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森羅万象 ~ 歩く印象派

「そば」と表示できるのは、そば粉の配合割合が30%以上!ってことは・・・・

2009年12月29日 00時23分54秒 | 歩く印象派
<即席めん>「そば」と不当表示 岐阜の食品会社

12月25日14時18分配信 毎日新聞

 岐阜県は25日、原材料表示を偽造した即席めん約220万食を製造・販売したとして、同県関市のトーエー食品(服部公雄社長)に対し、JAS法(表示基準)と景品表示法(不当な表示の禁止)違反で表示を改善するように行政処分した。同社は11日から商品の回収を始めている。

 表示違反があった商品は、同社が6月以降に製造した即席めん「ノンカップ麺ねぎ入りそば」など、そば7種とJA(農協)から受託して製造したそばとうどん計2種で、全国の生協などに販売されていた。

 県によると、JAS法の品質表示基準では「そば」と表示できるのは、そば粉の配合割合が30%以上と定められている。同社はそば粉が16~29%しか含まれていない即席めん8種類に「そば」と表示していた。また、うどん1種類には「岐阜県産小麦50%、北海道産小麦50%使用」と表示していたが、岐阜県産小麦が含まれていない例もあったという。

 県の調査に対し同社は「そばの配分を定めた品質表示基準を把握していなかった」と説明したという。このため、県は「品質表示基準が定められた00年から、不正な表示が継続し、問題があった商品は約220万食にとどまらない可能性がある」とみている。

 ホームページによると、同社は年商15億円で、全国の生協や大手食品商社などに、即席めんなどを販売している。服部社長は毎日新聞の取材に「金もうけでしたつもりはなかったが、消費者には申し訳ない」と話した。【宮田正和、山田尚弘】

>上記を読んで感じたのは、つまり、そば粉が30%満たしていれば「そば」として表示できてしまうということで、これは驚きです。