりシャウトしたりして自主的にチームを指揮する人)がいるときは勝ちやすいと思う。

砕氷戦の一コマ。軍師が置いたマーカーに集合して総攻撃をかける。

終了間際まで大接戦。何とか勝てた。

制圧戦の拠点は場所固定で常にあり、そのうち3つは陣営間の境界にあって取り合いになる。中央高台に時々湧くアラーム系の敵みたいなのを攻撃しても点になる。AアラとCアラは両サイドの境界拠点を敵と取り合う。Bアラは中央高台担当で、暇なときはA/Cアラの手伝い。という風に戦術が決まっている。A/Cアラは敵のC/Aアラとガチで対人戦闘し続けるのだが、Bアラが機動的・精力的に手伝いに来てくれれば、拠点も維持できて勝ちやすい。手伝いが来ないと戦力差がついて戦線が後退して拠点を失う。

終節戦の拠点はランダムに出現し、取ったときだけ得点が入る。守る必要がない。とにかく取れば勝ちというのがシンプル。混戦のどさくさに紛れてこそっと取れると「やったぜ!」って感じになる。これも取れるまでカーソルを合わせてじっとしてなきゃならないのだが、その間攻撃されるとキャンセルになる。争奪戦だと、混戦の中こそっと取ってもすぐ取り返されるが、終節戦はそれがないので、個人プレーでも活躍しやすいと思う。

争奪戦と制圧戦は対人戦闘が多いので、スキル発動が即時で多少耐久力もある近接ジョブがいいと思う。砕氷戦は遠距離から氷を攻撃できるように、遠隔ジョブがいいかも。終節戦は、取ろうとしている味方を援護するために「かばう」持ちのナイトか、取った後イルーシブジャンプやスカイハイで脱出できる竜騎士か。

対人戦闘は毛嫌いしていたが、相手が文字通り人間なので、COM相手と違って毎回違う展開になるから飽きない。フロントラインなら、地味に因果10個もらえるし。

因果10個もらえるといえば、クリスタルコンフリクトでももらえるので、再開した。フロントラインで対人戦闘鍛えられたので、前より上手くなったかと思えば、そうでもない。フロントラインでは、下手すると10人以上から集中攻撃されて即死したりするが、クリコンでは多くても3人同時くらいなので余裕があり、少しは冷静に立ち回れるようになったかな。以前は平均1K/5D/5Aって感じだったのが、2K/2D/6Aくらいにはなった。


ミコッテ女子の突き刺さるナーストレンド。

ミコッテ女子のナーストレンド・オン・ザ・月面。


ヴィエラ女子のゲイルスコグル。


ヴィエラ女子のナーストレンド。


ミコッテ女子のゲイルスコグル。


無人島の最初の建物。


魔界探索隊の面々。

課金アイテムの空飛ぶホウキに、お掃除の魔法がこっそり追加。


忍者クエで変な忍びと対峙。


謎の歌姫軍団に遭遇。


レッドビルと別れるときは、たいてい爽やかになる。



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