曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

「真田丸」第30回「黄昏」の感想

2016-08-01 21:32:31 | 大河ドラマ


地震で伏見城が倒壊した。戦闘用の築城は中止になり、昌幸は堀の普請に回された。久々にやる気になってたのにパッパがっかり。

明から金印をもらって上機嫌の秀吉。だが、明は負けたとは思っていなかった。下の者が上の者に遠慮して正確な報告をしないと、得てしてこういう行き違いが起きる。激怒した秀吉は尿漏れ。信繁と三成が拾いのせいにして何とかごまかした。

利休が生きてると思っていたり、徘徊したりして、秀吉は、三成と信繁がいないと何もできないほど衰えてしまった。過去の大河ドラマでも老いて劣化する秀吉は描かれてきたが、今回は今までで一番劣化が激しい。

秀吉の容態を知りたい家康が、いろんな手を使ってくる。信繁が昌幸に本当の容態を教えるとき、昌幸がひとりで碁を打っていた。聞こえてるんじゃね?

昌幸が通い詰めている太夫は徳川の手の者だった。あっさり色仕掛けでしゃべってしまう昌幸。だが、出浦氏が容赦なく太夫を刺す。太夫は手にクナイみたいなのを隠し持っていたが、出浦氏が持たせたのかもな、と思った。

百助を出産した稲さん、今まで受け取った忠勝からの手紙を全部信幸に見せる。自分はスパイとして真田家に来たということも告白。信幸が徳川につきそうだと思ったからなのか、嫡男を産んで真田家の嫁として腹をくくったのか。

大谷刑部がなかなか頭巾にならない。今首に巻いてる中尾彬のねじねじみたいなのを頬かむりにすれば、それっぽくなりそうだが。

醍醐の花見で信繁ときりが再会。忙しそうな信繁を捕まえて、「あたし、キリシタンになろうと思うんだけど」と場違いなことを言うが、「やめたほうがいい」と間髪入れずに却下された。依然として信繁とくっつく気配がない。きりはどこへ向かっているのか。

秀吉は秀頼のリクエストで花咲じいさんをやって木から落下。老人の落下は怖い。うちの祖父も、木から落ちたのがきっかけで死んでしまった。

弱気になったのか、秀吉が形見分けをするとか言いだす。片桐且元は金15枚。三成が金50枚。ずいぶん差を付けられたが、信繁なんかは存在を忘れられていた。

今まで仕えてきたのは何だったのか。落ち込む信繁を、秀吉が屏風の後ろに招き入れる。最初の出会いのシーン再現か。
「真田安房守の息子だな」
「わしは利発な若者が大好きでな」

粋な脚本だったが、もう自分で立つことはできないと言われていたのに、普通に立って歩いてたね……。

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