12月8日14時30分配信 時事通信
「八つ」を「はちつ」、平仮名だけで作文-。小学生の国語力が低下していると感じる教師が約9割に上ることが8日、「岩波書店」(東京都千代田区)が教師100人を対象に行った調査で分かった。同社は「現場の先生が危機感を持っている表れではないか」としている。
調査結果によると、国語力について「非常に低下」とした教師は15人で、「やや低下」の73人と合わせるとほぼ9割に達した。「全く低下していない」との回答は皆無だった。
具体例を挙げてもらったところ、4年生が「八つ」を「はちつ」と誤読したほか、数え方を知らずに、何でも「個」とする児童がいたという。
「八つ」を「はちつ」、平仮名だけで作文-。小学生の国語力が低下していると感じる教師が約9割に上ることが8日、「岩波書店」(東京都千代田区)が教師100人を対象に行った調査で分かった。同社は「現場の先生が危機感を持っている表れではないか」としている。
調査結果によると、国語力について「非常に低下」とした教師は15人で、「やや低下」の73人と合わせるとほぼ9割に達した。「全く低下していない」との回答は皆無だった。
具体例を挙げてもらったところ、4年生が「八つ」を「はちつ」と誤読したほか、数え方を知らずに、何でも「個」とする児童がいたという。
「よっか」は「よんにち」
「ついたち」は「いっぴ」
「はつか」は「にじゅうにち」
特に危ないのが「よっか」と「ようか」の聞き間違いで、
電話等では確認します。
難しいですよね、バイリンガルのレベルを共にあげるのって。わたしの友人で、高校からアメリカに親の転勤でわたり向こうの大学を出たのがいますが、英語はむずかしい書物も十分読めるけれど、翻訳となると、中学生の日本語になってしまって、仕事にならないそうですよ。逆に、弟の同級生(帰国子女)は、親が自分の世代の日本語を一生懸命教え続けたので、若いのに1世代古い日本語です。丁寧で綺麗でいいけどね。
日本外で日本語のレベルを向上させたり保つのは至難の業ですね。
ぼくは仕事として日本語を書くわけですが、もともと話すのはそんなに好きではない+得意ではないです。日常的にいま英語+フランス語+チェコ語+ドイツ語の「単語」を話しているのですが、まあ、これがへんてこりな文章に突然なったりするわけですよ。ハハ。
私のおじさんがはじめてドイツに行ったとき(たぶん40年前)、おまえのドイツ語はゲーテみたいだと笑われたそうです。
でもこれって、結局は自分自身は何も獲得できてないってことでもあるんですよね。
↓
当然ながら、日本語を使う機会が少ないんでしょうね。
それと表題の「八つ」を「はちつ」の件ですが、日本語をきちんと使って情報収集し日本語で考え、日本語で表す、という一連の流れの中で必要なスキルとして漢字を覚えるというものでないと身につかないんでしょうね。今は(我々大人がそうなんですが)かなりのものをはしょりすぎてしまったため、どうにもならないとこに来ているんだと思います。
>賽目さん
娘さんは怪しい環境下にあっても別の「何か」を獲得しているのでしょうね。きっと。